令和294日目

令和2年2月18日(火)

2020/02/18

【新型肺炎】

中国本土の死者1868人に

中国国営新華社通信によると、世界保健機関(WHO)の専門家チームが18日、中国南部の広東省と内陸部の四川省に到着した。新型コロナウイルスの感染状況の把握に向け、手分けして調査にあたる。チームは既に北京でも医療現場を視察している。

中国政府の国家衛生健康委員会は、18日午前0時(日本時間午前1時)時点で、中国本土での新型肺炎の死者は前日から98人増えて1868人に、感染者は1886人増えて7万2436人になったと発表した。

一方、聯合ニュースによると、韓国政府が派遣した大統領専用機が18日午後、羽田空港に到着した。新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した韓国籍の14人のうち帰国を希望する6人と、日本人配偶者1人の計7人を乗せ、19日早朝に日本を離れる予定だ。

7人の感染は確認されていないが、韓国政府は帰国後に14日間の隔離措置を取るとしている。《読売新聞》

武漢の病院院長、新型肺炎で死亡

中国湖北省の武漢市政府は18日、新型コロナウイルスによる肺炎患者を受け入れている武昌医院の院長(51)が、新型肺炎で死亡したと発表した。 国営新華社通信によると、武昌医院は、肺炎患者を受け入れた最初の指定病院の一つで、院長は新型ウイルスの感染拡大が始まって以来、患者の治療にあたっていたという。

中国の衛生当局は17日、全国で11日までに3019人の医療従事者が疑い例も含めて感染し、うち5人が死亡したと公表するなど、院内感染が深刻な問題となっている。《読売新聞》

和歌山県、新たに3人感染

和歌山県は18日、新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち1人は国内初の10代という。他は、感染者が相次ぐクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で災害派遣医療チーム(DMAT)として活動した30代の男性看護師と、医師や患者らの感染が分かった済生会有田病院(同県湯浅町)に入院していた60代男性。県内の感染者は12人になった。

県によると、10代男性は既に感染が分かっている有田病院の外科医の息子。父親の入院後の14日から学校を欠席し、濃厚接触者として17日にウイルス検査を受けたところ、陽性の結果が出た。症状はないという。《共同通信》

東京都、新たに3人感染

東京都は18日、都内で新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち呼吸困難の症状がある50代の男性会社員と、肺炎を発症した80代の無職男性は重症という。もう1人は20代の男性会社員。

都が詳しい感染経路などを調べている。都内の感染者は計22人となった。《共同通信》

安倍首相、イベント時期見直しに言及

安倍晋三首相は18日、新型コロナウイルス感染症対策本部会合を官邸で開き、肺炎拡大を踏まえ、各種大規模イベントの開催時期見直しに言及した。「専門家の意見を聴いた上で、開催時期の見直しの必要性なども含め、国民に適切な情報提供を速やかに行うように」と指示した。

同時に「分かりやすい情報提供に努め、自治体とも連携して検査、治療、相談態勢の拡充と強化に全力を挙げてもらいたい」と語った。 発熱など風邪症状が見られる時は学校や会社を休み、外出を控えるよう要請した。

予防策の具体例として在宅勤務などの「テレワーク」を挙げ、環境整備を進めるよう担当閣僚に求めた。《共同通信》

神戸赤十字病院、マスク6000枚盗難

神戸市中央区の神戸赤十字病院でマスク約6000枚が盗まれたとして、病院が兵庫県警葺合署に被害届を提出していたことが18日、病院への取材で分かった。新型コロナウイルス対策で需要の高まりを受けた売却目的の可能性もあり、同署が窃盗事件として調べる。

病院などによると、盗まれたのは医療用の「サージカルマスク」で4万円相当。段ボール4箱に入れて院内の倉庫に保管していた。13日に職員が点検した際になくなっていることに気付き、17日に届けた。倉庫は普段は施錠されているという。《共同通信》



【日経平均終値】2万3193円80銭

18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日続落した。終値は前日比329円44銭安の2万3193円80銭で、2週間ぶりの安値。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米アップルの販売不振が鮮明になり、日本企業の業績悪化にも懸念が広がって売り注文が膨らんだ。

東証株価指数(TOPIX)は22.06ポイント安の1665.71。出来高は約11億5300万株。

米アップルは17日、主に中国で委託生産している主力商品の「iPhone(アイフォーン)」の供給が不足するなどし、業績見通しを達成できないと発表した。《共同通信》

【西之島】噴煙や溶岩流続く

東京・小笠原諸島の西之島の赤外線画像。白く写っている部分が海へ流入する溶岩や噴煙、噴石(海上保安庁提供)
海上保安庁は18日、噴火が続く東京・小笠原諸島の西之島を17日午後に上空から観測した結果を発表した。噴煙は薄い灰色で高さ約600メートルまで到達。溶岩は、島の中央の火口から北と東の方向へ流れ出て、海に入り、水蒸気が上がっていた。噴石も飛んでいたが、噴火で火口の周りに形成された丘の範囲にとどまっていた。

今月4日の前回の観測で発見した島から南約9キロの海水の変色は、今回は天候が悪く確認できなかった。

海保は、噴火活動が継続しているため、西之島周辺を航行する船舶に注意を呼び掛けている。海水の変色も海中で火山活動が起きている可能性があるとしている。《共同通信》

【将棋・藤井聡太七段】羽生善治九段を破る

将棋の第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組は18日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、高校生プロの藤井聡太七段(17)が羽生善治九段(49)を破り、初戦を白星で飾った。両者は昨年10月の王将戦以来の対局で、藤井七段が公式戦3戦全勝とした。

対局後、初挑戦を狙う藤井七段は「羽生さんとの対局を楽しみにしていた。集中して指せた」、タイトル通算100期を目指す羽生九段は「途中から厳しい展開になった。気持ちを新たに頑張りたい」と話した。

王位戦リーグ戦は12人が紅白に分かれて戦い、優勝者同士で挑戦者決定戦を行う。《共同通信》

【韓国】日本製品輸入36%減

韓国が1月に輸入した日本製のビールや自動車などの消費財の金額は、前年同月比36%減の約1億9300万ドル(約210億円)だったことが韓国関税庁の資料で18日、分かった。資料提供を受けた与党「共に民主党」の金政祐議員が明らかにした。

日本政府が韓国向け輸出規制強化を始めた昨年7月以降、韓国で始まった日本製品の不買運動が長期化しているとみられる。

品目別では日本産のビールが98%減。前月比でも45%減を記録した。乗用車は前年同月比で70%減少し、日本酒が67%減、化粧品が42%減だった。《共同通信》

【韓国・アシアナ航空】危機的状況

韓国のアシアナ航空は18日、新型コロナウイルスによる肺炎の発症が広まっている影響で、中国便や東南アジア便での収益の大幅減少により「莫大な営業赤字を記録する危機的状況に直面している」とし、社長が40%、役員が30%の報酬を会社に返納すると発表した。

さらに全社員を10日間、休職とする方針も示した。いずれも経営悪化を避けるための措置。

アシアナ航空は昨年以降、日韓関係の悪化によって日本便の利用客が減少。代わりに需要増を見込んでいた中国や東南アジアの路線が感染拡大による打撃を受け、苦しい状態となっている。《共同通信》

【アフガニスタン・ガニ大統領】再選

アフガニスタンで昨年9月に実施された大統領選の最終結果として、選挙管理委員会は18日、ガニ大統領が当選ラインの過半数を獲得し再選したと発表した。次点だった主要候補で政権ナンバー2のアブドラ行政長官陣営はガニ陣営の不正を主張している。米国と反政府武装勢力タリバンの和平合意が現実味を帯びる中、内政が混乱する可能性がある。

最終結果は当初、昨年11月に発表される予定だったが、アブドラ氏ら一部候補の反発や、二重投票を防ぐため導入された生体認証システムのトラブルなどで大幅に遅れ、投票から4カ月半以上を経て確定した。《共同通信》

【公明党・山口那津男代表】「国民の最大の関心は新型肺炎」

公明党の山口那津男代表は18日午前の記者会見で、立憲民主党など野党が首相主催の「桜を見る会」への対応をめぐり、同日の衆院予算委員会を欠席したことに苦言を呈した。「国民の最大の関心は、新型コロナウイルスの感染症が新しい局面を迎えていることだ。予算委で議論を深め、国民の不安を解消すべきだ」と指摘した。

立憲民主党など野党3党の国対委員長は18日、国会内で会談し、安倍晋三首相が「桜を見る会」前日の夕食会をめぐり会場のホテル側から得たとする回答内容を書面で提出しなければ、予算委の審議に応じない方針を決めた。これを受け、午前の予算委の開会は約50分遅れ、立民など野党が欠席した。

山口氏は「野党の言い分はいろいろあると思うので、予算委の場で議論を深めるのが望ましい」と述べた。また、夕食会の明細書をめぐり、野党側が首相とホテル側の説明が食い違っていると追及していることについては「当事者である首相が説明責任を尽くすことが重要だ」と述べた。《産経新聞》



2月18日のできごと