平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年2月26日(日)

平成50日目

【竹下登首相】ヨルダン・フセイン国王と会談

竹下首相は26日午後、東京・元赤坂の迎賓館でヨルダンのフセイン国王と30分間会談し、中東和平問題について意見を交換した。この中でフセイン国王は関係国や米ソなど国連安保理の常任理事国による国際会議をパレスチナ解放機構も加えた形で開き、紛争の早期解決を目指す考えを強調、日本政府の支援を要請した。《共同通信》

1990 平成2年2月26日(月)

平成415日目

【若花田関、曙関】十両昇進

日本相撲協会は26日朝、大相撲春場所(3月11日初日・大阪府立体育会館)の新番付を発表した。上位に大きな変動はなく、新十両に藤島親方(元大関貴ノ花)の長男、若花田とハワイ出身の曙(東関部屋)がそろって昇進したのが目を引く。

若花田と曙は昭和63年春場所初土俵の同期生で、12場所費やしての十両昇進は史上5位のスピード昇進だ。若花田は西十両3枚目に進んだ弟の貴花田に2場所遅れの昇進で、史上10組目の「兄弟関取」。親子関取は7組目。藤島部屋は関取5人の一大勢力を誇る。

曙は東関親方(元関脇高見山)が育てた初の関取。戦後の外国人関取は5人目となる。《共同通信》

【上宮高・元木大介選手】ハワイ行きを表明

ドラフト会議でダイエーに1位指名されながら入団を拒否している上宮高の元木大介選手(18)は26日、大阪府豊中市の自宅で卒業後の進路について「ハワイに行きます」と語り、近日中に日本を離れてトレーニングを積むことを明らかにした。

その後については「父親にまかせてあるので分からない」と述べたが、関係者の話を総合すると、4月からは米国本土に野球留学をする予定で、これによりダイエーの同選手獲得は事実上不可能となった。《共同通信》

1991 平成3年2月26日(火)

平成780日目

【イラク・フセイン大統領】クウェート撤退完了を宣言

フセイン・イラク大統領は26日、国営放送を通じて演説し、同日中にクウェート撤退を完了すると宣言するとともに、クウェート併合の取り消し、パレスチナ問題と湾岸問題の関連付け放棄などを示唆した。

これに対し米政府は同日「フセイン宣言は従来と変わらず、戦争を継続する」との声明を発表。湾岸戦争はイラク軍の譲歩表明にかかわらず、続行が確実となった。《共同通信》

【皇太子殿下】立太子の礼終了を伊勢神宮に報告

皇太子さまは26日午前、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝し「立太子の礼」の終了を報告された。神宮参拝は皇太子となってから初めて。

午前9時すぎ、宿泊先の内宮斎館をご出発、約4キロ離れた外宮へ。モーニング姿の皇太子さまは9時半、神宮関係者の先導で約300メートルの参道の玉砂利を踏みしめ正殿へ向かい、正殿手前の瑞垣御門の前で玉ぐしをそなえてご参拝。続いて内宮へ戻って再び参拝し、報告を終えられた。《共同通信》

1992 平成4年2月26日(水)

平成1145日目

【読売新聞】佐川報道でTBSを提訴

「読売新聞社所有の土地を、佐川急便が実勢価格を上回る価格で買った」と報じた東京放送(TBS)のニュースをめぐり、読売新聞社は26日「誤った報道で名誉を毀損された」としてTBSに1億円の損害賠償と訂正・取り消し放送、謝罪広告を求める訴えを東京地裁に起こした。《共同通信》

【政府】コメ関税率「提示しない」

政府は26日夕、首相官邸で宮澤首相、渡辺副総理・外相、田名部農相、加藤官房長官らによるコメ問題についての首脳協議を行い、新多角的貿易交渉(ウルグアイラウンド)で来月1日が提出期限となっている保護削減案を盛り込んだ国別表では、コメの関税率を提示しないことを正式に決めた。《共同通信》

1993 平成5年2月26日(金)

平成1511日目

【WANDS】シングル「時の扉」発売

【NY貿易センタービル】地下駐車場で爆弾テロ

米ニューヨーク市の心臓部にある世界貿易センターのツインタワービルの地下駐車場で26日午後0時18分ごろ、大きな爆発が起きた。市検視官事務所などによると5人が死亡、重軽傷や煙を吸った人は600人以上に上った。

米連邦捜査局(FBI)はテロ対策班が捜査を開始し、地下駐車場に仕掛けられた高性能爆弾が爆発したとほぼ断定した。《共同通信》

【独・コール首相】来日

ドイツのコール首相が26日夕、特別機で羽田空港に到着した。コール首相の来日は1986年の先進国首脳会議(東京サミット)以来。27日に宮澤首相と会談し、7月の東京サミットに向けた対ロシア支援の在り方、国連強化などを話し合う。《共同通信》

1994 平成6年2月26日(土)

平成1876日目

【G7】日本に内需拡大を要請

先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7)が26日フランクフルト近郊のクロンベルクで開かれ、世界経済の成長実現のため各国が政策面で協調していくことを確認した。日本は為替安定に向けた各国の協調を求めたが、各国から明確な意思表示はなく、理解は得られなかったもよう。逆に日本の巨額の経常黒字に米国以外の各国とも不満を表明、日本に対し内需拡大要請が集中した。

ロシアのショーヒン経済相らを加えた「G7プラス1」も開かれ、ロシアに対する支援の促進を確認、ロシア支援に関する声明を採択して閉幕する。《共同通信》

【自民党・河野洋平総裁】細川首相の政権運営を批判

自民党の河野総裁は26日午後、名古屋市内で開かれた党愛知県連大会であいさつし、内閣改造をめぐり細川内閣の混乱に関連して「政策や国家観に違いがある2、3の勢力を政権にとどめて延命を図ろうとする政権に、国際社会での責任を担う能力があるのか」と述べ、首相の政権運営を厳しく批判した。

自民党の対応については「抜きん出た第一党として政界の中央に位置し、政権を担う力を培わなければならない」と指摘、政権奪還への決意を重ねて強調した。《共同通信》

1995 平成7年2月26日(日)

平成2241日目

【サッカー・ダイナスティ杯】日本が連覇

日本、韓国、中国、香港の4チームが出場したサッカーのダイナスティカップ最終日は26日、香港スタジアムで決勝と3位決定戦を行い、日本が2連覇を果たした。日本ー韓国の決勝は2−2のまま突入したVゴール方式の延長戦でも決着せず、PK戦の末、日本がこれを5−3で制した。《共同通信》

【皇太子同妃両殿下】阪神大震災被災地をお見舞い

皇太子ご夫妻は26日、阪神大震災の被災地お見舞いと兵庫県西宮、芦屋両市の慰霊祭参列などのため神戸市を訪れた。1月31日の天皇、皇后両陛下に続く訪問で、皇太子さまが災害被災地を訪問されたのは初めて。《共同通信》

1996 平成8年2月26日(月)

平成2606日目

【薬害エイズ問題】帝京大副学長が辞任

血友病患者ら約2000人がエイズウイルス(HIV)に感染した薬害エイズ問題で、1983年当時厚生省のエイズ研究班班長だった安部英帝京大副学長が26日、冲永荘一理事長に辞職願を提出、辞任した。

辞任の理由について安部氏は「良心に恥ずるところは一切ないが、大学に迷惑をかけた」などとしている。これに対し被害者らは「反省の言葉が聞かれないのはおかしい。真相を語るべきだ」と反発している。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】京都市長選「心臓に悪い」

橋本龍太郎首相は26日朝、京都市長選の結果について「心臓に悪い・前々回、前回より(共産党推薦候補の票が)増えているから、その分(住専処理策への反対が)上積みされたと思う」と住専処理策への批判が強かったことは認めたが処理案そのものについては「それは変えようがない」と述べた。《共同通信》

1997 平成9年2月26日(水)

平成2972日目

【新進党】現執行部で党再建

新進党は26日午後、都内のホテルで両院議員総会を開き、オレンジ共済事件で揺れる党の立て直しをめぐって議論した。友部達夫参院議員を参院比例代表選挙で公認した責任は免れないとして小沢一郎党首ら執行部の退陣要求が出たが、小沢氏はこれを拒否。

党首交代に反対する意見も多く、近江巳記夫両院議員総会議長の「小沢執行部の下で、党再建の新たな出発とすること総意とする」との集約を拍手で確認。夜まで約6時間の激論に終止符を打った。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】「増税なき財政再建を実現」

政府は26日午後、財政再建に関する閣僚懇談会を開き「増税なき財政再建」の実現に向け、内閣が一致して実現する方針を確認した。

橋本龍太郎首相は「財政再建は1998年度予算案の概算要求に間に合わせるため、内閣が掲げる6つの改革の中では時間的にもっとも制約がある。歳出削減には制約を設けないので各閣僚の認識をそろえてほしい」と要請。あらゆる分野での歳出削減に重ねて不退転の決意を表明した。《共同通信》

1998 平成10年2月26日(木)

平成3337日目

【山一證券】3000人に解雇通知

自主廃業を決めた山一證券は26日までに、3月末で解雇する約3000人の社員に解雇通知を出すとともに、福井支店など残る40店舗の閉鎖を決めた。これで山一の社員は全員解雇され、店舗閉鎖で全国から「山一證券」の看板は消えることになる。

4月以降は、再雇用した数百人の社員を中心に資産売却などの清算業務や残務整理を進め、自主廃業後の会社解散に向けて作業を本格化させる。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】「ASEMにどういった処方箋をもっていけるか」

橋本龍太郎首相は26日の衆院予算委員会で、積極財政転換への要求が内外で強まっているとの指摘に「アジア欧州会議(ASEM)にどういう立場で臨むか、どういう処方箋を持って行けるか深刻に考えている」と述べた。これは、4月3日からロンドンで開かれるASEMまでに、財政出動を含む大型景気対策の構想を打ち出す考えを示唆したものだ。

下稲葉耕吉法相は、少年犯罪の多発を受けた少年法改正問題について「高年齢になれば少年院に送るより検察官に逆送致して正式裁判を求める事例が多くなってきている。年齢問題などに前向きに検討したい」と述べ、法の適用年齢引き下げなどを具体的に検討する考えを表明した。《共同通信》

1999 平成11年2月26日(金)

平成3702日目

【高知赤十字病院】臨床的脳死を再確認

高知赤十字病院(高知市)で脳死状態といったん診断された高知県内の四十歳代の女性患者に対し、同病院は26日夕、臓器移植法に基づく脳死判定とは異なる脳死の臨床的な診断を再度実施し、脳死と判定した。しかし、家族の疲労から、法的な脳死判定について同意を得る手続きは27日以降に延期された。

女性は25日夜に、法に基づく初の脳死判定を受けた。しかし、脳波がかすかに認められて、条件を満たさず、判定医は「脳死ではない」と判断。移植のための脳死判断はやり直しとなった。

26日の脳死判断では、脳波平たんや深いこん睡、瞳孔の固定など5項目について診断、臨床的に脳死と再確認した。《共同通信》

【経済戦略会議】10年で経済再生

小渕恵三首相直属の諮問機関「経済戦略会議」(樋口広太郎議長)は26日夜、首相官邸で第14回会合を開き、「日本経済再生への戦略」と題する最終答申をまとめ、小渕恵三首相に提出した。

今後10年間を(1)バブル経済の集中的精算期間(2)成長軌道への復帰と経済健全化期間(3)財政再建、構造改革による本格再生のための期間ーの3段階に分けて経済再生を図り、2008年度には財政再建を実現するスケジュールを明記した。《共同通信》

2000 平成12年2月26日(土)

平成4067日目

【警察庁】新潟県警本部長らを処分

新潟の女性監禁事件に絡む新潟県警の虚偽発表などの問題で、警察庁は26日、小林幸二本部長(51)が女性(19)保護の当夜、県警の特別観察で来ていた中田好昭・関東管区警察局長(55)と同県内の旅館で宴会、マージャンをして県警に戻らなかったことを明らかにし、小林本部長を減給処分とした。小林本部長と中田局長は29日付で責任を取って辞任、事実上の解任とみられる。《共同通信》

【小渕恵三首相】竹下「師匠」から激励電話

小渕恵三首相は26日、首相在任577日となり、「政治の師」と仰ぐ竹下登元首相の在任期間を超えた。この日はくしくも竹下氏の76歳の誕生日。首相は首相公邸で記者団に、竹下氏から「元気だ。しっかりと着実に努力してくれ」との電話をもらったことを明らかにし、「非常に因縁の深さを痛感した」と、感慨深げな表情で語った。《共同通信》

2001 平成13年2月26日(月)

平成4433日目

【米国務省・ハバード次官補代理】「拉致疑惑の解明、北朝鮮に促す」

米国務省のハバード次官補代理は26日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に拉致された疑いが持たれている、横田めぐみさんをはじめとする行方不明者の家族と会い、「今後も北朝鮮に対し、この問題に注意を払うよう強く促す」という米政府の方針を話した。米政府として米朝協議で、今後も働きかけを続ける考えを示したものだ。《朝日新聞》

【自民党・鈴木宗男総務局長】森首相進退問題は幹事長が決断を

自民党橋本派幹部の鈴木宗男・党総務局長は26日、福岡市内で講演し、森喜朗首相への退陣要求が強まっていることについて「予算を成立させ関連法案も通った段階で、森総裁が指名した古賀誠幹事長が、国民が納得し党の議員も理解できる決断をしてくれると期待している」と述べ、古賀幹事長を中心に判断すべきだとの認識を示した。《共同通信》

2002 平成14年2月26日(火)

平成4798日目

【自民党・鈴木宗男衆院議員】疑惑への一部関与を認める

自民党の鈴木宗男衆院議員は26日、国後島の「友好の家」建設入札への関与をめぐる疑惑について「工事関係者を北方四島の地元である根室管内にするよう要請したことは事実だ」と関与を認めるコメントを発表した。

20日の衆院予算委員会の参考人質疑では「細かいやりとりはない」と証言していた。鈴木氏はコメントで入札への関与を強く否定しており、今後行われる衆院予算委員会での証人喚問に備えた動きとみられるが、発言の食い違いなどが追及の焦点の一つになりそうだ。《共同通信》

2003 平成15年2月26日(水)

平成5163日目

【ハウステンボス】経営破綻

長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」は自主再建を断念し、26日午前、長崎地裁佐世保支部に会社更生法の適用を申請し、東京地裁に移送決定された。負債総額は約2289億円(昨年末)。営業は継続するが、代表的なテーマパークの破たんが、観光や雇用など地域経済に大きな影響を与えるのは必至だ。

約2250億円の初期投資が負担となった上、景気後退で売上高が減少。2000年と01年にメインバンクの旧日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)が、2度にわたり総額533億円の債権放棄なども実施。しかし、昨年秋以降、客数が大幅減少し資金繰りに重大な懸念が出てきたとし、自力再建は困難と判断した。《共同通信》

【宮脇俊三さん】死去

「時刻表2万キロ」など、ユーモラスで詳細な鉄道エッセーで知られる作家の宮脇俊三さんが2月26日、肺炎で死去した。76歳だった。

埼玉県生まれ。東大卒後、中央公論社に入社し、「中央公論」編集長などを歴任した。編集者として北杜夫さんの「どくとるマンボウ航海記」などを手がけた。78年退社し、文筆生活に入った。

国鉄全線の乗車を果たした鉄道ファンで、「鉄道廃線跡を歩く」「シベリア鉄道9400キロ」など数多くの著作を発表。鉄道紀行を文芸の一ジャンルとして確立した功績で菊池寛賞を受賞した。小説や歴史紀行も手掛け、推理小説集「殺意の風景」では、泉鏡花文学賞を受けた。《朝日新聞》

2004 平成16年2月26日(木)

平成5528日目

【マケドニア政府専用機墜落事故】

ロイター通信によると、マケドニアのボリス・トライコフスキ大統領(47)が乗った飛行機が26日、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部の山岳地帯で墜落した。

マケドニア政府筋によると、同機には大統領のほか、側近数人も乗っていたが、生存者はいない模様だという。マケドニア政府は、現場にヘリコプターを急行させた。

同大統領は、ボスニアで開かれる会議に出席する予定だった。《読売新聞》

【福田康夫官房長官】拉致問題先行解決「可能性低い」

福田康夫官房長官は26日午前の衆院内閣委員会で北朝鮮が拉致と核問題は連動するとの認識を示したことに対して「今の段階では6カ国協議の進展の中で拉致問題も解決される可能性は極めて低いと考えざるを得ない」と述べ、北朝鮮のこうした考えの下では拉致問題の先行解決は難しいとの見方を示した。

小泉純一郎首相も同日昼、首相官邸で記者団に「拉致の問題は日本との問題であり、北朝鮮がその気になればすぐに(被害者家族を)帰国させることができるから、そうしてほしい」と述べた。《共同通信》

2005 平成17年2月26日(土)

平成5894日目

【サッカー・ゼロックス杯】東京ヴェルディ、10年ぶり3度目の優勝

サッカーJリーグのシーズン到来を告げる開幕1週間前恒例のゼロックス・スーパーカップは26日、2万1104人の観衆を集めた横浜国際総合競技場で昨季のJリーグ年間王者の横浜Mと天皇杯全日本選手権優勝の東京Vが対戦、東京Vが2-2からのPK戦を5-4で制し、10年ぶり3度目の優勝を果たした。

東京Vはいったん1-2と逆転されたが、終了直前に新加入の元ブラジル代表FWワシントンがこの試合2点目を決めて追い付いた。PK戦では5人全員が成功、GK高木が横浜Mの上野のキックを止めた。《共同通信》

2006 平成18年2月26日(日)

平成6259日目

【トリノ五輪】閉幕

トリノ五輪は26日夜、コムナーレ競技場で閉会式を行い、17日間の熱戦の幕を閉じた。史上最多の80カ国・地域から2573選手が参加した冬季スポーツの祭典は、テロや運営上の大きな混乱もなく終了した。

アトラクションの後、各国の国旗がまとまって入場、日本はスピードスケートの加藤条治(21)が日の丸を持った。 その後は各国の選手団がリラックスした様子で続々と入ってきた。“トリノの女王“となったフィギュアスケートの荒川静香(24)は肩車されて金メダルを掲げながら行進、笑顔で観客に手を振った。その様子をスピードスケートの清水宏保(31)がカメラで撮影するなど、五輪閉会式ならではの盛り上がりを見せた。《日刊スポーツ》

【民主党】メール問題で執行部も謝罪へ

民主党は26日、ライブドアの送金指示メール問題で国会を混乱させたとして、メールの真偽に関する調査結果の公表前に、永田寿康衆院議員だけでなく党執行部も記者会見を開き謝罪する方針を固めた。会見は28日に行う方向で調整している。《共同通信》

2007 平成19年2月26日(月)

平成6624日目

【自民党・中川昭一政調会長】中国脅威論を展開

自民党の中川昭一政調会長は26日、名古屋市内で講演し、中国の急速な軍事費の増大を指摘し、将来的に日本が中国の勢力下に置かれかねないとの強い警戒感を表明した。昨秋の安倍晋三首相の訪中以降、関係改善が進む中での党幹部の激しい「中国脅威論」は中国側を刺激する可能性があり、波紋を広げそうだ。

中川氏は講演で「台湾が(今後)15年でおかしくなったら、20年ぐらいの間に、ここ(日本)は中国の何番目かの省になるかもしれない」と発言した。

その後、国会内でも記者団に「中国は今は平和的台頭でおとなしくしているが、2010年(の上海万博)が終わると、いよいよ“非平和的台頭”になる可能性がある」と強調、「台湾が完全な勢力下に置かれた場合、次は日本になりかねない」との見方を明らかにした。《共同通信》

【安倍晋三首相】モンゴル大統領と会談

安倍晋三首相は26日、モンゴルのエンフバヤル大統領と首相官邸で会談した。

両首脳は、両国の官・民の経済協力、北朝鮮問題での協力で一致し、共同声明として発表した。 また、2008年の国連安全保障理事会の非常任理事国選挙で、モンゴルが立候補を取り下げ、代わりに日本が立候補する方針を確認。大統領は「日本の成功を期待する」と述べた。《時事通信》

2008 平成20年2月26日(火)

平成6989日目

【福島母親殺害事件】18歳少年を医療少年院送致処分

福島県会津若松市で07年5月、県立高校3年の少年(18)=自主退学=が母親(当時47歳)を殺害し頭部などを切断した事件で、福島家裁会津若松支部(増永謙一郎裁判長)は26日、殺人と死体損壊の非行事実で家裁送致された少年を医療少年院送致とする保護処分を決めた。《毎日新聞》

【福田康夫首相】公的年金一元化に前向き

衆院予算委員会は26日、福田康夫首相らが出席して社会保障問題に関する集中審議を行った。首相は年金制度改革に関し「国民年金を含めた公的年金の一元化は検討すべき課題だ。各党が真摯に話し合うことが必要だ」と述べ、国民年金を含めた一元化に前向きな姿勢を示した。《共同通信》

2009 平成21年2月26日(木)

平成7355日目

【王貞治氏】麻生首相を表敬訪問

第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督相談役、王貞治さんが26日、首相官邸で麻生太郎首相を表敬訪問した。

外務省から同日、「野球特別大使」に任命され、王さんは「野球のことでできることはやります。3月5日から全員本番態勢です」と連覇にかける意気込みを示した。首相は「68歳で同い年だ」と親しみを感じた様子で応じ、「今回は盛り上がっている感じですね」と激励した。《産経新聞》

2010 平成22年2月26日(金)

平成7720日目

【東宝】舞台「放浪記」の公演中止を発表

東宝は26日、国民栄誉賞を受けた女優森光子さん(89)が1961年以来、計2017回出演した主演舞台「放浪記」の5,6月公演を、森さんの健康への配慮から中止すると発表した。

東京都内で会見した東宝の増田憲義専務によると、森さんが今月、健康診断を受けたところ主治医から「4時間にも及ぶ大作に連日出演することは、本人の身体に差し障りが出る恐れがある」と体力面の懸念を示された。このため所属事務所などと協議し中止を決定、森さんも了承した。《共同通信》

【鳩山由紀夫首相】朝鮮学校無償化問題「拉致関連」を否定

鳩山由紀夫首相は26日、高校無償化の対象に朝鮮学校を含めることの是非について、拉致問題との関連性はないとの考えを強調した。社民党の福島瑞穂消費者行政担当相は慎重な検討が必要との認識を表明したが、中井洽拉致問題担当相は除外を求める理由を重ねて説明、教科内容を基準に除外は可能との見方を示した。《共同通信》

2011 平成23年2月26日(土)

平成8085日目

【京都大学】入試問題がネットに流出

25日から実施されている京都大の2次試験で、数学と英語の問題が試験時間中にインターネットの「質問サイト」に投稿され、第三者が回答していたことが26日、大学への取材で分かった。

京都大は「受験生が携帯電話を使って不正に投稿した可能性がある」として調査を始めた。京都大によると、25日午後に実施した「文系数学」と、26日午前には全学部共通の英語の問題の一部が、インターネット検索大手「ヤフー」内の「ヤフー知恵袋」というサイトに投稿されていた。《日経新聞》

【菅直人首相】退陣論相次ぐ

民主党の渡部恒三最高顧問は26日、2011年度予算関連法案成立に向けた野党側の協力を得るため、菅直人首相の退陣も選択肢だとの認識を示した。国民新党の亀井静香代表も政権存続への悲観論に言及。

対立する小沢一郎元代表陣営だけでなく、首相を支持していた勢力からも退陣論が相次いで公然と語られ始めたことで、菅政権を取り巻く状況は一段と厳しさを増した。《共同通信》

2012 平成24年2月26日(日)

平成8450日目

【第84回米アカデミー賞】「アーティスト」作品賞など5冠

第84回米アカデミー賞の授賞式が26日、ロサンゼルスで開催され、モノクロのサイレント映画「アーティスト」が作品賞など5部門で受賞した。「アーティスト」は、無声映画からトーキーの登場に至るハリウッドの変遷と、それに翻弄される役者の人生について描いた作品。作品賞のほか、ミシェル・アザナビシウスが監督賞を、ジャン・デュジャルダンが主演男優賞をそれぞれ獲得した。《ロイター》

【野田佳彦首相】沖縄県訪問

野田佳彦首相は26日、就任後初めて沖縄県を訪問した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題で迷走した民主党政権への不信感を払おうと、地元が滑走路の早期増設を望む那覇空港や、ひめゆり平和祈念資料館などの戦跡を見て回った。夜には仲井真弘多知事と非公式に会食した。

沖縄訪問について、首相は「適切な時期を見極める」としていた。今月8日に日米両政府が在沖米海兵隊をグアムに先行移転する基本方針を発表したことで、「沖縄の負担軽減」をアピールできると踏んで、今回の訪問を決断した。《朝日新聞》

2013 平成25年2月26日(火)

平成8816日目

【エジプト・ルクソール熱気球墜落事故】

エジプト南部ルクソールで26日午前(日本時間同日午後)、外国人観光客ら21人が乗った熱気球が空中で爆発し、フランス通信(AFP)などによると、日本人4人を含む外国人観光客19人が死亡した。

旅行大手JTBのグループ会社は、気球ツアーに参加していた東京在住の夫婦2組4人の死亡を確認したと発表した。ルクソール当局は26日、すべての気球ツアーの停止を決めた。《産経新聞》

【2012年度補正予算】成立

12年度補正予算が26日、「ねじれ国会」の主戦場である与党少数の参院本会議で1票差で可決・成立し、政府・与党は日銀総裁人事案の採決や13年度予算案の審議に向けて自信を深めている。参院第1会派の民主党が離党者で混乱するなか、与党による切り崩しが一気に進んだ形だ。

「薄氷を踏む思いだったが1票差は『決める政治』への大きな第一歩だ」安倍晋三首相は採決後、首相官邸で記者団に胸を張った。大型経済対策を盛り込んだ補正の早期成立は首相の宿願でもあり「多くの国民に一日も早く届けたい」と高揚感を隠さなかった。《毎日新聞》

2014 平成26年2月26日(水)

平成9181日目

【フィギュア・羽生結弦選手】仙台に凱旋

ソチ冬季五輪の男子フィギュアスケートで金メダルに輝いた羽生結弦選手(19)=ANA、仙台市出身=が26日、帰国後初めて地元仙台市を訪れた。市役所と宮城県庁ではファンら計千人以上が出迎え、羽生選手は「金メダルを持って帰れて本当によかった。被災地に支えられた。ありがとうございましたと伝えたい」と語った。

仙台市の奥山恵美子市長はスポーツなどで市のイメージアップに貢献した個人や団体に贈る「賛辞の楯」を手渡し、「活躍は復興の後押しになる」とたたえた。羽生選手は「五輪での僕の存在が被災地を知ってもらうきっかけになればと思っていた」と笑顔で話した。《共同通信》

2015 平成27年2月26日(木)

平成9546日目

【大塚家具・大塚久美子社長】父の退陣を要求

創業者会長と長女の社長が対立する家具インテリア大手の大塚家具で、大塚久美子社長(47)は26日、対立が表面化後、初めての記者会見を開いた。「創業者から離れなければならない、ぎりぎりのタイミング」と述べて、勝久会長(71)の退任を改めて求めた。

途中で社長が久美子氏から勝久氏に代わった2014年12月期は、4年ぶりの営業赤字になった。赤字の責任は久美子氏にあると主張する勝久氏側に対し、久美子氏は会見で「(勝久氏が社長を兼ねた)下期に大きな損失を出した」と反論した。《朝日新聞》

2016 平成28年2月26日(金)

平成9911日目

【高浜原発4号機】再稼働

関西電力は26日午後5時、高浜原発4号機(福井県高浜町)を再稼働させた。4号機の運転は約4年7カ月ぶり。新規制基準に適合した原発の再稼働は九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と高浜3号機に続き4基目。3号機は同日午後、営業運転に移行した。《時事通信》

【民主党、維新の党】新党結成で合意

民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表は26日午後、国会内で会談し、3月中に両党が合流することで正式合意した。衆参両院で計150人規模となり、安倍政権に対抗できる勢力の結集に向け、他の野党にも参加を呼び掛ける方針だ。新たな党名や綱領の検討を急ぐ一方、夏の参院選に向け、共産党などとの共闘も推進する。《時事通信》

2017 平成29年2月26日(日)

平成10277日目

【第89回アカデミー賞】「ムーンライト」作品賞受賞

米ハリウッドで26日(日本時間27日)開かれた第89回アカデミー賞の発表・授賞式は、バリー・ジェンキンス監督の「ムーンライト」を作品賞に選んで閉幕した。排他的な政策をとるトランプ大統領への批判や皮肉が相次ぎ、多様性の大切さを訴える発言に会場から大きな拍手が送られる異例の展開となった。

「ムーンライト」は貧しい黒人少年の成長を、青年期、成人期まで3幕に分けて描いた作品。助演男優賞は同作のマハーシャラ・アリさん、助演女優賞は「フェンシズ(原題)」のビオラ・デイビスさんと、いずれも黒人俳優が選ばれた。《共同通信》

【沖縄県・翁長雄志知事】日米会談を批判

沖縄県の翁長雄志知事は26日、岸田文雄外相と那覇市で会談した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)問題に触れ、名護市辺野古への移設を「唯一の解決策」と確認した先の日米首脳会談を「誠に遺憾だ」と批判、計画断念を要求した。岸田氏は反論を避けた。対立を印象付けないための対応とみられる。一方で「沖縄の魅力」を世界に発信し、県への観光客誘致を後押しする考えを伝えた。

ワシントンで10日に開かれた安倍晋三首相とトランプ大統領との会談後、安倍政権の閣僚が沖縄を訪れ、翁長氏と対話するのは初めて。《共同通信》

2018 平成30年2月26日(月)

平成10642日目

【平昌五輪】日本選手団が帰国

平昌冬季五輪で史上最多13個のメダルを獲得した日本選手団が26日、チャーター機で韓国から帰国した。メダリストらは東京都内で記者会見し、選手団主将でスピードスケート女子500メートル金メダルの小平奈緒選手は「今回目標として百花繚乱をあげたが、たくさんの競技で皆さんがきれいな花を咲かせてくれた」と選手団全体の活躍を強調した。

フィギュアスケートの羽生結弦選手は「皆さんの応援とともに取れたことが(金メダルの)価値を上げてくれた」と話した。スピードスケートの高木美帆選手は「感謝の気持ちでいっぱい」と述べた。姉の高木菜那選手は「最後まで集中して臨めた」と話した。《共同通信》

2019 平成31年2月26日(火)

平成11007日目

【菅義偉官房長官】「会見は意見を言う場でない」

菅義偉官房長官は26日の記者会見で、東京新聞記者が事実誤認の質問をしたとして首相官邸が同紙に送った抗議文の内容をめぐり、同記者が「質問や表現の自由にまで及ぶものが多数あった」と指摘したのに対し「(記者会見は)質問を受ける場であり、意見を申し入れる場ではない。東京新聞から『会見の場で長官に意見を述べるのは当社の方針でない』というような回答がある」と述べた。

東京記者は「会見は国民の知る権利に応えるためにある。この会見は一体、何のための場なのか」と発言。菅氏は「あなたに答える必要はない」と語気を強めた。《産経新聞》

2020 令和2年2月26日(水)

令和302日目

【COVID-19】国内の死者7人に

北海道函館市で26日、新型コロナウイルスによる肺炎で高齢者が死亡していたことが分かった。東京都でも1人が死亡し、国内の死亡報告は7人となった。このうちクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が4人を占める。新たにクルーズ船の14人を含む31人の感染も判明した。

函館市は家族の意向で死者の年齢、性別を明らかにしていない。道などによると、25日に死亡し、発症から2週間以内の海外渡航歴はなかった。

新たな感染者は「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客5人、乗員9人のほか愛知県5人、北海道4人など。北海道の1人は死亡した函館市の高齢者。国内の感染者数は計893人に。《共同通信》

2021 令和3年2月26日(金)

令和668日目

【軍艦島】元島民、NHK番組に「全く違う映像」

NHKが昭和30年に長崎市の端島炭坑(通称・軍艦島)について放送した番組「緑なき島」の坑内映像に疑義が生じている問題をめぐり、元島民らは26日、NHK側の対応に改善を求めようと国会内で自民党議員らと意見交換した。

NHKは元島民らに「当時の端島における取材に基づく」と説明しているが、坑内で撮影したという明確な根拠は示していない。議員からはNHKの令和3年度予算案の承認に反対すべきだとの意見も相次いだ。

会合は自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」が主催した。

問題の坑内映像では作業員がふんどし姿でつるはしをふるい、「キャップランプ」といわれる照明器具を装着しているが、当時を知る元島民らが「実態と異なる」と否定している。史料と食い違う点も多く、元島民らは「端島炭坑の映像ではない」と主張したが、NHKは「別の炭鉱で撮影された映像が使用されたという事実は確認されなかった」と回答している。

この映像は韓国メディアで相次いで取り上げられ、軍艦島で戦時中に朝鮮半島出身者への「虐待労働」があったとする韓国側の主張を補完する結果になっている。《産経新聞》

2022 令和4年2月26日(土)

令和1033日目

【ウクライナ・ゼレンスキー大統領】「われわれはここにいる。国を守る」

「われわれはここにいる。国を守る」。ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は26日、首都キエフの大統領府の外で撮影した動画メッセージを公開、あくまで首都にとどまり、ロシア軍と戦い続けると強調した。ゼレンスキー氏については国外脱出を準備しているとの情報も流れていたが、明確に否定した形。

AP通信によると、動画メッセージでゼレンスキー氏は「軍に武器を捨てるよう命令したとの情報がネットで流れているが、フェイクニュースだ。武器を捨てることはない。われわれの土地、国、子どもたちを守る」と述べた。《共同通信》



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