平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
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1989 平成元年9月7日(木)
平成243日目
【オリックス・門田博光外野手】通算505号本塁打
オリックスの門田博光外野手(41)は7日、西宮球場で行われた西武23回戦の一回、渡辺智投手から中越えに今季27号本塁打を放ち、プロ野球歴代単独4位となる通算505本塁打をマークした。初本塁打は南海に在籍した1970年5月13日の東映戦(大阪)で高橋直投手から。
8月15日の近鉄戦(藤井寺)で史上6人目の通算500本塁打に到達した門田は、前日の西武22回戦(西宮)で2ホーマーし、張本(元ロッテ)衣笠(元広島)と並ぶ通算504本塁打を記録していた。歴代1位は王(元巨人)の残した868本で、2位は野村(元西武)の657本、3位には山本(元広島)が536本で続いている。《共同通信》
【海部俊樹首相】カナダ首相と会談
海部首相とマルルーニー・カナダ首相との首脳会議が7日午前10時半からオタワの国会内で約2時間にわたって行われた。この結果、両首脳は「21世紀に向けて両国が一層協力関係を強化していく」ことを確認し(1)アジア太平洋地域の枠組みの中で広範な分野でパートナーとして協力していく(2)地球規模の課題に協力して取り組む(3)相互理解促進のため交流をさらに拡大するーことで一致した。
またマルルーニー首相は、米国内の保護主義的な傾向に懸念を表明、自由貿易体制堅持のため、米国への説得を続けるなど両国が協力していくとの基本姿勢でも一致した。《共同通信》
1990 平成2年9月7日(金)
平成608日目
【東京外国為替市場】円続騰、終値140円25銭
7日の東京外国為替市場は円が続騰、前日終値と比べて1円40銭円高ドル安の1ドル=140円25銭で取り引きを終えた。一時は140円ちょうどまで急伸して年初来最高値を更新、終値でも昨年10月始め以来約11ヶ月ぶりの円高水準となった。《共同通信》
【日本、ソ連】共同新聞発表
ソ連のシェワルナゼ外相は7日午後1時半、公式日程を終了、羽田発の特別機で帰国した。離日に当たって来年4月中旬のゴルバチョフ大統領来日を日ソ関係の最大の転機とすることをうたった共同新聞発表をした。これに先立って外相は天皇陛下と会見、ソ連訪問を招請。続いて日本記者クラブで会見し、北方領土問題を国境線画定交渉の一環として解決することは可能との注目すべき見解を表明した。《共同通信》
【海部俊樹首相】米財務長官と会談
中東情勢への協力態勢協議のため来日したブレイディ米財務長官は7日夕、官邸に海部首相を訪ね、約1時間会談した。この中で長官は、紛争周辺国援助、多国籍軍支援で日本の一層の貢献を具体的な数字を挙げて求めた。
これに対し首相は「日本としてもできる限りの協力を行っていく」と協力を約束した。
政府は既に多国籍軍に対する10億ドルの拠出を柱に中東貢献策を発表しているが、ブレイディ長官の要請により周辺国援助、多国籍軍支援の上積みで政治決断を迫られることになった。《共同通信》
1991 平成3年9月7日(土)
平成973日目
【九州新幹線】起工式
九州新幹線鹿児島ルート(八代ー西鹿児島)の起工式が7日午前、鹿児島市のJR西鹿児島駅西口前で開かれた。1972年の基本計画以来、19年ぶりの本格着工。工期は10年を予定し、完成すれば博多ー西鹿児島間が現行より1時間半短縮され、2時間7分で結ばれる。《共同通信》
【海部俊樹首相】「政治改革は自民党の願い」
海部首相は7日午後、静岡県伊東市で開かれた自民党全国研修会で講演し、政治改革や国連平和維持活動(PKO)への協力、ソ連情勢などについて見解を明らかにした。
この中で首相は政治改革を「近代国家の第一歩となった明治時代の廃藩置県」と同等の意義がある、との考えを示すとともに「(政治改革の実現は)国民の信頼を取り戻そうという自民党の願いだ」と述べ、実現に改めて強い意欲を示すとともに、任期いっぱい全力投球する考えを強調した。《共同通信》
1992 平成4年9月7日(月)
平成1339日目
【伊丹十三監督】会見
5月12日、3人組の男に襲われ大けがをした映画監督の伊丹十三さん(59)が7日午後、東京都内のホテルで記者会見。傷の回復状況や、映画「大病人」制作への新たな意欲を語った。
伊丹さんが公の場に姿を見せたのは5月30日の退院会見以来100日ぶり。顔や手のばんそうこうや包帯はとれたものの、左顔面には二筋の大きな傷跡がくっきり残り、犯行の残虐さを改めて思い起こさせた。《共同通信》
【テニス】ジョン・マッケンロー選手、事実上の引退宣言
7日にニューヨークで行われた全米オープンテニスの男子シングルス4回戦で第1シード、ジム・クーリア選手(米国)にストレート負けした人気者、ジョン・マッケンロー選手(33・米国)が「トップとの力の差を痛感した。これまでのテニス人生に悔いはない」と話し、事実上の引退を宣言した。《共同通信》
【社会党・共産党】自衛隊派遣の中止を申し入れ
社会党の伊藤副委員長、共産党の志位書記局長は7日午後、首相官邸で個別に加藤官房長官と会い、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく自衛隊のカンボジア派遣に対し「憲法違反の疑いがあり行うべきではない」(伊藤氏)などとして改めて自衛隊派遣中止を求めた。《共同通信》
1993 平成5年9月7日(火)
平成1704日目
【創価学会】宗門と決別
日蓮正宗(総本山・大石寺=静岡県富士宮市)の宗門との紛争が続いている信徒団体、創価学会(秋谷栄之助会長)は7日、総務会を開き、宗門側が2年前から授与を拒否している信仰の対象「本尊」を独自に授与することに決めた。
この決定で創価学会は宗門側と決別。今後も名称や教義を変えないとしているものの、宗教団体として自立した形になる。
創価学会が独自に授与する本尊は日蓮正宗の「中興の祖」とされる日寛が書写した本尊(栃木県・浄圓寺所蔵)の複写。本尊を持っていなかった学会員や今後の入会者に11月1日から授与する。《共同通信》
【細川護熙首相】景気は「後ずさりしかねない状況」
細川首相、三重野日銀総裁は7日、都内で開かれた生命保険大会でそれぞれあいさつし、景気の現状について「後ずさりしかねない状況」(細川首相)、「個人消費や設備投資が低迷を続け、まだはっきりとした回復の兆しは出ていない」(三重野総裁)などと、いずれも従来にない厳しい認識を示した。
首相は景気の現状について、足踏み、または後ずさりする状況にあると指摘した上、これを打開するため「規制緩和や円高差益の還元などの問題に適切に手を打って行きたい」とし、20日をめどに対策をまとめることを表明した。《共同通信》
1994 平成6年9月7日(水)
平成2069日目
【台湾・李登輝総統】広島アジア大会出席が決定
台湾の総統府によると、戴瑞明総統府スポークスマンは7日、李登輝総裁がアジア・オリンピック評議会のアーマド会長の招請に応じて10月2日の広島アジア大会の開会式に出席することを正式決定した、と発表した。
外交部の冷若水スポークスマンも同様の方針をこの日に発表したが、総統府が李総統訪日問題で見解を明らかにしたのは今回が初めてで、台湾当局が李総統の訪日実現に強い意欲を固めたことを示している。
「2つの中国」「1つの中国、1つの台湾」に反対する中国は、李総統が出席した場合は広島大会のボイコットを事実上宣言しており、「李総統の自主的な出席辞退」を望んでいいた日本政府の立場は苦しくなった。《共同通信》
1995 平成7年9月7日(木)
平成2434日目
【坂本弁護士一家事件】麻原被告を再逮捕
坂本弁護士一家事件で、警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は7日、オウム真理教教祖の麻原彰晃被告(40)の主導で行われた犯行と断定、坂本堤弁護士=当時(33)=に対する殺人容疑で麻原被告と実行グループとされる教団幹部ら計5人を再逮捕。元教団幹部岡崎一明容疑者(34)の山口県内の自宅や静岡県富士宮市の教団総本部など関連施設十数カ所を捜索した。《共同通信》
【仏・シラク大統領】訪日を拒否
フランス大統領府は7日、フランスの核実験実施に対する日本の批判を不満として、シラク大統領は招待されても近い将来には訪日しないとの方針を明らかにした。村山富市首相は今年7月にパリを訪れた際、シラク大統領を来年の適当な時期に招きたいとし、大統領もこれを原則的に受け入れていた。
しかし日本外務省首脳は6日、フランスが核実験を継続する限り、大統領の訪日は実現しないとの考えを表明していた。大統領の訪日をめぐる応酬で、両国関係はさらに悪化する恐れが出てきた。《共同通信》
1996 平成8年9月7日(土)
平成2800日目
【Jリーグ・京都】リーグ戦18試合目で初勝利
京都1−0浦和◇7日◇西京極
京都が前半に挙げた得点を守り切ってリーグ戦18試合目で初勝利。前半13分、山口敏から右を攻め上がった野口へ。野口のクロスをアレシャンドレが頭で決めた。
浦和は前半5分にバインがPKを森下に阻止されてリズムに乗れず、岡野の俊足を生かした攻撃も不発。後半16分もPKを失敗した。《共同通信》
【新党さきがけ・菅直人副代表】「鳩山氏軸に再結集を」
新党さきがけ副代表の菅直人厚相は7日夜、都内で鳩山由紀夫氏と会談。「第三極」の新党づくりをめぐり詰めの協議を行った。菅氏は井出正一代表とも意見交換した。
これに先立ち欧州から帰国後の記者会見で菅氏は、早期解散も視野に総選挙前の新党結成への意欲を強調。「鳩山氏を一つの軸にした形で、幅広く再結集したい」と述べ、鳩山氏を新党のリーダーにしたいとの考えを表明した。《共同通信》
1997 平成9年9月7日(日)
平成3165日目
【全米テニス】最終日
テニスの全米オープン最終日は7日、ニューヨークのナショナルテニスセンターで男女シングルス決勝を行い、女子は第1シードで16歳のマルチナ・ヒンギス選手(スイス)、男子は第13シードのパトリック・ラフター選手(豪州)がいずれも初優勝を果たし、賞金65万ドル(約7800万円)を獲得した。《共同通信》
【社民・土井たか子党首】自社さ維持を表明
社民党の土井たか子党首は7日、札幌市内で開かれた党北海道定期大会であいさつし、橋本龍太郎自民党総裁(首相)再選後の政権との関係について「首相は自社さ3党の体制を壊すつもりはないと言っており、政権をめぐる基本状況は総選挙から今日まで変わっていない」との認識を示した。
その上で「与党の一員である社民党は国民に対して責任ある政治を担うことを忘れてはいけない」と述べ、引き続き閣外協力関係を維持していく考えを強調した。《共同通信》
【橋本龍太郎首相】中国から帰国
就任後初めて中国を訪問していた橋本龍太郎首相は7日、大連から羽田空港着の政府専用機で帰国した。日本の現職首相として戦後初めて中国東北部も訪れた。
首相は公邸に着いた際、記者団に、江沢民国家主席や李鵬首相らとの会談について「成果というか議論ができた。対話が成立しているということだ。真剣な話し合いができてよかったと思う」と振り返った。《共同通信》
1998 平成10年9月7日(月)
平成3530日目
【民主党】災害支援を要望
民主党の羽田孜幹事長は7日午後、首相官邸で野中広務官房長官と会い、東日本を中心とする集中豪雨の復旧、被災者支援に向けて、早期の激甚災害指定や災害弔慰金支給、全半壊住宅世帯への支援を柱とした要望書を提出した。
野中氏は激甚災害指定に関して「できるだけのことを早く実施する必要があり、関係者を督励している」と強調した。《共同通信》
【政府】黒澤明氏に国民栄誉賞授与へ
政府は7日、6日死去した映画監督の黒沢明氏に対して国民栄誉賞を贈ることを内定した。小渕恵三首相が7日朝、黒沢氏の遺族の意向を聞いた上で正式決定するよう野中広務官房長官に指示した。
正式決定すれば、映画監督の国民栄誉賞受賞は初めてとなる。7月の作曲家の故吉田正氏に続いて14人目。黒沢氏は1985年に映画界で初の文化勲章も受章している。《共同通信》
1999 平成11年9月7日(火)
平成3895日目
【金嬉老受刑者】仮釈放
1967年に静岡県内で2人を射殺、同県・寸又峡温泉の旅館に人質をとって立てこもった「金嬉老事件」で、無期懲役が確定し服役していた金嬉老受刑者(70)が7日午前、千葉刑務所から仮釈放された。逮捕から31年半ぶり。
金さんは同日、航空機で韓国・釜山入りし、機中で「日本の皆さんに恨みや憎しみがあるわけではない」と心境を語った。《共同通信》
【自民党総裁選】加藤、山崎派「3候補の討論が少ない」
自民党の7日の役員連絡会で、総裁選に出馬を表明している加藤紘一前幹事長、山崎拓前政調会長両陣営の幹部らから総裁選の進め方や自自公連立に向けた党内手続きについて批判が相次いだ。
白川勝彦団体総局長(加藤派)や亀井善之組織本部長(山崎派)は「3候補がそろう場があまりにも少ない」と、3人で討論する場をもっと設けるべきだと主張。さらに「小渕恵三首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のためニュージーランドにいるのであれば、テレビ中継も検討すべきだ」と詰め寄ったが、森喜朗幹事長は「選挙管理委員会で決まったことだ」と述べるにとどまった。《共同通信》
2000 平成12年9月7日(木)
平成4261日目
【田中康夫氏】長野県知事選出馬を表明
作家の田中康夫氏(44)は7日、北佐久郡軽井沢町で記者会見し、10月15日投票の知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。田中氏は「次の時代の日本の在り方を全国に発信していける『長野モデル』といえるものを、県民の皆さんとともにつくっていきたい」と述べた。具体的な政策と公約は、13日に松本市内で発表する。《信濃毎日新聞》
【森喜朗首相】国連ミレニアムサミットで演説
森喜朗首相は7日夕、ニューヨークの国連本部で開かれている国連ミレニアムサミットで演説した。
安全保障理事会の常任理事国入りを目指す首相からは「国連の正当性を高め、期待される役割を果たせるようにするためには安保理改革の実現が急務」と強調。第一歩として(1)常任、非常任理事国双方の議席拡大(2)新たな常任理事国に途上国も加える–で意見集約すべきだと訴えた。《共同通信》
2001 平成13年9月7日(金)
平成4626日目
【小泉純一郎首相】補正予算編成を指示
小泉純一郎首相は7日、2001年度補正予算編成を指示した。首相は国債発行を30兆円以内に抑える方針を当面堅持する構えだが、与党内には自民党を中心に景気の長期低迷への危機感から、国債増発を躊躇せず、需要を喚起する景気対策を打つべきだとの声が強まっている。首相と与党の攻防は始まったばかりだ。《共同通信》
2002 平成14年9月7日(土)
平成4991日目
【北の国から2002遺言〈後編〉】放送
【全米テニス】
テニスの四大大会最終戦、全米オープンは7日、ニューヨークのナショナル・テニスセンターで女子シングルス決勝が行われ、第1シードのセリーナ・ウィリアムズ選手(米国)が3連覇を目指した姉のビーナス・ウィリアムズ選手(米国)を下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。《共同通信》
【米国、韓国】小泉首相の訪朝に期待
日米韓3カ国は7日、ソウルで朝鮮民主主義人民共和国をめぐる政策調整会議を開き、小泉純一郎首相の訪朝に強い支持を表明する共同プレス発表を出した。米韓から訪朝への強い支持を受けたことで、北朝鮮の金正日総書記との首脳会談に弾みをつけることになった。《共同通信》
2003 平成15年9月7日(日)
平成5356日目
【全米テニス】
テニスの四大大会最終戦、全米オープン最終日は7日、ニューヨークのナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス決勝は第4シードのアンディ・ロディック(米国)が、全仏オープン覇者で第3シードのフアン・カルロス・フェレーロ(スペイン)を6−3、7−6、6−3で破って四大大会初優勝を果たし、賞金100万ドル(約1億1800万円)を獲得した。《共同通信》
【WBCスーパーバンタム級タイトル戦】
世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は7日、名古屋市総合体育館で行われ、挑戦者で同級6位の石井広三(天熊丸木)はチャンピオンのオスカー・ラリオス(メキシコ)に2回TKOで敗れ、タイトル奪取に失敗した。ラリオスは4度目の防衛に成功した。
石井は2000年11月に続く3度目の世界挑戦も実らず、戦績は35戦31勝(21KO)4敗となった。《共同通信》
2004 平成16年9月7日(火)
平成5722日目
【台風18号】長崎上陸
大型で強い台風18号は7日午前、長崎市付近に上陸、九州全域や中四国地方を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら、日本海に抜けた。同日午後11時現在、新潟県佐渡市の北北西約220キロを時速約85キロで北東へ進み、東北の一部も暴風域に入った。
台風上陸は今年7つ目で、最多だった1990、93年の6つを上回って記録を更新した。共同通信のまとめでは、九州、中四国、近畿地方を中心に被害が広がり、、9人が死亡、船の事故で21人が不明、突風などで627人がけがをした。避難者も2万人を超えた。《共同通信》
【郵政民営化】「持ち株」傘下に4分社
政府の経済財政諮問会議(議長・小泉純一郎首相)は7日、郵政民営化の集中審議を開き、最大の焦点となっていた2007年4月の民営化発足時の組織形態について、純粋持ち株会社の傘下に窓口ネットワーク会社と郵便事業会社、郵便貯金銀行(郵便貯金)、郵便保険会社(簡易保険)の4つの事業会社を置くことで合意した。
郵貯銀行と郵便保険会社は17年までの民営化移行期間中に政府保有株式を売却し、完全民営化を実現。4事業の地域分割案の是非は新経営陣の判断に委ねることとし、事実上見送られた。《共同通信》
2005 平成17年9月7日(水)
平成6087日目
【そごう心斎橋本店】開業
大手百貨店そごうは7日、創業の地、大阪・心斎橋の旧大阪店跡地に本店を開業した。経営破たんで大阪店が撤退してほぼ5年。この日は約7万人が来店した。大阪では他の百貨店の増床計画もめじろ押しで、そごうの再参入をきっかけに商都・大阪が活気づきそうだ。《共同通信》
【ヤンキース・松井秀喜外野手】日米通算400本塁打
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手(31)は7日、ニューヨークで行われたデビルレイズ戦の4回にダグ・ウェクター投手から今季21号本塁打を右翼へ放ち、日米通算400本塁打を達成した。《共同通信》
2006 平成18年9月7日(木)
平成6452日目
【安倍晋三官房長官】村山談話「精神継ぐ」
安倍晋三官房長官は7日午前の記者会見で、自身の歴史認識について「先の大戦で多くの国々に大きな被害を与え、傷跡を残したことんい対する率直な反省の中で、平和で民主的な国をつくってきた」と述べた上で「戦争の歴史的な評価は歴史家に任せるべきだ」との考えを明らかにした。
午後の記者会見では首相に就任した場合の歴史認識問題への対応に関し、日本の「植民地支配と侵略」や「痛切な反省とおわびの気持ち」に言及した1995年の村山富市首相談話を踏襲するか明言を避けながら「(同談話を)閣議決定で変えないという中で基本的な精神を引き継いでいく」と強調した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】最後の外国訪問に出発
小泉純一郎首相は7日午後、フィンランドのヘルシンキで10、11日に開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するため、羽田発の政府専用機で出発した。在任中最後の外国訪問となる。
出発に先立ち、首相は「欧州とアジアが抱えるさまざまな問題を意見交換するいい機会。最後の外遊として素晴らしい会議だ」と語った。《共同通信》
2007 平成19年9月7日(金)
平成6817日目
【台風9号】首都圏を直撃
台風9号は7日午前2時前、神奈川県小田原市付近に上陸し、関東地方を暴風雨に巻き込みながら縦断した。今後、東北地方を北上し、8日朝には北海道に達する見通し。強風や大雨の影響で、新たに東京都で1人の遺体が見つかり、死者は2人。東京都と神奈川県で増水した多摩川で流されるなど6人が行方不明となっている。通勤時間帯の交通網にも大きな乱れが出た。《読売新聞》
【自民党】玉沢元農相の離党を承認
自民党は7日、党紀委員会(仲村正治委員長)を党本部で開き、政治資金収支報告書への改ざん領収書添付が判明した玉沢徳一郎元農相の離党届を承認した。
先の参院選に出馬せず離党届を提出した大仁田厚元参院議員は、参院選での民主党候補らへの応援を「反党行為で許し難い」として除名処分とした。《共同通信》
2008 平成20年9月7日(日)
平成7183日目
【全米テニス】
テニスの全米オープン第14日は7日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス決勝は第4シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が、第2シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)を6−4、7−5で下し、6年ぶり3度目の優勝を果たした。《共同通信》
【自民党総裁選】麻生氏、石原氏、消費税増税に慎重
自民党総裁選に出馬予定の麻生太郎幹事長(67)は7日、2−3%の名目経済成長率が続く状況になるまで消費税率を引き上げない考えを表明した。石原伸晃元政調会長(51)も当面の引き上げに慎重な姿勢を示し、与謝野馨経済財政担当相(70)は税制全体の見直しの中で検討する意向を強調した。
麻生氏は福岡県飯塚市で講演し、消費税率に関し「景気が悪い最中に増税では、景気が極端に悪くなるのを加速する可能性がある。国民や経営者が『景気が回復した』と思ってはじめて消費税を考えるべきだ」と指摘。公共事業の必要性も強調した。
石原氏は金沢市で記者団に「大企業から中小企業まで資金繰りがショートしている印象だ。その中で消費税増税は考えづらい」と述べた。
与謝野氏は「法人税、所得税、その他の税制をバランス良くするのが今回の税制改正。消費税だけの話ではない。税制改革全体についてはきちんとものを言うつもりだ」と表明した。《共同通信》
2009 平成21年9月7日(月)
平成7548日目
【麻生太郎首相】「捲土重来を期す」
麻生太郎首相は7日、衆院選で支援を要請した業界団体回りを続けた。日本中古自動車販売協会連合会では「選挙は残念だった。捲土重来を期す」と党再生への意欲を強調した。衆院選後の業界団体へのあいさつ回りは3日に続いて2回目。日本自動車工業会や日本商工会議所など計10団体を訪れた。《日経新聞》
【民主党・鳩山由紀夫代表】温暖化ガス中期目標「90年比25%減」表明
民主党の鳩山由紀夫代表は7日、都内で開いたシンポジウムで講演し、日本の温暖化ガス削減の中期目標について「2020年までに1990年比25%削減を目指す」と表明した。6月に麻生太郎首相が表明した現政権の「05年比15%削減」を大きく上回る削減目標となる。22日にニューヨークで開く国連気候変動サミットに出席し、新たな中期目標を国際社会に打ち出す考えも示した。
シンポジウムは朝日新聞社が主催した。鳩山氏は講演で25%減の目標について「マニフェスト(政権公約)に掲げており、あらゆる政策を総動員して実現を目指す決意だ」と語った。《日経新聞》
2010 平成22年9月7日(火)
平成7913日目
【尖閣諸島中国漁船衝突事件】
海上保安庁に入った連絡によると、7日午前10時15分ごろ、尖閣諸島の久場島の北北西約12キロの日本の領海の東シナ海で、第11管区海上保安部の巡視船「よなくに」(1349トン、全長約89メートル)が中国のトロール漁船「閩晋漁5179」と接触した。
漁船は逃走し、約40分後には同島の北西約15キロの海上で、同本部の別の巡視船「みずき」(197トン、全長46メートル)と衝突した。けが人はいないという。
漁船はさらに逃走を続けたが、同島の北西約27キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で午後0時55分ごろ、みずきなどから海上保安官12人が乗船し停船させた。海保は漁業法違反(立入検査忌避)の疑いで捜査している。《八重山毎日新聞》
【菅直人首相】小沢氏要職起用を否定
菅直人首相は7日、共同通信社などとのインタビューで、民主党代表選で再選された場合の小沢一郎前幹事長を要職に起用すると受け取られかねない自身の発言に関連して「適材適所と言った中から(報道で)話しが少し弾んだ」と事実上、否定した。
経済政策に関しては雇用対策を加速するとともに国家戦略室に代わる予算編成などの「司令塔」の役割を果たす新組織を検討する考えを明らかにした。《共同通信》
2011 平成23年9月7日(水)
平成8278日目
【紀伊半島豪雨】孤立住民の救援続く
台風12号による紀伊半島豪雨は7日、河川の氾濫などが発生し5日目を迎えた。和歌山、奈良両県で孤立状態が続く住民は6日午後時点で計約1340世帯、約2480人だったが、7日午前時点で計約270世帯の約480人にまで減った。
警察などによる行方不明者の捜索や救助活動は続くが、依然として道路が寸断され、作業が難航している地域もある。
共同通信の集計では、豪雨による人的被害は10県にまたがり、死者は49人、行方不明者は55人の計104人。風雨災害では死者・行方不明計98人だった2004年の台風23号を超え、平成に入り、最悪の事態となる恐れがある。《共同通信》
2012 平成24年9月7日(金)
平成8644日目
【野田佳彦首相】民主党代表選立候補を表明
野田佳彦首相(55)は7日夕、通常国会が事実上閉幕したのを受け官邸で記者会見し、民主党代表選への立候補を表明した。「残された一体改革や震災復興などの課題と格闘、克服する職責を引き続き担っていきたい」と述べた。現時点で有力な対立候補は見当たらず、首相の再選は確実とみられる。衆院解散時期については明言しなかった。一方、自民党総裁選は谷垣禎一総裁と石原伸晃幹事長の出馬一本化調整が続いた。
民主党代表選は10日告示、21日投開票の日程で実施される。待望論が強かった細野豪志環境相兼原発事故担当相の出馬断念により党内では首相の再選支持が拡大している。《共同通信》
2013 平成25年9月7日(土)
平成9009日目
【東京】2020年オリンピック開催地に決定
2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会がブエノスアイレスで開かれ、IOC委員の投票で7日(日本時間8日)、東京が選ばれた。1964年以来56年ぶりで、2回目の開催はアジアで初めてとなる。大会運営能力の高さや財政力、治安の良さなどが評価され、3都市による戦いを制した。
20年五輪には東京のほか、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)が立候補。1回目の投票で東京は1位通過し、イスタンブールとの決選投票で過半数を獲得した。7日午後5時(日本時間8日午前5時)すぎからIOCのジャック・ロゲ会長が発表した。《日経新聞》
2014 平成26年9月7日(日)
平成9374日目
【石破茂地方創生担当相】安倍首相の再選支える
石破茂地方創生担当相は7日のフジテレビの番組で、来秋の自民党総裁選に関し「安倍晋三首相(党総裁)が来年、再選できる環境を作ることは私の仕事でもある」と述べ、首相の再選を支える考えを示した。
石破氏は、自らが首相を目指すかについては「なろうと思ってなれるわけではなく、自分がそれにふさわしい人間になるよう努力する以外にない」と語った。《毎日新聞》
2015 平成27年9月7日(月)
平成9739日目
【民主党・枝野幸男幹事長】安倍晋三首相のテレビ出演を批判、、、
民主党の枝野幸男幹事長は7日、安倍晋三首相が4日に大阪市を訪れ、読売テレビの番組に出演したことを批判した。
「(番組には)首相に対し違う立場から厳しく問いただす方がいない」と指摘し、「『お友達ばかり集めたところで勝手なことを言うことは放送法違反ではないか』と、かつて礒崎陽輔首相補佐官が言っており、(その言葉を)そっくり返したい」と述べた。
同時に「(首相は)国会をさぼっているといわれてもやむを得ない」と強調した。国会内で記者団に語った。
民主党は安全保障関連法案の審議でも、首相が別のテレビ番組に出演したことを繰り返し批判してきた。「国民への説明が足りない」と訴える民主党だが、国会開会中の首相の番組出演は容認できないようだ。《産経新聞》
2016 平成28年9月7日(水)
平成10105日目
【リオデジャネイロ・パラリンピック】開幕
障害者スポーツの祭典、第15回夏季パラリンピックが7日(日本時間8日朝)、ブラジル・リオデジャネイロで始まった。市内のマラカナン競技場で開会式があり、18日まで12日間の大会が幕を開けた。《朝日新聞》
【安倍晋三首相】韓国・朴槿恵大統領と会談
安倍首相は7日、ラオスの首都ビエンチャンで韓国の朴槿恵大統領と会談した。両首脳は慰安婦問題を巡る日韓合意を着実に履行するとともに、北朝鮮の核・ミサイル開発を受けた日韓や日米韓の連携を強化する方針で一致した。日韓関係改善の流れを進めるため、両国政府が「未来志向」で協力していくことも確認した。
安倍首相と朴大統領による日韓首脳会談は、昨年11月と今年3月に続いて3回目で、約30分間行われた。
日韓合意を巡っては、日本政府が先月末、韓国政府が元慰安婦を支援するために設立した「和解・癒やし財団」に10億円を拠出した。ソウル日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像撤去の問題については、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」とされているが、これまでに目立った進展はない。
首相は会談で日韓合意の履行について、「少女像の問題も含めて、引き続き合意の着実な実施に向けた努力をお願いしたい」と述べた。朴氏は少女像の問題には言及せず、「合意を着実に実施していくことが重要だ」と応じた。《読売新聞》
2017 平成29年9月7日(木)
平成10470日目
【民進党・山尾志桜里元政調会長】離党届を提出
民進党の山尾志桜里元政調会長(43)は7日、大島敦幹事長と国会内で会い、離党届を提出した。今週発売の週刊誌が既婚男性との交際疑惑を報じたため、党に悪影響を与えかねないと判断した。1日に就任したばかりの前原誠司党代表にとって大きな打撃。10月22日の衆院3補欠選挙を控え、党へのダメージは避けられない。党執行部は8日の常任幹事会で離党届を受理する見通しだ。《共同通信》
【安倍晋三首相】ロシア・プーチン大統領と会談
安倍晋三首相は7日午後、ロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領と会談した。北朝鮮による6回目の核実験を受け「最大限の圧力」が必要として、国連安全保障理事会の新たな制裁決議採択へ協力を要請。だが、プーチン氏は「外交、政治的な方法でのみ解決可能だ」として対話重視の姿勢を崩さず、平行線に終わった。核実験を厳しく非難し緊密に連携していくことでは一致した。《共同通信》
2018 平成30年9月7日(金)
平成10835日目
【自民党総裁選】告示
自民党総裁選は7日告示され、連続3選を目指す総裁の安倍晋三首相(63)と、石破茂・元党幹事長(61)の2氏が立候補を届け出た。首相の政権運営に対する評価のほか、経済政策や憲法改正などが主な争点となる。国会議員票(405票)の投開票と党員票(同)の開票は20日に行われる。《読売新聞》
【平成30年(18年)北海道胆振東部地震】約218万戸で停電が解消
北海道南西部の胆振地方を震源とする最大震度7の地震で、北海道電力は7日午後10時現在で、北海道のほぼ全域にあたる約295万戸のうち、7割を超える約218万戸で停電が解消したと発表した。8日にはほぼ全域の停電が解消される見通し。新千歳空港は7日午前、国内線の運航が再開。8日に国内線の大部分と国際線の全便で運航が再開される。北海道新幹線と札幌市営地下鉄も7日午後、再び運行を始めた。《読売新聞》
2019 令和元年9月7日(土)
令和130日目
【香港】当局がデモ封じ込め
逃亡犯条例の改正問題をめぐり抗議活動が続く香港で7日午後、香港国際空港への交通アクセスを妨害する抗議活動が呼びかけられたが、当局側は空港に向かう鉄道やバスなどの運行を大幅に制限、デモ隊が集結することを阻止した。
香港メディアによると、香港島中心部と空港を結ぶ鉄道は7日、空港駅と終点の香港駅以外での乗降を中止。空港に放水車を配備し、香港駅でも警官隊による厳戒態勢をしいた。空港に向かう路線バスも一部運行を停止した。《産経新聞》
2020 令和2年9月7日(月)
令和496日目
【LCC・ピーチ】マスク拒否の男性客、新潟に降ろす
釧路空港(北海道釧路市)発関西空港行きのピーチ・アビエーションの機内で7日、マスクの着用を拒否した男性客が客室乗務員を威圧するトラブルがあり、同機が新潟空港に臨時着陸して男性客を降ろしていたことがわかった。
航空各社は新型コロナウイルス感染防止のため、乗客にマスク着用を要請しているが、国土交通省によると、着用を巡るトラブルで国内線旅客機が臨時着陸したのは初めてという。
同社や同乗していた客によると、釧路空港を離陸前、客室乗務員がマスクの着用を求めたが、男性が拒否したため、周囲の乗客を別の座席に移動させ、午後1時15分頃に出発した。
男性はその後も要請を聞き入れず、「非科学的だ」「要請するなら書面を出せ」などと言って乗務員を威嚇、大声をあげたため、新潟空港で臨時着陸。機長が乗務員を通じて降りるよう求め、男性が応じたという。関西空港には予定の約2時間15分遅れで到着した。
同機には約120人の乗客がいた。《読売新聞》
2021 令和3年9月7日(火)
令和861日目
【立憲民主党】7項目の政策発表
立憲民主党の枝野幸男代表は7日の記者会見で、次期衆院選で政権交代を実現した場合、「枝野内閣」の初閣議で直ちに決定する7項目の政策を発表した。新型コロナウイルス対策で首相直轄の司令塔組織の設置を掲げた。昨年の日本学術会議会員人事で菅義偉首相に任命を見送られた6人の会員任命も盛り込んだ。
コロナ対策の司令塔組織は官房長官をトップとする「対応調整室」(仮称)。厚生労働省や内閣府などに分かれている権限を首相官邸に一元化する。《産経新聞》
2022 令和4年9月7日(水)
令和1226日目
【東京外国為替市場】1ドル=144円台に
7日の東京外国為替市場の円相場は円売りドル買いの流れが止まらず、1998年8月以来、約24年ぶりとなる1ドル=144円台を付けた。日銀が超低金利政策を続ける中、米欧は着々と利上げを進めており、金利差の拡大を意識した円売りドル買いが加速した。日経平均株価や国債価格も下落し、日本売りの様相となった。コロナ禍から回復途上にある景気の冷や水となりかねない状況で、国民生活への影響が懸念される。政府、日銀の対応が焦点となりそうだ。
9月に入ってからの約1週間で円の下げ幅は5円を超えた。
午後4時現在は前日比2円54銭円安ドル高の1ドル=144円07〜12銭。《共同通信》
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