平成5644日目

2004/06/21

【地村保志さん夫妻】会見

小浜市の拉致被害者、地村保志さん、富貴恵さん夫妻=ともに(49)=は21日、わが子との再開から1カ月がたつのを前に記者会見し、保志さんは家族そろっての今の生活を「夢のよう」と表現。富貴恵さんは「北朝鮮に行った時はタイムマシンでずいぶん遅れた国に来たなぁと感じたが、今度はまた未来に帰ってきたような気分」と語った。《福井新聞》




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【民主党・岡田克也代表】党首討論で空回り

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参院選公示を前に各党党首は21日、日本記者クラブで開かれた党首討論会に臨んだ。民主党の岡田克也代表は参院選を「二大政党の大枠ができて初めての本格的な国政選挙」と指摘。政権交代の実現に向けた第一歩となる選挙と意気込んだが、与党側は「(改革路線の)信任を問う選挙」(首相の小泉純一郎自民党総裁)、「政策審判の選挙」(神崎武法康寧党代表)と受け流し、岡田氏の狙いも空回り気味。年金改革や自衛隊の多国籍軍参加問題も従来の主張を繰り返しで盛り上がりを欠く討論となった。《共同通信》

【この日の民主党】

岡田代表、5党党首討論会で党の立場を明快に提起

民主党の岡田克也代表は21日、日本記者クラブ主催の党首討論会に出席し、年金改革、イラク多国籍軍参加、参議院選挙の戦い方などをめぐって与党党首らと議論を交わした。

討論の冒頭、参院選で有権者に何を訴えるかという主催者の質問に対して岡田代表は、「昨年秋の総選挙で政権交代可能な状況ができた。これを踏まえて、自民党を上回る結果を出したい」と表明。小泉政権が改革を何ら進められないこと、国民に対する説明責任を果たしていないことなどを改めて指摘した上で、「あきらめていては現在の政治は変わらない。年金法を白紙撤回させ、イラク問題で説明責任を果たさせるためにも投票に行ってほしい。そして民主党に勝たせてほしい、と訴えたい」と答えた。

続く党首間の討論で岡田代表は、年金制度改革をめぐって小泉首相を追及。「年金一元化に向けた協議をやろうと言うなら、まず一元化と納税者番号制導入で自民党内をまとめるべきだ。なぜまとめられないのか」と質した。首相は「どういう一元化がいいかについても、いろいろ意見がある。各党内で固いものにまとめてくると、(党間の)議論がまとまりにくい」などと返答。代表は「方向性を決めないで議論しても答えは出ない。先送りに利用されるだけだ。危機にある国民年金についてどういう改革が必要だと考えているのか」と問いつめたが、首相は「いろんな議論が出てくる。まとめるには1年はかかる」などとごまかしに終始した。

また、新たな国連決議があれば自衛隊の多国籍軍参加も検討すると主張していたのではないか、とする首相からの質問に対して、岡田代表は「現行憲法の下では、イラク国民による選挙で選ばれた政府からの要請があり、また治安が安定して戦闘地域・非戦闘地域の区別が可能になった場合」と多国籍軍参加の条件を明快に示し、現在の状況はどちらの要件も満たされていないとした。「自衛隊を撤退させたらどういう支援を行うのか」との問いに対しても、「自衛隊をイラクに出さないと支援できないという考えが問題だ。一度出したことをもってズルズルと続けていくのはよくない。スペインもオランダも撤兵を表明している。国連をもっと前面に引き出す努力をしたり、第3国で警察力を提供するなど、いくらでもある」と答えた。《民主党ニュース》



6月21日 その日のできごと(何の日)