平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
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1989 平成元年4月19日(水)
平成102日目
【浜田麻里さん】シングル「Return to Myself」発売
【米戦艦アイオワ】爆発事故
プエルトリコ沖北東約530キロの大西洋で実弾砲撃演習中の米艦船アイオワ(約1600人乗り込み、45,000トン)で19日午前10時ごろ、主砲の16インチ砲の砲塔内で爆発があり、米海軍スポークスマンによると、少なくとも47人が死亡した。負傷者数人が出たことは確認されたが、詳しい数は不明。
この日は74、5人が爆発現場のすぐそばで砲身操作に当たっていたとみられ、死傷者数が増える可能性もある。同艦は沈没の恐れはなく、自力でプエルトリコの米海軍ルーズベルト基地に向かった。《共同通信》
【中国・天安門広場】胡耀邦氏悼み5万人
15日に心筋梗塞で死去した胡耀邦・前中国共産党総書記を悼む学生、市民たちは19日夜、人民英雄記念碑のある天安門広場に続々と詰めかけ、午後9時すぎには約5万人に達した。同広場は広大なため、群衆が10万人との見方もあり、故周恩来首相の死去を契機に起きた1976年4月の天安門事件に匹敵する大規模行動となった。
未定だった告別式は22日に人民大会堂で盛大に催されることになり、これが今後の学生たちの行動の最初のヤマ場になるとみられる。
告別式では趙紫陽総書記が司会をし、高級指導者が弔辞を読む予定で、総書記を実質的に解任された政治局員の葬儀としては異例の盛大なものとなる。《共同通信》
1990 平成2年4月19日(木)
平成467日目
【民社党】次期委員長に大内啓伍氏
難航した民社党の次期委員長人事は19日午後、永末委員長、佐々木元委員長、塚本前委員長による5回目の三者協議の結果、大内啓伍前書記長(60)を推すことで一致、決着した。書記長には米沢隆氏の留任が決まった。24日からの党大会で正式に選出する。《共同通信》
【自民党・小沢一郎幹事長】選挙改革「海部内閣の命運を左右」
自民党の小沢幹事長は3月19日昼、都内で講演し、26日に予定される選挙制度審議会の答申に関連し「国内的には海部内閣の最大テーマであり、内閣自体の評価を決めていくのは選挙制度改革を中心とした政治改革の取り組みと考える」と述べ、選挙制度改革の成否が海部内閣の命運を左右するとの認識を示した。《共同通信》
1991 平成3年4月19日(金)
平成832日目
【ソ連・ゴルバチョフ大統領夫妻】京都、長崎を訪問
4日間の訪問を締めくくる19日、ゴルバチョフ・ソ連大統領夫妻は午前中、迎賓館で天皇、皇后両陛下のお別れのあいさつを受けた後、東京駅発の新幹線ひかりで陽春の京都に着いた。市内のホテルで京阪神地区各界代表約400人との昼食会に出席後、大阪空港から専用機で最後の訪問地、長崎入り。
長崎ではロシア人墓地の参拝、平和公園での献花などの日程をこなし、同夜長崎空港から離日、次の訪問先、韓国、済州島に向かった。《共同通信》
【海部俊樹首相】日ソ共同宣言の有効性を確認
海部首相は19日午後、日ソ共同声明と、歯舞、色丹両島の返還を盛り込んだ1956年の日ソ共同宣言の関係について「(共同声明に書かれた)56年以来の肯定的事実の中には、共同宣言以来のものが全部入っている。大統領は私との会談では、それも(肯定的要素に)含むと明確にしていた」と述べ、二島返還を含む共同宣言の有効性が確認された、との認識をあらためて強調した。《共同通信》
1992 平成4年4月19日(日)
平成1198日目
【全日本女子柔道】田辺陽子選手が6連覇
女子柔道の日本一を決める全日本選手権は19日、名古屋市の愛知県体育館に49選手が参加して行われ、昨年の世界選手権72キロ級2位の田辺陽子選手(ミキハウス)が6年連続6度目の優勝を遂げた。
2回戦から登場した田辺は3試合連続1本勝ちした後、準決勝は松尾徳子(東海大)に優勢勝ち。決勝は伏兵の佐藤昭子(大阪府警)との対戦となり、田辺は2分すぎに内またから佐藤の体勢を崩し、崩れ上四方固めで一本勝ちし、6連覇を飾った。《共同通信》
【宮澤喜一首相】北方領土問題解決へ決意
宮澤首相は19日夕、静岡県熱海市で開かれている自民党婦人部活動者研修会で講演し、北方領土問題について「これまで時間がかかってきたが、解決すべき時は今である」と述べ、28日からのフランス、ドイツ訪問や7月の先進国首脳会議(ミュンヘン・サミット)などを通じて先進各国首脳に問題解決のための強調を働き掛けるとともに、9月のエリツィン・ロシア大統領来日時に画期的な進展を図ることへの強い決意を表明した。《共同通信》
1993 平成5年4月19日(月)
平成1563日目
【ブランチ・ダビディアンの悲劇】
米連邦捜査当局は19日午前6時前、米テキサス州ウェーコで立てこもりを続けていた武装宗教集団「ブランチ・ダビディアン」の本拠地などを催涙ガスなどで急襲、これに対し宗教集団は建物に火を付け本拠地は全焼、子供を含む80人以上が死亡した。
連邦捜査局(FBI)は、指導者のデービッド・コレシュ容疑者(33)の指令による集団自殺、とほぼ断定した。2月28日の強制捜査以来、51日間に及んだろう城劇は、当局の強行突入で大惨事の結末となった。
火災から生き延びたのは9人だけで、コレシュ容疑者はこの中に含まれていない。《共同通信》
【地方制度調査会】宮澤首相に「中核市」創設を答申
地方制度調査会は19日、人工30万人以上の主な都市に政令指定都市に近い権限を与える「中核市」制度と、都道府県や市町村が手を組んで広域行政をする「広域連合」制度の創設を求める答申をまとめ、宮澤首相に提出した。
保健衛生など住民に身近な行政を充実させ、ごみ、環境問題といった府県などの枠を越える課題には共同して対応するのが目的。地方分権を進める狙いもある。
政府は来年度からの制度導入を目指し、地方自治法などの改正作業に入る。今後、省庁間の調整などが残されてるが、実現すれば1956年に政令指定都市制度ができて以来の自治制度改正になる。《共同通信》
1994 平成6年4月19日(火)
平成1928日目
【渡辺美智雄氏】自民党離党を断念
自民党は19日午後、党本部で3回目の河野総裁と渡辺元外相の会談を開き、渡辺氏が首相指名選挙への立候補を断念、離党もとりやめることを伝え、首相候補を河野氏に一本化することで合意した。
渡辺氏は断念理由について「連立与党の政策合意があいまいになってきているので、加担できなくなった。党にとどまって協力する。新党をつくることは断念した」と説明した。《共同通信》
【羽田孜外相】「一日も早く後継内閣を」
羽田外相は19日の閣議後の記者会見で次期政権づくりに関連して「個人的な感傷なしに一日も早く(細川首相の)後継内閣ができ上がり、新年度予算の審議に入り、成立させることが何といっても緊急の課題だ」と、最終段階にきて、遅滞なく集約すべきとの考えを示した。
内閣総辞職後の後継外相について「今、国際情勢がいろんな意味で動いている。日本が幅広く世界に対し発言、協力することが望ましい。そういうことを理解して対応される人」と要望した。《共同通信》
1995 平成7年4月19日(水)
平成2293日目
【米・オクラホマ州連邦ビル爆破テロ】
米南部オクラホマ州オクラホマシティーの中心部にある連邦政府ビルで19日午前9時(日本時間同日午後11時)すぎ、大きな爆発が発生、建物が、大破した。
CNNテレビによると、ビル内の託児所の子供6人が死亡、地元テレビ局が目撃者の話として伝えたところによると、これ以外にも多数の死傷者が出たもようだ。 それによると目撃者は爆発が起きた当時、ビル内に多数の人がいたはずで「中の人は恐らく助からないだろう」と述べた。当局は死傷者数を確認していない。
爆発が事故によるものか、テロなどの破壊活動によるものか今のところ分かっていない。米連邦捜査局(FBI)の爆発物専門チームが捜査を開始した。《共同通信》
【JR横浜駅】異臭騒動で309人が被害
19日午後0時50分ごろ、横浜市西区のJR横浜駅地下の東西自由通路に刺激性の異臭がたち込め、通行人らが相次いでのどの痛みを訴え、病院に運びこまれた。ほぼ同時刻ごろ、同駅西口の駅ビルでも食事客らが異常を訴えた。
また同日午後1時ごろ、大宮発大船行きのJR京浜東北線の車内でも異臭が発生、横浜、関内、石川町の各駅で降りた1−3両目の乗客数十人がせき込むなどして病院に収容された。
神奈川県警は、横浜駅構内や電車内に何らかの毒劇物が仕掛けられ、有毒ガスが発生した疑いが強いとみて捜査本部を設置。原因物質の特定を急ぐとともに、複数の人物が同時多発を計画した可能性があるとして傷害容疑で本格的な捜査を始めた。《共同通信》
【村山富市首相】「サリンではなくほっとしている」
村山首相は19日夜、首相公邸で「社会党と連帯する労働組合会議」所属の労組幹部らと懇談、横浜駅異臭事件について「サリンではなくほっとしている」との感想を述べた。《共同通信》
1996 平成8年4月19日(金)
平成2659日目
【ボクシング・辰吉丈一郎選手】現役続行を表明
元世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級チャンピオン、辰吉丈一郎(大阪帝拳)は19日、大阪府守口市のホテルで記者会見し、海外に渡って現役を続行する意思を表明した。6月中旬にも渡米する。
現行のルールでは、網膜剥離の既往症がある辰吉は、国内では世界戦以外の試合に臨めない。
会見で辰吉は、3月3日のダニエル・サラゴサ(メキシコ)とのWBCジュニアフェザー級タイトルマッチでTKO負けした直後に「現役続行を決めた」と語った。引退を勧告していた大阪帝拳ジムの吉井清会長は辰吉の意思が強いため、17日の話し合いで現役続行を了承したと説明した。《共同通信》
【橋本龍太郎首相】ロシア・エリツィン大統領と会談
橋本龍太郎首相は19日午前、エリツィン・ロシア大統領とモスクワのクレムリンで初の首脳会談を行い、北方領土返還交渉の継続と平和条約の早期締結をうたった「東京宣言」(1993年)を基礎に両国関係を発展させていくことを再確認した。
その上で(1)外相級の平和条約交渉を再活性化させる(2)6月のロシア大統領選後、外務次官級の第6回平和条約作業部会を開く–の2点で合意した。同作業部会は昨年9月にモスクワで行われたのが最後。《共同通信》
1997 平成9年4月19日(土)
平成3024日目
【社民党・土井たか子党首】特措法改正を批判
社民党は19日、東京・永田町の党本部で定期党大会を開き、リベラル勢力による「新たな結集」などを柱として1997年運動方針案と選挙対策方針案について討議した。昨年1月に党名を変更して以来、3回目の定期大会。
土井たか子党首はあいさつで、米軍用地特別措置法改正を「憲法29条の財産権の保障を侵すものだ」と指摘し、「土地収用法の手続きを米軍基地について形がい化してしまったことは、米軍の地位を憲法より重視する措置だ」と述べ、厳しく批判した。
さらに「国会議員の8割以上が賛成したことは人権上の危ぐを二重に増幅する」として、「保保連合」の動きに警戒感を示すとともに法案に賛成した各政党の対応も非難。今後は沖縄の米軍基地整理・縮小と振興策の着実な実施に政府が努力するよう訴えた。《共同通信》
1998 平成10年4月19日(日)
平成3389日目
【社民党・土井たか子党首】「与党離脱も」
社民党の土井たか子党首は19日午後、党本部で開かれた党都道府県連幹事長・選対委員長会議であいさつし、新日米防衛協力のための指針(ガイドライン)実効性を確保するための「周辺事態措置法案」に関し「日米安保条約の解釈を改変することにならないよう厳しく審査をしなくてはいけない。拙速は禁物だ。政府の対応いかんでは当然の結果として避けて通れない決意をすることもある」と述べ、法案の内容次第では与党離脱もあり得るとの考えを示した。
さらに「何が何でも与党にこだわり続けるつもりはない。問題は与党に参加し、努力することが国民の信頼にこたえることになるかどうかだ」と述べた。《共同通信》
【橋本龍太郎首相】ロシア・エリツィン大統領と会談
橋本龍太郎首相とエリツィン・ロシア大統領は19日午前、静岡県伊東市川奈のホテルで第2回の首脳会談を行った。会談で橋本首相は、北方領土帰属問題の決着を図るため新たな提案を行った。
これに対し大統領は「よく検討しなければならないが、楽観的な気持ちを抱いている」と述べた。提案内容は明らかにされていないが、ロシア世論を念頭に国境線確定論を柱とする提案をしたとの見方が強まっている。《共同通信》
1999 平成11年4月19日(月)
平成3754日目
【小渕恵三首相】カタール・ハマド首長と会談
小渕恵三首相は19日夕、カタールのハマド首長と首相官邸で会談し、両国の関係を強化することで一致し、休眠状態の「日本・カタール合同委員会」を活性化し、経済関係をはじめ幅広い協力を展開していくことになった。具体的には、貿易、投資強化に向けた協力の継続、カタールからの石油や液化天然ガス(LNG)輸入をめぐる協力関係を拡大していくことを確認した。《共同通信》
【桂枝雀さん】死去
意表を突く言葉遣いや破格の身ぶりなど、独特の芸風で一世を風靡した落語家の桂枝雀さんが19日午前3時1分、心不全のため大阪府吹田市の大阪府千里救命救急センターで死去した。59歳。神戸市出身。葬儀・告別式は故人の意志で行わない。
3月13日夜、自宅で首をつって自殺を図っているのを親族が発見、同病院に運ばれたが意識不明の状態が続いていた。《共同通信》
2000 平成12年4月19日(水)
平成4120日目
【宇多田ヒカルさん】シングル「Wait & See 〜リスク〜」発売
【森喜朗首相】初の党首討論は「安全運転」
森喜朗首相の就任後初めての党首討論が19日午後、衆院で開かれ、同制度の提唱者である小沢一郎自由党党首も出席し、指導者論を述べた。首相は森政権誕生をめぐる鳩山由紀夫民主党代表の批判に「衆参両院で胸を張って首相指名を受けた」と反論。だが共産党の不破哲三委員長の核密約追及には答弁資料を棒読みにするなど、ほぼ安全運転に終始した。《共同通信》
2001 平成13年4月19日(木)
平成4485日目
【自民党総裁選】決戦投票必至の情勢に
自民党総裁選は終盤に入り、4陣営は出身派閥を軸に党所属国会議員の基礎票をほぼ固め、橋本龍太郎行革担当相が国会議員票で150票を超え優位に立っていることが、19日に集約した共同通信社の情勢分析で分かった。都道府県連が行う予備選で優勢な戦いを進めている小泉元厚相は、森、山崎、加藤3派を中心とする基礎票にさらに上積みし、100票を超える勢いだ。
このため小泉陣営が予備選での優位を保てば、24日の両院議員総会での1回目の投票で過半数を得る候補がなく、橋本、小泉両氏による決戦投票にもつれ込むのは必至の情勢。決戦投票では亀井静香政調会長を推す江藤・亀井派や麻生太郎経済財政担当相を推す議員らの動向が焦点となる。《共同通信》
2002 平成14年4月19日(金)
平成4850日目
【井上裕参院議長】秘書裏金疑惑で辞表提出
井上裕参院議長(74)は19日午後、自らの政策秘書の裏金授受疑惑によって国会が混乱した責任をとり、本岡昭次副議長に辞表を提出した。これを受け、与野党は22日の本会議で辞任を許可し、新議長を選出することで合意した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】医療費3割負担法案「保険料抑制が狙い」
サラリーマンらの医療費自己負担率を来年4月から3割(現行2割)に引き上げることなどを柱にした健康保険法改正案など医療制度改革関連法案をめぐる審議が19日午後の衆院本会議ではじまった。
小泉純一郎首相は3割負担導入について「公平で分かりやすい(医療費の)給付体系を目指すとともに、保険料負担の上限をできるだけ抑制する観点から行う」と説明。過去最大の引き下げ幅となった診療報酬改定の見直しを日本医師会などが求めていることに対しては「医療機関の経営に深刻な影響が生じるとは考えられない」として明確に否定した。《共同通信》
2003 平成15年4月19日(土)
平成5215日目
【小泉純一郎首相】「桜を見る会」開催
小泉純一郎首相は19日午前、東京都内の新宿御苑で恒例の「桜を見る会」を開いた。各国の駐日大使や政財界人、スポーツ選手ら約8000人が招待され、散りゆく八重桜を楽しんだ。
首相は江戸時代の国学者の和歌を引用し「日本人は何気ないことに楽しみを見いだす。世の中、厳しい状況が続いているが、今日ぐらいは楽しみを見いだして」とあいさつ。「困難な状況でも屈せずおくせず、より良い日本をつくっていきたい」と決意を述べた。《共同通信》
2004 平成16年4月19日(月)
平成5581日目
【森喜朗元首相】北方領土「ロシアは広大、なぜ固執」
日本とロシアの有識者でつくる「日ロ賢人会議」の日本側代表である森喜朗前首相は、ロシア政府系のロシア新聞が19日付で掲載したインタビューで、北方領土問題について「ロシアには無人の広大な領土があるのに、なぜ小さな島に固執するのか普通の日本人には分からない」と述べた。
日本は。旧ソ連軍による第二次世界大戦終結後の不法占拠を根拠に北方四島返還を求めている。領土の広さに絡めて返還を求めた前首相の発言は「賢人」としては脱線気味。「余計な領土はない」と主張する対日強硬派を刺激し、プーチン大統領訪日を視野に入れた今後の領土交渉に微妙な影を落とす可能性もある。《共同通信》
2005 平成17年4月19日(火)
平成5946日目
【コンクラーベ】新ローマ法王にラッツィンガー枢機卿選出
バチカン市国で開かれていたローマ法王選出会議「コンクラーベ」は開始から2日目の19日、ドイツ出身で保守派の論客として知られるローマ法王庁教理省長官のヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(78)を第265代法王に選出した。新法王は、「ベネディクト16世」を名乗る。ポーランド人のヨハネ・パウロ2世に続き、二代連続で非イタリア人法王となる。
19日午後5時50分(日本時間20日午前0時50分)ころ選出が行われていたシスティナ礼拝堂屋上の煙突から「決定」を知らせる白い煙が上がり、サンピエトロ寺院の鐘が鳴って新法王の誕生を告げた。《読売新聞》
【自民党】「郵政法案」執行部に一任
自民党は19日夜、党本部で開いた郵政改革合同部会で、政府の郵政民営化法案骨格に対する修正案をまとめ、政府との交渉について党執行部への一任をとりつけた。民営各社の一体経営を確保するため、持ち株会社などと貯金、保険両会社の資本関係確保が柱。
党執行部は25日に小泉純一郎首相と党5役が会談し、法案内容を確定させ、26日の総務会で国会提出の了承を得る日程を想定している。《共同通信》
2006 平成18年4月19日(水)
平成6311日目
【小泉純一郎首相】後継内閣も改革路線継承
政府、与党が今国会の最重要法案と位置付ける行政改革推進法案など関連5法案は19日夕、衆院行政改革特別委員会で与党などの賛成多数で可決された。民主党提出の行革推進法案の対案は否決。5法案は20日午後の衆院本会議で採決、賛成多数で可決する見通しだ。
小泉純一郎首相は採決に先立つ特別委の締めくくり質疑で、9月の退陣後の政府の取り組みについて「国民も法案を支持していると示していけば、後の内閣もこの方針に沿って具体的に詰めてくれるだろう」と強調。後継内閣でも行革推進法に基づいて、小泉改革路線が継承されるとの見解を示した。《共同通信》
2007 平成19年4月19日(木)
平成6676日目
【ヤクルト・古田敦也選手兼任監督】通算2000試合出場
ヤクルトの古田敦也兼任監督は19日、神宮球場で行われた横浜3回戦に「8番・捕手」で先発出場し、通算2000試合出場を達成した。大学を卒業し、社会人を経験した選手としては史上初で、プロ野球37人目。ヤクルトの生え抜き選手では、若松勉前監督に次いで2人目。初出場は1990年4月11日の中日戦で、2005年4月24日には史上32人目の通算2000安打を達成している。《スポニチ》
2008 平成20年4月19日(土)
平成7042日目
【中国】各地で反仏デモ
パリでの北京五輪聖火リレー妨害などへの反発が強まっている中国各地で19日、フランスに抗議するデモなどが起きた。中国での特定の外国を対象にしたデモは2005年4月の反日デモ以来で極めて異例。
五輪を前に社会不安につながることを懸念する中国共産党は同日付の機関紙、人民日報に「大国としての態度を養い、世界に中国人の団結、理性、知恵を見せよう」との文書を掲載、冷静な対応を呼び掛けた。《共同通信》
【競泳・日本選手権】北島康介選手が日本記録を更新
北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第5日は19日、東京辰巳国際水泳場で4種目の決勝などを行い、男子200メートル平泳ぎは北島康介(日本コカコーラ)が今季世界最高の2分8秒84をマークして自己の日本記録を5年ぶりに更新、2年連続6度目の優勝を果たした。
2位は末永雄太(チームアリーナ)で、2人は100メートルに続く五輪代表となった。《共同通信》
2009 平成21年4月19日(日)
平成7407日目
【皇太子妃雅子殿下】1年3カ月ぶりの地方公務
皇太子ご夫妻は19日、横浜市旭区の「横浜動物の森公園」で開かれた全国「みどりの愛護」のつどいの式典に出席された。療養中の雅子さまが公務で地方を訪問するのは約1年3カ月ぶり。
あいさつの中で皇太子さまは、緑が持つ地球温暖化抑制や都市環境改善などの機能を挙げた上で「全国各地でさまざまな活動に携わっている皆さんが相互に交流を深め、緑を守り育てる心を新たにされることを願います」と述べた。《共同通信》
【中川昭一前財務相】「核に対抗できるのは核」
中川昭一前財務相は19日、北海道帯広市での会合で、ミサイル発射を非難する国連安全保障理事会議長声明に反発して北朝鮮が核開発を宣言したことに関連し「純軍事的に言えば核に対抗できるのは核というのは世界の常識だ」と述べ、日本として核武装を議論すべきだとの考えを強調した。
中川氏は安倍政権で自民党政調会長を努めていた2006年10月にも「憲法でも核保有は禁止されていない」と発言したことがある。《共同通信》
【麻生太郎首相】エコカー普及をアピール
麻生太郎首相は19日午後、自民党本部で開かれた同党主催の「エコカー」教室に参加した。教室は、エコカーの普及促進が目的。首相は、参加した親子連れ約100人を前にあいさつし、政府の追加経済対策にエコカー購入の助成措置が盛り込まれたことに触れ、「車を新しく買い替えるなら今がチャンスだ。皆さん方が乗っていただけることを心から期待している」などとPRに努めた。《時事通信》
2010 平成22年4月19日(月)
平成7772日目
【大阪維新の会】旗揚げ
大阪府の橋下徹知事は19日、府と大阪市を解体・再編して「大阪都」を新設するため、府議らと政治団体「ローカルパーティー『大阪維新の会』」を設立、橋下氏を代表として府選挙管理委員会に届けた。
橋下氏は同日夜、大阪市内で開いた設立総会で「政治しか日本を変えることはできない。『東京都とともに日本を引っ張る』というゴールを共有し、本当の意味での政治を進めよう」とあいさつした。
【鳩山由紀夫首相】徳之島入りを検討
鳩山由紀夫首相は19日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の鹿児島県・徳之島への移設案に対する理解を得るため現地入りする方向で検討に入った。
首相は午前、徳之島で18日に開かれた移設反対の大規模集会について「一つの民意だと理解すべきだ。そういう民意を勉強しながら、政府として普天間の移設先を真剣に考えていきたい」と指摘。
午後には「徳之島の皆さんには、まだ正式に言っている状況でない中で不安ばかり募らせたことには、おわび申し上げなければならない」と陳謝した。《共同通信》
2011 平成23年4月19日(火)
平成8137日目
【民主党】復興財源、消費増税に軸足
民主党執行部は19日、東日本大震災の復興対策の財源として消費増税論に軸足を置き始めた。菅直人首相(党代表)や玄葉光一郎政調会長らは2011年度第2次補正予算案以降に発行する復興再生債の償還財源に、消費税を充てる案を探る。
政府部内では復興にメドがついた後に消費増税を恒久化する構想もある。ただ菅政権下での増税には野党だけでなく民主党にも異論が強い。政権の枠組みと首相進退が絡み、調整は難航が避けられない。《日経新聞》
2012 平成24年4月19日(木)
平成8503日目
【春の園遊会】宮城県村井嘉浩知事ら2000人出席
天皇、皇后両陛下が主催する春の園遊会が19日、東京都港区の赤坂御苑で開かれた。宇宙飛行士の古川聡さんら各界の功労者、中央官庁や自治体関係者ら約2千人が招かれ、両陛下や皇族方が苑内を回って苦労をねぎらわれた。他に招かれたのは、大相撲元大関魁傑の放駒親方、宮城県の村井嘉浩知事、岩手県の上野善晴副知事、復興推進委員会の五百旗頭真委員長ら。 《スポニチ》
【野田佳彦首相】TPP「国論は分かれている」
野田佳彦首相は19日の米紙ワシントン・ポストとのインタビューで、環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加について「まだ国論は分かれている状況だ。国民的議論が煮詰まっていく段階で判断したい」と述べた。30日のオバマ米大統領との会談では正式な参加表明まで踏み込まない考えだ。
首相が今国会成立に意欲を示す消費増税関連法案に関しては「いまやらないと社会保障の持続可能性を担保することはできない」と強調した。《日経新聞》
2013 平成25年4月19日(金)
平成8868日目
【ネット選挙運動】解禁
インターネットを使った選挙運動を解禁する公選法改正案が19日、参院本会議で可決、成立した。夏の参院選からブログや交流サイト「フェイスブック」、短文投稿サイト「ツイッター」をはじめとするウェブサイトが一般有権者を含めて初めて解禁される。《共同通信》
【安倍晋三首相】成長戦略第一弾を発表
安倍晋三首相は19日、日本記者クラブで記者会見し、6月にまとめる成長戦略の第一弾を発表した。女性の活躍を成長戦略の中核と位置づけ、今年度から2年間で20万人、5年間で40万人を保育する環境を整えて待機児童解消を目指す。
ロシアや中東に先端医療センターを設けるなど医療を成長産業に育てる。金融緩和、財政出動、成長戦略の「3本の矢」で早期のデフレ脱却をめざす。《日経新聞》
2014 平成26年4月19日(土)
平成9233日目
【セウォル号沈没事故】船長ら3人逮捕
韓国南西部、珍島沖の旅客船沈没事故で、韓国政府の合同捜査本部は19日未明、イ・ジュンソク船長(68)と操船していた20代の女性3等航海士、操舵手の3人を逮捕した。船長は事故につながる無理な操船をしたとの特定犯罪加重処罰法違反など、航海士ら2人は業務上過失致死などの容疑。聯合ニュースが報じた。《共同通信》
【安倍晋三首相】奄美大島入り
消費税増税後初の国政選挙となる衆院鹿児島2区補選(27日投開票)で、安倍晋三首相(自民党総裁)が19日、現職首相として初めて奄美大島を訪れた。奄美群島全体でも首相訪問は33年ぶりとあって島は興奮のるつぼと化した。続く鹿児島市内でも熱烈な歓迎を受け、首相人気の根強さを見せつけた。《産経新聞》
2015 平成27年4月19日(日)
平成9598日目
【競馬・皐月賞】
第75回皐月賞(19日・中山11R2000メートル芝15頭、G1)3番人気のドゥラメンテ(ミルコ・デムーロ騎乗)が1分58秒2で勝ち、1着賞金9700万円を獲得した。M・デムーロ騎手は皐月賞で単独史上最多の4勝目を挙げた。
2着に2番人気のリアルスティール、3着には4番人気のキタサンブラックが入った。《共同通信》
【一ノ瀬文香さん、杉森茜さん】同性カップルが挙式
タレントの一ノ瀬文香(34)と女優でダンサーの杉森茜(28)が19日、都内で挙式・披露宴を行った。芸能界では異例の同性婚だったが、親族、友人ら約80人が2人の新たな門出を祝福。一ノ瀬は、「皆さん、日本全国津々浦々、海外からも来てくれて本当にうれしかった」と感激に声を詰まらせた。《スポニチ》
2016 平成28年4月19日(火)
平成9964日目
【熊本空港】一部再開
日航や全日空などは19日、ターミナルビルが被災し、閉鎖していた熊本空港に到着する便の運航を再開した。出発便もフジドリームエアラインズ(FDA)など5便が再開。被災地の空路が4日ぶりに一部正常化した。 午前7時40分ごろ、羽田発の全日空臨時便が到着。乗客38人はターミナルビルを通らずに直接、駐機場に降り立ち、関係者用ゲートを通った。《共同通信》
2017 平成29年4月19日(水)
平成10329日目
【安倍晋三首相】岸田氏に「もうしばらく我慢を」
池田勇人元首相が立ち上げた自民党の名門派閥「宏池会」(現岸田派)が19日、創立60周年を記念したパーティーを東京都内のホテルで開いた。会長の岸田文雄外相が「ポスト安倍時代」に言及すると、出席した安倍晋三首相は冗談交じりに岸田氏を「牽制(けんせい)」した。
宏池会は宮澤喜一氏ら4人の首相が輩出し、軽武装路線や、経済優先を基本とし、「保守本流」と呼ばれてきた。岸田氏は「『安倍時代』もいつかは後が来る。宏池会はその時に何をしなければならないか、今から考えなければならない」とあいさつ。派内には来秋の党総裁選で、首相に対抗して岸田氏の立候補を促す声もあるが、この日も安全運転だった。
首相はその後、会場に到着。「(首相を目指すのは)もうしばらく我慢して政権を支えて頂きたい」とのあいさつに、会場は笑いに包まれた。《朝日新聞》
2018 平成30年4月19日(木)
平成10694日目
【霧島連山・硫黄山】噴火
19日午後3時40分ごろ、宮崎県えびの市にある、霧島連山・えびの高原(硫黄山)で250年ぶりに噴火が起き、火口から約500メートルの噴煙が上がった。気象庁は火口周辺に大きな噴石が飛散したのを確認、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。えびの市は火口から約2キロの立ち入りを規制。人的被害は確認されていない。
気象庁によると、レベル3になるのは、2016年12月に硫黄山に噴火警戒レベルが適用されて初めて。《共同通信》
2019 平成31年4月19日(金)
平成11059日目
【天皇、皇后両陛下】帰京
三重県を訪問していた天皇、皇后両陛下は19日、宿泊先の志摩市から私鉄と新幹線で帰京し、平成最後の地方訪問を終えられた。
行く先々で大勢の人が集まり、近鉄賢島駅前では、「ありがとうございました」などの声が次々と上がった。同駅から名古屋駅までの沿線では、多くの住民が両陛下が乗られた特急に手を振り、「長年お疲れさまでした 感謝」の看板を掲げるなど、温かく見送った。宮内庁によると、両陛下は左右の車窓に代わる代わる移動し、住民を見つけるたびに手を振って応えられていたという。《読売新聞》
2020 令和2年4月19日(日)
令和355日目
【COVID-19】国内で新たに374人の感染確認
新型コロナウイルスの感染拡大で、国内では20日午前0時現在で、新たに374人の感染が確認され、クルーズ船を除く累計感染者は1万807人となった。東京都内では新たに107人が判明し、都内の累計は3000人を超え、3082人になった。死者は、東京や兵庫などで計14人に上った。
都によると、107人のうち、感染経路がわかっていない人が6割超の67人を占めた一方で、家族間で感染した可能性がある人が約10人いるという。《読売新聞》
2021 令和3年4月19日(月)
令和720日目
【ロマンスカーミュージアム】開館
首都圏私鉄大手の小田急電鉄は19日、小田急線海老名駅近くに、同社の特急車両「ロマンスカー」の初の常設展示施設「ロマンスカーミュージアム」を開館した。新幹線のモデルとなった初代の「SE(3000形)」を始めとした5車種が展示されている。《産経新聞》
2022 令和4年4月19日(火)
令和1085日目
【立憲民主党】略称「民主党」を決定
立憲民主党は19日、国会内で常任幹事会を開き、夏の参院選で「民主党」の略称を使用することを決めた。20日の両院議員総会に報告する。同じ旧民主党の流れをくむ国民民主党も略称として「民主党」を使う構え。両党の対立はさらに深まりそうだ。
立民の西村幹事長は記者会見で「略称を巡り国民の榛葉幹事長と話し合ったが、総務省への届け出の期限が迫り、判断すべきタイミングだと考えた」と説明。「ビラなどの宣伝物では『りっけん』を使用することも確認した」と語った。《共同通信》