平成4991日目
2002/09/07
この日のできごと(何の日)
【米英首脳会談】
ブッシュ米大統領とブレア英首相は7日、ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで会談した。両首脳は会談に先立ち、記者団に対し、イラクの核兵器など大量破壊兵器の開発にあらためて強い懸念を表明した上で、この脅威は世界全体の問題だとして対イラクでの国際協調を呼び掛けた。
大統領はイラクの核開発に関する国際原子力機関(IAEA)の報告に言及し「フセイン政権に対し行動を起こす十分な核開発の証拠がある」と強調するとともに「イラクの脅威は近隣の地域だけのものではない。『新たな戦争』は世界のどこもが戦場になり得る」と指摘。
首相も「われわれは深刻な危機に直面している。イラクに対して何の行動も起こさないという政策はあり得ない」と述べ、対イラク攻撃を視野に米国と連携する姿勢を重ねて示した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【北の国から2002遺言〈後編〉】放送
【J1】
Jリーグ1部(J1)第2ステージ第2節第1日(7日・カシマスタジアムほか=6試合)第1ステージ優勝の磐田は、2年連続年間王者の鹿島を敵地で2−1で破り、第2ステージ開幕2連勝とした。第1ステージで最後まで磐田と優勝を争った横浜Mは、出場停止の松田、けがの波戸らを欠き広島に敗れ連敗。F東京はG大阪を下して連勝のスタートを切り、京都は試合終了間際に朴智星がPKを決め札幌を破った。清水−市原は、三都主の前半5分の得点を清水が守り切った。試合は日本平スタジアム近くで落雷があり、照明が消えて前半途中約24分間中断するハプニングがあった。《共同通信》
【陸上・日本学生対校選手権】
陸上の日本学生対校選手権第2日は7日、東京・国立競技場で行われ、男子100メートル決勝でアジア人初の9秒台突入が期待された末續慎吾(東海大)は優勝したが、10秒20にとどまった。
10秒05の自己記録を持つ末續は、スタートで失敗。追い風0.5メートルのなか、中盤以降はスピードに乗ったが、6日の準決勝の10秒12にも及ばなかった。
男子110メートル障害は日本記録保持者の内藤真人(法大)が13秒87で2連覇。女子100メートル障害は池田久美子(福島大)が13秒46、同砲丸投げは森千夏(国士大)が16メートル61のそれぞれ大会新でともに昨年に続いて制し、100メートルは黒沢茉莉子(筑波大)が勝った。《共同通信》
【警視庁】ジー・オーグループを詐欺商法と断定
通信販売広告費への投資などの名目で300億円以上の資金を全国の会員から集め、支払いが滞っていた「ジー・オーグループ」(東京都)について、警視庁生活経済課は7日、当初から運用実態や実現性がないにもかかわらず、利殖をうたって資金集めを行っていた詐欺商法と断定、詐欺容疑で大神源太名誉会長(39)らグループ幹部7人前後の逮捕状を9日にも請求する方針を固めた。逮捕状が用意でき次第、一両日中にも逮捕に踏み切るとみられる。
ジー・オーグループに対し警視庁は3月、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で家宅捜索をしていたが、詐欺事件として立件されることが確実な情勢となった。
警視庁のこれまでの調べによると、同グループが約6年間で1万人以上の会員から集めた金額は300億円あまり、このうち支払いが滞ったのは百数十億円にのぼるとみられている。
大神名誉会長らはグループ中核の広告代理会社「ジー・コスモス・ジャパン」(4月に破産)で、通販商品の広告費名目で会員に投資を勧誘し、売り上げに応じた配当金を支払うとする利殖商法を展開。年数回、「120%確約」をうたったキャンペーンを行っていたほか、社債(年利13−18%)▽フィリピンで買収した銀行の預金(年利8%)−などの名目でも、元本を保証する資金集めを行っていた。
警視庁ではこうした行為について出資法違反容疑でコスモス社や関係先を家宅捜索。押収資料について調べを進めた結果、「元本保証」した行為以外にも、通販業務の実態や、各事業の配当の実現性がほとんどなかったと判断。容疑を詐欺に切り替え、事業を主導していた大神名誉会長らグループ幹部の逮捕に踏み切る方針を固めた。《産経新聞》
【日、米、韓】政策調整会合
日米韓3カ国は7日、ソウルで朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)をめぐる政策調整会合を開き、小泉純一郎首相の訪朝に強い支持を表明する共同プレス発表を出した。
小泉首相は、米韓から訪朝への支持を受けたことで、北朝鮮の金正日総書記との首脳会談に弾みをつけることになった。
発表によると、日朝関係では、米韓が最近の日朝間の対話の進展を歓迎。特に小泉首相の訪朝を「強力に支持」すると表明し、訪問が日朝関係の改善と北東アジアの安定促進に資することを希望した。
日本側によると、小泉首相の訪朝で、国交正常化交渉再開のめどをつけたいとの狙いを説明したという。米朝関係では、日韓が米朝対話に支持を表明、米側は北朝鮮と無条件に包括的に対話する用意のあることを再確認した。
日本側によると、米国は北朝鮮への特使派遣を慎重に検討しており、日朝首脳会談の結果などを見極め「そう遠くない将来」に結論を出すと説明した。《共同通信》
【全米テニス女子単】
テニスの四大大会最終戦、全米オープンは7日、ニューヨークのナショナル・テニスセンターで女子シングルス決勝が行われ、セリーナ・ウィリアムズ(米国)が、3連覇を目指した姉のビーナス・ウィリアムズを6−4、6−3で下し3年ぶり2度目の優勝。四大大会3連勝(通算4勝目)を果たした。セリーナは、史上7人目の四大大会年間3連勝。
四大大会決勝では3大会連続4度目となった「ウィリアムズ姉妹対決」は、妹のセリーナが、今年の全仏オープン、ウィンブルドン選手権に続きストレート勝ちした。《共同通信》