平成11007日目

平成31年2月26日(火)

2019/02/26

【菅義偉官房長官】「会見は意見を言う場でない」

菅義偉官房長官は26日の記者会見で、東京新聞記者が事実誤認の質問をしたとして首相官邸が同紙に送った抗議文の内容をめぐり、同記者が「質問や表現の自由にまで及ぶものが多数あった」と指摘したのに対し「(記者会見は)質問を受ける場であり、意見を申し入れる場ではない。東京新聞から『会見の場で長官に意見を述べるのは当社の方針でない』というような回答がある」と述べた。

東京記者は「会見は国民の知る権利に応えるためにある。この会見は一体、何のための場なのか」と発言。菅氏は「あなたに答える必要はない」と語気を強めた。

東京記者は午前の会見でも、質問中に官邸報道室長から「簡潔に」などと言葉を挟まれたことを取り上げ、「(室長の)妨害が毎回、ネットで拡散している」と訴えた。この点についても菅氏は「妨害していることはあり得ない。会見は政府の考え方を国民に知ってもらうのが基本だ。(妨害ではなく)『質問にしっかり移ってほしい』ということだ」と答えた。

東京記者の質問をめぐっては、官邸報道室が昨年12月、内閣記者会に「事実を踏まえた質問」をするよう文書で要請した。これに対し「取材の自由への侵害」などとして新聞労連が抗議声明を出し、弁護士やジャーナリストらが文書の撤回を要求している。《産経新聞》




【インド】パキスタン空爆

インド政府は26日、インド軍機がパキスタンと領有権を争うカシミール地方の実効支配線(停戦ライン)を越え、パキスタン国内で空爆を行ったと発表した。テロリストの拠点に絞って攻撃したという。インドメディアによると、インド軍機が実効支配線を越えるのは48年ぶり。テロ事件に端を発した核武装国である両国の対立は緊張の度を増している。

インド政府の発表などによると、空爆は26日未明に、パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州バラコットで行われた。インド政府は攻撃で「複数のテロリストを殺害した」としたが、パキスタン側は空爆による被害を否定している。

カシミール地方では14日、インド治安部隊40人が死亡する自爆テロがあり、パキスタンに拠点を置くイスラム過激派ジェイシモハメドが犯行声明を出した。インドは「テロ組織をかくまっている」などとパキスタンを批判。パキスタンは関与を否定し、非難の応酬となっていた。《産経新聞》

【北朝鮮・金正恩委員長】ハノイ入り

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は26日、特別列車で中国から国境を越え、ベトナム北部のドンダン駅に到着し、車に乗り換え首都ハノイに入った。トランプ米大統領も大統領専用機で同日夜、ハノイに到着した。両者は27日夜から28日にかけ、2回目となる首脳会談を行う。金氏は非核化に向けた具体的な措置を提示し、経済制裁の緩和などを求める見通しだ。

サンダース米大統領報道官が同行記者団に明らかにしたところによると、トランプ氏は27日夜、金正恩氏と1対1で短時間あいさつを交わした後、少数の米朝政府高官を交えた夕食会を開き、首脳会談を実質的にスタートさせる。28日の予定の詳細は明らかにされていない。《産経新聞》

【韓国・文在寅大統領】3・1独立運動「親日清算は正しい」

韓国の文在寅大統領は26日の閣議で、日本の植民地支配に抵抗した1919年の「3・1独立運動」について、「親日を清算し、独立運動に対して正しく礼を尽くすことは、民族の精気を奮い起こし、正しい国へと進む始まりでもある」と語った。

閣議は、日本の植民地時代の独立運動家・金九のソウルの記念館で開かれた。閣議を公共の庁舎以外で行うのは、戦争時期を除いて初めてという。独立運動から100年となる3月1日を前に、国内の機運を高める狙いがあるとみられる。

文氏は「私たちの誇らしい歴史は、今日の韓国の源となっている」とし、独立運動や運動家に関する歴史を後世に伝えていく重要性を強調した。《読売新聞》

【東京都・小池百合子知事】「築地市場、再整備せず」

東京都議会が築地市場跡地再開発方針を巡り混乱している問題で、小池百合子都知事は26日の都議会本会議で、築地には卸売市場を再整備しないと明言した。一方で、約2年前に示した「築地は守る」とした基本方針は「変わっていない」とも説明。来月4日には、常任委員会で再開発方針についての審議が予定されているが、野党側からの厳しい追及が予想される。

小池知事は2017年6月、「築地は守る、豊洲を活かす」との基本方針を発表。築地に「食のテーマパーク機能を有する新たな市場」を整備し、築地に戻る市場業者を支援することや、豊洲市場は将来的に市場兼物流センターとする考えを示した。直後の都議選では、小池知事が率いた都民ファーストの会が大勝した。

しかし、国政に打って出た衆院選での大敗などを経て、小池知事は同年11月、「食のテーマパークは一つの考え方」と軌道修正。今年1月に発表した跡地再開発の素案には、「新たな市場」に関する文言は盛り込まれなかった。跡地の扱いも、市場会計から一般会計に約5600億円で買い上げる所管換えを行うと発表。都による市場再整備はできなくなるが、「食のテーマパークを超えた形で展開する」と説明していた。《読売新聞》

【大阪地裁】一気飲み強要でホスト死亡、7400万円賠償命令

大阪市中央区の繁華街(通称・ミナミ)のホストクラブで2012年、テキーラを一気飲みし、急性アルコール中毒で死亡したホストの男性(当時21歳)の両親が、運営会社などに計約8700万円の損害賠償を求めた訴訟があり、大阪地裁は26日、会社に約7400万円の支払いを命じた。酒井良介裁判長は「他のホストらが一気飲みを強要した」とし、会社の使用者責任を認めた。

判決によると、男性は12年4月からホストクラブで勤務。同年8月1日朝、店内で口から泡を吹いて倒れているのが見つかり、救急搬送されたが、死亡した。

酒井裁判長は、当時店内にいた客の証言を基に、主任のホストらが「飲めよ」などとテキーラを一気飲みさせたと指摘。嘔吐しても、別のホストが暴行を加えて飲ませ続け、泥酔したまま放置したとした。《読売新聞》

【ボクシング・谷口将隆選手】WBO王座獲得ならず

世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級タイトルマッチ12回戦(26日・東京後楽園ホール)――同級2位の谷口将隆(ワタナベ)が王者ビック・サルダール(フィリピン)に0―3の判定で敗れ、世界初挑戦での王座獲得に失敗した。サルダールは初防衛に成功。《読売新聞》

2月26日のできごと