平成5948日目

2005/04/21

【この日の小泉総理】

日本国際賞受賞者の総理表敬

4月21日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】日本国際賞受賞者と懇談

平成17年4月21日、小泉総理は、総理大臣官邸で日本国際賞(ジャパン・プライズ)受賞者の表敬訪問を受け、懇談しました。

日本国際賞は、科学技術の分野で独創的、飛躍的な成果を挙げ、その進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献したと認められた科学者に与えられるものです。

2005年(第21回)の受賞者は、情報・メディア技術分野では、「自然言語処理及び画像の知的処理に対する先駆的貢献」により長尾真(ながおまこと)博士が選ばれました。また、細胞生物学分野では、「細胞接着の分子機構解明における基本的貢献」により竹市雅俊(たけいちまさとし)博士とアメリカ合衆国のエルキ・ルースラーティ博士が選ばれました。

受賞者を代表して、長尾博士が「今後も社会の発展につながる研究を続けていきたい。」と挨拶しました。《首相官邸》




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【自民党】「郵政民営化法案」25日決着を確認

自民党は21日、郵政民営化法案骨格の修正協議について、小泉純一郎首相と党5役との25日の折衝で最終決着を図る方針を確認した。同日中に郵政改革合同部会などで合意内容の了承を取り付けられれば、翌26日に部会、政調審議会、総務会で法案の了承手続きも進める考えだ。《共同通信》

【この日の民主党】

政権選択の選挙、仙台から歴史を変えよう 代表・幹事長、門間候補と

岡田克也代表と川端達夫幹事長は21日、揃って仙台入りし、衆議院統一補選投票日まで残るところあと3日となった宮城2区選挙区の門間ゆきこ候補の応援のため、それぞれが選挙区内を駆け巡り、熱弁をふるった。JR仙台駅近くで行われた集会で顔を揃えた岡田代表と川端幹事長は、立ち見もでるほどの盛況となった会場で、それぞれ演説を行った。

岡田代表は冒頭、まず投票所に足を運んでほしいと要請。その上で岡田代表は、この間一貫して主張してきた通り、「今回の選挙は政権選択の選挙だ」と訴え、次の総選挙で政権交代を達成し、この国を変えていくことに繋がる重要な選挙であることを指摘。「次の総選挙で政権交代ができれば、日本はまだ再生の余地がある」との見方を示し、多くの経済人等の間でも「何とかして今までの政治を根っこから変えないとこの国の未来はない」との主張がなされていることも併せて示し、政権交代の鍵を握る統一補選の意義を説明した。

岡田代表はまた、20日の小泉首相との党首討論でも論点とした「大きな改革と新しい外交をやらないとこの国の未来はない」との主張を提示。アジア軽視の外交を重ねてきた結果、行き詰まりを見せている小泉外交に代わり、先人が努力を重ねて成し遂げてきた対中国・対韓国との未来志向の良好な関係回復につとめていく必要性を指摘した。そして、「経済的に日本と中国は依存関係が深まって、共に相手なしではできなくなっている。しかし政治がそれについていっていない」とし、民主党主導でアジア重視の環境整備を進めていくと訴えた。

更に岡田代表は、「大きな改革をこの国は必要としている」と語り、小泉首相が躍起になって推し進めようとしている郵政改革が、果たして国民にとって必要な改革であるか甚だ疑問であることや、先の参院選で国民の多くが抜本改革ではないとして「NO!」の意思表示をした政府の年金改革案にも言及。やっと国会でスタートした年金改革をめぐる衆参合同協議に臨む与党議員の姿勢からは、「新しい時代に合った新しい年金制度をつくり上げていこうとする姿勢が見えない」と批判した。岡田代表は、こうした国民無視の政治を続ける政府・与党を厳しく批判した上で、「大きな改革・本当の改革を私たちにやらせてほしい」と語気を強めて訴え、その改革実現のために民主党への支持を要請した。

続いてマイクを握った川端幹事長は、「仙台で勝ち、福岡で勝てば、大きな政治の流れが動き出す」として、仙台から政治を変えようと述べ、歴史を動かす歯車になるべく投票日には行動して欲しいと、集まった聴衆に訴えた。

多くの選挙活動をこなして、文字通り駆けつけた門間ゆきこ候補は、「国民の皆さんの声なき声を形にしたい。その声が届く政治を実現したい」と力説。声が届く政治を政権交代で実現していくために、力を貸してほしいと熱弁をふるった。

最後に、門間候補が一貫して訴えている「明日へつなぐ力」にちなんで、門間候補、岡田代表、川端幹事長はじめ参加国会議員、会場に集った聴衆全員で手をつなぎ、「人と人をつなぐ」「世界と世界をつなぐ」「地域と活力をつなぐ」「そして将来の安心へつなぐ」として、力を込めて勝利を誓い合った。

藤井代表代行、舌鋒鋭く小泉政治の実態を批判し、党への支持訴える

藤井裕久代表代行、岡崎トミ子副代表らは21日、仙台市内で行われた集会で挨拶し、宮城2区補欠選挙の門間ゆきこ候補とともに、力強く民主党への支持を訴えた。

まず冒頭に挨拶に立った岡崎副代表は、「仙台から日本の政治を変えよう」と呼びかけるとともに、門間候補を「若い、行動力のある、バイタリティあふれる」人だと紹介し、大きな拍手を浴びた。

続いて藤井代表代行が挨拶し、様々な政策課題について、改革とは名ばかりの小泉政権の実態を舌鋒鋭く指摘した。今回の補選については、「小泉政治へのご判断をいただく非常に重要な場だ」とした上で、小泉政権に対し、「スローガンやよし、内容全くなし、ではない。もっとひどい。内容はスローガンで想像されることの全く逆をやっている」と厳しく批判した。

そしてまず、年金問題について、政府・与党が「100年安心と言っていたのが、もうだめだと言っている」とし、先日の国会での年金協議で自民党の代表者が、「100年安心とはさすがに言わず、強行採決した法律が一番いい案だと、まだ言っている。話にならない」と切り捨てた。その上で藤井代表代行は、現在の年金制度について、人口構成の変化に全く対応できていないこと、4割未納の国民年金の仕組みの悪さを認識せずに徴収強化を打ち出す発想の貧困さ、職場などによって制度が異なることの欠点と年金制度一元化の正当性、国会議員の年金はそのままという発想の貧困さ、多額の積立金を役人がさらにムダ遣いしている現状、専業主婦の皆さんに年金権がないこと、などを次々に分かりやすく指摘。「年金の根っこの仕組みを全く変えようとしない」小泉・自民党政権は、「100年安心と全く逆のことをやっている」と断じた。

藤井代表代行は、「三位一体とか称する改革」についても、地方のことは地方で、というスローガンは正しいが、「やっていることは全く逆」だとして、保育所や特養ホームをどこにどうつくるか、「地方の皆さんが決めればいいことだ」と指摘。実際には全くそうなっていない現状を分かりやすく説き、郵政改革についても、全く本質を外れたものだと、鋭く批判した。

藤井代表代行の分かりやすく舌鋒鋭い演説には、会場をあふれた多くの聴衆からも大きな拍手があがり、続いて挨拶した門間候補にも、温かい拍手と激励の声が飛んだ。

民主党政権で日本に真の改革を 菅前代表、福岡で平田候補らと演説

菅直人前代表(『次の内閣』ネクスト国土交通大臣)は21日、福岡2区の平田まさのり候補とともに各地で精力的に街頭演説会を行い、小泉・自民党政権を鋭く批判する一方で、民主党への更なる支持を訴えた。

平田まさのり候補は、「私はこれまで、1メートルの目線でいろいろなものを見て、聞いてきた。痛みは伴うものだとして弱者を切り捨てる政策を、今日まで小泉総理が進めてきたことを、私は許せない。弱い者が切り捨てられっ放し、置き去りにされっ放しの政治を変えるために、あと一歩の力を貸して欲しい」などと力強く訴えた。

続いて菅前代表は、「小泉総理は、年金制度や近々行われるべき介護保険の見直しなど、私たちに身近な問題よりも、郵政民営化だけに頭が回っている。こんな調子の4年間の政治で、日本はどうなったのか」と、小泉総理の基本的な政治姿勢を批判。また菅前代表は外交問題についても言及し、「中国の日本大使館などへ行われた暴力行為は、言語道断で許されない行為だが、この4年間の小泉総理自らの政治的行動が、日中・日韓両国の関係にどのような影響を与えることになったのか、もっと考え、配慮があっても良かったのではないか」と、小泉首相の外交手法に強い疑問を呈した。

そして平田まさのり候補についても触れ、「平田候補は、事故で車椅子に乗ることになってしまっても、思い切ってチャレンジができる日本にしたいと立候補してくれた。民主党が政権を獲れば、日本は根本から変わる。そのためにも平田候補を皆さんの手で送り出して欲しい」と熱心に聞き入る多くの支持者らを前に語りかけた。

田中眞紀子議員ら、平田候補とともに福岡市内各地で訴え繰り広げる

民主党・無所属クラブの田中眞紀子衆議院議員は21日、福岡市内を訪れ、各地で平田まさのり候補らとともに街頭演説を行い、それぞれ力強い訴えを行った。

まずマイクを握った藤田一枝衆院議員は、「本来、年金制度は、将来の安心のための制度なのに、与党による制度は将来の不安をかきたてるものになっている」と指摘。「選挙戦を通じて、日々成長してきた」平田候補を紹介し、「24日には新しい政治の扉を開いてほしい」と聞き入る聴衆に呼びかけた。

続いて松本龍党福岡県連代表(衆院議員)は、「ハンディがあっても機会が与えられる社会をつくっていかなくてはならない。そのためにも平田候補が必要だ。投票率の高さは民主主義の質の高さと同じ。是非、投票に行って欲しい」などと訴えた。

平田まさのり候補も、「私には地盤も看板もないが、国民の皆さんとの太いパイプを持っている。今、チャレンジしている相手は大きな壁だが、皆さんのご支援があれば必ず乗り越えられる。皆さんで、私の車椅子を押して下さい」と声をからしながらの訴えを行った。

最後にマイクを握った田中衆院議員は、「ここ福岡も、新潟と同様に地震で大きな被害を受けた。震災被害者への支援というのは、個々の状況にあわせてしなければいけないものなのに、政府や自民党は、お金がないと言って、何にもしてくれない。それもこれも、ムダ使いをして借金をして、財政破綻をきたしそうになったからだ」と、国民の税金であるということを省みない政府のムダ使い体質を痛烈に批判。「1メートルの目線で政治を行おうとしている平田さんを是非ともお願いします」などと力強く訴えた。《民主党ニュース》



4月21日 その日のできごと(何の日)