1991 平成3年9月7日(土)のできごと(何の日)

平成973日目

平成3年9月7日(土)

1991/09/07

【九州新幹線】起工式

九州新幹線鹿児島ルート(八代ー西鹿児島)の起工式が7日午前、鹿児島市のJR西鹿児島駅西口前で開かれた。1972年の基本計画以来、19年ぶりの本格着工。工期は10年を予定し、完成すれば博多ー西鹿児島間が現行より1時間半短縮され、2時間7分で結ばれる。《共同通信》

【自民党・三塚博元政調会長】総裁選「ひそやかな決心」

自民党の三塚博・元政調会長は7日夕、遊説先の北海道北見市内のホテルで講演し、「派閥の会長は総理・総裁を目指す宿命を負っている」と、10月末の総裁選に立候補を目指す姿勢を重ねて表明「決心、努力、情熱を傾け、研さんを重ねることにより(会長としての)責任は果たさなければならないと、ひそやかな決心を抱いている」と述べて、宮沢喜一・元副総理の出馬表明などを背景に、自身の総裁選出馬への意欲をにじませた。

しかし三塚氏は、最終的な態度表明については、今国会終了後に行う考えを重ねて示した。《読売新聞》

【自民党・渡辺美智雄元政調会長】総裁選「当然手を挙げる」

自民党の渡辺美智雄・元政調会長は7日午後、鳥取県米子市で開かれた渡辺派の対話集会で「(時期が来れば)当然手を挙げる。宮沢さんと心は同じ」と述べ、6日、出馬表明した宮沢喜一・元副総理と並んで総裁選出馬への意欲を表明した。午前中に鳥取市で開かれた集会では海部続投論をけん制するにとどまったが、米子会場では「幸い私にはキャリアがある。外交の裏街道も知っている。だから私が手を挙げてもおかしくないと思っている」と発言。

「宮沢さんが立候補を表明したのは立派。私は国会が開会中だから、表明は遠慮しているが、全国を歩いてみなさんの反応を聞き、これでいいという事になれば(総裁選に)当然手を挙げる。ご支援をお願いしたい」と話した。

さらに渡辺氏はリクルート事件に関与したかどうかにかかわらず実力者を登用すべきだと指摘した上で、竹下元首相に対して過去に、「(総裁選出馬を)やるなら応援しますよ、とまで言ったことがある」と述べ、再登板を促したことがあったことを明らかにした。《読売新聞》

【自民党・小渕恵三幹事長】総裁選「首相は有力候補」

自民党の小渕幹事長は7日、静岡県伊東市内で開かれた同党全国研修会の開講式であいさつし、来月末の総裁選について、「最近の世論調査での自民党支持率は昭和30年の結党以来最高だ。内閣支持率では、海部首相が一頭地を抜いている」と述べ、50%以上の支持率を維持している首相が有力候補だとの考えを明らかにした。

また、小渕氏は国会法の改正によって通常国会の召集時期を12月から1月に変更するのに伴い、予算編成と予算書の提出を従来より早めるべきだとの考えを強調。予算編成の時期はこれまで年末ぎりぎりだが、「国会対策委員長とも話し合い、(12月17日に大蔵原案を内示し)天皇誕生日前日の22日までに予算編成を終えたいという方針で一致した」と述べた。《読売新聞》

【海部俊樹首相】「政治改革は自民党の願い」

海部首相は7日午後、静岡県伊東市で開かれた自民党全国研修会で講演し、政治改革や国連平和維持活動(PKO)への協力、ソ連情勢などについて見解を明らかにした。

この中で首相は政治改革を「近代国家の第一歩となった明治時代の廃藩置県」と同等の意義がある、との考えを示すとともに「(政治改革の実現は)国民の信頼を取り戻そうという自民党の願いだ」と述べ、実現に改めて強い意欲を示すとともに、任期いっぱい全力投球する考えを強調した。《共同通信》

【ロシア・エリツィン大統領】核兵器の半減めざす

ソ連のエリツィン・ロシア共和国大統領は、7日放送のテレビ・インタビューで、ソ連の全核兵器がロシア領内に移管される可能性に言及するとともに、ロシア指導部は核兵器の50%削減の達成をめざす、と明言した。また、全核兵器のロシア領移管には10年の期間と200億—250億ルーブルの費用がかかる、との見通しを示した。

この発言は、エリツィン大統領が日、米、仏、ロシアなどのテレビとのインタビューに答えた中のもので、独立系通信社「インターファックス」も伝えた。

インターファックスによると、エリツィン大統領は、現在、核兵器が配備されているウクライナが自共和国を「非核地帯」と宣言、カザフが核配備への態度を明確にしていない以上、ロシア領に全核兵器が移管されるのは論理的帰結だとの見解を述べた。

エリツィン大統領は先のソ連臨時人民代議員大会の演説でも新連邦体制下ではロシアが「軍の一体性、核など大量殺りく兵器の統一的指令体制の維持を保証する」と表明している。《読売新聞》

【全米テニス】モニカ・セレシュ選手が初優勝

テニスの全米オープンは7日、ニューヨークのナショナルテニスセンターで行われ、女子シングルス決勝は17歳9か月のモニカ・セレシュ(ユーゴ)が5度目の優勝をめざした34歳のマルチナ・ナブラチロワ(米)をストレートで破り、初優勝を飾った。

セレシュは欠場した全英を除き、全豪、全仏、全米と今年の四大大会のうち三大会を制した。

セレシュは第1セットをタイブレークの末に競り勝って勢いに乗り、第2セットは強打で押しまくり、ナブラチロワを圧倒した。

男子シングルスは準決勝が行われ、ステファン・エドベリ(スウェーデン)とジム・クーリエ(米)が、ともにストレート勝ちし、初の決勝進出を果たした。《読売新聞》



9月7日のできごと

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