平成6087日目
2005/09/07
【民主党・岡田克也代表】「人にこそ投資を」
選挙戦最終盤の9月7日、岡田克也代表は、接戦が伝えられる首都圏の各選挙区を回り、各候補者の応援を行った。
この日は国会で会派を共にする田中眞紀子前議員も応援に駆けつけ、各地で「冷たいカレーライスばかりでは飽きてしまう。おいしいスパゲティも食べてみて」「ちょっと硬そうに見えるけど、これくらい真面目な人に総理をやらせたほうがいい」などと、民主党への政権交代の必要性を巧みなユーモアを交えながら訴えた。
浅草・雷門前の街頭演説には約2000人が詰めかけ、暑い日ざしと台風14号の影響による強い風が吹き付ける中、熱心に演説に聞き入った。
岡田代表は、「民主党は人に対してもっと投資をする。日本人の力をもっともっと高めたい。最後は人だ。あの明治維新も、日本に優れた人材が育っていたからこそ、明治以降の厳しい時代を乗り越えることができた」という視点から、「年金」と「子育て」対策の必要性を訴えた。
また、「今の自民党は、前回の選挙で改革なんて一言も言わなかった人が、みんな改革、改革と言っている」としながら、民主党は7年前の結党以来、一貫して改革を目指してきた政党であることを強調。「私たちは、この国を変えるために民主党を作った。このままでは日本はぶっ壊れる。だからこそ、しっかりと政策をつくり、人を育て、今日まできた」と述べ、「残されたのは、政権交代だけだ。私たちにやらせてほしい」と力を込めると、大きな拍手と声援が沸き起こった。《民主党ニュース》
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【そごう心斎橋本店】開業
大手百貨店そごうは7日、創業の地、大阪・心斎橋の旧大阪店跡地に本店を開業した。経営破たんで大阪店が撤退してほぼ5年。この日は約7万人が来店した。大阪では他の百貨店の増床計画もめじろ押しで、そごうの再参入をきっかけに商都・大阪が活気づきそうだ。《共同通信》
【神奈川県藤沢市】車から中学生に消火剤
7日午前8時5分ごろ、神奈川県藤沢市高倉の市道で軽ワゴン車の2人組が、市立高倉中学校(生徒数399人)の生徒の集団に白い粉状の消火剤をまいて逃走した。生徒66人が目の痛みや吐き気を訴え病院に搬送された。生徒はいずれも軽症。藤沢北署は傷害事件として捜査を始めた。《共同通信》
【経団連・奥田碩会長】「自民楽勝ムードはない」
日本経団連の奥田碩会長は7日、札幌市で開いた北海道経済懇談会後に記者会見し、衆院選の情勢について「小泉首相や(公明党の)神崎代表が必死になって遊説に回っている。新聞が伝えるような自民楽勝ムードはないのでないか」と述べ、自民勝利に慎重な見方を示した。《共同通信》
【ヤンキース・松井秀喜外野手】日米通算400本塁打
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手(31)は7日、ニューヨークで行われたデビルレイズ戦の4回にダグ・ウェクター投手から今季21号本塁打を右翼へ放ち、日米通算400本塁打を達成した。《共同通信》
【自民党・安倍晋三幹事長代理】非公認・城内氏に「必勝メッセージ」
郵政民営化法案に反対し自民党非公認となった衆院静岡7区の無所属前職、城内実氏の総決起集会が7日夜、静岡県浜松市で開かれ、安倍晋三同党幹事長代理に頼まれて応援に来たという天川由記子・水戸短大助教授が「安倍氏から『何としても勝ってほしい。(自民党公認の)片山さつき氏の応援には絶対行かない』というメッセージを預かってきた」と語った。
城内氏は森派に所属し、安倍氏の側近として活動してきた。天川氏はさらに「安倍氏は『城内氏をいずれ(自民党に)戻すつもりだ』と言っていた」とも記者団に明かした。《毎日新聞》
【作家・見沢知廉さん】死去
獄中をリアルに描いた小説「調律の帝国」などで知られる作家、見沢知廉さんが7日、横浜市戸塚区の自宅マンション8階から転落し、死去した。46歳だった。神奈川県警戸塚署は飛び降り自殺とみている。
82年、新右翼としての活動中、「スパイ粛清事件」などで逮捕。実刑判決を受け、服役した。獄中に発表した「天皇ごっこ」で新日本文学賞受賞。《毎日新聞》