平成3694日目

1999/02/18

この日のできごと(何の日)

【明石康氏】都知事選出馬要請を受諾

4月の東京都知事選で自民党から立候補要請を受けていた元国連事務次長の明石康氏は18日午後、小渕恵三首相と会談し、要請を受諾する考えを示した。19日夕、都庁で記者会見し、都知事選に無所属で立候補する考えを正式表明する。

都知事選には自民党の柿澤弘治元外相(65)、民主党の鳩山邦夫副代表(50)、共産党推薦の三上満氏(66)、国際政治学者の舛添要一氏(50)、野末陳平元参院議員(67)が既に立候補を表明。自民党は候補者乱立の中、苦しい分裂選挙を強いられることになった。

明石氏の出馬決断で都知事選の主な候補者が出そろい、3月25日の告示を目指して各陣営は選挙準備を本格化させる。

首相は会談で「都政を立て直すため全力を挙げてほしい。バックアップするので理想を実現しよう」と出馬を求めた。明石氏は「重く受け止める」と受諾した。明石氏は「東京を変えようという気持ちがあらゆる人に起きなければダメだ。その起爆剤になりたい」と記者団に決意を述べた。《共同通信》

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【東京都知事選】鳩山邦夫氏が街頭演説会

東京都知事選立候補を12日に表明した鳩山邦夫民主党副代表は18日、東京・新宿駅アルタ前と渋谷駅ハチ公前で街頭演説会を行った。

田中甲、樽床伸二、小川勝也、川内博史、近藤昭一、原口一博、渡辺周各衆議院議員、小川敏夫、桜井充、福山哲郎各参議院議員ら民主党若手議員の「ダッシュの会」のメンバーも応援に駆けつけた。

「今こそ永田町の利権政治を足元の東京から突き崩してほしい」「野菜の値段がわかる普通の感覚をもった邦夫さんこそ、21世紀の日本を変えられる人」「自然も人間も愛する鳩山さんこそ、今都政に必要」と若手議員が口々に訴えた後、鳩山副代表が壇上へ。

鳩山副代表は、「東京国際フォーラムなどの都の施設はできるだけ民営化、売却、あるいは賃貸化したい」「新たに『陳情・請願・苦情局』を作る」と訴えかけた。

また「今までのムダ使いが響いて今の都政運営は困難になっている。東京には国の何倍もの情報公開が必要である」と訴え、世界一の湖水の透明度で知られる摩周湖(北海道)から名付けた「情報公開・摩周湖作戦」を紹介し、情報公開への熱意を強調した。

さらに赤字財政への対策としては、今の予算で3割効率をアップし、その結果3割人員コストを下げ、その分を福祉や介護に回す「3割アップ、3割ダウン構想」を披露。「汚職や不正を絶対許さない精神を都政にぶつけたい」と力強く語った。《民主党ニュース》

【西武・東尾修監督】西武ドームこけら落とし「先発は松坂で」

西武の大物新人、松坂大輔投手(横浜高)が、屋根が完成した西武ドームのこけら落としとなる3月20日の巨人とのオープン戦で先発する見込みとなった。東尾修監督が18日、「(松坂の調整が)順調にいけばそうしたい」と明らかにしたもので、巨人の長嶋茂雄監督も3月20日はドラフト1位入団の上原浩治投手(大体大)の先発起用を決めており、フレッシュな対決が注目を集めそうだ。

ただ、東尾監督は重要な仕上げ段階での登板になることから確約することには慎重。「野手だったら(出場を)確約する。でも、ほかの投手との調整もあるし」と条件付きを強調した。

両投手の対決を提案した長嶋監督は「去年の暮れはプロ野球にとっての冬の時代。パの松坂、セの上原とセットでないと盛り上がらない。プロ野球の話題を提供することが大事」と力が入っていた。《共同通信》



2月18日 その日のできごと(何の日)