平成11061日目

2019/04/21

この日のできごと(何の日)

【スリランカ連続爆破テロ事件】

スリランカの最大都市コロンボや東部バティカロアなどで21日、教会や外資系ホテルなど計8か所で爆発があった。ロイター通信などによると、207人が死亡し、少なくとも450人が負傷した。多くの外国人が犠牲になったほか、複数の日本人がけがを負った模様だ。スリランカ政府は爆弾を使った同時多発テロとみて、背後関係の捜査を始めた。

複数の地元メディアによると、21日午前9時(日本時間21日午後0時半)前、コロンボ中心部の教会で爆発が起きた。ほぼ同時刻に、シャングリラホテルなどコロンボの3か所の五つ星ホテルと、西部ニゴンボと東部バティカロアの教会などでも爆発があった。さらに、数時間後、コロンボのホテルなど2か所で爆発が起きた。少なくとも一部の爆発は自爆攻撃だったとの情報もある。

スリランカのシリセナ大統領は声明で、「安全強化のためにあらゆる手段をとる」と表明した。AFP通信によると、ウィクラマシンハ首相は、爆発に関与したとして8人を拘束したと明らかにした。

21日はイエス・キリストの復活を祝う「イースター(復活祭)」にあたり、爆発が起きた際、教会には礼拝のために多くの人が集まっていた。現場を見たスリランカ人男性は本紙に対し、「数十人のけが人が血まみれで倒れていた。教会内部は吹き飛んだようだった」と話した。《読売新聞》

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【衆院大阪12区補選】維新・藤田文武氏が初当選

自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴う衆院大阪12区補欠選挙は21日投開票され、日本維新の会の新人藤田文武氏(38)が、自民党新人北川晋平氏(32)=公明推薦=ら3人を破り、初当選を確実にした。日本維新は地元組織の政治団体・大阪維新の会が「大阪都構想」推進を掲げて大阪府知事、大阪市長のダブル選で圧勝した勢いを維持し、本拠地で存在感を示した。

維新は大阪市を廃止し特別区に再編する都構想の2回目の住民投票実現を目指している。ダブル選に加え、国政選挙でも支持を得られたとして、改めて公明党などに協力を求める考えだ。《共同通信》

【衆院沖縄3区補選】屋良朝博氏が初当選

沖縄県知事に転出した玉城デニー氏の衆院議員失職に伴う沖縄3区補欠選挙は21日投開票され、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対し、野党が支援する無所属のフリージャーナリスト屋良朝博氏(56)が、自民党新人の元沖縄北方担当相島尻安伊子氏(54)=公明推薦=を破り、初当選を確実にした。自民党は推薦候補が落選した昨年9月の知事選に続く敗北で、辺野古移設を進める安倍政権への不信が再び示された格好だ。

玉城氏や辺野古反対派は、県民投票で辺野古沿岸部の埋め立て反対が7割を超えたことや辺野古を抱える沖縄3区の民意が明確になったとして、国への攻勢を強める。《共同通信》

【自民党・二階俊博幹事長】衆参同日選「今のところ考えず」

自民党の二階俊博幹事長は21日、夏の参院選に合わせた衆参同日選の可能性に関し「今のところ考えていない」と述べた。衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙の敗北を受け、党本部で記者団の質問に答えた。

公明党の斉藤鉄夫幹事長は衆院の解散権は安倍晋三首相の専権事項だとした上で「同日選は複雑なため、有権者が戸惑う。好ましくない」と党本部で記者団に語った。

国民民主党の玉木雄一郎代表は「同日選なら時間は限られる。野党間で候補者を擁立する態勢をつくらないと間に合わない」と高松市で記者団に述べた。《共同通信》

【北海道乙部町】平成最初で最後の町長選挙

6年ぶりに複数の立候補があり、平成最初で最後の選挙戦となった北海道乙部町長選は21日、無所属新人で元町議寺島努氏(53)が、無所属新人でNPO法人顧問今昭人氏(57)を破り、初当選した。投票率は85.65%。36年前の町長選の投票率は95.03%だった。

当選回数が全国で2番目に多く、9期目の現職寺島光一郎町長(74)は引退する。漁業団体や商工会は、現職の町政継承を目指す寺島努氏を支援。今氏は「役場主導の町政を変える」と訴えたが、及ばなかった。

乙部町は道南部の日本海側に位置し、人口約3700人。《共同通信》

【水泳・飛び込み日本室内選手権】

21日、東京辰巳国際水泳場で行われた飛び込みの日本室内選手権の男子高飛び込みで、兵庫・高司中学1年で12歳の玉井陸斗(JSS宝塚)が474.25点で初優勝した。日本水連によると、国内主要大会では史上最年少の優勝。

大会は国際大会代表選考を兼ねており、玉井は日本水連の定める選考基準を突破した。しかし、五輪や世界選手権などは「競技会開催年の12月31日に14歳未満の選手は派遣できない」との国際水連の規定があり、今年7月の世界選手権には出られない。

2006年9月生まれの玉井は20年東京五輪は規定をクリアする。「五輪で金メダルを取りたい」と迷いなく言い切った。《共同通信》

【プロ野球・21日】

ロ1―2日

日本ハムは三回に西川の適時打で先制し、四回に渡辺の適時二塁打で加点した。有原は6回3安打1失点で開幕3連勝。救援陣が無失点でつなぎ、秋吉が締めて逃げ切った。ロッテは打線が石川を援護しきれず、連勝が4で止まった。

西5―16ソ

ソフトバンクが今季最多の16得点で大勝。三回に甲斐の2号ソロで先制し、四回は甲斐の適時二塁打などで5点。五回にも周東のプロ初本塁打の3ランなどで5点を加えた。高橋礼が5回2失点で開幕4連勝。西武は投手陣が崩れた。

楽7―3オ

楽天は二回に嶋の2号2ランで先制し、三回にウィーラーの犠飛と押し出し四球で2点、四回に浅村の2点二塁打で加点した。釜田は六回途中3失点で粘り2年ぶりの勝利。オリックスは松葉が二回途中に危険球で退場したのが響いた。

中7―5ヤ

中日が逃げ切った。一回にビシエドの2点適時打で先制し、二回はビシエドらの3適時打で3点。その後も加点した。7投手で継投し、2番手の佐藤が今季初勝利。鈴木博が7セーブ目。ヤクルトは反撃が届かず、2位に後退した。

神0―3巨

巨人が3連勝。メルセデスが5安打に抑えて、7回無失点で2勝目。打線は四回に失策で1点を先制。七回は山本が適時三塁打を放った。阪神は2戦連続の零敗で3連敗となり、単独最下位。巨人戦は昨年から1分けを挟んで9連敗。

広7―4D

広島が今季初の4連勝。一回に鈴木、バティスタの適時打などで4点を先行し、二回にバティスタの2点打で差を広げた。ジョンソンは5回1失点で今季初勝利。DeNAは先発の国吉が1回4失点と崩れ、追い上げも及ばず5連敗。《共同通信》

【神戸市中央区】市営バス突っ込み2人死亡

21日午後2時ごろ、神戸市中央区のJR三ノ宮駅前の兵庫県道で、市営バスが横断歩道に突っ込み、渡っていた歩行者を多数はねた。葺合署によると、同県明石市の大学3年A子さん(20)と、神戸市須磨区のアルバイトBさん(23)の2人が死亡し、奈良県斑鳩町の女性会社員(45)ら6人が重軽傷を負った。

葺合署は自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、運転手C容疑者(64)=神戸市長田区=を現行犯逮捕。「ブレーキを踏んで発進準備をしていたら、急発進して人をはねた」と供述しており、事故の原因を詳しく調べる。

現場は神戸市中心部の繁華街で、片側4車線。《共同通信》

【ももいろクローバーZ】富山県黒部市でライブ

ももいろクローバーZが21日、富山県・黒部市宮野運動公園で野外ライブ「ももクロ春の一大事2019in黒部市~笑顔のチカラつなげるオモイ~」を開催した。

2日開催で合わせて3万0982人を動員。2日目の開演前に、百田夏菜子(24)は「黒部の方がすごく暖かく迎え入れてくださり、モノノフの方も含めてみんなで黒部を楽しんでいると感じた」とコメント。玉井詩織(23)は「ももクロのライブをいろいろな場所で告知をして下さっていたのが嬉しかった。来てくれた皆さんの友達などに自慢して貰えるようなライブにしたい」と語った。

21日のライブでは全21曲を歌唱。4月からテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のオープニングテーマを担当しており、ステージに登場したまる子とともに「おどるポンポコリン」を初披露した。公演の中盤には黒部市の子供たち150人と一緒に「仏桑花」を全員で歌唱。「LinkLink」、「ChaiMaxx」、「ももいろパンチ」ではステージを降りたり、黒部峡谷鉄道を模したトロッコに乗り、ファンの近くで歌声を届けた。

ライブ中に8月の3日、4日に埼玉・メットライフドームで毎年恒例の夏ライブ「MomocloMania2019―ROADTO2020―史上最大のプレ開会式」を行うこと、来年4月18日、19日に「ももクロ春の一大事2020」を行うことをそれぞれ発表した。《スポニチ》

【英国・エリザベス女王】93歳の誕生日

英国のエリザベス女王は21日、93歳の誕生日を迎えた。欧州連合(EU)からの離脱問題で英社会の分断が進む中、国民から広く敬愛されている。在位67年、日本の皇室と親交を重ねてきた女王は、5月に新天皇に即位する皇太子さまとの間でも関係をさらに深める。

女王はこの日、ロンドン郊外ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で復活祭(イースター)の礼拝に参加。英メディアによると、礼拝堂を後にする際、少年2人から花を贈られ、屋外で待っていた人々からは「ハッピーバースデー」の歌で祝福された。

女王は1952年に即位。2007年、英史上最高齢君主となった。《共同通信》

【安倍晋三首相】靖国神社に供物奉納

安倍晋三首相は21日、東京・九段北の靖国神社で始まった春季例大祭に合わせて「内閣総理大臣 安倍晋三」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。同神社が明らかにした。23日までの例大祭期間中の参拝は見送る。

首相は2018年10月、日本の首相として約7年ぶりに中国を公式訪問。6月には大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせ習近平国家主席の来日を予定しており、こうした両国間の関係改善の流れを優先した。13年12月に靖国神社を参拝し中韓両国が反発した経緯がある。

12年12月の第2次政権発足後、首相は春季、秋季例大祭では参拝せず、真榊奉納で対応してきた。《共同通信》

【ウクライナ】新大統領にゼレンスキー氏

ロシアとの紛争が続くウクライナで21日、大統領選挙の決選投票が実施された。新人のタレント候補ウォロディミル・ゼレンスキー氏(41)が約7割を得票、ペトロ・ポロシェンコ現大統領(53)に大差を付け、当選を確実にした。既存政治に失望した有権者の支持を集めた。ロシアとの和平協議にも前向きで、悪化していた両国関係に影響を与えそうだ。

22日午前(日本時間同日昼)の中央選管の開票速報(開票率80%時点)ではゼレンスキー氏が73%で、ポロシェンコ氏の24.6%を引き離した。投票率は62%だった。

ゼレンスキー氏は21日夜にキエフ市内で記者会見し「我々みんなで(勝利を)実現した。失望させないことを約束する」と国民に呼びかけた。ポロシェンコ氏も「国民の決定を受け止める」と敗北を認めた。

コメディアンのゼレンスキー氏は教師が大統領になるドラマ「国民のしもべ」で主演した。汚職撲滅や国民主体の政権運営を掲げ、現政権への批判票を集めた。外交政策では親欧米路線を堅持する一方で、紛争解決へロシアと協議する必要性を主張しており、対ロ関係の打開を探る。《日経新聞》



4月21日 その日のできごと(何の日)