平成8816日目
2013/02/26
【2012年度補正予算】成立
12年度補正予算が26日、「ねじれ国会」の主戦場である与党少数の参院本会議で1票差で可決・成立し、政府・与党は日銀総裁人事案の採決や13年度予算案の審議に向けて自信を深めている。参院第1会派の民主党が離党者で混乱するなか、与党による切り崩しが一気に進んだ形だ。
「薄氷を踏む思いだったが1票差は『決める政治』への大きな第一歩だ」安倍晋三首相は採決後、首相官邸で記者団に胸を張った。大型経済対策を盛り込んだ補正の早期成立は首相の宿願でもあり「多くの国民に一日も早く届けたい」と高揚感を隠さなかった。《毎日新聞》
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【エジプト・ルクソール熱気球墜落事故】
エジプト南部ルクソールで26日午前(日本時間同日午後)、外国人観光客ら21人が乗った熱気球が空中で爆発し、フランス通信(AFP)などによると、日本人4人を含む外国人観光客19人が死亡した。
旅行大手JTBのグループ会社は、気球ツアーに参加していた東京在住の夫婦2組4人の死亡を確認したと発表した。ルクソール当局は26日、すべての気球ツアーの停止を決めた。
エジプト保健省は死亡した観光客は18人と発表しており、日本人4人のほか、香港からの観光客9人、フランス人、英国人、ハンガリー人らが搭乗していたと明かした。 気球は上空約300メートルから降下中に、積んでいたガスボンベが爆発し墜落したとみられ、気球を運航していた会社の関係者は「ボンベのパイプからガスが漏れ引火したようだ」と話している。英国人観光客と、エジプト人操縦士は気球から飛び降りて脱出、重傷を負い病院に運ばれた。操縦士は意識不明の重体との情報もある。《産経新聞》
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日本人ら19人が死亡したエジプト南部ルクソールでの気球墜落事故で、ツアーを実施したエジプトの旅行会社「スカイクルーズ」のイーニー顧問弁護士は26日にルクソールのホテルで記者会見し「このような事故を起こし、犠牲者や遺族の方に大変申し訳ない」と謝罪した。会社側が記者会見するのは初めて。
一方、同社が経営難で気球の整備が不十分だった可能性を指摘されていることについては「消火器の設置を含め、安全対策は全て取っていた」と反論。「毎年更新される運航許可証も3月26日まで有効で、飛行前に毎回、航空当局の承認を受けていた」と強調した。
【デニス・ロッドマン氏】平壌入り
米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏が26日、北朝鮮・平壌に到着した。
ロッドマン氏は平壌の空港で「訪朝は初めてだ。全てがうまくいくことを望んでいる」と記者団に述べた。AP通信は、米テレビ局の番組製作が訪朝の目的と伝えた。
米国の著名人としては、1月にグーグルのシュミット会長が訪朝して以来。3度目の核実験で朝鮮半島情勢が緊張するこの時期の訪朝受け入れには、著名人を通じ米国に存在感をアピールしようとする北朝鮮指導部の意図がうかがえる。滞在は3月1日までの予定。《共同通信》
【米・ケリー国務長官】ロシア・ラブロフ外相と会談
ドイツ訪問中のケリー米国務長官は26日、ベルリンでロシアのラブロフ外相と会談し、内戦が続くシリア情勢について協議した。ロシアのメディアによると、ラブロフ氏は「極めて建設的だった」と会談を評価し、米ロ両国が事態打開に向けあらゆる努力をすることで一致したと語った。
ケリー氏が国務長官に就任してから初の米ロ外相会談。米欧が反体制派を支持しアサド大統領の退陣を求めているのに対し、ロシアはアサド政権の事実上の後ろ盾とされる。1時間45分に及んだ会談の大半がシリア情勢に費やされた。《共同通信》
【自民党】TPP首相一任に不満噴出
環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に慎重な自民党議員でつくる「TPP参加の即時撤回を求める会」(森山裕会長)は26日、党本部で総会を開いた。TPP交渉入りの判断を党役員会で安倍晋三首相(党総裁)に一任したことへの不満が噴出した。
会合には約150人が出席。「党内の意見を聞かずに一任するのは納得できない」「有権者に説明ができない」など異論が相次ぎ、尾辻秀久前参院副議長は一任に反対する決議をするよう求めた。
ただ決議については、森山氏が「参院選前に政府と与党が対立している姿を見せれば国民の批判を受ける」として慎重に検討する考えを示した。《共同通信》