平成1083日目

平成3年12月26日(木)

1991/12/26

【ソビエト連邦】最高会議が消滅宣言

ソ連最高会議は26日午前、上院にあたる共和国会議が非公式だが最後の審議を行い、独立国家共同体に参加した11共和国の意思に基づきソ連の消滅を確認する宣言を採択した。ソ連が公式に消滅するのは各共和国による共同体創設協定の批准が出そろった時点になる。《共同通信》



【宮沢喜一首相】ロシア共和国を承認へ

宮沢首相は26日朝、ロシア共和国を27日の閣議で「政府承認」することを明らかにした。旧ソ連邦の他の共和国については「国家承認」の手続きが必要であり承認が遅れる見通した。

首相官邸で記者団の質問に答えたもので、首相は「ロシアは(ソ連邦)をそのまま引き継いでいるから、国家承認ではなく政府承認でいいと思う。他の共和国は国家承認になるだろう。(閣議決定は)ロシアは27日になるかもしれない」と述べた。《共同通信》

【自民党・三塚博元政調会長】宮沢政権を支援

自民党の三塚博・元政識会長は26日、三塚派総会のあいさつで、「宮沢政権をしっかり支え、本格政権にしていきたいと」述べ、同派として宮沢政権を支援していく考えを強調した。三塚氏が公式に宮沢政権支持を表明したのは、これが初めて。その背景には、先の党三役人事をめぐる“三塚派外し”の動きの際、宮沢首相の決断で政調会長ボストを確保できた経緯や、来年夏の参院選をにらみ、加藤六月・前政調会長グループが離脱した同派の基盤固めを急ぐには、当面、宮沢政権との密接な関係を維持するのが得策との判断があるとみられる。

宮沢政権の国会、党運営に対しては、先の臨時国会での国連平和維持活動(PKO)協力法案処理の不手際による混乱に対し、河本敏夫元国務相が、「自民党のイメージダウン」と懸念を表明するなど、党内からも批判が出ている。三塚氏も、「宮沢政権は本格政権としてスタートしたが、これまでのやり方を見ると心配だ。本格政権ならリーダーシップを内外に示して対応しなければならない」と述べ、発足したばかりの宮沢政権が当初の期待通りではないとの考えを示すとともに態勢を立て直す必要を強調した。

その上で、三塚氏は、政治改革推進や、来年1月7日のプッシュ米大統頭の来日、コメの市場開放問題などの政治課題を念頭に置いて「宮沢内閣は次の飛躍のための役目を果たさなければならない。それを果たすようにさせるのが三塚派だ」と述べた。

三塚派は、党政治改革本部長の人選をめぐっても、首相の要請を受け、派内の反対論を抑えて、長老の長谷川峻座長(元法相)を起用することに同意、宮沢政権の政治改革への取り組みに派を挙げて協力する形をとるなど宮沢政権を積極的に支える動きを強めている。

三塚派にとっては、加藤グループとの確執の中で、同派の結束強化を図る必要があり、「宮沢政権接近以外に選択肢がない」(中堅幹部)との事情もあるようだ。《読売新聞》

【東京】初雪

東京で平年より四日早く初雪―。26日の関東地方は、八丈島の南西海上にある低気圧の影響で、各地とも雨か曇りの空模様となり、東京のほか、横浜、千葉、熊谷で平年より4―14日早い初雪を記録した。

気象庁の観測によると、この雪は、低気圧がもたらした湿った空気と、日本列島上空の寒気が触れたため。東京・大手町の気象庁付近では、夜来の雨が午前4時25分ごろから雪に変わったが、朝方にはみぞれになり、各地とも積雪はなかった。

また、関東各地のこの朝の最低気温は、東京で平年より0.8度低い2.0度、横浜で0.8度低い1.8度、水戸で3.8度高い2.3度などとおおむね平年と大差はなかった。しかし、東京では11月上旬の暖かさだった前日朝の10.3度からぐんと冷え込み、思わずコートの襟を立てる通勤客が目立った。

同庁天気相談所によると、関東地方の天気は同日午後から回復に向かい、27日は青空が広がりそうという。《読売新聞》



12月26日のできごと