平成3756日目

1999/04/21

この日のできごと(何の日)

【落語居眠り訴訟】退席措置は「妥当」

居眠りは噺家も客も迷惑。立川談志さんの落語寄席で居眠りをして退席させられた長野県飯田市内の会社役員(62)がプライドを傷つけられた」として主催者側の同市内の飲食店主(46)に10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で21日、飯田簡裁は「主催者側の対応は社会通念上妥当」として請求を棄却した。

判決などによると、寄席は恒例の「談志ひとり会」で、昨年12月17日、同市内の公民館で開かれた。会社役員はいす席の最前列中央部に座っていたが、談志さんの落語中に居眠り。談志さんは「お父さん、寝ちゃって大丈夫かい」「わたしゃやる気なくなっちゃったよ」と言って約20分で中断、会社役員は主催者側の求めで退席した。《共同通信》

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【政界談話室】

民主党の菅直人代表は21日午後の記者会見で、小渕恵三首相の支持率が上昇していることについて聞かれ「不思議だ。ピザを持って『タイム』の表紙を飾ったようだが、てっきり小渕さんのそっくりさんと思った。まさか本人がやってるとは思わなかった」と訪米を前にした首相のパフォーマンスを痛烈に皮肉った。さらに「今の時代に、自分の色を出さないことで逆にいろんな批判を馬耳東風のように(受け)流していくリーダーが日本のリーダーであること自体、世界の七不思議だ」と、首相の政治手法を厳しく批判。《共同通信》

【サッカー】世界ユース選手権

快進撃が止まらない。若い世代が日本サッカー界の歴史に新たなページを加えた。20歳以下の年代で争う世界ユース選手権の準決勝に進んだ日本は21日、ラゴスで南米の強豪ウルグアイを2−1で下し、史上初めて決勝に進出する快挙を演じた。

これまで世界レベルの大会におけるサッカー日本代表の最高成績は1968年メキシコ夏季五輪の銅メダル。日本は24日午後5時(日本時間25日午前1時)から、王座を懸けてスペインと対戦する。

今大会の主力選手は、来年のシドニー夏季五輪、3年後に日本と韓国が共催する2002年ワールドカップ(W杯)でも期待の世代。前々回、前回大会のベスト8の壁を打ち破った上、頂点に手が届くところまでも到達した。

開幕前は代表選手の選考をめぐり、トルシエ監督と日本サッカー協会の不協和音も聞かれたが、五輪、Wに向けて十分な手ごたえを感じさせる好結果を出している。

この日も前回準優勝のウルグアイ相手にひるまず攻め、前半3分に高原(ジュビロ磐田)が先制。1分後に追いつかれたが、35分に永井(カールスルーエ=ドイツ)が勝ち越しシュートを決めた。《共同通信》

【沖縄県・稲嶺恵一知事】沖縄でのサミット開催を要請

上京中の稲嶺恵一沖縄県知事は21日、小渕恵三首相、野中広務官房長官、高村正彦外相を相次いで訪ね、2000年の主要国首脳会議(サミット)を同県で開催するよう要請した。

稲嶺知事は「過去の歴史や地理的な条件を考えると、沖縄はある意味で異質性を持っており、それは日本の幅を大きく広げる」と沖縄開催の利点をアピールした。これに対し、小渕首相は「(29日からの)訪米前に決めたい。ただ、いろいろな状況を十分に勘案しながら決定したい」と述べた。《共同通信》

【この日の民主党】

衆議院の日米防衛協力指針特別委員会は21日、公聴会を開き、民主党推薦の浜谷英博・松阪大学政治経済学部教授、坂本一哉・大阪大学法学部教授など8人の公述人が意見を述べた。

浜谷氏は「基本計画の国会承認は法案の中核。原則事前、緊急時は事後とし、ともに審議結果を得るまでの期間を限って承認の有効期限を設けるべき」と述べた。また「国会と政府の間に事前協議機関を設置することや、基本計画を継続するための承認制度の導入が必要」と提言した。

質問に立った玄葉光一郎議員が、「国会で審議する際にどこまで政府が情報開示できるかが問題」と指摘したのに対し、佐々淳行・元内閣安全保障室長は「場合によっては秘密会にして開示する方法もある。野党も審議手続きの簡素化、委員の限定などは協力すべき。内閣も早く決め提案することだ」と述べた。

午後から公述した坂元氏は、「周辺事態の認定、基本計画の内容、自衛隊の出動のすべての国会承認について、国会による事後承認とすべきだ」と述べ、後方地域支援については「政府の説明ではあいまい。戦闘行為と一体化する可能性は残る。集団的自衛権の問題とも合わせ、もっと現実に沿った議論を行うべき」と強調した。 続いて土肥隆一議員が新ガイドラインでの事前協議の位置づけについて尋ねたのに対し、坂元氏は「必要性は当然残る。前提として日米間の十分な協議が必要。その上で迅速に対応できる体制整備を求めるべき」との見方を示した。《民主党ニュース》



4月21日 その日のできごと(何の日)