1994 平成6年3月31日(木)のできごと(何の日)

平成1909日目

平成6年3月31日(木)

1994/03/31

【関西国際空港】管制塔運用開始

9月に開港する関西国際空港での管制塔の運用が31日始まった。これに併せて日本航空、全日空、日本エアシステムの3社の花形機がPRのため同日、民間機として初めて着陸、管制開始記念式典を盛り上げた。

今回登場したのは、日本航空が主翼の両端に鳥の絵を描いた「ジェイ・バード」の愛称の最新鋭機MD11、全日空が「マリンジャンボ・ジュニア」の愛称のボーイング767、日本工アシステムが同社の主力機、エアバスA300。

新空港での離着陸は開港前で正式には認められていないが、運輸省が場外離着陸としての使用を認めた。管制業務は当面、午前9時から午後5時までの間、半径9キロ、高度900メートル以下の空域を通過する小型機やヘリコプターなどを対象とする。

7月21日からは半径約120キロの空域を一括管制する。大阪、八尾両空港を含めた3空港を一元的に管制するわが国初の「広域ターミナルレーダー管制」を24時間体制で実施する。《共同通信》



【野上電気鉄道】ラストラン


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【武豊騎手】佐野量子さんとの婚約を発表

日本中央競馬会(JRA)の人気ジョッキー、武豊騎手(25)=栗東、フリー=が31日、タレントの佐野量子さん(25)との婚約を発表した。

2人が初めて出会ったには、1988年のテレビのクイズ番組。1年後、雑誌の対談で再会したのをきっかけに交際を続けていた。結納、結婚式の日取り、媒酌人などは未定。《共同通信》

【羽田孜外相】仏・ジュペ外相と会談

羽田外相は31日夜、外務省飯倉公館でフランスのジュペ外相と会談した。

この中で、ジュペ外相は国連安全保障理事会の改組問題について「常任理事国数の拡大が必要で、日本、ドイツは入ってしかるべきだ」と述べ、日本の常任理事国入りを支持する考えを初めて表明した。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発問題が国連安保理に再付託されたことに関連して、両外相は「国際社会として確固たる態度を示す必要がある」ことで一致。羽田外相は「対話の窓を残しておくことも重要だ」と重ねて強調した。

日本の安保理常任理事国入りに関連し、ジュペ外相は①拒否権付きの現行常任理事国制度を維持する②安保理拡大は効率性を損なわず、メンバーの地域配分に考慮する―との見解を表明。さらに「常任理事国には権利と義務がある」と指摘、日本が常任理事国入りする際は、国連平和維持活動(PKO)参加の面で一層の貢献拡大を迫られるとの考えを強く示唆した。

日本の市場開放問題について、ジュペ外相は「大きな棒を振り上げた者に一番大きな成果が行くのは望ましくない」と述べ、開放策が米国だけでなく欧州の実質的な利益になるよう強く求めた。《共同通信》

【細川護熙首相】疑惑を否定

参院予算委員会は31日午前、細川首相の佐川急便からの1億円借金問題や首相の義父名義のNTT株取引をめぐる集中審議を行った。首相はNTT株取引について「仮に百歩譲って私の取引だとしても普通の経済行為であり、何が法的、道義的に問題なのか」と反論し、審議が一時中断する場面もあった。これは首相自身が取引に関与した可能性もにおわせたと受け止められかねない答弁。

その後「だれがやっても問題のない取引だから、私がやったのなら私名義でやる。義父がやったから義父名義だ」と、答弁し直したが、野党側の反発を強める結果となった。

NTT株について証券コンサルタントの藤木周蔵氏が30日の記者会見で首相自身の取引だと指摘したことに対し、首相は元秘書深山正敏氏の話として「義父のNTT株購入に際し首相が担保を工面したことを藤木氏が知っており、首相が保証したことを取引と受け取ったかもしれない」との見解を示すとともに「私の取引ではない」と改めて強調した。

質問に立った自民党の清水達雄氏が深山氏の証人喚問を求めたが、首相は「秘書を辞めて平穏な生活を送る民間人を喚問するのは家族を含めた人権問題だ」と述べ、重ねて拒否した。

首相は1億円借金問題に関しては、「借りて返済したことを十分証明した。挙証責任は果たした」と述べた。

集中審議では、このほか自民党の鹿熊安正、楢崎泰昌、服部三男雄、社会党の北村哲男、共産党の有働正治、二院クラブの西川潔の各氏が質問に立つ。予算委は同日午後、1994年度暫定予算案の審議も行い、暫定予算が成立する予定。《共同通信》

【政界談話室】

○…細川首相は31日の参院予算委で、佐川急便グループからの1億円借金への釈明に大わらわ。「クリントン米大統領は疑惑解明のため、所得税申告書を出したが、首相はどうか」とホワイトウォーター疑惑を引き合いに迫る自民党の清水達雄氏に、首相は「米国は大統領制で、議会答弁はないが、私は国会で答弁し、資料も提出している。全く異なるケースで、同列に論議されるべき問題ではない」こと疑惑解明に関しては、「日米共通の価値観」よりあくまで「日本異質論」で押し通す固い構え。

○…この日の自民党三塚派総会で、北川正恭副幹事長が在外邦人に前住所での投票権を与える可能性に触れ「(海外赴任者の前住所は)大都市部に集中しており、小選挙区の区割り案と一緒に対応しておいた方がいい」と提起した。ギョッとなった衆院東京3区選出の越智通雄氏が「私は4、5000票差で落選したことがある。私の選挙区出身の在外邦人が5000人いれば、選挙活動をどうすればいいのか」と猛反発。「場合によっては徹底抗戦する」と当落に直結する動きにピリピリ。《共同通信》

【ロス疑惑】東京地裁、元会社社長に無期懲役

昭和56年11月、米国ロサンゼルスで発生したロス疑惑「一美さん銃撃事件」で、殺人、詐欺罪に問われた元雑貨輸入販売会社社長三浦和義被告(46)と、銃撃実行犯として殺人罪などに問われた元駐車場経営A被告(42)の判決公判が31日、初公判から5年ぶりに東京地裁で開かれた。

松本昭徳裁判長は「銃撃実行犯の特定を待つまでもなく、保険金を得るため三浦被告が仕組んだと認められる」と述べ、三浦被告を主犯と認定。求刑通り無期懲役を言い渡した。

しかしA被告については「証拠を統合しても銃撃実行犯と断定するには合理的な疑いが残る」として、懲役15年の求刑に対し、殺人罪は無罪、別件の銃刀法違反についてだけ懲役1年6月、執行猶予3年とし、同被告は閉廷後、逮捕から5年半ぶりに釈放された。

三浦被告はただちに控訴した。検察側はA被告について控訴するかどうか検討している。《共同通信》

【第66回選抜高校野球大会】第6日

第66回選抜高校野球大会第6日は31日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、常総学院(茨城)智弁和歌山(和歌山)宇和島東(愛媛)がベスト8進出を決めた。

常総学院は二回二死一、三塁から重盗で先制、守っては清本が2試合連続の完封で高知商(高知)に2―0で勝ち、選抜初のベスト8入りを果たした。智弁和歌山は横浜(神奈川)の2投手に井口の2点本塁打を含む11安打を浴びせ、10−2と圧勝し、春夏通じて初の8強入り。宇和島-東広島商(広島)は、十三回に宮出の二塁打で決勝の2点を挙げた宇和島東が4―2で競り勝ち、6年ぶり2度目のベスト8に進出した。《共同通信》



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