平成3391日目

1998/04/21

【韓国政府】元従軍慰安婦に支援金

韓国政府は21日午前の閣議で、生存する韓国の元従軍慰安婦152人に対し、政府会計と民間基金を合わせ、1人当たり3800万ウォン(約380万円)の支援金を支払うことを決めた。

金大中大統領は閣議後、「(支援金支給は)日本への歴史的、道義的責任や謝罪の要求を放棄したものではない」とした上で、「日本が自発的に謝罪して賠償する場合、その賠償金も元慰安婦に伝達する」と述べ、今回の支援金は韓国政府が日本政府の賠償を「立て替える」性格ではないことを示した。

また、金大統領は市民団体が求めている日本政府への賠償要求について「韓国政府は介入しない」と述べ、民間賠償請求については干渉しない立場を明らかにした。《共同通信》



【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は21日、サッカーW杯フランス大会開幕まで50日となったことで「サッカーは好きか」と、国会内で記者団に突然質問され「好きかと聞かれれば好きだと答える。ただ自分では走れないが」と、いかにも興味がないと言わんばかりの返事。その後、委員会審議直後だったためか「だいたいワールドカップは頭になかったよ」と弁解。国民の間で関心の高い話題だけに思い直したのか「中田(英寿)君も出ているし、いいチームもできているようだ。いい結果を生んでほしい」と、日本代表チーム事情についての知識の一端を披歴した。

○・・・この日の衆院本会議で、労働基準法改正に関連し、民主党の鍵田節哉氏らが政労会見をめくる連合と伊吹文明労相の対立を取り上げ「良好な労働団体との関係をあなたの代で壊すことのないように」と厳しい注文を付けた。伊吹労は「額に汗して働く労働者のために労働行政に全力で取り組みたい」と模範答弁。さらに「橋本内閣は常に対話の扉を開いていると申し添えたい」と加え、日ごろの連合批判の舌ぼうは出ずじまい。標的にしようとしていた民主党などは肩透かし。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】中国・胡錦濤副主席と会談

橋本龍太郎首相は21日夜、日本を公式訪問した中国の胡錦濤国家副主席と首相官邸で会談した。

胡副主席は「21世紀に向けて基本的枠組みづくりを今の政治家は行う義務がある」と述べ、日中共同声明や平和友好条約に続く新文書の策定を念頭に新たな両国関係を構築したいとの意向を表明。9月に見込まれる江沢民国家主席の訪日を契機に、両国の協力関係をさらに発展させていくことで首相と一致した。《共同通信》



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