平成6616日目

2007/02/18

【この日の民主党】

小泉政権後に広がった格差の是正を参院選では訴えていく 岩手で代表

小沢一郎代表は18日、岩手県入りし、盛岡市内で行われた岩手県議会選挙候補者への公認・推薦状の伝達式に臨むとともに、式後に会見した。

会見に先立ち、同日午前には岩手県知事選挙に転出する県連代表で岩手県1区選出の達増拓也衆議院議員の事務所開きが行われた。そのなかで達増議員は、「知事選の告示まで議員としての職責を全うしたい」と発言した。

会見で、小沢代表はこの発言に関連して記者からの質問に応え、「1区の補選は7月の参議院議員選挙と同日になる」と話し、後任の人選もタイミングについても達増県連代表に一任しているとした。

さらに参議院選挙の争点について問われたのに対しては、「もっとも豊かで平等な社会であった日本が小泉政権後特に、急速に不公正な不平等な格差が急速に広がっている」との認識をまず示した。そのうえで、「このままいくと本当に日本の社会そのものが崩壊しかねない」として、地域間の格差、個人所得の格差、あるいは雇用における身分と待遇の格差など、国民みなさんにとって非常に身近な、そして日本社会の本質的な問題に関して、民主党としての主張を掲げ、大きな焦点として訴えていく考えを示した。

公認・推薦状伝達式の挨拶で小沢代表はまた、31人の県議選候補予定者(公認29名・推薦2名)を前に「県政と県議会と本当に一体となって県民の為の政治を行っていただきたい。候補者全員の当選を期して、全力で油断なく一層精進し、頑張って欲しい」と激励した。

伝達式には、達増県連代表のほか、同3区選出の黄川田徹衆議院議員、岩手県選出の平野達男、主濱了、比例選出の工藤堅太郎各参議院議員も同席した。《民主党ニュース》




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【大阪府吹田市】スキーバスが橋脚に衝突

18日午前5時25分ごろ、大阪府吹田市津雲台の府道で、スキー客を乗せた「あずみ野観光バス」(長野県松川村)の大型バス=A運転手(21)=が、道路右側の大阪モノレールのコンクリート製橋脚に衝突した。

乗客25人と乗員2人の計27人のうち、A運転手の弟でアルバイト添乗員のBさん(16)(同県大町市)が胸を強く打って死亡、A運転手と客2人が重傷、他の客23人も軽傷を負った。

府警吹田署は、A運転手がハンドル操作を誤ったとみて業務上過失致死傷の疑いで捜査している。同社のS社長(39)は事情聴取に、「A運転手は、ここ数日間連続で大阪、長野間を往復していた」と話しており、労働基準法などに違反した過重労働が行われていなかったかについても調べる。

バスは17日午後6時ごろ、ほかの同社のバス3台とともに、ツアーを企画した「サン太陽トラベル」(大阪市中央区)の客を乗せて長野県白馬村を出発。JR京都駅で客の一部を降ろし、大阪駅に向かっていた。

同県松川村の「あずみ野観光バス」では社長らが大阪へ向かったためアルバイト女性1人が本社に残り、対応に追われた。この女性によると、同社の従業員は十数人で、バスは10~12台を保有。

この時期は白馬方面から大阪、東京などを行き来してスキー客を運んでいた。今冬は雪不足だが、2月に入り、スキー場の雪も比較的安定してきたため「急に忙しくなった」という。《読売新聞》

【自民党・山崎拓前副総裁】拉致問題「安倍首相が訪朝を」

自民党の山崎拓前副総裁は18日のテレビ朝日の番組で、拉致問題で北朝鮮から誠意ある対応を引き出すには、安倍晋三首相らが訪朝し、直接交渉を行うべきだとの考えを示した。

「前に進めるなら乗り込んでいくべきだ。直接対話をやったらいい。(6カ国協議の)作業部会でやろうとするから駄目だ。安倍首相でも誰でもいい」と強調した。《共同通信》



2月18日 その日のできごと(何の日)