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1989 平成元年4月21日(金)
平成104日目
【プリンセス・プリンセス】シングル「Diamonds」発売
【中国・天安門広場】10万人が民主化を要求
22日の胡耀邦前中国共産党総書記の追悼大会を控えた21日夜、追悼活動が続いている北京の天安門広場にはこれまでで最高の約10万人の学生、市民が集まり死を悼むとともに民主化を要求した。群衆の一部は同日午後11時前から、党・政府のある中南海の正門・新華門に移動した。
「人民万歳」などと書いたプラカードを持った学生なども集まり始めた。北京市公安当局は中南海から天安門広場に向かって手前5メートルほどの所に阻止線を引き、新華門前への集結を阻んだ。
党機関紙人民日報はこの日、追悼活動を通じての急速的な民主化要求、行動を激しく批判した論評を発表「安定団結」の必要を訴えた。他紙も同様の新華社論評を一斉に掲載、過激な行動に警告したが、これを振り切って多数が集結したことは党・政府指導部の威信が大きく低下したことを示している。《共同通信》
1990 平成2年4月21日(土)
平成469日目
【法務省】在日韓国人3世「退去強制」緩和へ
法務省は21日、日韓両国間で最大の懸案となっている在日韓国人3世の法廷地位問題のうち、韓国側が廃止を求めている退去強制制度の退去強制事由(対象)を現行の4項目から内乱罪、外患罪などに絞り、制度を緩和する方針を固めた。
退去強制制度について、法務省はこれまで「国家の主権行為であり廃止する考えはない。諸外国と比べても穏やかな制度だ」(同幹部)としてきた。韓国側の廃止要求は依然として退けているものの、制度緩和方針は在日3世問題をめぐる日韓両国間の折衝に一石を投じることになりそうだ。《共同通信》
1991 平成3年4月21日(日)
平成834日目
【芦屋市長選】北村春江氏が当選、全国初の女性市長誕生
兵庫県芦屋市長選は21日投票、即日開票の結果、保守系無所属新人で弁護士、北村春江氏(62)が自民党推薦の現職、山村康六氏(69)を破り初当選、全国初の女性市長が誕生した。《共同通信》
【米・ベーカー国務長官】エジプト・ムバラク大統領と会談
湾岸戦争終結後3度目の中東歴訪を展開しているベーカー国務長官は21日、カイロでムバラク・エジプト大統領と会談し、アラブ諸国とイスラエルの単独和平の実現に目標をおいて努力することを確認し合ったもようだ。
ベーカー長官は会談後記者会見で「イスラエルと隣接アラブ諸国が直接(個別に)二国間で対話し、古くからある固定観念を捨てることが大切だ」と述べた。《共同通信》
1992 平成4年4月21日(火)
平成1200日目
【北朝鮮・金正日書記】元帥に
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の朝鮮労働党中央軍事委員会、同中央委員会、同国国防委員会、同中央人民委員会は21日午前、金正日書記に元帥の称号を与えるとの決定を発表した。決定は同日朝、ラジオを通じて全国に公表された。
金書記は昨年12月、人民軍最高司令官に就任。今月13日、それまで元帥だった金日成主席が大元帥になっており、元帥称号の授与はこれに伴う措置。25日には人民軍創立60周年を迎え、盛大な行事が予定されている。
金日成主席は国家主席と党総書記の二大ポストを依然維持しているが、かつてない盛大な国家行事となった今月15日の金主席生誕80周年の祝賀祭は子息の金正日書記が取り仕切っており、同書記が事実上、国政のすべてを担当する後継体制に穏やかに移行しつつある。《共同通信》
1993 平成5年4月21日(水)
平成1565日目
【宮澤喜一首相】「クリントン大統領は非常に若い」
宮澤首相は21日の衆院政治改革調査特別委で、先の日米首脳会談でのクリントン大統領の印象を聞かれ「世間で言われているように非常に若いなあということ」と世代のギャップを感じた様子。
これに対し大統領と同じ46歳の鳩山由紀夫氏は「(政治改革は)若い時分たちが力を発揮しなければならない。首相に託するのではいけない。私たちは年功序列に甘えていた」と73歳の首相に向かって強調。
この後、35歳の岩屋毅氏も「首相は戦後政治の立役者で生き証人だ」。「もはや過去の人」と言わんばかりの自民党委員からの発言に首相も苦笑い。《共同通信》
1994 平成6年4月21日(木)
平成1930日目
【自民党・河野洋平総裁】連立与党を批判「無理やり矛盾を糊塗」
自民党は21日午後、連立与党の政策協議が難航を重ねたことに対し「矛盾を無理やり糊塗するものだ」と批判する河野総裁談話を発表。森幹事長も都内のパーティーで「今後は比較第一党の自民党を中心に連立与党を組むのが憲政のルールだ」と主張した。
しかし、党内には「社会党は結局、連立の枠組みは壊さないだろう」(中曽根元首相)、「連立側は少数政権でも、とにかく内閣をつくって国民への責任を果たすべきだ」(梶山前幹事長)との意見が多く、連立枠が崩れない限り自民党に政権が直ちに戻ってくるという見方はほとんどない。《共同通信》
1995 平成7年4月21日(金)
平成2295日目
【オリックス・野田浩司投手】19奪三振のプロ野球新記録
オリックス1−2ロッテ◇21日◇千葉
ロッテは延長十回に一死一、三塁とし、南渕の右犠打でサヨナラ勝ちした。連敗は4でストップ。
ロッテは敗色濃厚の九回、一死一塁から、平井の三塁打で同点に追い付いた。記録は安打だったが、打球を後ろにそらした中堅手、田口のまずい守備が野田の足を引っ張った。
野田は決め球のフォークボールがさえた。九回までで降板したものの、プロ野球新記録の19奪三振を奪った。力投が惜しまれる。《共同通信》
【村山富市首相】自民党・後藤田正晴元副総理と会談
村山首相は21日昼、首相官邸で自民党の後藤田元副総理と約1時間会談、地下鉄サリン殺傷事件など最近の治安情勢や阪神大震災の復興策について意見交換した。
後藤田氏はオウム真理教に対する捜査に関連して「宗教団体がなぜあのような施設を持っているのか」と通常の宗教団体ではないと強調。「特異な事件であり、あらゆる法令を適用してき然として対応すべきだ」と述べた。《共同通信》
1996 平成8年4月21日(日)
平成2661日目
【競馬・第113回天皇賞】サクラローレルが快勝
競馬の第113回天皇賞(春)は21日、京都競馬場の3200メートル芝コースに16頭が出走して争われ、3番人気の関東馬サクラローレル(横山典弘騎乗)が3分17秒8で快勝、賞金1億3200万円を獲得した。横山騎手はこのレース初勝利、境勝太郎調教師は4勝目(春は初)。《共同通信》
【米・クリントン大統領】ロシア・エリツィン大統領と会談
エリツィン・ロシア大統領とクリントン米大統領は21日、クレムリンで米ロ首脳会談を行った。両大統領は会談後の記者会見で、原子力安全サミットの包括的核実験禁止条約(CTBT)に関する合意を受けて、エリツィン大統領が24日からの中国訪問で、条約に同意するよう中国側を説得することで合意したと明らかにした。《共同通信》
1997 平成9年4月21日(月)
平成3026日目
【橋本龍太郎首相】日米防衛協力指針見直し「憲法の枠守り、幅広く」
橋本龍太郎首相は21日、ワシントンで25日に行われるクリントン大統領との日米首脳会談で、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直しは憲法の枠内で幅広い協力を行う考えを表明するとともに、5月の中間報告や今年秋の指針見直しに向け、日米防衛協力小委員会(SDC)の協議を加速させることを確認する方針を固めた。
沖縄の米海兵隊を含む在日米軍の兵力水準については、現時点で削減を求めるのは避け、「国際的な安全保証情勢の変化に応じて緊密に協議する」との昨年4月の日米安保共同宣言の合意確認にとどめる考えだ。《共同通信》
1998 平成10年4月21日(火)
平成3391日目
【橋本龍太郎首相】中国・胡錦濤副主席と会談
橋本龍太郎首相は21日夜、日本を公式訪問した中国の胡錦濤国家副主席と首相官邸で会談した。
胡副主席は「21世紀に向けて基本的枠組みづくりを今の政治家は行う義務がある」と述べ、日中共同声明や平和友好条約に続く新文書の策定を念頭に新たな両国関係を構築したいとの意向を表明。9月に見込まれる江沢民国家主席の訪日を契機に、両国の協力関係をさらに発展させていくことで首相と一致した。《共同通信》
1999 平成11年4月21日(水)
平成3756日目
【飯田簡裁】寄席での居眠り、退席措置は「妥当」
居眠りは噺家も客も迷惑。立川談志さんの落語寄席で居眠りをして退席させられた長野県飯田市内の会社役員(62)がプライドを傷つけられた」として主催者側の同市内の飲食店主(46)に10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で21日、飯田簡裁は「主催者側の対応は社会通念上妥当」として請求を棄却した。
判決などによると、寄席は恒例の「談志ひとり会」で、昨年12月17日、同市内の公民館で開かれた。会社役員はいす席の最前列中央部に座っていたが、談志さんの落語中に居眠り。談志さんは「お父さん、寝ちゃって大丈夫かい」「わたしゃやる気なくなっちゃったよ」と言って約20分で中断、会社役員は主催者側の求めで退席した。《共同通信》
【沖縄県・稲嶺恵一知事】沖縄県でのサミット開催を要請
上京中の稲嶺恵一沖縄県知事は21日、小渕恵三首相、野中広務官房長官、高村正彦外相を相次いで訪ね、2000年の主要国首脳会議(サミット)を同県で開催するよう要請した。
稲嶺知事は「過去の歴史や地理的な条件を考えると、沖縄はある意味で異質性を持っており、それは日本の幅を大きく広げる」と沖縄開催の利点をアピールした。これに対し、小渕首相は「(29日からの)訪米前に決めたい。ただ、いろいろな状況を十分に勘案しながら決定したい」と述べた。《共同通信》
2000 平成12年4月21日(金)
平成4122日目
【公明党・神崎武法代表】解散は森首相に一任
公明党は21日午前、党本部で全国代表者協議会を開き、次期衆院選に向けた選挙対策を協議した。神崎武法代表は「自民党内の大勢は主要国首脳会議(沖縄サミット)前の解散・総選挙の流れで動き出しており、6月選挙の可能性が濃厚だ。森喜朗首相の決断をどこまでも尊重する」と述べ、解散時期の判断を首相に一任する考えを言明した。《共同通信》
2001 平成13年4月21日(土)
平成4487日目
【自民党総裁選予備選】小泉氏が8県で圧倒
自民党総裁選の予備選は21日、千葉、新潟、岐阜、兵庫、徳島、福岡、佐賀、長崎8県で開票が行われ、いずれも小泉純一郎元厚相が1位となり地方票計24票を獲得、都道府県連で圧倒的な強さを示した。小泉氏は90票を超える勢いだ。
この結果を受けて、橋本龍太郎行革担当相を擁する橋本派有力幹部は同日夜、橋本氏の逆転は困難との認識を表明、同派幹部の野中広務前幹事長は24日の両院議員総会の一回目の投票で小泉氏が1位になった場合、橋本氏が決戦投票を辞退する可能性を示した。《共同通信》
【森喜朗首相】「桜を見る会」開催
21日、森首相主催の「桜を見る会」が東京の新宿御苑で、政財界や文化、スポーツ界関係者、国際貢献及び国際ボランティアに参加した人達約1万人を招いて開催された。首相は八重桜の下で、招待客らとの握手や記念撮影に気さくに応じていた。《首相官邸》
2002 平成14年4月21日(日)
平成4852日目
【スケート・堀井学選手】現役引退を表明
1994年のリレハンメル五輪スピードスケート男子500メートルで銅メダルを獲得し、ソルトレークシティー五輪まで3大会連続で五輪に出場した堀井学(30)=PJMジャパン=が21日、札幌市内で記者会見し「トリノ五輪でメダルを目指すよりも、自分の新たな夢に向かって進みたい」と現役引退を正式表明した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】靖国神社を参拝
小泉純一郎首相は21日午前9時半すぎ、東京・九段北の靖国神社に参拝した。首相の靖国神社参拝は就任以来、昨年8月13日に次いで2度目。参拝後に首相は「(靖国参拝は)1年に1度だ」と述べ、8月15日の終戦記念日や前後の参拝は見送る考えを表明した。《共同通信》
2003 平成15年4月21日(月)
平成5217日目
【保守新党・松浪健四郎衆議】ちょんまげ切る
保守新党は21日の両院議員総会で、松浪健四郎衆院議員が、暴力団組員(当時)が会長をしていた建設会社に私設秘書給与を肩代わりさせていた問題で、衆院政治倫理審査会で弁明させることで事態打開を図る方針を決め、自民、公明両党も了承した。《共同通信》
◇
保守新党の松浪健四郎衆院議員は「これで許して」と言わんばかりにトレードマークのちょんまげを切った。「もう一回、生まれ変わらなければ」理由を説明する表情に、いつもの威勢の良さは感じられない。
21日、松浪氏は国会内で記者会見し、バッジを外さない考えを重ねて表明。議員辞職どころか、離党もしない「事態収拾」の方針に、野党議員からは「言い逃れにもなっていない」と怒りの声が相次いだ。《共同通信》
【政府】イラク復興策を決定
政府は21日午後、イラク問題対策本部会議(本部長・小泉純一郎首相)を首相官邸で開き、バグダッドの在イラク日本大使館の早期再開や米国の復興人道援助室(ORHA)と連携した支援など、イラクに対する人道、復興支援策を決定した。
首相は会合で「戦闘が終結に近づき、人道復興支援が極めて重要な課題だ。できるものから直ちに実施に移すことが必要で、国際協調の下で政府一体となって復興に取り組む」と強調した。《共同通信》
2004 平成16年4月21日(水)
平成5583日目
【経済財政諮問会議】「郵政民営化」中間報告案を了承
郵政民営化問題を議論している政府の経済財政諮問会議(議長・小泉純一郎首相)は21日、日本郵政公社を2007年から5〜10年程度かけて完全民営化し、郵便、郵便貯金、簡易保険の郵政3事業と郵便局の窓口ネットワークの各事業を自立させることを通じて、日本経済の活性化と国民の利便性向上を目指す内容の中間報告案を大筋で了承した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】キルギス共和国大統領と会談
21日、小泉首相は官邸でキルギス共和国のアカエフ大統領と首脳会談を行った。
アカエフ大統領は、アフガニスタンが中央アジアを不安定化させる脅威となっていたことを指摘した上で、「アフガニスタンの平和と安定が中央アジアの安定の基礎になっている。日本がアフガニスタン復興のための東京会議を開くなど、復興のための関与を続けていることに感謝している」と述べた。これに対し小泉首相は「キルギスが順調に発展していてうれしい。日本としてもできるだけ協力していきたい」と述べた。《首相官邸》
2005 平成17年4月21日(木)
平成5948日目
【自民党】「郵政民営化法案」25日決着を確認
自民党は21日、郵政民営化法案骨格の修正協議について、小泉純一郎首相と党5役との25日の折衝で最終決着を図る方針を確認した。同日中に郵政改革合同部会などで合意内容の了承を取り付けられれば、翌26日に部会、政調審議会、総務会で法案の了承手続きも進める考えだ。《共同通信》
【小泉純一郎首相】日本国際賞受賞者と懇談
4月21日、小泉首相は官邸で日本国際賞(ジャパン・プライズ)受賞者の表敬訪問を受け、懇談した。日本国際賞は、科学技術の分野で独創的、飛躍的な成果を挙げ、その進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献したと認められた科学者に与えられるもの。
2005年(第21回)は、情報・メディア技術分野では「自然言語処理及び画像の知的処理に対する先駆的貢献」により長尾真博士が、細胞生物学分野では「細胞接着の分子機構解明における基本的貢献」により竹市雅俊博士とアメリカ合衆国のエルキ・ルースラーティ博士が選ばれた。《首相官邸》
2006 平成18年4月21日(金)
平成6313日目
【奈良地裁】「騒音おばさん」に実刑判決
「引っ越し、引っ越し」の大きな声や大音量の音楽で、近隣住民に被害を与えたとして傷害罪などに問われた平群町若葉台、無職A子被告(59)に21日、地裁の実刑判決が下った。事件は一つの節目を迎えたが、公判後、被害者は「懲役1年では軽い」と言い切り、加害者のA子被告も早速、控訴に踏み切るなど、深い後遺症は残ったまま。
「騒音おばさんの町」という名で全国に知られるようになった平群町の住民らはこの日、判決を聞いて、「二度とこんな恥ずかしいことが起きないように」と、祈るような口調で語った。《読売新聞》
【安倍晋三官房長官】米軍再編「必要性を理解してもらえるよう努力」
安倍晋三官房長官は21日午後の記者会見で、在日米軍再編が争点となっている山口県岩国市、沖縄県沖縄市の市長選(いずれも23日投開票)について「米軍再編の必要性を理解してもらえるよう努力しないといけない。国としてしっかり地域振興に努めていく責任がある」と強調した。
基地負担に伴う地域振興策に関しては「基地交付金などの仕組みをもう少し使い勝手がいいものにする工夫がなされるべきだ」と指摘した。《共同通信》
2007 平成19年4月21日(土)
平成6678日目
【大阪府警】特急列車内で強姦、36歳解体工逮捕
JR北陸線の特急電車内で昨年8月、女性客に乱暴したとして、大阪府警淀川署は21日、滋賀県湖南市の解体工事業、A被告(36)(強姦罪などで公判中)を強姦容疑で再逮捕した。同じ車両には約40人の乗客がおり、異状に気付いた人もいたが、A被告にすごまれ、制止や通報ができなかったという。
A被告は昨年12月、JR湖西線の電車内と大津市内の駅トイレで2件の女性暴行事件を起こしたとして起訴され、今月6日、大津地裁で開かれた初公判で起訴事実を認めていた。 調べでは、A被告は昨年8月3日午後9時20分ごろ、特急「サンダーバード」(9両)が福井駅を出発した直後、旅行客の大阪市内に住む20歳代の女性の隣に座り「声を出すな、殺すぞ」と脅して体を触り始め、同10時45分に京都駅を出発後、トイレに連れ込んで暴行した疑い。《読売新聞》
【安倍晋三首相】慰安婦で「責任」初言及
安倍晋三首相は21日までに米ニューズウィーク誌のインタビューに応じ、第二次世界大戦中の従軍慰安婦問題について「日本の首相として大変申し訳なく思っている。彼女らが非常に苦しい思いをしたことに対し責任を感じている」と述べ、同問題では初めて「責任」に直接言及して強く謝罪の意を表明した。《共同通信》
2008 平成20年4月21日(月)
平成7044日目
【愛子内親王殿下】学校生活が本格化
学習院初等科1年生の本格的な授業が21日始まり、10日に入学した皇太子ご夫妻の長女、愛子さま(6)も、黒いランドセルを背負って元気に登校した。雅子さまも一緒で、愛子さまが通学に慣れるまでしばらく同行するという。
宮内庁東宮職などによると、雅子さまと愛子さまは午前7時45分ごろ、お住まいの東宮御所(東京都港区)がある赤坂御用地の門を出た。二人は手をつなぎ、紺のコート姿の愛子さまは雅子さまと笑顔を交わしながら学校までの数十メートルのなだらかな坂道を歩いた。《毎日新聞》
【福田康夫首相】韓国・李明博大統領と会談
福田康夫首相は21日、韓国の李明博大統領と官邸で会見し、日韓関係を「一層成熟したパートナーシップ関係」に拡大することで一致した。経済連携協定(EPA)締結交渉の再開準備として6月中に実務協議を開くことや、日中韓協力のため3カ国首脳会議を年内に日本で開くことでも合意。
両首脳は北朝鮮の核放棄に向け日韓、日米韓が緊密に協力していく方針を確認し、大統領は拉致問題を解決し日朝国交正常化を目指す日本の立場に支持を表明した。《共同通信》
2009 平成21年4月21日(火)
平成7409日目
【和歌山毒物カレー事件】最高裁、被告の上告を棄却
98年7月に和歌山市で起きた毒物カレー事件で、殺人罪などに問われた林真須美被告(47)に、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は21日、上告を棄却する判決を言い渡した。死刑とした1、2審判決が確定する。死刑事件で2審の事実認定を変えない場合、最高裁は通常、量刑理由だけを明らかにする。今回は有罪認定した理由にも踏み込んでおり、異例の判決と言える。
弁護側は1審から一貫して無罪を主張した。しかし、小法廷は(1)カレーに混入されたものと組成上の特徴が同じ亜ヒ酸が被告宅などから発見された(2)被告の頭髪から高濃度のヒ素が検出されており、付着状況から被告が亜ヒ酸を取り扱っていたと推認できる(3)カレーの鍋に亜ヒ酸をひそかに混入する機会があったのは被告だけで、鍋のふたを開けるなど不審な挙動が目撃されている–などの状況証拠を列挙。「合理的な疑いを差しはさむ余地のない程度に証明されている」と有罪とする根拠を示した。《毎日新聞》
【麻生太郎首相】経産省首脳と夕食
麻生太郎首相は21日夜、都内で二階俊博経済産業相、望月晴文事務次官、松永和夫経済産業政策局長ら経産省幹部と夕食を取りながら懇談した。追加経済対策や新しい経済成長戦略「未来開拓戦略」取りまとめの慰労も兼ね、今後の経済政策運営について話し合ったものとみられる。《時事通信》
2010 平成22年4月21日(水)
平成7774日目
【英会話のジオス】経営破綻、99教室を閉鎖
英会話学校大手のジオス(東京・品川)は東京地裁に破産手続きの開始を申し立て保全管理命令を受けたと21日、発表した。負債総額は約75億円。運営していた国内の計329施設のうち230カ所はジー・コミュニケーション(名古屋市)の子会社が継承、残りは閉鎖する見通し。《日経新聞》
【鳩山由紀夫首相】「私は愚かな総理」
「ワシントン・ポスト紙が言うように、私は愚かな首相かもしれない」鳩山由紀夫首相は21日の党首討論で、核安全保障サミットに出席した各国の首脳の中で「最大の敗者」と首相を酷評した米紙の指摘を認めるような発言をし、議場は一時騒然となった。
米軍普天間飛行場の移設先変更という難題に取り組む強い決意をアピールしたかったようだが、自身に「首相失格」の烙印を押すような異例の発言には窮地に追い込まれた重圧と危機感がにじんでいる。
首相発言は、自民党の谷垣禎一総裁が「がくぜんときた。暴言だ」と米紙を批判しつつ「原因が首相にあることも否定できない。政治の責任者として発言が軽い」と攻撃した場面で飛び出した。
首相が自席に戻ると、谷垣氏は「何ですか、それは。もっと使命感を持っていただきたい」と語気を強めた。《共同通信》
2011 平成23年4月21日(木)
平成8139日目
【菅直人首相】福島県・佐藤雄平知事と会談
枝野幸男官房長官は21日午前の記者会見で、22日午前0時から福島第一原発の半径20キロ圏内を災害対策基本法に基づく「警戒区域」に設定し、原則として立ち入りを禁じると発表した。圏内の住民の「一時帰宅」については「数日中に始めたい」とした。
これに先立ち、菅直人首相は21日午前、福島市を訪れ、福島県庁で佐藤雄平知事と会談。知事は「警戒区域や避難区域の話は地元首長や住民の了解を得ることが前提だ」と要請し、首相は「地元のみなさんの話を最優先にする」と応じたという。首相は20キロ圏外の一部地域を指定する方向で調整している計画的避難区域について「(詳細な)地域は明日発表する」と伝えた。佐藤知事が会談後、記者団に明らかにした。《朝日新聞》
【田中好子さん】死去
1970年代に一世を風靡した人気アイドルグループ「キャンディーズ」のメンバーで、女優の田中好子さんが21日、乳がんのため東京都港区の病院で死去した。55歳。東京都出身。伊藤蘭さん、藤村美樹さんとの3人組「キャンディーズ」で73年にデビュー。「スーちゃん」の愛称で親しまれた。
「年下の男の子」「春一番」「微笑がえし」などのヒット曲を連発、時代を象徴するアイドルとして人気を博したが、78年に「普通の女の子に戻りたい」とグループを解散した。《共同通信》
2012 平成24年4月21日(土)
平成8505日目
【独・ブンデスリーガ】ドルトムントが2年連続8度目の優勝
ドルトムント2-0ボルシアMG◇21日◇ドルトムント
日本代表MF香川真司(23)の所属するドルトムントが、2年連続8度目の優勝を飾った。香川はトップ下として後半28分までプレー。今季13点目となるチーム2点目を挙げるなど、MVP候補にも挙がっている今季を象徴するような活躍で勝利に貢献。連覇を置きみやげに、来季のビッグクラブへの移籍もいよいよ現実味を帯びてきた。《日刊スポーツ》
【ゴルフ・宮里藍選手】米女子ツアー8勝目
米女子ゴルフツアーのロッテ選手権は21日、米ハワイ州カポレイのコオリナGC(パー72)で最終ラウンドを行い、26歳の宮里藍が70で回り、通算12アンダーの276で今季初優勝を飾った。昨年7月のエビアン・マスターズ以来のツアー通算8勝目。
宮里藍は2位と3打差の単独トップでスタートし、強風の中で4バーディー、2ボギーと伸ばして逃げ切った。《共同通信》
【野田佳彦首相】日本・メコン地域諸国首脳会議に出席
日本と東南アジアのメコン川流域5か国による首脳会議が21日午前、東京・元赤坂の迎賓館で開かれ、 野田首相は5か国に、2013年度から3年間で約6000億円の政府開発援助(ODA)を実施することを表明した。
「日メコン首脳会議」には野田氏のほか、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの首脳が参加した。 同日採択した共同文書「東京戦略2012」には、日本のODA供与のほか、海上安全保障に関する協力を促進することなどを盛り込んだ。《読売新聞》
2013 平成25年4月21日(日)
平成8870日目
【名古屋市長選】河村たかし氏が3選
地方選挙が集中する「ミニ統一地方選」は21日、名古屋市長選など全国で23市長選が投開票された。
任期満了に伴う名古屋市長選は無所属現職の河村たかし氏(64)が、元名古屋市議の藤沢忠将氏(43)=自民愛知県連推薦、民主愛知県連支持=と元大学非常勤講師の柴田民雄氏(48)=共産推薦=を破り、2年前の出直し選挙を含めて3回目の当選を果たした。《日経新聞》
【安倍晋三首相】在任中の改憲に意欲
安倍晋三首相は21日、前日に続き地元山口県で、28日投開票の参院山口選挙区補欠選挙を巡り街頭演説した。山口市や岩国市など5ヶ所をまわり、憲法改正の発議要件を緩和する96条の改正では「私は第96代の首相で、96条を変えたい」と在任中の改憲に意欲を示した。《日経新聞》
2014 平成26年4月21日(月)
平成9235日目
【フィギュア・高橋大輔選手】来季の休養を宣言
フィギュアスケート男子の高橋大輔(28=関大大学院)が21日、大阪・吹田市内の関大で学長表彰式に出席した。3大会連続五輪出場など、これまでの実績を評価されて受賞した。高橋は保留している進退について「1年ぐらいかけて考える。試合にはたぶん出ないと思います」と1年間は休養する考えを口にした。アイスショーに出演する可能性はあるが、14-15年シーズンは競技会に出場しない方針となった。《日刊スポーツ》
【安倍晋三首相】靖国神社に「真榊」奉納
安倍晋三首相は21日、東京・九段北の靖国神社で同日から始まった春季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 安倍晋三」の名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。昨年末に参拝したばかりである上、23日に来日するオバマ米大統領が日本と中韓両国との関係悪化を懸念していることに配慮し、参拝は見送る方向だ。 田村憲久厚生労働相や伊吹文明、山崎正昭衆参両院議長、日本遺族会会長を務める尾辻秀久元厚労相も真榊を納めた。《共同通信》
2015 平成27年4月21日(火)
平成9600日目
【リニア・L0系】時速603キロを記録
東海旅客鉄道(JR東海)が21日午前に山梨県で実施した超電導リニア車両の有人走行試験で、世界最高速となる時速603キロメートルを記録した。16日に自らが出した世界記録(同590キロメートル)を更新、鉄道史上で初めて600キロメートル台に達した。同社はギネス世界記録の認定を申請する。《日経新聞》
【春の園遊会】1800人が出席
天皇、皇后両陛下が主催される「春の園遊会」が21日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞を受賞した名城大の赤崎勇終身教授(86)ら約1800人の招待客が出席した。 天皇陛下は、東京電力福島第1原発事故の影響で住民の避難生活が続く福島県川俣町の古川道郎町長(70)を「被災者も高齢化してくるから、いろいろ配慮をされないといけない」といたわられた。《産経新聞》
2016 平成28年4月21日(木)
平成9966日目
【JR九州・鹿児島本線】全線で運行再開
熊本地震の影響により、14日から運休していたJR九州の鹿児島線熊本-八代間が21日午後1時ごろ、運転を再開。鹿児島線は全線が復旧した。同日朝には高速バスの福岡-熊本間も運行を再開した。高速道路は21日未明、速見インターチェンジ(IC)-別府IC間が通行止めを解除したが、雨の影響などで同日午前に再び通行止めとなった。
JR九州によると、再開した鹿児島線の熊本-八代間は当面1時間1本程度で上下線を運行する方針。高速バスの福岡-熊本間は、1日14往復の予定。運行する西日本鉄道は、通行止めや渋滞により「所要時間は5時間以上かかる可能性もある」としている。《西日本新聞》
【おおさか維新の会・足立康史衆院議員】「ふざけるなよ、お前ら」
衆院総務委員会で民進党を「あほ」などと罵倒したおおさか維新の会の足立康史衆院議員が、21日の同委員会で再び「民進党は(熊本地震の被災地支援の)足を引っ張っている。ふざけるなよ、お前らホンマに」などと発言し、遠山清彦委員長(公明)から再三注意を受けた。足立氏は記者団に言葉遣いの不適切さは認めたが、事実関係に間違いはないと主張した。《産経新聞》
2017 平成29年4月21日(金)
平成10331日目
【森友学園】民事再生法適用を申請
大阪市の学校法人「森友学園」が21日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。関係者への取材で分かった。信用調査会社によると、負債額は推定で20億円。学園側は同日夕以降に大阪市内で記者会見を開く。学園は大阪府豊中市の旧国有地で目指していた小学校の開設を3月に断念。多額の負債を抱えており、同法の手続きの下で再建を目指す。《共同通信》
【自民党・中川俊直衆院議員】離党届を提出
女性問題を理由に経済産業政務官を辞任した自民党の中川俊直衆院議員(46)=広島4区=は21日、離党届を執行部に提出した。党執行部は受理する。複数の党幹部が21日明らかにした。不倫疑惑などを巡る週刊誌報道を受け、責任を取った。一方、民進党は即刻、議員を辞職するよう求めた。《共同通信》
2018 平成30年4月21日(土)
平成10696日目
【安倍晋三首相】「葉桜の にぎわいありて 杯重ね」
安倍晋三首相は21日午前、東京・新宿御苑で恒例の「桜を見る会」を開いた。首相はあいさつで17、18日に米南部フロリダ州で開かれた日米首脳会談に触れ、「トランプ米大統領と合計10時間40分の時間を共にした。トランプ氏は『拉致被害者が帰国するために最善を尽くす』と約束してくれた」と会談の成果を強調。「米朝首脳会談で拉致被害者の帰国に向けて前進するよう、全力を尽くしていきたい」と述べた。
会場となった新宿御苑では、すでに桜は散り、新緑の中での開催となったが、首相はピンクのネクタイ姿で登場し、「葉桜の にぎわいありて 杯重ね」と自作の俳句を披露。「これからも日本がもっともっと元気に、誇りある国になるよう、全力を尽くすことを誓う」と決意を語った。《産経新聞》
2019 平成31年4月21日(日)
平成11061日目
【水泳・飛び込み日本室内選手権】玉井陸斗選手がV
水泳・飛び込み日本室内選手権最終日(21日・東京辰巳国際水泳場)――男子高飛び込みは、兵庫・高司中1年の玉井陸斗(JSS宝塚)が474・25点で圧勝し、初出場で初優勝。日本水泳連盟によると、12歳7か月での制覇は、国内シニア大会の最年少記録。
今夏の世界選手権(韓国・光州)の日本代表選考基準(432点)を大幅に上回ったが、国際水泳連盟(FINA)の年齢制限(14歳)に届かず、大会には出場できない。《読売新聞》
2020 令和2年4月21日(火)
令和357日目
【COVID-19】安倍首相、改めて外出自粛を要請
安倍晋三首相は21日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の発令から2週間を迎えたことに関し、重ねて外出や移動の自粛を要請した。官邸で記者団に「医療現場の負担を少しでも軽減し、皆さん自身の健康、命を守るためにも外出は控えていただきたい」と訴えた。
西村康稔経済再生担当相は記者会見で、パチンコ店などで知事の休業要請に従っていない例が散見されるとし、特措法45条を根拠に、施設を名指しして休業を求める措置に踏み込む可能性を示唆した。外出自粛の効果を分析するため、近く専門家による会議を開く考えも示した。《共同通信》
【COVID-19】台湾からマスク200万枚
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、台湾政府が国際貢献として送ったマスク200万枚が21日、貨物機で成田空港に到着した。寄贈を受けた日本側は今後、全国の公立病院や特別支援学校などに配布する。
台湾との友好関係を重視する超党派の「日華議員懇談会」の求めに台湾政府が応じて寄贈した。21日午前、成田空港の駐機場には日台の関係者が駆け付け、マスクが搬出される様子を見守った。《共同通信》
2021 令和3年4月21日(水)
令和722日目
【韓国・ソウル中央地裁】元慰安婦の訴え却下
韓国のソウル中央地裁は21日、旧日本軍の元従軍慰安婦の女性や遺族ら計20人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟で、訴えを却下する門前払いの判決を出した。国家は外国の裁判権に服さないとされる国際法上の「主権免除」の原則が適用されるかどうかが焦点だった。
同地裁では1月に別の元慰安婦12人(故人を含む)が原告となった同種訴訟で、別の裁判官らが慰安婦動員は「反人道的犯罪行為」で主権免除は適用できないと判断し、賠償を命じており、対照的な結果となった。
21日の判決で原告側が控訴する可能性があり、上級審が主権免除原則適用の是非を審理する公算が出てきた。《共同通信》
2022 令和4年4月21日(木)
令和1087日目
【秋篠宮皇嗣同妃両殿下】伊勢神宮ご参拝
秋篠宮さまは21日、皇位継承順位1位の「皇嗣」となったことを示す「立皇嗣の礼」が行われたことを報告するため、秋篠宮妃紀子さまとともに伊勢神宮(同県伊勢市)の内宮と外宮を参拝された。
同日午前11時45分ごろ、モーニングにシルクハットを手に持った秋篠宮さまと、白のロングドレス姿の紀子さまはゆっくりと内宮の参道を進み、神職からおはらいをお受けに。その後、正殿に向かい、玉串をささげて拝礼された。これに先立ち、衣食住の神である豊受大神を祭る外宮も、同様の所作で参拝された。
ご夫妻は同日午後、車で伊勢市から奈良県橿原市にご移動。22日は同市にある神武天皇陵を参拝した後、京都市に移動し、明治天皇陵や孝明天皇陵に足を運ばれる。《産経新聞》