平成8278日目
2011/09/07
【この日の野田総理】
税制調査会
平成23年9月7日、野田総理は総理大臣官邸で、平成23年度第8回税制調査会に出席しました。
本日の会議では、「東日本大震災からの復興の基本方針」、「B型肝炎訴訟の全体解決の枠組みに関する基本方針」等について話し合われました。
野田総理は冒頭のあいさつで、「当面の大きな課題は、東日本大震災からの復旧・復興、B型肝炎の問題の全面的な解決、社会保障と税の一体改革の成案に基づく対応の3つで、それぞれ税制措置を伴うものです。
復興については、1つは復興の基本方針に基づいた対応です。すなわち、将来世代に負担を先送りするのではなく、今を生きる私たちの世代がいかに連帯して、負担を分かち合うかということが復興の基本方針の理念です。もう1つは、「復興基本法」が基礎となります。一般の公債とは別の管理という形で復興債を発行し、償還についてはきちんと道筋を定めるということです。是非、複数の選択肢をご提示いただきたいと思います。
それから、税と社会保障についての成案に基づく具体化の議論です。平成21年度の税制改正法附則104条に基づくと、今年度末までに必要な法案を提出をすることになっていますので、それに基づいた対応をお願いをしたいと思います。」と述べました。《首相官邸》
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【東日本大震災】福島沿岸で一斉捜索
東日本大震災から半年を迎えるのを前に、福島県の沿岸部で7日、県警などが行方不明者の一斉捜索を行った。東京電力福島第一原発から約1.5キロの大熊町夫沢地区では、警察官が波打ち際の消波ブロックの間のがれきを取り除きながら、確認した。一斉捜索は8日まで行う。
この日は警察官約120人と消防職員約10人を動員したが、見つからなかった。大熊町の捜索現場で松本光弘・県警本部長は報道陣に「一人でも多くの方をご家族のもとへ帰したい。3月11日午後2時46分で心の中の時計が止まっているご家族の思いを胸に抱き、力の限りできることをしていきたい」と話した。
県警によると、県内の行方不明者は7日現在、241人。《朝日新聞》
【神奈川県藤沢市】庁舎内で焼肉、火災報知器外す
神奈川県藤沢市が8月、庁舎1階の食堂で火災報知機を取り外してバーベキューの懇親会を開き、市消防本部が消防法違反に当たるとして関係幹部らを厳重注意処分にしていたことが7日、市への取材で分かった。食堂外の廊下や階段の火災報知機が作動して騒ぎになり、市消防本部に情報が寄せられて発覚した。
市によると、懇親会は経営企画課の主催で8月1日夕方に開催。海老根靖典市長や市幹部ら約80人が参加した。同課は事前に、防火管理を担当する管財課に「懇親会で、バーベキュー形式で振る舞うため煙感知器などの取り外しに特段のご配慮を」と公文書で申請。管財課が応じて取り外していた。《共同通信》
【紀伊半島豪雨】孤立住民の救援続く
台風12号による紀伊半島豪雨は7日、河川の氾濫などが発生し5日目を迎えた。和歌山、奈良両県で孤立状態が続く住民は6日午後時点で計約1340世帯、約2480人だったが、7日午前時点で計約270世帯の約480人にまで減った。
警察などによる行方不明者の捜索や救助活動は続くが、依然として道路が寸断され、作業が難航している地域もある。
共同通信の集計では、豪雨による人的被害は10県にまたがり、死者は49人、行方不明者は55人の計104人。風雨災害では死者・行方不明計98人だった2004年の台風23号を超え、平成に入り、最悪の事態となる恐れがある。《共同通信》