平成7548日目
2009/09/07
【民主党・鳩山由紀夫代表】温暖化ガス中期目標「90年比25%減」表明
民主党の鳩山由紀夫代表は7日、都内で開いたシンポジウムで講演し、日本の温暖化ガス削減の中期目標について「2020年までに1990年比25%削減を目指す」と表明した。6月に麻生太郎首相が表明した現政権の「05年比15%削減」を大きく上回る削減目標となる。22日にニューヨークで開く国連気候変動サミットに出席し、新たな中期目標を国際社会に打ち出す考えも示した。
シンポジウムは朝日新聞社が主催した。鳩山氏は講演で25%減の目標について「マニフェスト(政権公約)に掲げており、あらゆる政策を総動員して実現を目指す決意だ」と語った。
一方で中国やインドなど排出量が急増する新興国を念頭に「すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の約束の前提だ」とも指摘。米国や中国、インドも含めた主要国による国際合意が実行に欠かせないと強調し、日本だけが突出した削減目標を負わないよう予防線も張った。《日経新聞》
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【民主党・鳩山由紀夫代表】閣内に党首級協議機関
民主党の鳩山由紀夫代表は7日、社民、国民新党との連立政権協議で焦点となっている与党の連絡調整機関に関し、社国両党の党首級が入閣した上で「基本政策に関する閣僚委員会」を設置し、これを中心的な場とする方針を表明した。3党政策責任者クラスの協議機関も設ける意向を示した。同日夕の党幹部会で提案し、了承を得た。
鳩山氏は「早ければ明日、合意できればありがたい。合意すれば人事の話も3党で協力して進められる」と述べ、8日中の連立合意を目指す考えを強調。ただ、社民党の福島瑞穂党首は7日夜、政策面の調整が決着していないことを理由に「明日中の合意は難しいかもしれない」と述べた。《共同通信》
【自民党・加藤紘一元幹事長】「ビジョン示せば政権戻る」
「日本人が共感する未来のビジョンを示すことができれば近い将来、政権は取り戻せる」――。自民党の加藤紘一元幹事長は7日午前、韓国紙の中央日報がソウル市内で開いた「J―グローバルフォーラム2009」で講演し、先の衆院選で惨敗した自民党の再生は可能だと強調した。
自民党の敗因については首相2人の相次ぐ辞任が世論に与えた影響のほか「麻生太郎首相が失言などによって信頼を失った」と指摘。民主党に対しては非正規雇用者の解雇や衰退する商店街などの問題に関し「非常に敏感に訴えかけていた」と評した。《日経新聞》
【自民党津島派】新会長に額賀福志郎氏
自民党津島派は7日の幹部会で、政界引退した津島雄二会長の後任に額賀福志郎元財務相を充てる人事を内定した。8日の派閥総会で正式決定する。津島派は衆院選で久間章生、笹川尭、船田元各氏ら主要幹部の大半が落選。所属衆院議員も45人から14人に激減した。このため当選回数が多く、同派内で長く活動してきた額賀氏が新たな会長に適任と判断した。
同派は所属議員数では青木氏が率いる参院が23人と衆院を上回っており、派内では「実質的に青木派となった」との見方も出ている。《日経新聞》
【公明党・山口那津男政調会長】新代表に内定
公明党は7日、党本部で中央幹事会を開き、衆院選の大敗を受けて引責辞任する太田昭宏代表(63)の後任に山口那津男政調会長(57)を充てる人事を内定した。山口氏は幹事会終了後、記者団に「一身をなげうって党再建に全力を尽くす決意だ」と述べた。8日に開く全国代表者会議の信任を得て、新執行部が正式に発足する。
山口氏は連立政権を組んできた自民党との関係について「自民党のことをとやかく言える状況ではない。それぞれの党が国民の期待に沿う党を再建するという課題にまず取り組むべきだ」と党の立て直しを優先する姿勢を強調。民主党政権への対応に関しても「党再建の足固めが先だ」と述べるにとどめた。
辞任する北側一雄幹事長(56)の後任には井上義久副代表(62)、山口氏の後任の政調会長には斉藤鉄夫環境相(57)の就任が固まっている。漆原良夫国会対策委員長(64)は留任する。《日経新聞》
【東京都・石原慎太郎知事】五輪招致「最後まで全力」
都議会の第3回定例会が7日開会した。石原知事は所信表明演説で、2016年の夏季五輪招致について、「最後まで全力で戦い抜く」と述べ、開催都市が決定する来月2日の国際オリンピック委員会(IOC)総会に向けて決意を示した。
今月2日に公表されたIOCの評価報告書について、石原知事は「環境を重視したコンパクトな大会計画などが、高い評価を得た」と報告した。また、「都議会や新しい政府にも、万全の態勢でIOC総会に臨むように求める」と語り、政権交代を間近に控えた民主党や、都議会に対し、招致活動で協力を求める考えを示した。《読売新聞》
【麻生太郎首相】「捲土重来を期す」
麻生太郎首相は7日、衆院選で支援を要請した業界団体回りを続けた。日本中古自動車販売協会連合会では「選挙は残念だった。捲土(けんど)重来を期す」と党再生への意欲を強調した。衆院選後の業界団体へのあいさつ回りは3日に続いて2回目。日本自動車工業会や日本商工会議所など計10団体を訪れた。《日経新聞》