平成10277日目
2017/02/26
この日のできごと(何の日)
【第89回アカデミー賞】作品賞に「ムーンライト」
米ハリウッドで26日(日本時間27日)開かれた第89回アカデミー賞の発表・授賞式は、バリー・ジェンキンス監督の「ムーンライト」を作品賞に選んで閉幕した。排他的な政策をとるトランプ大統領への批判や皮肉が相次ぎ、多様性の大切さを訴える発言に会場から大きな拍手が送られる異例の展開となった。
「ムーンライト」は貧しい黒人少年の成長を、青年期、成人期まで3幕に分けて描いた作品。助演男優賞は同作のマハーシャラ・アリさん、助演女優賞は「フェンシズ(原題)」のビオラ・デイビスさんと、いずれも黒人俳優が選ばれた。《共同通信》
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【世界スプリント選手権】小平奈緒選手が総合優勝
スピードスケート女子の小平奈緒(30)=長野県出身、相沢病院=が26日、カナダのカルガリーで行われた世界スプリント選手権で総合優勝に輝いた。日本選手の総合優勝は1987年の黒岩彰以来30年ぶりで、女子では初めて。来年の平昌冬季五輪に向け、期待が膨らむ結果となった。小平は「五輪で爆発させたい」と喜びを語った。
500mと1000mを2回ずつ滑って総合成績で競う大会。小平は25日の第1日に両種目で自身の日本記録を更新した。26日は500mで1位、1000mで3位。タイムをポイント化した総合得点146・390はこれまでの世界記録を更新した。《共同通信》
【サッカー・三浦知良選手】50歳で先発出場
J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良が26日、Jリーグ史上初めて50歳で試合に出場した。この日が誕生日の三浦は横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で行われた松本との今季開幕戦に先発し、自身の持つJ2最年長出場記録を50歳0日に更新した。
プロ32年目を迎えた三浦が開幕戦に先発するのは2年ぶり。2トップの一角に入った。《共同通信》
【東京マラソン】キプサング選手が初優勝
世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の東京マラソンは26日、東京都庁前から東京駅前にゴールする新コースで行われ、前世界記録保持者のウィルソン・キプサング(ケニア)が2時間3分58秒で初優勝した。2009年の福岡国際でツェガエ・ケベデ(エチオピア)がマークした2時間5分18秒を超える日本国内での最高記録。
世界選手権(8月・ロンドン)代表選考会を兼ねた男子の日本勢では24歳の井上大仁(MHPS)が2時間8分台で8位となった。《共同通信》
【社民党】衆院選「存亡懸けた闘い」
社民党は26日、全国代表者会議を東京都内で開き、次期衆院選を「党の存亡を懸けた正念場の闘い」と位置付け、現有2議席から「5議席以上」獲得へ勢力拡大を目指す活動方針を決定した。民進、共産、自由各党との野党共闘を進めて改憲勢力3分の2割れを実現し、安倍晋三首相を退陣に追い込むとも明記した。
首相官邸近くにある党本部を東京都中央区の民間ビルへ移し、大型連休明けの5月8日に始動することも発表した。
吉田忠智党首は衆院選に関し「安倍政治の暴走を止め、改憲を阻止するため、自民党や補完勢力の議席をどれだけ減らせるかが問われる」と、選挙準備の加速を訴えた。《共同通信》
【沖縄県・翁長雄志知事】日米会談を批判
沖縄県の翁長雄志知事は26日、岸田文雄外相と那覇市で会談した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)問題に触れ、名護市辺野古への移設を「唯一の解決策」と確認した先の日米首脳会談を「誠に遺憾だ」と批判、計画断念を要求した。岸田氏は反論を避けた。対立を印象付けないための対応とみられる。一方で「沖縄の魅力」を世界に発信し、県への観光客誘致を後押しする考えを伝えた。
ワシントンで10日に開かれた安倍晋三首相とトランプ大統領との会談後、安倍政権の閣僚が沖縄を訪れ、翁長氏と対話するのは初めて。《共同通信》
【福岡県飯塚市長選】片峯誠氏が初当選
市長が平日の日中に賭けマージャンをしていた問題で辞職したのに伴う福岡県飯塚市長選が26日投開票され、無所属新人の前市教育長片峯誠氏(60)=自民、民進、公明推薦=が、いずれも無所属新人の元市議小幡俊之氏(59)、弁護士小宮学氏(61)=共産推薦=を破り初当選した。投票率は43・14%。
片峯氏は、辞職した斉藤守史前市長(68)、田中秀哲前副市長(69)と賭けマージャンをしたことがあると明らかにしていた。片峯氏は選挙事務所で記者団に「マージャンは一生しないと決めている。私たちは公務員であるという意識を示したい」と述べた。《共同通信》