平成2241日目
1995/02/26
この日のできごと(何の日)
【皇太子同妃両殿下】阪神大震災被災地をお見舞い
皇太子ご夫妻は26日、阪神大震災の被災地お見舞いと兵庫県西宮、芦屋両市の慰霊祭参列などのため、東京・羽田空港をたち神戸、西宮、芦屋の3市を訪れた。1月31日の天皇、皇后両陛下に続く訪問で、皇太子さまが災害被災地を訪問されたのは初めて。
午前中、ご夫妻は、地震で駅舎が倒壊するなどした阪神電鉄西灘駅付近の復旧現場を視察。皇太子さまが「復旧はいつですか」などと質問。雅子さまは「体に気を付けて頑張ってください」と作業員らを励まされた。
約900人が避難生活をしている神戸市中央区の市立諏訪山小学校体育館では、畳の上に座った被災者約130人の間を回り「どうぞお大事に」と励まされた。
皇太子さまが小学生の男の子にせがまれ「がんばってください」とノートに書く場面もあった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【サッカー・ダイナスティ杯】日本が連覇
日本、韓国、中国、香港の4チームが出場したサッカーのダイナスティカップ最終日は26日、香港スタジアムで決勝と3位決定戦を行い、日本が2連覇を果たした。日本ー韓国の決勝は2−2のまま突入したVゴール方式の延長戦でも決着せず、PK戦の末、日本がこれを5−3で制した。日本は優勝賞金20万ドル(約1960万円)を獲得した。
日本は前半1分に福田(浦和)が先制点を決めたが、韓国は26分に李基珩が同点のシュート。後半41分、日本は山口(横浜F)のゴールでリードしたが、終了間際のロスタイム中に再び李基珩に決められ、再度追い付かれた。《共同通信》
【スピードスケートW杯】日本、連日の金銀銅
スピードスケートのワールドカップ(W杯)インツェル大会最終日は26日、インツェル(ドイツ)で行われ、男子500メートルは清水宏保(日大)井上純一(西武鉄道)堀井学(新王子製紙)が前日に続いて1−3位を占め、連日の表彰台独占を果たした。
優勝は36秒57の清水で、カルガリー大会から同種目で3連勝(今季5勝目)。W杯の種目別得点を265点に伸ばし、首位の堀井に15点差と迫った。男子500メートルの総合優勝争いは堀井と清水に絞られ、2人が3月の最終戦(ハーマル=ノルウェー)で男子の日本勢として初のW杯総合チャンピオンの座を争う。2位の井上は36秒69、3位の堀井は36秒81だった。《共同通信》
【社会党・久保亘書記長】「不戦決議は基本的約束」
社会党の久保書記長は26日、津市内で記者会見し、衆院解散・総選挙の時期について「総選挙はいつあっても不思議ではない。各党が3月に候補者を発表し、実質的に選挙戦はスタートする。早まることはあっても遅れることはない」と述べ、時期は明示しなかったものの、早期解散になるとの見通しを示した。
同じ与党の自民党、新党さきがけ側では、阪神大震災の影響もあって解散・総選挙は今秋以降に遅れるとの見方が有力で、久保氏の発言は波紋を呼びそうだ。
戦後50年での不戦国会決議に関して、久保氏は「公党間の連立与党の基本的約束だ。次の国会以降というなら非常に遺憾だ」として、今国会での処理の必要を強調した。《共同通信》
【福田康夫衆院議員】群馬5区から出馬へ
旧群馬3区選出の福田康夫代議士(自民)は26日、群馬県高崎市で開かれた後援会の役員会で、次期衆院選で群馬5区から出馬する意向を表明した。
4、5区の2つの小選挙区に分かれる旧群馬3区は福田元首相の長男康夫氏のほか中曽根元首相、小渕党副総裁の自民党3現職が2つの小選挙区公認ポストを巡り、争っている。
同党選対小委員会は中曽根氏を比例に回す方向で調整中だが、中曽根氏は比例転出を拒否し4区出馬を表明しているため、福田陣営との住み分けが可能になり、“福中戦争”に終止符が打たれる可能性も出てきた。
会議は非公開で行われ、小山禧一後援会長は会議後「4区で中曽根氏と競うと福中戦争がまた起こる。いままでは2人当選してきたが、今度は1人落ちることになり、“福中百年戦争”になってしまう」と福田氏が5区を選んだ理由を説明した。《共同通信》