平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年2月18日(土)

平成42日目

【自民党・安倍晋太郎幹事長】解散を重ねて否定

自民党の安倍幹事長は18日行われたNHKの「国会討論会」録画撮りの中で社会、公明、民社、共産の書記(局)長がリクルート事件で噴出した国民の政治不信を払拭するために衆院解散を求めたのに対し「全く考えていない。(竹下)首相の頭の隅にもない」と重ねて解散を強く否定した。

これに関連して小渕官房長官も「地道に政治改革をやっていくことが責任の果たし方ではないか」と述べ、内閣総辞職や解散の道はとらず、政治改革を最優先の課題として取り組む意向を示した。《共同通信》

【竹下登首相】コスモス株利益「竹下政治資金にない」

衆院予算委員会総括質問3日目の18日の午後は、共産党の不破哲三副議長が質問に立ち、竹下首相の元秘書と、親類に対するリクルートコスモス社の未公開株譲渡問題を中心に追求した。首相はこれに対し(1)元秘書の青木伊平氏らへの譲渡株1万2000株の売却益が首相の政治資金に入っていないことは明確(2)リクルート社のだれが青木氏に株譲渡を持ちかけたのか、正確に認定できないーなどの見解を示した。《読売新聞》

1990 平成2年2月18日(日)

平成407日目

【第39回衆院選】自民、単独過半数を維持

自民党の過半数維持か、参院選に続いての与野党逆転か、90年台政治の枠組みを決め、21世紀への政治潮流を占う第39回総選挙は18日、全国一斉に行われた。《共同通信》

安定多数に迫る勢いの自民党では、海部首相の続投問題について、18日夜、党内各派首脳がいっせいに首相の続投支持を表明した。

金丸信・竹下派会長と宮澤喜一・宮澤派会長が「続投は当然のこと」と述べたほか、安倍派首脳も同様の考えを示した。また中曽根派幹部も「これで政局は安定するだろう。海部おろしはやりにくくなった」との認識を示しており、総選挙前に散見された海部首相に対する不協和音は鎮静化するものとみられる。《読売新聞》

「消費税」を最大の争点に与野党逆転をかけて争われた第39回総選挙は19日午後、翌日開票が終了、130選挙区512の全議席が確定した。衆院の新勢力分野は、自民党が解散時勢力を20減らしたものの、安定多数を超える275議席を獲得、国会での主導権を確保した。

社会党も解散時の83を53議席伸ばし、136議席を得て大きく躍進した。自民党は保守系無所属当選者のうち11人の追加公認を決定、286人の勢力になった。《共同通信》

東京4区:自民・石原伸晃氏が初当選

宮城1区:社会・岡崎トミ子氏が初当選

1991 平成3年2月18日(月)

平成772日目

【ソ連・ゴルバチョフ大統領】湾岸戦争終結へ新提案

ゴルバチョフ・ソ連大統領は18日午前、クレムリンでイラクのアジズ外相、ハマディ副首相と約3時間にわたり会談、湾岸戦争の政治解決を求め、無条件撤退など国連決議に沿った新提案を提示した。

アジズ外相は先の撤退の用意があるとの声明に含まれている条件は「計画であり、撤退の前提条件ではない」と明言、イラク側の先の声明は事実上無条件撤退を基礎に交渉に入りたいというのが真意だった、との姿勢を明らかにした。

アジス外相はソ連提案をフセイン・イラク大統領と協議するため、直ちにソ連の特別機でテヘラン経由、帰国の途についた。ソ連側によると、外相はできるだけ早い時期にモスクワに戻る。《共同通信》

【社会党・山花貞夫副書記長】都知事選出馬要請を固辞

東京都知事選の候補者選びを急いでいる社会党は18日、党本部で土井委員長を中心に三役懇談会を断続的に開き、改めて山花貞夫副書記長(東京11区)を擁立する方針を固め、党内調整を進めた。

しかし山花氏は、土井氏に対して重ねて固辞の意向を伝えたのをはじめ、同氏の有力な支持労組である全逓も、河須崎委員長が土井氏に対し擁立反対の意思を表明した。《共同通信》

1992 平成4年2月18日(火)

平成1137日目

【アルベールビル五輪】第11日

第16回冬季オリンピック・アルベールビル大会第11日の18日、スキーのノルディック複合団体で日本が優勝し、冬季五輪では1972年札幌大会スキー70メートル級ジャンプの笠谷幸生選手以来、20年ぶり2個目の金メダルを獲得した。また、スピードスケート男子1000メートルでは宮部行範選手が銅メダルを獲得した。《共同通信》

【宮澤喜一首相】「見通し?分かんないもん」

証人喚問問題での衆院予算委員会の審議空転は18日で2週間。前日は「執務室からあちこちに電話をかけまくっていた」(周辺)という首相だが、この日は加藤官房長官、自民党宮澤派の粕谷座長が国会情勢の報告に訪れた程度。

だが記者団に「こういう経済状態だし、一日も早く予算を上げたいのはもちろんですよ」と言いながら、ネックとなっている宮澤派前会長の鈴木元首相の国会招致は自民党竹下派に全面的に任せたとの気楽さからか、審議再開の見通しを聞かれると「そりゃ、分かんないもんなあ」とひとごとのような口ぶり。《共同通信》

1993 平成5年2月18日(木)

平成1503日目

【日本IBM】50歳以上の従業員1200人に退職勧奨

日本IBMは18日、6月末までに50歳以上の管理職を含む社員の4割に当たる約1200人を目標に退職勧奨を進めていることを明らかにした。

特定の社員を対象にした勧奨ではないが、昨年11月から数回説明会を開き、50歳以上の全社員と上司との1対1の面接も実施している。コンピューターのダウンサイジング(小型化)への対応が遅れている上に、世界的な景気低迷を受け業績不振が続く親会社の米IBMは今年海外を含むグループ全体で2万5000人の人員削減を計画している。《共同通信》

【民社党・大内啓伍委員長】日本新党との新党結成に意欲

民社党の大内委員長は18日、静岡県熱海市で開かれた労組研修会で講演し「秋の総選挙前に民社党と日本新党が新党を結成すれば、総選挙では50人から70人当選の大勝になる。(実現しなくても)相当の選挙協力までは展望できる」と述べ、日本新党との新党結成や提携に強い意欲を示した。

その上で「両党で新党をつくっても政界再編まではいかないが、それに向けた胎動をつくることはできる。(再編のためには)自民党からも社会党からも参加できるようにしたい」と述べ、自民党羽田派や社会党の改革派議員も巻き込んだ提携を模索していく考えを示した。《共同通信》

1994 平成6年2月18日(金)

平成1868日目

【渡辺美智雄元外相】14年ぶりに「ミッチー節」

「しばらくぶりで質問する。大平内閣当時以来で感無量だ」自民党の渡辺美智雄元外相が、18日午後の衆院予算委で、同党のトップバッターとして質問に立った。

渡辺氏が予算委の質問に立ったのは1980年1月以来14年ぶりで、副総理まで努めた大物としては極めて異例。転んで左足の骨にひびが入り、車いすに腰掛けたまま、予定の2時間をやや超えて「ミッチー節」を展開した。

全体としては「細川首相を応援」(渡辺氏)する是々非々のトーンに終始した。《共同通信》

【細川護熙首相】特使派米に前向き

衆院予算委員会は18日、1993年度第3次補正予算案をめぐる本格的論戦に入り、細川首相は日米包括経済協議の決裂に伴う日米間の緊張打開へ、貿易黒字削減の「中身をつくるのが第一」と指摘した上で、政府特使派遣について「これ以上、深刻な関係にならないよう最善の努力を尽くしたい」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。

また米国側が対日制裁実施のカ前を強めているのに対し、首相は(1)あくまで米側に良識ある対応を求める(2)日本側も冷静な対応を心がける(2)それでも制裁が追加された場合は国際ルールにのっとり対応するーとの考えを示した。《共同通信》

1995 平成7年2月18日(土)

平成2233日目

【武村正義蔵相】「これからは銀行が倒産することもありうる」

武村蔵相は18日午後、札幌市内のホテルで講演し、金融機関の経営が破たんした場合の対応について、経営状況のディスクロージャー(開示)が充実することを前提に「これからは銀行が倒産することも国民に覚悟してもらうのが正しい道だ」と述べ、国内では戦後例を見ない金融機関が倒産する事態もあり得るとの考えを表明した。《共同通信》

【自民党・梶山静六前幹事長】村山政権支援を強調

自民党の梶山前幹事長は18日朝、テレビ朝日の対談番組に出演し、阪神大震災での村山政権の対応について「地震が起きたのが村山さんのせいだと言えば不見識だ。村山政権は一生懸命やっており、このまま当面いけるはずだ」と述べ、村山政権を支えていく姿勢をあらためて強調した。《共同通信》

1996 平成8年2月18日(日)

平成2598日目

【橋本龍太郎首相】阪神大震災被災地を訪問

橋本龍太郎首相は18日、阪神大震災の被災地・兵庫県西宮市の鳴尾浜仮設住宅(約350戸)を訪れ、土井たか子衆院議長、馬場順三市長らとともに「元気で頑張ってください」と被災者を励ました。《共同通信》

【新進党・小沢一郎党首】「現実から逃避したい」

新進党の小沢一郎党首は18日夜、地元・盛岡市のホテルで開かれた「小沢一郎党首誕生を祝う会」に腰痛をおして出席した。

小沢氏はあいさつで「今日の政治状況を見ると、政治に対するイライラ、注文をたくさんお持ちと思う。自分の無力を感じ、時々、現実から逃避したい気持ちにかられる」と珍しく本音を漏らした。《共同通信》

1997 平成9年2月18日(火)

平成2964日目

【日本赤軍】主要メンバー5人、レバノンで拘束

イスラエルのテルアビブ空港で1972年5月、自動小銃を乱射し約100人を殺傷したなどとして国際手配中の岡本公三容疑者(49)ら日本赤軍とみられる5人と、日本人支援者とみられる男性2人、女性1人の計8人が、中東レバノンの治安当局に身柄を拘束されていることが18日までに分かった。

警察庁は指紋の照合を急ぎ、現地に派遣している担当者に情報収集させる一方、外務省も身元が特定され次第身柄を引き渡す用求める口上書をレバノン政府に送った。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】劣化ウラン弾撤去「求めない」

橋本龍太郎首相は18日午後の衆院予算委員会で、米軍の劣化ウラン弾誤射問題に関連し、米軍が日本国内に保管している劣化ウラン弾の撤去を求める考えのないことを明らかにした。

池田行彦外相も「在日米軍がわが国の平和と安全のために劣化ウラン弾を使用することもあり得る。撤去を求めるのは適当ではない」と述べた。共産党の古堅実吉氏の質問に答えた。《共同通信》

1998 平成10年2月18日(水)

平成3329日目

【スキージャンプ・原田雅彦選手】「金メダルは家宝に」

長野冬季五輪のスキージャンプ団体戦で悲願の金メダルを獲得した日本チームが18日、長野市で記者会見し「一生の思い出になる最高の五輪でした」などと試合から一夜明けた喜びを語った。

原田雅彦選手は(29)は「試合後、ホテルで妻と会ったら、感激で交わす言葉がなかった。ただ抱き合って涙を流した」と話し、金メダルについて「家宝にして神棚に飾ります。娘と息子の首に掛けて、メダルを取ったことを伝えたい」と笑顔を見せた。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】JR7社の社長と会談

JRの追加負担をめぐって難航している旧国鉄債務処理策について橋本龍太郎首相は18日、反発しているJR7社の社長と会談し「内閣の立場を理解していただきたい」と負担を受け入れるよう要請した。しかしJR側は「追加負担は勘弁してほしい」とこれまでの姿勢をかえず拒否した。

首相の説得という切り札も不調に終わったことから政府は、追加負担を盛り込んだ「国鉄清算事業団債務処理法案」をJRの了承のないまま原案通り20日に閣議決定し、今国会への提出を強行する見通し。これに対し、民主党が「JR負担は憲法違反」と表明するなど野党の反発は必至で、国会審議は難航しそうだ。《共同通信》

1999 平成11年2月18日(木)

平成3694日目

【西武・東尾修監督】西武ドームこけら落とし「先発は松坂で」

西武の大物新人、松坂大輔投手(横浜高)が、屋根が完成した西武ドームのこけら落としとなる3月20日の巨人とのオープン戦で先発する見込みとなった。東尾修監督が18日、「(松坂の調整が)順調にいけばそうしたい」と明らかにしたもので、巨人の長嶋茂雄監督も3月20日はドラフト1位入団の上原浩治投手(大体大)の先発起用を決めており、フレッシュな対決が注目を集めそうだ。《共同通信》

【明石康氏】都知事選出馬要請を受諾

4月の東京都知事選で自民党から立候補要請を受けていた元国連事務次長の明石康氏は18日午後、小渕恵三首相と会談し、要請を受諾する考えを示した。19日夕、都庁で記者会見し、都知事選に無所属で立候補する考えを正式表明する。

都知事選には自民党の柿澤弘治元外相(65)、民主党の鳩山邦夫副代表(50)、共産党推薦の三上満氏(66)、国際政治学者の舛添要一氏(50)、野末陳平元参院議員(67)が既に立候補を表明。自民党は候補者乱立の中、苦しい分裂選挙を強いられることになった。《共同通信》

2000 平成12年2月18日(金)

平成4059日目

【記念樹訴訟】小林亜星さん敗訴

作曲家の小林亜星さん(67)が「自分の曲をまねされ著作権を侵害された」として、同じ作曲家の服部克久さん(63)に慰謝料など1億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(森義之裁判長)は18日、「2曲に同一性はない」との判断を示し、小林さんの請求を棄却した。小林さんは判決を不服として控訴する方針。《共同通信》

【皇太子妃雅子殿下】公務復帰へ

宮内庁の古川清東宮大夫は18日の定例記者会見で、皇太子妃雅子さまが23日の皇太子さまの誕生日行事に出席し、公務に復帰される見通しであることを明らかにした。雅子さまは昨年末に流産で手術を受けてから静養を続けており、公務復帰は昨年12月23日の一般参賀以来、2カ月ぶりになる。《共同通信》

2001 平成13年2月18日(日)

平成4425日目

【公明党・神崎武法代表】森首相退陣要求を鮮明に

与党内で森喜朗首相の退陣要求が強まる中、公明党の神崎武法は18日夜、都内での党会合で森首相に対する早期退陣要求を一段と鮮明にした。公明、保守両党は「2001年度予算案の衆院通過後の首相退陣」を強く求める考えで、首相は自らの辞任決断をめぐる早急な決断を迫られている。《共同通信》

2002 平成14年2月18日(月)

平成4790日目

【小泉純一郎首相】米・ブッシュ大統領と会談

小泉純一郎首相は18日、日本を初めて公式訪問したブッシュ米大統領と外務省飯倉公館で会談した。首相は構造改革について「改革を推進する決意に揺らぎはない。改革の手綱を緩めないし、加速させていく」と決意を表明。大統領は「日本経済が強靭であることが世界にとって重要だ。改革を全面的に支持する」と強調した。

焦点のデフレ対策に関して、首相が「金融面での措置や不良債権処理を含め総合的な対策をとる」と説明、大統領は「何をすべきか知っている。改革実現に全幅の信頼を置いている」と述べ、景気回復に強い期待感を表明した。

【民主党・鳩山由紀夫代表】米追従と首相批判

野党各党は18日、イラクなどを「悪の枢軸」と呼び「あらゆる選択肢を検討している」と表明したブッシュ米大統領に対し、小泉首相が一定の理解を示したことに関して「(大統領を)単純に評価したことに大きな問題がある」(鳩山由紀夫民主党代表)などと一斉に批判した。

鳩山氏は記者団に「日本が(軍事力行使に)道を開くことになってしまうのではないか」と懸念を表明。経済構造改革の推進についても「米国に宿題を背負った形になったが、(自民党内の抵抗勢力の反発で)中途半端に終わるに違いない。言葉より実行だ」と述べた。《共同通信》

2003 平成15年2月18日(火)

平成5155日目

【韓国・大邱地下鉄放火事件】

韓国・大邱市で18日午前10時前、中央路駅に向けて走行中の地下鉄車内で男が放火して火災が発生した。大邱消防本部は同日夜、死者が52人、負傷者が140人になったことを明らかにした。同本部は政府の対策本部に対して「(駅構内の焼けた)車内には70余りの遺体があるとみられる」と報告。死者数は120人を上回る恐れがあり、世界の地下鉄事件・事故でも最大級の惨事となった。

燃えた列車内の遺体は損傷がひどく、犠牲者数の確定や身元の確認が難航している。《共同通信》

【小泉純一郎首相】犯罪被害者展を見学

小泉純一郎首相は18日夕、凶悪犯罪や悪質な交通事故などによって死亡した被害者を悼むために衆院第一議員会館で開催された「生命のメッセージ展示in国会」を見学した。92人の被害者の靴や等身大のパネルを前に、首相は終始、沈痛な面持ちで犯罪の撲滅を求める遺族の説明に熱心に耳を傾けていた。

有志議員や関係者らが共催した同展には森山真弓法相、谷垣禎一国家公安委員長、菅直人民主党代表らも駆けつけた。《共同通信》

2004 平成16年2月18日(水)

平成5520日目

【 FIFA W杯アジア予選】日本1−0オマーン

サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会アジア1次予選3組初戦は18日行われ、3大会連続のW杯出場を目指す日本は埼玉スタジアムでオマーンと対戦し、後半ロスタイム中の久保(横浜M)の決勝点で1-0で競り勝ち、辛うじて勝ち点3をもぎ取った。《共同通信》

【小泉純一郎首相】イラク戦争「大義あった」

通常国会初となる党首討論が18日開かれ、小泉純一郎首相はイラク戦争の大義となった大量破壊兵器が発見されていない問題に関し「私は大義名分があったと思っている。イラクは度重なる国連決議に従わず、廃棄したとの立証責任を果たしてこなかった」と述べ、対イラク戦争支持の正当性を重ねて主張した。

民主党の菅直人代表が「大義名分なき戦争を支持し、占領軍に加わる形で自衛隊派遣するのは大きな間違いだ」と追及したのに答えた。《共同通信》

2005 平成17年2月18日(金)

平成5886日目

【小泉純一郎首相】議定書達成「不可能ではない」

小泉純一郎首相は18日午後、首相官邸での政府広報ラジオ番組の収録で、地球温暖化防止のための京都議定書が16日に発効したことを取り上げて「日本の目標達成は容易ではないが、みんなで力を合わせれば決して不可能ではない」と強調した。《共同通信》

2006 平成18年2月18日(土)

平成6251日目

【麻生太郎外相】総領事館員自殺「女性問題での強要が原因」

麻生太郎外相は18日午後、都内で開いた外務省タウンミーティングで、2004年5月に在上海日本総領事館員が自殺した問題について、中国側から女性問題に付け込まれ暗号電文解読の情報提供を強要されたことが原因だと指摘した。

政府はこれまで「プライバシー」や「遺族の意思」を理由に「中国公安当局関係者の遺憾な行為があった」とする以上の詳細な説明を避けていた。《共同通信》

2007 平成19年2月18日(日)

平成6616日目

【大阪府吹田市】スキーバスが橋脚に衝突

18日午前5時25分ごろ、大阪府吹田市津雲台の府道で、スキー客を乗せた「あずみ野観光バス」(長野県松川村)の大型バス=A運転手(21)=が、道路右側の大阪モノレールのコンクリート製橋脚に衝突した。

乗客25人と乗員2人の計27人のうち、A運転手の弟でアルバイト添乗員のBさん(16)(同県大町市)が胸を強く打って死亡、A運転手と客2人が重傷、他の客23人も軽傷を負った。

府警吹田署は、A運転手がハンドル操作を誤ったとみて業務上過失致死傷の疑いで捜査している。同社のS社長(39)は事情聴取に、「A運転手は、ここ数日間連続で大阪、長野間を往復していた」と話しており、労働基準法などに違反した過重労働が行われていなかったかについても調べる。《読売新聞》

【自民党・山崎拓前副総裁】拉致問題「安倍首相が訪朝を」

自民党の山崎拓前副総裁は18日のテレビ朝日の番組で、拉致問題で北朝鮮から誠意ある対応を引き出すには、安倍晋三首相らが訪朝し、直接交渉を行うべきだとの考えを示した。

「前に進めるなら乗り込んでいくべきだ。直接対話をやったらいい。(6カ国協議の)作業部会でやろうとするから駄目だ。安倍首相でも誰でもいい」と強調した。《共同通信》

2008 平成20年2月18日(月)

平成6981日目

【沖縄県名護市】酒に寄った米海兵隊員が民家に侵入

18日午前4時25分ごろ、沖縄県名護市辺野古の女性(54)が「知らない外国人が家で寝ている」と110番した。県警名護署員が駆けつけたところ、室内で米海兵隊キャンプ・シュワブ所属の伍長、A容疑者(21) が眠っており、住居侵入容疑で現行犯逮捕した。

10日に発生した海兵隊員による女子中学生暴行事件で、在日米軍は綱紀粛正、再発防止を図っているが、事件の続発に県民の反発は更に強まりそうだ。《毎日新聞》

【福田康夫首相】沖縄米軍綱紀粛正を直接要請へ

福田康夫首相は18日夜、女子中学生暴行事件など相次ぐ米海兵隊員の不祥事について「米軍はどうなっているのか。綱紀粛正と言った直後だ。原因をよく突き止めなければならない」と指摘、27日に来日するライス米国務長官に直接、綱紀粛正や再発防止を申し入れる考えを明らかにした。《共同通信》

2009 平成21年2月18日(水)

平成7347日目

【麻生太郎首相】ロシア・メドベージェフ大統領と会談


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麻生太郎首相は18日、ロシア・サハリン州を訪れ、ユジノサハリンスク市内でメドベージェフ大統領と会談した。日ロ間最大の懸案である北方領土問題について「型にはまらない独創的な新たなアプローチ」により領土交渉を加速し、「われわれの世代」での解決を目指す方針で一致。プーチン首相の5月来日でも合意した。《共同通信》

2010 平成22年2月18日(木)

平成7712日目

【バンクーバー五輪】第7日

バンクーバー冬季五輪第7日の18日(日本時間19日)、フィギュアスケートは男子フリーを行い、高橋大輔(関大大学院)が合計247・23点で銅メダルに輝いた。1932年レークプラシッド大会に初出場以来、表彰台がなかった日本のフィギュア男子にとって悲願のメダルを獲得。右ひざの大けがを克服し、これまで欧州と北米の選手が独占してきた表彰台の一角に初めて立つ快挙となった。《共同通信》

【鳩山由紀夫首相】沖縄県名護市長と会談

鳩山由紀夫首相は18日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、同県名護市の稲嶺進市長と官邸で会談した。稲嶺氏は1月の市長選で名護市移設反対を公約し初当選した経緯を説明し、県外・国外への移設を要請。首相は「市長選結果は民意として重く受け止め、負担軽減のため検討している」と述べるにとどめた。《共同通信》

2011 平成23年2月18日(金)

平成8077日目

【第34回日本アカデミー賞】「告白」4冠獲得

第34回日本アカデミー賞の授賞式が18日、東京都港区のホテルで開かれ、中島哲也監督の「告白」が作品賞や監督賞など計4部門で最優秀賞を受賞した。「告白」は湊かなえさんの同名小説が原作で、娘を生徒に殺害された女性教師の復讐劇。

主演男優賞は妻夫木聡さん、主演女優賞は深津絵里さん、助演男優賞は柄本明さん、助演女優賞は樹木希林さんで、演技部門の最優秀賞を「悪人」(李相日監督)の出演者が独占した。《共同通信》

【菅直人首相】非小沢系も退陣論

民主党内で18日、2011年度予算関連法案をめぐり、年度内成立のめどが立たない状況を打開するには、菅直人首相の退陣もやむを得ないとの認識が広がった。小沢一郎元代表に近い衆院議員16人が会派離脱届を提出し、関連法案の衆院再可決が難しい情勢になったため。首相は続投への強い決意を表明したが、退陣論は非小沢系議員にも波及。首相が追い詰められれば衆院解散に踏み切るとの見方もあり、政局は3月にも緊迫した局面を迎えそうだ。

首相は、予算関連法案成立と引き換えに退陣する可能性について、記者団に「首を代えたら賛成する、しないという古い政治に戻るつもりはさらさらない」と強く否定。衆院解散については「国民にとって何が一番重要かを考えて行動する。予算関連法案を通して予算執行を始めることが重要だ。国民がそう思えば、政治家も行動を取る」と述べ、野党などの軟化を待つ姿勢を強調した。《共同通信》

2012 平成24年2月18日(土)

平成8442日目

【天皇陛下】心臓手術

東大病院(東京都文京区)で18日午前から行われた天皇陛下の心臓の冠動脈バイパス手術は同日午後、無事終了した。医師団は午後6時から記者会見し、「予定通り順調に終わった。容体は安定している」と述べ、経過が順調なら2週間程度で退院できるとの見通しを示した。

78歳の陛下はこの日、付き添いの皇后さま(77)と長女の黒田清子さん(42)が見守る中、午前9時24分に手術室に歩いて入られた。手術は東大と順天堂大の合同チームが実施。執刀医は東大心臓外科の小野稔教授(50)、順天堂大心臓血管外科の天野篤教授(56)、稲葉博隆准教授(48)の3人で、午前11時1分に執刀を開始。約4時間後の午後2時57分に終了し、同3時55分に手術室から集中治療室に移動。皇后さまや黒田さんと面会した。順調なら20日午前にも14階の特別室に移れるという。《時事通信》

【田中直紀防衛相】沖縄県・仲井真知事と会談

田中直紀防衛相は18日、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談し、沖縄の米海兵隊のグアム移転を米軍普天間基地の移設より先行させるなどの在日米軍再編計画の見直しについて説明した。防衛相は「沖縄の負担軽減を最優先に取り組んでいく」と伝えたが、知事は「普天間基地の固定化はダメだ。一日も早く動かしてほしい」と強調した。《日経新聞》

2013 平成25年2月18日(月)

平成8808日目

【安愚楽牧場事件】出資者らが海江田民主党代表を提訴

4000億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)をめぐり、出資者30人が18日、経済評論家時代に出資を勧める記事を発表した海江田万里民主党代表(63)を相手取り、計約6億1000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。訴状によると、海江田氏は昭和62年~平成4年ごろ、安愚楽牧場について「知る人ぞ知る高利回り」「リスクはゼロ」などと雑誌や書籍で紹介。出資者側は「破綻の危険性を容易に認識できたのに、調査や説明の義務を怠った」と主張している。《産経新聞》

【安倍晋三首相】参院予算委に出席

参院予算委員会は18日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して、12年度補正予算案などに関する実質的な審議を始めた。首相は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加について「参加後は、欧州連合(EU)や東南アジアにどんどん広がっていく。トータルで考えていくことが必要かもしれない」と表明。

現在、11カ国が進めるTPP交渉の参加国が将来拡大することも念頭に入れ、判断すべきだとの認識を示した。自民党の西田昌司氏への答弁。《毎日新聞》

2014 平成26年2月18日(火)

平成9173日目

【佐村河内守氏】聴覚の再診に同意

「両耳の聞こえない作曲家」として知られ、聴力の回復を認める謝罪文を出した佐村河内守さんが18日までに、身体障害者手帳を交付した横浜市の担当者と面会し、指定する医師の再診察を受けることに同意した。市が同日の記者会見で明らかにした。市は聴覚の回復状況などが確認されれば、手帳の返納などの措置を取る方針。

市によると、面会は15日、市内で実施。佐村河内さんは手話通訳で伝えられた問い掛けに、口述で「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。(指定する医師の)診察を受けます」と答えたという。《共同通信》

【安倍晋三首相】豪雪対応を加速

政府は18日午前、関東甲信から東北地方にかけての記録的な大雪を受け、各省庁による「豪雪非常災害対策本部」の初会合を首相官邸で開いた。安倍晋三首相は「いまだに(集落の)孤立状態が続いている。全国的に長期化する可能性がある事態に対して、対応をさらに加速する」と表明した。《毎日新聞》

2015 平成27年2月18日(水)

平成9538日目

【民主党】NHK・籾井会長を袋叩き

NHKの籾井勝人会長は18日、民主党の総務・内閣部門会議に出席した。1月に策定した2015年度から3カ年の経営計画の説明のために呼ばれたが、人事政策や過去の自身の発言についての質問が相次ぎ、議論はヒートアップ。時折、怒号が飛び交った。

籾井会長は昨年1月の就任直後に全理事から辞表を取り付け「よくあること」と述べたが、その発言を撤回すべきだと迫る議員に「屁理屈だ」「言葉尻をとらえている」と反論。議論の応酬後「くだらん」とこぼした。《毎日新聞》

【安倍晋三首相】原発推進を強調

安倍晋三首相は18日、参院本会議での代表質問で「国民生活や産業活動を守る責任あるエネルギー政策を実現するには、世論調査だけをみて安易に原発ゼロというわけにはいかない」と述べ、政府方針通り原発再稼働を進める考えを示した。

日本を元気にする会の松田公太代表が「毎日新聞の1月の世論調査では(鹿児島県の)川内原発の再稼働に反対する人が54%だ。どの調査でも国民の過半数が反対していることをどう考えるか」とただしたのに答えた。《毎日新聞》

2016 平成28年2月18日(木)

平成9903日目

【兵庫県警】宝塚市議を脅迫、宝塚市職員を逮捕

宝塚署は18日、宝塚市議を脅迫したとして、強要未遂の疑いので団体職員A容疑者(46)と、同市職員B容疑者(44)を逮捕した。2人の逮捕容疑は13日午後、同市小浜5の市立小浜工房館に、おおさか維新の会所属の岩佐将志宝塚市議(45)を呼び出し、「頭かち割るぞ」と脅した上、「同館存続に反対した議員の名前を市議会に提出しろ」などと要求した疑い。同署の調べに対し、2人は「脅していない。要求ではなくお願いだった」と容疑を否認しているという。《神戸新聞》

【自民党・丸山和也参院議員】「奴隷」発言で委員辞任

自民党の丸山和也参院議員は18日、オバマ米大統領を念頭に「黒人の血を引く。奴隷ですよ」などと発言した責任を取り、参院憲法審査会の委員を辞任した。谷垣禎一幹事長らが引き締めに躍起になっているのに、同党議員の失言は止まらない。安倍晋三首相が描く選挙戦略への影響を懸念する声も出始めた。

谷垣氏は18日、丸山氏に「足をすくわれることがないよう発言には注意するように」とくぎを刺した。丸山氏はこの日、部会長を務める党法務部会を「さまざまな予定」(部会関係者)欠席した。《毎日新聞》

2017 平成29年2月18日(土)

平成10269日目

【米・トランプ大統領】就任1カ月の成果を誇示

トランプ米大統領は18日、南部フロリダ州メルボルンで数千人の支持者を集めた集会を開き「就任後の1カ月間で米国を再び偉大にするために信じられないほどの進展を遂げた」と述べ、雇用確保や治安対策強化などの成果を誇示した。政権発足後の国内外の混乱で求心力が低下していることにトランプ氏は危機感を強めており、有権者の支持をつなぎ留める狙い。

先月20日のトランプ政権発足直後、全米で大規模な抗議デモが起き、各地で反対運動が続いている。《共同通信》

【横綱稀勢の里関】地元・牛久でパレード

大相撲初場所で初優勝し、第72代横綱に昇進した稀勢の里関(30)=茨城県牛久市出身、田子ノ浦部屋=の祝賀パレードが18日、JR牛久駅前から牛久市役所までのルートで実施された。パレード後には市民栄誉賞の贈呈式や、祝賀会も予定されている。

稀勢の里関はパレードの前に「(昇進などは)皆さまの応援のおかげだと思っています。感謝の気持ちを持って一日過ごしたいです」とあいさつした。沿道は「祝横綱稀勢の里関」などと書かれた手旗を持つ人で埋まり、駅前に設置された横綱の手形の記念碑で写真撮影をする人も多くいた。《共同通信》

2018 平成30年2月18日(日)

平成10634日目

【平昌五輪】第10日

平昌冬季五輪第10日の18日、スピードスケート女子500メートルで小平奈緒(31)が金メダルを獲得した。日本スピード女子初の快挙。男子は1998年長野五輪500メートルで清水宏保が「金」を手にしている。今大会ではフィギュア男子の羽生結弦(23)に続いて2個目で日本の冬季大会通算は12個となった。今大会、日本のメダル数は最多だった長野五輪の10に並んだ。

小平は14日の1000メートルの「銀」に続く自身3個目のメダル。

日本の女子金メダリストは長野大会モーグルの里谷多英、2006年トリノ大会フィギュアの荒川静香に次いで3人目。《共同通信》

2019 平成31年2月18日(月)

平成10999日目

【韓国・文喜相国会議長】「謝罪の主体は安倍首相1位、2位天皇」

韓国の文喜相国会議長は18日に韓国紙・朝鮮日報に掲載されたインタビューで、天皇陛下に元慰安婦への謝罪を求めた自身の発言について、「謝罪する考えはなく、そのようなことでもない」と述べ、謝罪や撤回に応じない考えを改めて示した。

文氏はインタビューで、日韓両国が歴史問題で和解するためには「誰が見ても日本を代表する人の象徴的な謝罪が一言あればいいということだった」と述べた上で、「謝罪の主体としては、安倍首相が1位、その次の2位が国王(天皇)になる」と指摘した。さらに「戦争や人道に関わる犯罪には時効がない」とも語り、日本側の謝罪の必要性を強調した。

また、文氏は、聯合ニュースが18日に報じたインタビューで、「謝罪する側(日本)が謝罪をせず、私に謝罪しろというのは何だ。盗っ人たけだけしい」と述べ、日本側の反応を批判した。《読売新聞》

2020 令和2年2月18日(火)

令和294日目

【COVID-19】中国本土の死者1868人に

中国国営新華社通信によると、世界保健機関(WHO)の専門家チームが18日、中国南部の広東省と内陸部の四川省に到着した。新型コロナウイルスの感染状況の把握に向け、手分けして調査にあたる。チームは既に北京でも医療現場を視察している。

中国政府の国家衛生健康委員会は、18日午前0時(日本時間午前1時)時点で、中国本土での新型肺炎の死者は前日から98人増えて1868人に、感染者は1886人増えて7万2436人になったと発表した。《読売新聞》

2021 令和3年2月18日(木)

令和660日目

【東京五輪・パラリンピック大会組織委員会】新会長に橋本聖子氏

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は18日、臨時理事会を開き、女性蔑視と受け取れる発言で引責辞任した森喜朗・前会長(83)の後任に五輪相を務めてきた橋本聖子氏(56)を選出した。閣僚は公益法人の役職員との兼務が禁止されているため、橋本氏は同日、菅首相に閣僚の辞任を申し出た。後任の五輪相には丸川珠代・自民党参院議員(50)が決まった。《読売新聞》

2022 令和4年2月18日(金)

令和1025日目

【北京五輪】第15日

北京冬季五輪第15日の18日、カーリング女子の準決勝で、前回銅メダルの日本はスイスを8―6で破り、初の決勝進出。銀メダル以上を確定させた。スキップ藤沢五月の好ショットなどで、1次リーグ最終戦で負けた強豪に競り勝った。

フィギュアスケート・ペアの三浦璃来、木原龍一組はショートプログラム(SP)で8位となり、19日のフリーに進んだ。

スピードスケート男子1000メートルの日本勢は、500メートル銅メダルの森重航が16位に入ったのが最高。小島良太は20位、新浜立也は21位だった。

日本は金3、銀5、銅9の17個と冬季五輪最多のメダルを獲得している。《共同通信》



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