平成10329日目

2017/04/19

この日のできごと(何の日)

【南スーダンPKO】第一陣が帰国

南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収する陸上自衛隊部隊の第1陣として約70人が19日、帰国した。第9師団(青森市)中心の11次隊で、安全保障関連法の「駆け付け警護」の新任務を初めて付与されたが、第1陣代表の石井究3佐は青森駐屯地での取材に「派遣前に訓練していたので不安はなかった」と話した。首都ジュバの治安情勢は安定していたとし「日々情勢を確認して安全を確保し、緊張感を持って活動していた。無事に帰国できてほっとしている」と述べた。

11次隊は約350人で、昨年11~12月に派遣され、道路補修などに従事した。《共同通信》

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【公明党・山口那津男代表】「政府は緊張感欠いている」

公明党の山口那津男代表は19日の党会合で、安倍政権の政務三役から不用意な言動が相次いでいることに関し「著しく緊張感を欠いている」と述べ、強い不満を表明した。山本幸三地方創生担当相の「一番のがんは文化学芸員」発言や、女性問題で経済産業政務官を18日に辞任した自民党の中川俊直衆院議員の行動が念頭にあるとみられる。

山口氏は「閣僚や政務官の言動が国民に不信を与えている。緊張感がないと受け取られるようでは、政権の安定はかなわない」と苦言を呈した。《共同通信》

【岸田文雄外相】「安倍後」に意欲

自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相は19日、安倍晋三首相の後継に意欲を示し、準備を進める考えを表明した。東京都内で開かれた同派パーティーのあいさつで「安倍時代の後はいつか来る。宏池会として今から考えなければならない」と述べた。

ただ来年の党総裁選への対応には触れなかった。派内では首相の連続3選を想定し、次々回総裁選への出馬をにらむべきだとの声が強まっている。パーティーには首相も出席し「もうしばらく我慢して安倍政権を支えてもらいたい」とエールを送った。

岸田氏はあいさつで、宏池会が今年、創立60年だとした上で「日本の政治のために汗をかく」と訴えた。《共同通信》

【日本、オーストラリア】対北朝鮮へ連携強化で一致

稲田朋美防衛相は19日、オーストラリアのペイン国防相と防衛省で会談した。核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対処を念頭に、準同盟国と位置付ける同国に米国を加えた3カ国の連携を強化する考えで一致。稲田氏は「地域の安全保障環境が厳しさを増す中、日豪の防衛協力の重要性は非常に高まっている」と強調した。

ペイン氏は「より高レベルな共同訓練などの協力を模索したい」と応じた。両氏は航空自衛隊とオーストラリア空軍の戦闘機による共同訓練を来年中に初めて日本で実施する方針で合意した。《共同通信》

【英・下院】総選挙前倒しを可決

英下院(定数650)は19日午後(日本時間19日夜)、2020年に予定されていた総選挙を6月8日に前倒しする動議を賛成522、反対13の賛成多数で可決した。メイ首相は下院で総選挙実施の理由について「(欧州連合=EU=離脱に向けて)英国は強い経済、国防、そして強く安定した指導者を必要としている」と述べた。議会は5月3日に解散する。

採決では与党・保守党(330議席)だけでなく、最大野党の労働党(229議席)、自由民主党(9議席)なども賛成に回った。スコットランド民族党(SNP・54議席)は棄権した。現在の下院の任期は20年まで。首相に解散権はないが、下院の3分の2にあたる434以上の賛成で解散・総選挙を行うことができる。《毎日新聞》

【麻生太郎財務相】消費増税に意欲

麻生副総理兼財務相は19日、ニューヨーク市内で講演し、2019年10月に予定される消費税率の10%への引き上げについて、「上げやすい景気状況になりつつあることは確かだ」と語った。10%への引き上げは2度延期されており、「三度目の正直」での実現に意欲を示した。

麻生氏は「今までとは状況が全然違う。少しずつ消費が伸びており、今年の後半には、そうした姿が出てくると思う」と語った。

一方、麻生氏は環太平洋経済連携協定(TPP)について「米国なしで11か国でTPPをやろうという話は、5月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)で出る」と述べた。米国はTPPからの離脱を通知しており、日本として米国を除く11か国での発効を目指す方針を示したものだ。《読売新聞》

【安倍晋三首相】岸田氏に「もうしばらく我慢を」

池田勇人元首相が立ち上げた自民党の名門派閥「宏池会」(現岸田派)が19日、創立60周年を記念したパーティーを東京都内のホテルで開いた。会長の岸田文雄外相が「ポスト安倍時代」に言及すると、出席した安倍晋三首相は冗談交じりに岸田氏を「牽制(けんせい)」した。

宏池会は宮澤喜一氏ら4人の首相が輩出し、軽武装路線や、経済優先を基本とし、「保守本流」と呼ばれてきた。岸田氏は「『安倍時代』もいつかは後が来る。宏池会はその時に何をしなければならないか、今から考えなければならない」とあいさつ。派内には来秋の党総裁選で、首相に対抗して岸田氏の立候補を促す声もあるが、この日も安全運転だった。

首相はその後、会場に到着。「(首相を目指すのは)もうしばらく我慢して政権を支えて頂きたい」とのあいさつに、会場は笑いに包まれた。《朝日新聞》

【英・ウィリアム王子】母の死のショック今も

英BBC放送は19日、ウィリアム王子(34)が母ダイアナ元妃の事故死について「ショックは20年経過した今も感じ続けている」と打ち明けたと報じた。BBCが放映予定のドキュメンタリー番組での発言という。

ウィリアム王子の弟ヘンリー王子(32)も最近、英紙デーリー・テレグラフのインタビューで、元妃の死で長年にわたり苦しみ、数年前にカウンセリングを受けたと告白したばかり。

ウィリアム王子は「(親の死は)克服することができない。対応の方法を学ぶしかない」と述べ、精神的な問題についてもっとオープンに話し合うべきだとも訴えた。《共同通信》

【米国】TV名物司会者が降板

米メディア大手21世紀フォックスは19日、セクハラ疑惑が浮上していた保守系FOXニュース番組の名物司会者ビル・オライリー氏が番組を降板すると発表した。降板の理由について「疑惑の詳細かつ入念な審査」の結果としている。

FOXは米大手メディアでほぼ唯一、トランプ大統領を強く支持しており、オライリー氏は何度もトランプ氏との単独会見を実現してきた。

オライリー氏は「全く根拠のない主張のせいで(FOXと)離別することに大いに落胆している」との声明を発表した。《共同通信》

【韓国】旧与党、暴言で劣勢に拍車

韓国大統領選で、旧与党「自由韓国党」の洪準杓候補が、皿洗いは「女の仕事だ。天が決めたことだ」と発言し、他の候補から非難され謝罪に追い込まれた。前大統領、朴槿恵被告の失政への怒りから今回選挙では保守が劣勢だが、暴言の多い洪氏への嫌悪感が劣勢に拍車を掛けている。

洪氏は16日のインタビューで皿洗いをするかと問われ「女の仕事を男にさせてはだめだ」と主張。これに対し、19日夜のテレビ討論で中道野党「国民の党」の安哲秀候補が「ひどい言葉だ。謝ってはどうか」と迫った。

洪氏は受け流そうとしたが、劣勢に立たされ、「言葉が過ぎたなら謝る」と述べた。《共同通信》



4月19日 その日のできごと(何の日)