平成8442日目
2012/02/18
【天皇陛下】心臓手術
東大病院(東京都文京区)で18日午前から行われた天皇陛下の心臓の冠動脈バイパス手術は同日午後、無事終了した。医師団は午後6時から記者会見し、「予定通り順調に終わった。容体は安定している」と述べ、経過が順調なら2週間程度で退院できるとの見通しを示した。
78歳の陛下はこの日、付き添いの皇后さま(77)と長女の黒田清子さん(42)が見守る中、午前9時24分に手術室に歩いて入られた。手術は東大と順天堂大の合同チームが実施。執刀医は東大心臓外科の小野稔教授(50)、順天堂大心臓血管外科の天野篤教授(56)、稲葉博隆准教授(48)の3人で、午前11時1分に執刀を開始。約4時間後の午後2時57分に終了し、同3時55分に手術室から集中治療室に移動。皇后さまや黒田さんと面会した。順調なら20日午前にも14階の特別室に移れるという。《時事通信》
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【田中直紀防衛相】沖縄県・仲井真知事と会談
田中直紀防衛相は18日、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談し、沖縄の米海兵隊のグアム移転を米軍普天間基地の移設より先行させるなどの在日米軍再編計画の見直しについて説明した。防衛相は「沖縄の負担軽減を最優先に取り組んでいく」と伝えたが、知事は「普天間基地の固定化はダメだ。一日も早く動かしてほしい」と強調した。《日経新聞》
【政府】対話集会を開催
政府は18日午後、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革に国民の理解を求める全国対話集会を長野、富山、長崎各市でそれぞれ開催した。
岡田克也副総理ら関係3閣僚が会場に出向き、安定した社会保障財源の必要性などを訴えたが、参加者からは消費増税など負担増への不安や懸念を示す意見が出された。国会議員の定数削減を求める声もあった。
小宮山洋子厚生労働相が出席し18人が参加した長崎市の集会には子育て世代の姿がなく、終了後小宮山氏は参加者の選定方法見直しを検討する考えを示した。
川端達夫総務相が出席した富山市の集会には住民18人が参加した。《共同通信》
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長崎市で18日開かれた社会保障と税の一体改革の対話集会には、地元の山田正彦前農相が急きょ参加し、消費税率引き上げに反対する持論をまくし立て、小宮山洋子厚生労働相に発言を遮られる場面があった。
山田氏は消費税増税に関し「(国民)1人当たり10万円が引き上げられる計算。税率引き上げは最低保障年金を導入するときだ」と一体改革大綱を批判。小宮山氏は発言を途中で制した上で「これができないから消費税を上げないということはできない」と反論した。《共同通信》
【グレートラビット】ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞
世界三大映画祭の一つ、第62回ベルリン国際映画祭の授賞式が18日夜(日本時間19日未明)行われ、短編部門で神戸市出身の和田淳監督によるアニメ作品のフランス映画「グレートラビット」が最高賞に続く「銀熊賞」(審査員賞)に選ばれた。受賞では「夢のような映画がユニークで超現実的な表現によって無意識にわれわれを楽しませた」ことが理由に挙げられた。和田氏は記者会見で「自分の作品は分かりにくいかなとも思ったが、賞をもらえてうれしい」と語った。《産経新聞》