平成8870日目
2013/04/21
【インディカー・シリーズ第3戦】佐藤琢磨選手、日本人初優勝
米国で人気の自動車レース、インディカー・シリーズ第3戦が21日、米カリフォルニア州ロングビーチで行われ、元F1ドライバーの佐藤琢磨(36)=ホンダ=が日本人ドライバー初優勝を成し遂げた。
佐藤は2004年のF1米国グランプリで日本人最高タイの3位を記録。10年からインディカー・シリーズに参戦し、昨年は第4戦で3位、第11戦で2位に入った。昨年の伝統レース、インディアナポリス500マイル(インディ500)では最後まで優勝争いを繰り広げた。《共同通信》
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【F1・、バーレーンGP】決勝
自動車のF1シリーズ第4戦、バーレーン・グランプリ(GP)は21日、バーレーンのサキールで決勝を行い、レッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が優勝し、今季2勝目、通算28勝目を挙げた。
2位にキミ・ライコネン(フィンランド)、3位にロマン・グロージャン(フランス)のロータス・ルノー勢が続いた。《共同通信》
【長野マラソン】川内優輝選手が優勝
長野マラソンは21日、長野運動公園から南長野運動公園までのコースに約9千人が参加して行われ、世界選手権代表が有力な川内優輝(埼玉県庁)が2時間14分27秒で優勝した。15回目を迎えた大会で日本人男子優勝は初。
レースは雪が降る中で行われ、川内は40キロ手前でアレクセイ・ソコロフ(ロシア)を振り切った。今大会で現役を引退する前日本記録保持者の藤田敦史(富士通)は30キロすぎで途中棄権した。
女子はナタリア・プチコワ(ロシア)が2時間30分40秒で制し、岩村聖華(肥後銀行)が日本勢最高の3位に入った。《共同通信》
【宮城県石巻市長選】亀山紘氏が再選
任期満了に伴う宮城県石巻市長選が21日、投開票され、無所属の現職亀山紘氏(70)=自民、民主推薦、共産支持=が、いずれも無所属新人の元市会議長阿部和芳氏(53)、元東北大非常勤講師青木満里恵氏(58)、ボランティア団体代表藤田利彦氏(50)の3人を破り、再選を決めた。投票率は44・16%で2005年に新市が発足してから最低。
石巻市は東日本大震災で4千人近くが死亡、行方不明となり、最多の犠牲者が出た自治体。歯止めのかからない人口流出対策や基幹産業の水産業立て直しなどの復興策が争点となった。亀山氏は引き続き復興の陣頭指揮を執る。《共同通信》
【名古屋市長選】河村たかし氏が3選
地方選挙が集中する「ミニ統一地方選」は21日、名古屋市長選など全国で23市長選が投開票された。
任期満了に伴う名古屋市長選は無所属現職の河村たかし氏(64)が、元名古屋市議の藤沢忠将氏(43)=自民愛知県連推薦、民主愛知県連支持=と元大学非常勤講師の柴田民雄氏(48)=共産推薦=を破り、2年前の出直し選挙を含めて3回目の当選を果たした。
投票率は39.35%だった。
河村氏が導入した市民税減税や市議会議員報酬削減の是非が争点となった。河村氏が知名度の高さを武器に終始優位な戦いを進め、藤沢、柴田両氏はともに減税廃止を訴えたが及ばなかった。《日経新聞》
【公明党・山口那津男代表】参院選に向け遊説開始
公明党の山口那津男代表は21日、夏の参院選に向け、全国遊説を神奈川、埼玉両県でスタートした。「政治の安定のために参院で与党が過半数を取る必要がある。争点は連立政権の取り組みの是非だ」と訴えた。同時に公約の土台となる重点政策の骨子も正式発表した。演説や重点政策骨子の中で、自民党が意欲を示す憲法改正には触れなかった。
改選10議席の維持を目標に、公認候補を擁立した両県、東京、大阪の4選挙区と比例代表の重点候補6人の浸透に全力を挙げる方針だ。
さいたま市では「自民党との連立合意で、優先順位が高いのは東日本大震災からの復興加速と経済再生だ」と強調した。《共同通信》
【安倍晋三首相】在任中の改憲に意欲
安倍晋三首相は21日、前日に続き地元山口県で、28日投開票の参院山口選挙区補欠選挙を巡り街頭演説した。山口市や岩国市など5ヶ所をまわり、憲法改正の発議要件を緩和する96条の改正では「私は第96代の首相で、96条を変えたい」と在任中の改憲に意欲を示した。《日経新聞》
【パラグアイ大統領選】オラシオ・カルテス氏が当選
南米パラグアイで21日、大統領選が行われ、選挙管理当局の発表によると、中道右派コロラド党のオラシオ・カルテス氏(56)が約46%を得票、当選した。2008年の前回大統領選で約60年ぶりに野党に転落した同党が政権に復帰する。
中南米では近年、左派政権が多く誕生し、パラグアイでも前回は左派のルゴ氏が当選していた。
カルテス氏は「国民全員に信頼してもらえるよう働く」と勝利宣言した。現与党、真正急進自由党(PLRA)のアレグレ前上院議員(50)は得票率約37%で、敗北を認めた。《共同通信》