平成243日目

平成元年9月7日(木)

1989/09/07

【オリックス・門田博光外野手】通算505号本塁打

オリックスの門田博光外野手(41)は7日、西宮球場で行われた西武23回戦の一回、渡辺智投手から中越えに今季27号本塁打を放ち、プロ野球歴代単独4位となる通算505本塁打をマークした。初本塁打は南海に在籍した1970年5月13日の東映戦(大阪)で高橋直投手から。

8月15日の近鉄戦(藤井寺)で史上6人目の通算500本塁打に到達した門田は、前日の西武22回戦(西宮)で2ホーマーし、張本(元ロッテ)衣笠(元広島)と並ぶ通算504本塁打を記録していた。歴代1位は王(元巨人)の残した868本で、2位は野村(元西武)の657本、3位には山本(元広島)が536本で続いている。《共同通信》




【三井銀行、太陽神戸銀行】役員初顔合わせ

来年4月の「太陽神戸三井銀行」発足へ向けて三井、太陽神戸の両銀行は7日、東京都内のホテルで合併委員会の初会合を開き、具体的な合併手続きをスタートさせた。

初会合には、三井銀行側から合併委員長の河原副社長ら6人、太陽神戸銀行も合併委員長の米田副頭取ら6人が出席、委員会の今後の運動方針、スケジュールや営業、企画、人事など18の小委員会を設置することなどを決めた。

この後の昼食懇談会では、両行の役員約70人が初めて顔を合わせ、これまでのライバル同士がグラス片手に合併後の「太陽神戸三井銀行」の将来像について談笑する姿も。

両行の役員数を足すと74人となって三菱商事の58人を上回り、合併後は日本最大の役員を抱える。

両行は今後、今月19日に合併覚書に正式調印、11月中旬に大蔵省と公正取引委員会に合併の内認可申請した後、12月広範の臨時株主総会で合併契約についての株主の承認を得る。正式認可が下りるのは、新銀行発足1カ月前の3月になる予定。《共同通信》

【水野清総務庁長官】北方領土を視察

水野総務庁長官は7日午前、北海道根室港から釧路海上保安部の巡視船「ましゅう」に乗り、北方領土を約2時間にわたり洋上視察した。政府の北方対策本部長である総務庁長官の北方領土視察は高鳥修長官(当時)以来1年6カ月ぶりで、洋上視察は昭和62年5月の山下徳夫長官(当時)以来。

曇っていたが、比較的視界は良く、北海道本土からわずか3.7キロしか離れていない歯舞諸島の貝殻島や7キロ離れた水晶島がはっきりと見えたほか、国後島の羅臼山ももやの上にぼんやりと見えた。《共同通信》

【海部俊樹首相】カナダ首相と会談

海部首相とマルルーニー・カナダ首相との首脳会議が7日午前10時半からオタワの国会内で約2時間にわたって行われた。この結果、両首脳は「21世紀に向けて両国が一層協力関係を強化していく」ことを確認し(1)アジア太平洋地域の枠組みの中で広範な分野でパートナーとして協力していく(2)地球規模の課題に協力して取り組む(3)相互理解促進のため交流をさらに拡大する—ことで一致した。

またマルルーニー首相は、米国内の保護主義的な傾向に懸念を表明、自由貿易体制堅持のため、米国への説得を続けるなど両国が協力していくとの基本姿勢でも一致した。

会談でマルルーニー首相が日本・カナダ関係の重要性を強調したのに対し、海部首相は21世紀に向けた両国の協力関係発展の必要性を指摘するとともに「国際協力構想」を基本に「世界に貢献する日本」の役割を果たしていく決意を表明。さらに(1)環太平洋の枠組みの中での協力関係を強化する(2)地球環境、開発援助、自由貿易体制の堅持など地球環境の課題に対しても両国がパートナーとして協力して取り組んでいく—ことの重要性を指摘、マルルーニー首相も賛意を示した。《共同通信》




9月7日のできごと