平成4067日目

2000/02/26

【警察庁】新潟県警本部長らを処分

新潟の女性監禁事件に絡む新潟県警の虚偽発表などの問題で、警察庁は26日、小林幸二本部長(51)が女性(19)保護の当夜、県警の特別観察で来ていた中田好昭・関東管区警察局長(55)と温泉旅館で宴会、マージャンをして翌日昼まで県警に戻らず宿泊したとして、同本部長を同日付で減給処分とした。小林本部長と中田局長は29日付で責任を取って辞任する。国家公安委員会と警察庁による事実上の解任。同庁の中田節夫長官が緊急記者会見で明らかにした。

特別観察は、神奈川県警に始まる一連の不祥事の再発防止策として同庁が昨年12月に始めた。「警察の再生」を最大課題に掲げた同庁だが、国民の不信感が再燃するのは必至だ。

本部長の減給は10分の2、1カ月。同庁は「虚偽発表の了承に加え、事件の連絡を受けながら懇親会を続行して宿泊、事件の重大性への認識を著しく欠き警察の信用を失墜させた」と説明した。

会見した小林本部長は「旅館にファクスも備えてあり、連絡態勢も十分と考えた。直ちに戻って指揮するべきだった」と述べた。

関東管区警察局は新潟を含む10県警本部を管轄。

中田局長の辞任は、特別監察対象の県警本部長と会食などをしないようにとの警察庁の従来からの指示に従わなかった責任を問われた。小林本部長にいったんは戻るよう促したが、結局はマージャンを続けた。

懇親会があったのは女性が発見された1月28日夜、事前に手配していた同県三川村の旅館。小林本部長は土砂崩れ現場の視察などの後に、中田局長は県警に対する特別監察の後に駆け付けた。

小林本部長の説明などによると、女性保護の一報は同日午後4時50分ごろ受けたが、「旅館からも連絡は取れる」と判断。ビールなどで飲食後「座興として」ほかの県警幹部2、3人を交え、午後8時半ごろから29日午前0時半ごろまでマージャンし、宿泊した。宿泊費は2人とも私費としている。

女性保護時の連絡態勢や、容疑者の母親が4年前に柏崎署に相談した際の対応で責任を問われている長谷川征司・生活安全部長も同席していた。

警察庁は24日午後、中田局長からの申告で把握。25日午後、同局長と小林本部長が「責任を取って辞職したい」と申し出た。《共同通信》




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【日本赤軍・重信房子容疑者】支援者に手紙

警察庁が国際手配している日本赤軍リーダーの重信房子容疑者(54)から、レバノンで服役中で3月に出所するメンバーの岡本公三(52)、足立正生(60)ら5受刑者への援助を求める手紙が国内の支援者に届き、26日、全文が明らかにされた。重信容疑者の最近の私信が公になるのは異例。

手紙は便せん一枚で「協力して下さっていること(一部省略)を知っていました。色々、70年代からの話を感謝、謝罪も込めて話たいと思いつつ、時代は益々出会いが、むずかしくなっています」(原文のまま)と、中東和平が進む中で、行動が制約されている状況を示唆している。

岡本受刑者ら5人については「今年は、レバノンの5同志が、レバノン・アラブ人民の支援の中での斗い(闘い)に結着(決着)がつく年です」(同)としている。

公安当局によると、重信容疑者は1971(昭和46)年にレバノンに出国。パレスチナのゲリラ組織と。共闘して対イスラエル闘争に参加、オランダ・ハーグのフランス大使館占拠事件(74年)などを指揮したとされる。

現在、レバノン国内に潜伏しているという説や欧州に移動したとの説もあるが、所在は分かっていない。《共同通信》

【社民党】衆院選方針を決定

次期衆院選の事実上の総決起集会となった社民党の定期党大会は26日午後、党単独で議案提出ができる21議席以上の獲得や比例代表で650万票を確保することなどを目標とした選挙闘争方針を決定した。

大会はこの後、「自自公政権にわが国と国民の未来を託すことはできない。全党の団結を強め、勝利に向け闘い抜く」などと小渕内閣との対決姿勢を明確にした決議を採択し、閉会した。

土井たか子党首は大会後の記者会見で。越智通雄前金融再生委員長の辞職に関連し「小渕恵三首相の任命責任は残っている」と述べ、今後の国会審議で引き続き責任を追及していく考えを表明。平成12年度予算案などの審議状況によっては衆院の早期解散・総選挙もあり得るとの認識を示した。《共同通信》

【小渕恵三首相】竹下「師匠」から激励電話

小渕恵三首相は26日、首相在任577日となり、「政治の師」と仰ぐ竹下登元首相の在任期間を超えた。この日はくしくも竹下氏の76歳の誕生日。首相は首相公邸で記者団に、竹下氏から「元気だ。しっかりと着実に努力してくれ」との電話をもらったことを明らかにし、「非常に因縁の深さを痛感した」と、感慨深げな表情で語った。

首相によると、変形性脊椎症で入院中の竹下氏は、東京・代沢の自宅に一時帰宅し、家族だけで誕生日を祝っているという。「(竹下氏は)お話も整然としているし、元気そうだった」と健康不安説も打ち消した。《共同通信》

【田中小実昌さん】死去

ユーモラスなエッセーなどで知られた直木賞作家の田中小実昌氏が26日、滞在先の米国ロサンゼルス市内の南カリフォルニア大学(USC)メディカルセンターで肝不全のため死去した。74歳だった。東京都出身。

大正14年生まれ。東京大学哲学科に入学するが中退。在学中からストリップ劇場の演出助手やバーテンなど職を転々とし、踊り子や客らとの交流を描いたエッセーで注目された。

昭和54年に「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」の2作品で直木賞を受賞。戦争体験や父の姿に題材を取った短編集「ボロボロ」で谷崎潤一郎賞を受賞した。《共同通信》



2月26日 その日のできごと(何の日)