太陽党、旗揚げ(平成8年12月26日) 自衛隊イラク派遣、空自先遣隊が出発(平成15年12月26日) 第2次安倍内閣発足(平成24年12月26日) 民進党・蓮舫元代表、離党届を提出、立憲民主党へ(平成29年12月26日) 政府、IWC脱退を発表(平成30年12月26日)
平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
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1989 平成元年12月26日(火)
平成353日目
【大蔵省】大和証券を処分
大和証券の巨額な“粉飾決算”を調べていた大蔵省は26日、損失補償契約の有無は解明できなかったものの、株式売買で損失を出した顧客に対し、損失を補てんしていたと断定、同社に対し(1)虚偽の有価証券報告書を訂正、再提出(2)事業法人部門の2日間の営業自粛(3)当分の間、公募増資など資本市場での資金調達の禁止、とする行政処分をした。《共同通信》
【ルーマニア】チャウシェスク処刑ビデオを公表
ルーマニアの救国戦線評議会は26日午後、自由ルーマニア・テレビ(旧ルーマニア国営テレビ)を通じ、チャウシェスク前大統領が処刑されたことを示す証拠のビデオテープを初めて公表した。
同テープは前大統領が兵員輸送車により連行されるところから始まり、前日公表された拘留中の夫妻の様子に変わり、最後に処刑直後の場面を約20秒映し出した。前大統領とエレナ夫人の遺体が兵舎とみられる建物の壁の前に並んで倒れている遠景が映り、次いで前大統領の遺体だけがクローズアップにされた。前大統領は見るからに高価そうなコートをはおった連行当時の姿であお向けに倒れていた。壁には弾痕がいくつも残っており、銃殺刑だったことをうかがわせていた。《読売新聞》
1990 平成2年12月26日(水)
平成718日目
【稲村利幸元環境庁長官】自民党に離党届提出
巨額脱税容疑で取り調べを受けている自民党の稲村利幸元環境庁長官は26日午前、秘書を通じ自民党に離党届を提出、受理された。これに先立ち稲村氏は所属する渡辺派に対しても脱会の意向を伝え、同日朝の渡辺派総会で了承された。《共同通信》
【海部俊樹首相】自民党・小沢幹事長と会談
海部首相は26日午前11時すぎから、首相官邸で自民党の小沢幹事長と約40分間会談、焦点の内閣改造・党役員人事をめぐる党内の情勢について報告を受けた。
小沢氏は、党内ではなお「年末改造」を求める空気が強いことなどを説明した。これに対し首相は「よく分かった。いずれ十分に考えて連絡する」と答えたにとどまり、早期改造の意思や、時期のめどについては言及しなかった。
会談後の記者会見で小沢氏は、平成3年度予算編成が終了する28、9日ごろ、改めて首相との会談が行われる方向であると明らかにした。《共同通信》
1991 平成3年12月26日(木)
平成1083日目
【ソビエト連邦】最高会議が消滅宣言
ソ連最高会議は26日午前、上院にあたる共和国会議が非公式だが最後の審議を行い、独立国家共同体に参加した11共和国の意思に基づきソ連の消滅を確認する宣言を採択した。ソ連が公式に消滅するのは各共和国による共同体創設協定の批准が出そろった時点になる。《共同通信》
【宮澤喜一首相】ロシア共和国を承認へ
宮澤首相は26日朝、ロシア共和国を27日の閣議で「政府承認」することを明らかにした。旧ソ連邦の他の共和国については「国家承認」の手続きが必要であり承認が遅れる見通した。
首相官邸で記者団の質問に答えたもので、首相は「ロシアは(ソ連邦)をそのまま引き継いでいるから、国家承認ではなく政府承認でいいと思う。他の共和国は国家承認になるだろう。(閣議決定は)ロシアは27日になるかもしれない」と述べた。《共同通信》
1992 平成4年12月26日(土)
平成1449日目
【政府】93年度予算の政府案を決定
政府は26日午後の臨時閣議で、1993年度一般会計予算と財政投融資計画の政府案を正式に決定した。1月下旬に開く通常国会に提出する。一般会計の規模は景気後退による税収の低迷で、72兆3548億円、本年度当初予算比0.2%の微増にとどまり、87年度(0.02%増)以来6年ぶりの緊縮型となった。
これに対し、財政投融資計画は12.2%増の45兆7106億円と2年連続の2けた増。特に政策的資金を配分する一般財政の伸びは13.4%と高い水準で、一般会計で4.8%増の高い伸びを確保した公共事業とともに、景気浮揚と生活大国づくりに重点配分した。《共同通信》
【宮澤喜一首相】93年度予算「景気の起爆剤に」
宮澤首相は来年度予算の政府案を決定した26日午後の臨時閣議で「厳しい状況の中で立派な予算ができた」と述べ、各閣僚の協力をねぎらった。引き続き開かれた新政務次官会議でも「厳しい財政事情だが、景気回復に最大限配慮した。(景気回復の)起爆剤の役割を中央、地方とも果たさねばならない」と述べ、予算への期待が大きいことを強調した。
首相はまた「(今回の予算では)公共投資を国民生活改善の方向に向けて実施しようとしている。生活大国実現に向け、不況回復の過程でもゆるがせにできない」として、生活大国づくりにも十分配慮した予算であることを強調した。《共同通信》
1993 平成5年12月26日(日)
平成1814日目
【第38回有馬記念】トウカイテイオーが復活V
競馬のグランプリ、第38回有馬記念は26日、快晴の中山競馬場2500メートル芝コースに14頭が出走して争われ、トウカイテイオー(田原成貴騎乗)が鮮やかな末脚を発揮し、2分30秒9で初優勝、賞金1億3000万円を獲得した。トウカイテイオーは昨年のジャパンカップ以来の勝利でG1四勝目。《共同通信》
【羽田孜外相】政治改革法案「再修正で妥協も」
羽田孜副総理兼外相は26日午後、金沢市内で記者会見し、参院で審議が始まった政治改革法案の再修正問題について「定数はわが方が(衆院段階で)一応譲っているが、理屈が立つならいくらでも話し合えると思う。またブロック制も全く否定するものではない」と述べ、小選挙区と比例代表の定数配分、全国となっている比例代表の選挙単位をブロック制とすることなどで自民党とさらに妥協を図る用意があることを表明した。《北國新聞》
1994 平成6年12月26日(月)
平成2179日目
【日本プロスポーツ大賞】鈴木一朗外野手(プロ野球)
日本プロスポーツ協会(桜内義雄会長)は26日、今年の日本プロスポーツ大賞にプロ野球オリックスの「イチロー」こと鈴木一朗を選び、発表した。
同賞は東京運動記者クラブ加盟の新聞、通信、放送各社の運動部長とスポーツ責任者が選出する。殊勲賞には大相撲の貴乃花光司(二子山部屋)、ボクシングの薬師寺保栄(松田)、競馬騎手の南井克巳の3人が選ばれた。《共同通信》
【村山富市首相】社会党・久保書記長と会談
村山首相は26日午後、首相官邸で社会党の久保書記長と会談し、政策集団「新民主連合」の山花貞夫会長らが来年1月に離党して独自に新党を旗揚げする構えを強めていることについて「党内とりまとめ、事態収拾に格段の努力をしてほしい」と分裂回避に全力を挙げるよう要請した。
久保氏は「書記長の任務としてやるべきことはやりたいが、大変難しい問題でもある」と述べ、離党の動きを抑えるのは困難との認識を表明。ただ、会談後の記者会見で久保氏は「中執委も必要があれば、緊急に招集することもあり得る」と述べ、1月12日に予定している中央執行委員会の前に、臨時の三役会議や中執委を開いて事態打開に向けた協議をすることに含みを残した。《共同通信》
1995 平成7年12月26日(火)
平成2544日目
【全日本バレーボール協会】松平康隆会長が退任
一部週刊誌で金銭疑惑を取りざたされている日本バレーボール協会の松平康隆会長(65)は26日、大阪市内のホテルで開かれた理事会で辞任を申し出、了承された。理由は健康上の問題とし、疑惑については全面的に否定したが、疑惑報道をきっかけに噴出した協会内部の不満に押し出された格好で、7年間にわたった「松平ワンマン体制」は終わった。《共同通信》
【オウム・林郁夫被告】初公判
地下鉄サリン事件など6つの事件で起訴された元医師のオウム真理教元幹部林郁夫被告(48)の初公判が26日、東京地裁(三上英昭裁判長)で開かれ、元幹部の逃走を助けたとされる事件(犯人隠匿・隠避罪)と、元信者の長女らを監禁したとされる事件(監禁罪)が審理された。
林被告は意見陳述で「私が一連の事件に加担したことは弁解の余地が無い」と述べ、地下鉄事件を含む6件の起訴事実を認めた。
審理対象の3事件の罪状認否では「その通り間違いありません。(長女や女性に)つらい苦しみを負わせ申し訳ない」と全面的に認め「迷惑をかけた多くの方々に何とおわびしてよいか申し訳ない。裁判でありのままを述べることが人間の責任と考えています」と謝罪した。《共同通信》
1996 平成8年12月26日(木)
平成2910日目
【マラソン・有森裕子選手】プロ宣言
陸上女子マラソンで五輪2大会連続のメダルを獲得した有森裕子選手(リクルート)は26日、来年1月1日付で同社の契約社員になり、カール・ルイス(米国)ら欧米のスター選手では一般的となっている自由な立場での講演やCM出演などをしていきたいとの方針を表明した。
アトランタ五輪で銅メダルに輝き、国民的なヒロインとなった有森選手の実質的なプロ宣言。日本オリンピック委員会(JOC)が加盟各競技団体の所属選手の肖像権を一括管理して、強化費ねん出を図ってきた「がんばれ!ニッポン!」キャンペーンにも大きな影響を与えそうだ。《共同通信》
【太陽党】旗揚げ
羽田孜元首相と支持グループの奥田敬和元運輸相ら衆参国会議員13人は26日午後、改革勢力の結集を目指した新党「太陽党」を結成。党首に羽田氏、幹事長に畑英次郎氏が就任する。これに先立ち同日午前、国会内で羽田氏ら4人が代表して全員の離党届をまとめ、新進党の西岡武夫幹事長に提出、受理された。
羽田氏は西岡氏に対し「互いに、たゆまざる改革推進などの目標は同じだ。連携をとっていきたい」と述べ、定期的な太陽、新進両党幹事長会談の開催などを呼び掛けた。
これにより新進党は結党から2年で分裂した。《北國新聞》
【在ペルー日本大使公邸占拠事件】グアテマラ大使を解放
ペルーの日本大使公邸人質事件で、公邸の占拠を続けるトゥパク・アマル(MRTA)は26日、グアテマラのホセマリア・アルゲタ大使を解放した。残る人質は103人で、このうち大使は5人になった。《共同通信》
1997 平成9年12月26日(金)
平成3275日目
【フロム・ファイブ】旗揚げ
細川護熙元首相ら新進党離党組を中心とした無所属の衆参国会議員5人は26日、新党「フロムファイブ」を旗揚げした。代表には細川氏が就任。新進党解党で政界の流動化が強まる中、政界再編に向け「政権担当能力を備えた新政治勢力の結集」を目指す方針だ。
メンバーは細川氏のほか、樽床伸二、上田清司両衆院議員、円より子、江本孟紀両参院議員で、同日、自治省に届け出た。来年1月15日の通常国会召集日までに衆院で太陽、民主改革連合と統一会派を結成するほか、野党結集も目指し民主党も加えた「政党連合推進懇談会」にも積極的に参加する。《共同通信》
【プロ野球脱税事件】初公判
プロ野球脱税事件で、所得税法違反(脱税)の罪に問われた福岡ダイエーホークスの内野手小久保裕紀(26)ら2被告と横浜ベイスターズの外野手波留敏夫(27)ら3被告の初公判が26日、名古屋地裁(佐藤学裁判長)であり、5被告とも起訴事実を認めた。検察側は「犯行は自己中心的で社会に及ぼした影響は大きい」として5被告に懲役1年ー10月、罰金950ー400万円を求刑、即日結審した。判決はダイエー2被告が来年1月12日、横浜3被告が同14日に言い渡される。《共同通信》
1998 平成10年12月26日(土)
平成3640日目
【武豊騎手】今季169勝目、3年連続で年間最多勝記録を更新
26日の阪神競馬で武豊騎手(29)が、今年169勝を挙げ、JRA年間最多勝記録を更新した。
この日、武騎手は第8レースで1着となって168勝とし、昨年、自らが作った年間最多勝記録に並んだ。メーンの第11レース、ラジオたんぱ杯3歳ステークスでアドマイヤベガに騎乗して勝ち、新記録を達成。3年連続で年間最多勝記録を更新した。《共同通信》
【自民党・亀井静香元建設相】「挙党態勢が連立の前提」
自民党の亀井静香元建設相は26日午前のテレビ朝日の番組で、小渕恵三首相が自自連立に伴う執行部人事は行わない考えを表明したことについて「党内がまとめっていなくてどうして(自由党との)選挙協力ができるか。挙党態勢をとることが連立を成功させる前提だ」と述べ、人事刷新を重ねて求めた。《共同通信》
1999 平成11年12月26日(日)
平成4005日目
【競馬・第44回有馬記念】グラスワンダーが連覇
競馬・第44回有馬記念(26日・中山競馬場)–1番人気のグラスワンダーが、2番人気スペシャルウィークとの大接戦を制し、史上3頭目の連覇を果たした。写真判定による2頭の着差はわずか4センチだった。
最後の直線の坂を上がって、ツルマルツヨシとグラスワンダーが抜け出し、さらに外からスペシャルウィーク、内からテイエムオペラオーが襲いかかる大激戦。最後は「5歳2強」による一騎打ちとなり、グラスワンダーがしのぎ切った。《読売新聞》
【自民、自由、公明】幹事長が会談
自民、自由、公明の与党3党の幹事長は26日夜、都内の料理屋で会談し、来年1月からの通常国会をできるだけ早期に召集するとの方針で一致した。通常国会冒頭で衆院比例定数削減法案を成立させるのに必要な審議日数を確保するのが目的だ。ただ、具体的な召集日時については今後、政府、与党間の調整にゆだねる。
また、3幹事長は(1)衆院比例定数削減法案の審議促進のため、衆院政治倫理確立・公職選挙法改正特別委員会の閉会中審査を年明けに行う(2)来年度予算案審議前に同法案の処理を終える–との方針を確認した。《読売新聞》
2000 平成12年12月26日(火)
平成4371日目
【大分一家6人殺傷事件】家裁、少年を医療少年院送致処分
大分県大野郡野津町で今年8月に起きた一家6人殺傷事件で、大分家裁は26日午後1時半から第2回審判を開き、殺人などの疑いで送致された同郡内の少年(15)に対し、医療少年院送致とする保護処分を言い渡した。
久我保恵裁判官は少年について、「事件の重大性を十分認識しておらず、未熟な自我の発達を促しつつ、命の尊さを教えることが不可欠」とし、精神鑑定が指摘した「重症の行為障害」を考慮すると、長期間にわたり専門的、個別的な治療と教育が必要と判断した。《朝日新聞》
【豊川主婦殺人事件】家裁、少年を医療少年院送致処分
愛知県豊川市の夫婦殺傷事件で家裁送致されている元高校3年の少年(17)に対する最終の審判が26日、名古屋家裁で開かれ、岩田嘉彦裁判官は「刑事処分も十分考えられる」としながらも「高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群)により善悪を判断する心神耗弱の状況にあり、専門家による医療と矯正教育が必要だ」として医療少年院送致とする保護処分の決定を言い渡した。収容期間を少なくとも5年間とする処遇勧告も付けた。《共同通信》
【自民党・加藤紘一元幹事長】森政権批判の立場を堅持
自民党加藤派会長の加藤紘一元幹事長は26日午後、山形市で記者会見して「75%の森内閣不支持率が永田町に届かず、国民との距離が広がることは見逃せない。永田町を国民に近づけ、日本の政治を変えたいという思いは今も変わらない」と述べ、森政権に批判的な立場を堅持する考えを示した。
同時に「長いドラマの4幕、5幕がある。座標の軸が揺るがない限り、(この考えが)弱まることはない」と、政治の変革を目指す考えを強調した。ただ加藤氏は政局への対応について、当面は充電に専念する意向を示した。《共同通信》
2001 平成13年12月26日(水)
平成4736日目
【近鉄・中村紀洋内野手】契約更改
総額30億円以上の6年契約を提示されていたプロ野球近鉄の中村紀洋内野手(28)は26日、大阪市内のホテルで契約更改交渉を行い、2億円アップの年俸5億円プラス出来高払い1億円の1年契約を結んだ。
現役選手としてはパ・リーグ最高年俸で、12球団でも巨人の松井秀喜外野手(27)の6億1000万円に次いで2番目。中村は「球団の熱意は感じたが、人生を左右することを短時間では決められなかった」と、異例の大型契約の提示を拒否した理由を説明した。(金額は推定)《共同通信》
【小泉純一郎首相】選挙制度改革早期決着を指示
小泉純一郎首相は26日午後、自民党の山崎拓幹事長と首相官邸で会談し、与党3党が来年10月末までに具体案をまとめることで合意した衆院選挙制度改革について、早期に与党としての方向性を打ち出すよう指示した。
現行の小選挙区比例代表制の維持を念頭に置いた発言と受け止められている。
衆院選挙区画定審議会が19日に区割り見直し案を勧告したことで、自民党内の早急に次期総選挙の制度を確定するよう求める声が高まり、首相としても早期決着が必要と判断した。《共同通信》
2002 平成14年12月26日(木)
平成5101日目
【ゴルフ・宮里優作選手】プロ転向を表明
男子アマチュアゴルフの実力者、宮里優作(22)は26日、母校の東北福祉大で会見し、プロ転向を表明した。推薦で出場する米ツアー、ソニーオープン(来年1月16ー19日・米ハワイ州)がプロ初戦となる。
沖縄県出身の宮里は大阪桐蔭高から東北福祉大に進み、日本学生選手権を3連覇したほか、日本オープン選手権で2年連続ベストアマ。22日に終了したアジア・ジャパン沖縄オープンでは2位となった。《共同通信》
【小泉純一郎首相】与党党首と会談
小泉純一郎首相(自民党総裁)、公明党の神崎武法代表、保守新党の熊谷弘代表は26日午後、国会内で党首会談を行い、連立政権合意の文書に署名、新たな連立体制が発足した。
合意文書では、自民、公明、旧保守党によるこれまでの合意のすべてを尊重する方針を確認。重要政策課題について「景気回復とデフレ不況の克服に真剣に取り組む」ことを掲げ、その一環として「金融政策の強化充実に務める」と明記した。《共同通信》
2003 平成15年12月26日(金)
平成5466日目
【イラン・バム地震】
イラン南東部ケルマン州の古都バムで26日午前5時半ごろ、強い地震があり、国営イラン放送によると、約4000人が死亡、負傷者は3万人近くに上った。多数の住民ががれきの下に埋まっており、死傷者はさらに増える見通し。イラン政府によると、地震の規模はマグニチュード(M)6.3だった。
ロシアのインタファクス通信によると、ロシアのショイグ非常事態相は死者は1万7000人から4万人に上るとの未確認情報があると述べた。
バムは2000年前に起源を持つ城塞都市で「死の町」と呼ばれる有名な廃墟がある観光名所だが、城塞は壊滅状態となった。《共同通信》
【自衛隊イラク派遣】空自先遣隊が出発
イラクへの物資空輸にあたる航空自衛隊の輸送機部隊の先遣隊のうち約20人が26日、成田空港から民間機に乗り、活動拠点となるクウェートや米空軍の司令部があるカタールに向けて出発した。政府は1月中に陸上自衛隊の先遣隊、さらに2月以後、陸自本隊を順次派遣する方向で検討しており、今回の空自先遣隊は、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の第一歩となる。
空自先遣隊の主な任務は、1月下旬に派遣予定のC130輸送機の受け入れ準備。先遣隊として、年末までに48人が派遣される。防衛庁は安全確保を理由に派遣日程を非公表としている。《朝日新聞》
【白井義男さん】死去
日本人で初めてプロボクシングの世界チャンピオンになった白井義男氏(ボクシング評論家)が26日に肺炎のため川崎市の病院で死去していたことが28日分かった。80歳。東京都出身。
1952年5月19日、東京・後楽園球場に4万人の観衆を集めて行われた世界フライ級タイトルマッチで、ダド・マリノ(米国)に判定勝ち。世界王座を奪取し、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた水泳の古橋広之進とともに、終戦後の日本国民に夢と感動を与えた。《共同通信》
2004 平成16年12月26日(日)
平成5832日目
【スマトラ沖地震】
インドネシアのスマトラ島沖で26日、マグニチュード(M)8.9の大地震が発生し、最大で高さ10メートル級の津波がスリランカなどインド洋沿岸の少なくとも7カ国を襲った。
津波はタイ南部のプーケットなど日本人に人気の国際リゾートも直撃。AP通信によると、スリランカで約4500人、インドで約2000人が死亡、インドネシアやタイでも被害が拡大し、死者総数は8700人を超えた。《共同通信》
【競馬・第49回有馬記念】ゼンノロブロイV
競馬・第49回有馬記念(26日・中山競馬場)–2番手につけた1番人気のゼンノロブロイが、逃げたタップダンスシチーを直線で捕らえ、シンボリクリスエスが昨年に作ったレースレコードを1秒縮める2分29秒5のタイムで優勝した。2番人気のコスモバルクは11着に終わった。
ゼンノロブロイは天皇賞(秋)、ジャパンカップに続き、秋の中距離GⅠ3レースを全勝、2000年のテイエムオペラオーに次いで2頭目となる2億円のボーナスを獲得した。オリビエ・ペリエ騎手(仏)、藤沢和雄調教師ともに、史上初の同レース3連覇を飾った。《読売新聞》
2005 平成17年12月26日(月)
平成6197日目
【トヨタ・bB】フルモデルチェンジ
【清原和博内野手】オリックス入団会見
オリックス入りを表明した清原和博内野手(38)が26日、大阪市内のホテルで入団会見を行い、「自分を歓迎してくれた地元の球団。最後の野球人生でもう一度、優勝を味わいたい」と力強く語った。1年契約で年俸は推定で2億5000万円プラス出来高。背番号は巨人時代と同じ「5」。
グレーのスーツ姿で会見に臨んだ清原は時折、笑顔を見せるなど、リラックスした表情。オリックスのユニホームに初めて袖を通し、中村勝広監督と固く握手を交わすと「どう表現したら……。わくわくする。そんな感じ」とほおを紅潮させた。
8月末に手術した左ひざも、ティー打撃ができるまでに回復。中村監督は「野球少年そのものという印象を受けた。ファンの関心がチームを強くする。若手にとってもいい環境になる」と期待を込めた。《読売新聞》
2006 平成18年12月26日(火)
平成6562日目
【イラク・フセイン元大統領】死刑確定
イラク高等法廷は26日、同国中部ドゥジャイルのイスラム教シーア派住民を大量殺害したとして「人道に対する罪」で先月、死刑判決を受けた元大統領サダム・フセイン(69)の上訴審で、1審判決を支持する判断を出した。裁判は2審制で、これにより同事件でのフセイン死刑判決が確定した。《読売新聞》
【安倍晋三首相】落選組の復党は未定
安倍晋三首相は26日夜、昨年9月の衆院選で落選した郵政造反組の自民党復党問題について「(党側から)まだ復党を見送るという報告は受けていない」と述べ、対応を決めていないことを強調した。その上で「個別の状況を勘案しながら総合的に判断したい」とあらためて指摘した。《共同通信》
2007 平成19年12月26日(水)
平成6927日目
【民主党・国民新党】鹿児島3区で選挙協力
民主党の小沢代表と国民新党の綿貫民輔代表は26日、鹿児島市内でそろって記者会見し、次期衆院選に向けた選挙協力の手始めとして、郵政民営化に反対して自民党を離党した松下忠洋・前衆院議員(68)を鹿児島3区で擁立すると発表した。国民新党が公認し、民主党が推薦する。
小沢氏は「過半数を取って政権を担うためには自公政権はダメだという人たちが力を合わせるのは当然だ」と述べた。綿貫氏も「与党のおごりを直さないといけない」と強調した。《読売新聞》
【福田康夫首相】「来年は変わるんじゃないか」
「来年は大いに期待してますよ。変わるんじゃないかな。そう期待して一生懸命やります」–。福田首相は26日夜、首相官邸で今後の国会運営について記者団にこう語り、期待感と新たな決意を表明した。
首相は参院で与野党が逆転した「ねじれ国会」について、「物事の進み方が遅いなと。法律がなかなか通らないなということはよく分かった」とポツリ。「就任3か月の自己採点は」の質問には、「自己採点するといつも間違うから言わない」とかわした。《読売新聞》
2008 平成20年12月26日(金)
平成7293日目
【名古屋鉄道】「7000系電車」定期運転終了
日本初の前面展望車両として知られる名古屋鉄道の7000系パノラマカーが、車両老朽化で26日の運行を最後に定期運行から外れることになり、名古屋市の神宮前駅で多くの鉄道ファンや市民が最終電車を見送った。
パノラマカーは最前部の2階に運転席、1階に座席を置いた画期的なデザインで1961年にデビュー。正面の窓から進行方向の風景を楽しめるため、47年間にわたり多くの鉄道ファンに愛された。
4両編成の最終電車は満員。約400人が待ち構える神宮前に到着すると、一斉にカメラのフラッシュがたかれ、ホームは「ありがとう」と叫ぶ声や拍手に包まれた。《共同通信》
【麻生太郎首相】景気対策最優先を強調
自民党は26日、麻生太郎首相(党総裁)が出席し、全国幹事長・政調会長会議を都内のホテルで開いた。首相はあいさつで「世界中の経済不況の津波の外にいるわけではない。どう対応するかが問われている。不況から最初に脱出して、先頭に立つための予算、政策を果敢に実行したい」と述べ、最優先で景気対策に取り組む姿勢を強調した。
細田博之幹事長は「一致結束して難局を乗り越え、選挙で堂々たる勝利を収めるのがわれわれの目的だ」と指摘。古賀誠選対委員長は「自民党は結党以来の逆風だ。わが党の統治責任に対する国民の不安と不信を招いている。党本部と都道府県連は結束すべきだ」と呼び掛けた。《共同通信》
2009 平成21年12月26日(土)
平成7658日目
【釣りバカ日誌20ファイナル】シリーズ最終作公開
【中国】武漢と広州間を3時間で結ぶ高速鉄道開業
中国湖北省武漢と広東省広州を結ぶ都市間高速鉄道が26日、開通した。最高時速は約350キロ。在来線で10時間以上かかっていた区間が3時間で結ばれ、中国の内陸部と沿岸部をつなぐ大動脈として、人の移動の活発化につながりそうだ。《共同通信》
【鳩山由紀夫首相】普天間移設先「グアムは無理」
鳩山首相は26日、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題について、米領グアムを新たな移設先とするのは困難だとの考えを表明した。現行計画に基づく同県名護市辺野古に変わる移設先として、これまでに浮上している国外の候補地はグアムしかなく、首相の発言は事実上、移設先を「国内」に絞る方針を示したものだ。社民党は「国外移設」を目指し、グアムへの全面移設案を示しており、首相の発言に反発している。《読売新聞》
2010 平成22年12月26日(日)
平成8023日目
【みんなの党・渡辺喜美代表】菅首相へ問責提出を検討
みんなの党の渡辺代表は26日、東京都内で記者団に、「菅内閣が続くなら問責決議に値する。(来年の)通常国会の早い段階で(問責決議案を)出すことは大いにあり得る」と述べ、菅首相に対する問責決議案の参院提出を検討していることを明らかにした。
首相がたちあがれ日本に連立参加を視野に入れた協力を打診したことについては、「たちあがれ日本は『打倒民主党』のために立ち上がったのではないか。それが菅政権の延命に協力するのは、大義なき数合わせの政党だったと証明するようなものだ」と批判した。《読売新聞》
【菅内閣】不支持が67%に
共同通信社が12月25、26両日に実施した全国電話世論調査によると、菅内閣支持率は23.6%と11月下旬の前回調査と同じで、不支持は発足後最も高い67.0%になった。
小沢一郎民主党元代表に政治資金問題をめぐり国会での説明を求めたのは70.0%で、裁判の場での説明だけでよいとの回答は27.1%。この問題で81.8%が、菅直人首相はリーダーシップを発揮していないと答えた。《共同通信》
2011 平成23年12月26日(月)
平成8388日目
【楽天・田中将大投手】契約更改
楽天の田中将大投手(23)が26日、仙台市内で契約更改交渉を行い、1億2千万円増の年俸3億2千万円プラス出来高払いでサインした。23歳での3億円到達は、ダルビッシュ有投手(日本ハム)に並び史上最年少。入団6年目の年俸としてはダルビッシュの3億3千万円には届かなかったが、最速タイの3億円到達となった。(金額は推定)《共同通信》
【野田佳彦首相】中国・胡錦濤国家主席と会談
野田佳彦首相は26日、北京の人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席と約40分間会談した。金融や環境、エネルギーなどで戦略的互恵関係を深化する方針を確認。金正日総書記死去後の北朝鮮情勢について朝鮮半島の平和と安定を目指し、協力することで一致した。《日経新聞》
2012 平成24年12月26日(水)
平成8754日目
【中国】北京〜広州の高速鉄道が全線開通
中国大陸を縦断し、首都北京と南部の中核都市、広東省広州を最短7時間59分で結ぶ高速鉄道(中国版新幹線)が26日、全線開通した。営業距離は2298キロと東海道・山陽新幹線(東京―博多間)の約2倍で、中国鉄道省は「世界最長の高速鉄道」と誇示している。
昨年7月に40人が死亡、172人が負傷した浙江省の高速鉄道事故から1年半足らず。高速鉄道網拡大を優先し、安全を軽視したと批判された中国政府は一時、鉄道建設を停滞させたが、「事故から教訓を得た」(鉄道省幹部)と安全性をアピールし、再び鉄道建設拡大へかじを切っている。《共同通信》
【第2次安倍内閣】発足
自民、公明の連立による第2次安倍晋三内閣が26日夜、発足した。自公両党の政権復帰は2009年9月に退陣した麻生内閣以来、約3年3ヶ月ぶり。安倍氏の首相就任は前回の06年9月以来2度目となる。
首相は首相官邸での就任後初の記者会見で「政権に課せられた使命はまずは強い経済を取り戻すことだ」と述べ、金融・財政政策と成長戦略を総動員して景気回復をめざす考えを強調した。《日経新聞》
2013 平成25年12月26日(木)
平成9119日目
【高橋尚成投手】DeNA入団会見
DeNA入りが決まり、来季が5シーズンぶりの日本球界復帰となる高橋尚成投手が26日、横浜市内の球団事務所で入団記者会見を行い「とにかく優勝するという強い気持ちを持てばおのずとチーム力が上がる。引っ張っていけたらいい」と抱負を述べた。
高橋は巨人時代の2007年に最優秀防御率のタイトルを獲得するなど国内通算79勝を挙げ、10~13年は米大リーグのメッツなどでプレーした。今季のDeNAはチーム防御率が4.50とリーグワーストで先発陣の強化が不可欠。古巣巨人との対戦も予想される38歳左腕は「すごく楽しみ」と表情を緩ませた。会見に同席した高田繁ゼネラルマネジャーは「経験がある。チームにとって大きな力になる」と期待した。《共同通信》
【安倍晋三首相】靖国神社を参拝
安倍晋三首相は26日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。現職としては、2006年に当時の小泉純一郎首相が参拝して以来7年ぶり。第2次安倍政権発足からちょうど1年での決行で、首相としては初めてとなった。首相の参拝を求める保守層に配慮したとみられる。参拝後、首相は記者団に「日本のために尊い命を犠牲にされたご英霊に対し、尊崇の念を表し、手を合わせた」と述べた。《共同通信》
2014 平成26年12月26日(金)
平成9484日目
【朝日新聞・渡辺雅隆社長】慰安婦報道検証を受け会見
慰安婦報道を検証する第三者委員会の報告書提出を受け、朝日新聞社の渡辺雅隆社長は26日、都内で記者会見し、「幅広い提言を誠実に実行したい」と述べた。 会見には約60社、約120人が集まった。朝日新聞社からは、渡辺社長のほかに西村陽一取締役編集担当、高田覚取締役広報担当兼社長室長が出席した。
朝日新聞は1997年の特集記事で、戦時中に朝鮮人女性を強制連行したとする故・吉田清治氏の証言を取り上げた記事の誤りを総括しないまま、慰安婦の「強制性」について「女性の『人身の自由』が侵害されたこと」との考え方を示した。
第三者委はこうした姿勢を「議論のすりかえ」と批判した。渡辺社長は会見で「ご指摘を真摯に重く受け止める」と述べ、「慰安婦について国内や国際社会で様々な議論がある。あらゆる立場の人から話を伺いながら報道を続けていきたい」と説明。「旧日本軍の組織的な強制連行はあったとの考えか」との質問に、西村編集担当は「強制性の問題も含めて慰安婦問題の実相に迫る多角的な報道をしていきたい」と強調した。《朝日新聞》
【生活の党と山本太郎となかまたち】生活の党に山本太郎参議が入党
先の衆院選で政党要件を失った生活の党は26日、新たに無所属の山本太郎参院議員を加え5人となった。総務省に同日、政治資金規正法に基づく政治団体の届け出を行い、再び「国会議員5人以上」の政党要件を満たし、来年の政党交付金を受け取ることができるようになった。党の正式名称は「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更した。代表は小沢一郎氏が引き続き務める。生活は衆院選の当選者が小沢氏ら2人にとどまり、「比例代表の得票率2%以上」の条件も満たせずに政党要件を失っていた。《産経新聞》
2015 平成27年12月26日(土)
平成9849日目
【尖閣諸島】中国公船が今年35回目の領海進入
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で26日、中国海警局の「海警」3隻が日本の領海に侵入し、約1時間航行した。中国公船の領海侵入は今月20日以来で、今年35回目。うち1隻は機関砲を搭載しているとみられ、武器を搭載した公船の侵入は初めて。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「2307」「2308」「31239」は26日午前9時半から同40分ごろ、久場島の北で領海に入った。海保の巡視船が退去するよう警告したが、3隻は「貴船の主張は受け入れられない。周辺12カイリはわが国の領海だ」と無線で主張し、午前10時40分~50分ごろまで航行を続けた。《時事通信》
2016 平成28年12月26日(月)
平成10215日目
【SMAP×SMAP】最終回
年内での解散を発表しているアイドルグループ「SMAP」がレギュラー出演を続けたフジテレビ系の「SMAP×SMAP」(スマスマ)が26日、最終回を迎えた。メンバー5人の生出演はなく、事前に収録された「世界に一つだけの花」を歌うステージが放送された。31日の紅白歌合戦の出演も辞退しており、解散前に5人で出演する最後のステージになるとみられる。《朝日新聞》
【安倍晋三首相】ハワイへ出発
安倍晋三首相は26日夜、日米開戦の発端地となった米真珠湾で、オバマ大統領と共に攻撃の犠牲者を慰霊するため、ハワイに向けて政府専用機で羽田空港から出発した。これに先立ち「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。この未来への思い、誓い、そして和解の価値をオバマ氏と共に世界に発信したい」と記者団に述べた。日米首脳による真珠湾での慰霊は初めてで、歴史的な訪問となりそうだ。《共同通信》
2017 平成29年12月26日(火)
平成10580日目
【民進党・蓮舫元代表】離党届を提出、立憲民主党へ
民進党の蓮舫元代表(参院東京選挙区)が26日、離党届を出すとともに、立憲民主党に入党届を提出した。
立民は年内に受理する予定。離党の理由について、蓮舫氏は国会内で記者団に「民進党の執行部は組織論を優先させるが、私は政策を中心に旗を掲げたい。今、政策を明確にしているのは立憲民主党だ」と語った。民進党では、このほかにも複数の参院議員が離党して立民入りを検討している。《読売新聞》
【大相撲初場所】番付発表
大相撲初場所(1月14日初日・両国国技館)の番付が26日発表され、貴乃花部屋で初の三役となった新小結の貴景勝(21)が、「一歩一歩いい成績を残して次につながるようにしたい」と抱負を述べた。
2014年秋場所で初土俵を踏み、貴花田(師匠の貴乃花親方)と同じ所要20場所で小結に昇進した。貴乃花親方は国技館で開かれた記者会見に同席しなかったが、若き新三役は「勝っても負けても(師匠から)言われることは一緒。普段の稽古場の姿勢だったり、相撲以外のことでも相撲につながることをしろと教えられてきた」と話した。《読売新聞》
2018 平成30年12月26日(水)
平成10945日目
【政府】IWC脱退を発表
菅官房長官は26日午前の記者会見で、日本が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退することを正式に発表した。年内に加盟・脱退手続きの窓口となる寄託国の米国に脱退を通告する。日本は来年7月から、日本の領海や排他的経済水域(EEZ)で約30年ぶりに商業捕鯨を再開させる方針だ。反捕鯨国など国際的な反発が予想されることから、日本は今後、各国に説明して理解を求める。
菅氏は「鯨資源の保護のみを重視する国からの歩み寄りが見られず、9月のIWC総会で鯨資源の持続的利用の立場と保護の立場の共存が不可能であることが改めて明らかになり、今回の決断に至った」と述べ、脱退を表明した。《読売新聞》
2019 令和元年12月26日(木)
令和240日目
【天皇、皇后両陛下】被災地訪問
天皇、皇后両陛下は26日、10月の台風19号などで大きな被害を受けた宮城県丸森町と福島県本宮市を日帰りで訪れ、被災者を見舞われた。天皇陛下の即位後、両陛下の被災地訪問は初めて。《共同通信》
【立憲民主党・枝野幸男代表】大学教授へのレイシズム発信「コメントすべきでない」
立憲民主党の枝野幸男代表は26日の記者会見で、同党の石垣のり子参院議員から「レイシズムとファシズムに加担するような人物」とツイッターで発信された嘉悦大の高橋洋一教授から「党代表としての見解」を求められていたことに関し、「私が何かコメントすべき問題だと思っていない」と述べた。
石垣氏は11月28日、れいわ新選組の山本太郎代表らが共催する「消費税減税研究会」の講師に高橋氏が招かれたことに反発し、その理由をツイッターで発信した。
高橋氏は直後にツイッターで石垣氏に「私がレイシズムとファシズムということですが、何を根拠とされているのでしょうか教えていただけますか」と質問。しかし、回答がなかったことから、枝野氏に対し「貴党所属の石垣のりこ参院議員はツイッターで私をファシスト、レイシスト呼ばわりしています。貴党代表としての見解を教えてください」と書き込んでいた。《産経新聞》
2020 令和2年12月26日(土)
令和606日目
【COVID-19】「静かな年末年始」スタート
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、今年も年の瀬を迎え、26日からは帰省が本格化した。移動の自粛呼びかけなどにより、帰省や旅行を控える人が多いとみられ、例年は家族連れで混雑するターミナル駅は閑散とし、「静かな年末年始」のスタートとなった。
26日午前のJR東京駅。新幹線ホームを歩く人は少なく、家族連れの姿もまばらだった。
JR各社によると、新幹線指定席の予約席数は例年と比べて大幅に減っている。大幅な減便をすると混雑するおそれもあるため、運行本数は減らしていないという。《読売新聞》
2021 令和3年12月26日(日)
令和971日目
【日本列島】各地で大雪
強い寒気が流入し、冬型の気圧配置が強まった影響で、日本列島は26日、厳しい冷え込みとなり、各地で大雪となった。28日にかけても日本海側を中心に大雪が続き、北日本と北陸は雪を伴った強い風が吹く見込み。気象庁は、暴風雪、路面凍結などによる交通障害、高波に警戒を呼び掛けた。
鳥取県智頭町の鳥取自動車道上り線では午後6時半ごろ、大型トレーラーが進めなくなり、後続車数十台が一時立ち往生。国交省鳥取河川国道事務所などによると最大2.1キロの渋滞が発生した。このほか、名神高速道路などの一部区間が通行止めになった。空の便も北海道や日本海側の空港発着便を中心に欠航が出た。《共同通信》