令和254日目

令和2年3月19日(木)

2020/03/19

【新型コロナウィルス】

武漢の新規感染ゼロに

中国政府の国家衛生健康委員会は19日、新型コロナウイルスによる中国本土の感染者が、19日午前0時(日本時間午前1時)時点で前日より34人増え、8万928人になったと発表した。

新たに感染を確認した全員が中国外からの渡航者だとしている。感染封じ込めのために都市封鎖が続く湖北省武漢市での新規感染者は、流行が本格化した1月中旬以降、初めてゼロだった。

発表によると、中国本土の死者は18日に8人増え、3245人となった。《読売新聞》

麻生財務相、中国の数字「信用しない方が正しい」

麻生財務相は19日の参院財政金融委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を巡り、「実体経済にコロナが及ぼす影響が、よく見えない。(今回の事態は)中国から起きている。この国の出された数字は、信用すると大体違う。信用しない方が正しいと思う」と述べた。

中国政府は、国内における新型コロナウイルスの流行のピークが過ぎたとの見方を示している。麻生氏は「(中国政府は)『コロナは終息した』とテレビの前でしゃべっているが、『本当かよ』と見ている」とも語った。《読売新聞》

国連総長「景気後退、記録的に」

国連のグテレス事務総長は19日、新型コロナウイルスの感染拡大について「われわれはウイルスと戦争している」と形容し「世界的な景気後退はほぼ確実だ。恐らく記録的な規模になる」と述べ、国際社会の結束を呼び掛けた。米ニューヨークの国連本部からビデオ回線を通じ記者会見した。

グテレス氏は「国連75年の歴史にない地球規模の衛生危機」であり「現状の国家レベルの対応」では解決できないと強調。「世界の指導者らに、緊急かつ協調的な対応を取るよう求める」と述べ、先進国による途上国支援の必要性を訴えた。《共同通信》

米、全渡航中止勧告

トランプ米政権は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するために、日本を含む全世界の渡航警戒レベルを4段階中、最も厳しい「渡航中止・退避勧告」(レベル4)に引き上げ、米国人に対し、全ての渡航中止を勧告した。国外にいる米国人の帰国検討も要請。米国内の感染者数が1万人を超える中、異例の措置に踏み切った。

景気後退が懸念される世界経済へのさらなる打撃となる可能性がある。国務省は各国の米大使館と総領事館の館員や家族について、感染リスクが高いと判断した場合の国外退避を許可したと明らかにした。《共同通信》

伊、死者3400人超に

イタリア政府は19日、新型コロナウイルスに感染した死者が前日から427人増え3405人になったと発表した。感染者数が世界最多の中国本土の死者数を初めて上回った。イタリアの感染者は4万1035人となり、1日の新たな確認数は5322人とこれまでで最多だった。致死率も約8.3%と依然高い。

イタリアは「パンデミック(世界的大流行)の中心地」欧州でも死者・感染者数が突出。病状が悪化しやすい高齢者が多い人口分布や、医療体制の不備、当局の初動の遅れが被害拡大を招いたと指摘されている。《共同通信》

豪、NZ、外国人の入国を禁止

オーストラリアのモリソン首相は19日記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて20日夜からオーストラリア人と居住者、その配偶者や扶養家族ら近親者を除く全ての外国人の入国を禁止すると発表した。隣国ニュージーランドのアーダン首相も記者会見で19日夜から同様の措置を取ることを明らかにした。

オーストラリアでは約700人、ニュージーランドでは約30人の感染が確認されている。モリソン氏は「感染の大部分は海外から持ち込まれている」と強調。アーダン氏も「非常措置」としながら「コロナウイルスから国民を守ることが最優先事項だ」と述べ、理解を求めた。《共同通信》

IOC「7月開幕」を再確認

国際オリンピック委員会(IOC)は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本オリンピック委員会(JOC)などアジア各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)と電話会議を開き、東京五輪の7月24日開幕方針を再確認した。

JOCの籾井圭子常務理事によると、約40のNOCが参加し、約1時間20分の会議の最後にIOCのバッハ会長が「(IOCの)方針について、全NOCから賛同を得た」と総括。IOCは18日までに欧州やアフリカなどのNOCとも同様の会議を行ったという。

JOCの山下泰裕会長は「今やれることに集中してほしい」と訴えた。《共同通信》

大阪府、兵庫県、往来自粛を要請

大阪府の吉村洋文知事は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、20日からの3連休について「大阪―兵庫間の不要不急の往来を控えてほしい」と府民に呼び掛けた。府庁で記者団の取材に応じた。兵庫県内で爆発的な感染拡大の可能性があるとして、国の専門家から示された緊急対策の提案を踏まえた措置だと説明した。

兵庫県の井戸敏三知事も記者会見し、県民に「不要不急の大阪との往来を自粛してください」と要請した。

吉村氏は18日までに専門家から連絡があったと話し「兵庫県では爆発的な感染がいつ起きてもおかしくない。大阪も感染者が増えており、警戒しないといけない」と述べた。《共同通信》

TDL出演者らが休業手当要請

東京ディズニーランド(千葉県浦安市)で働くショーの出演者など非正規雇用の従業員が加入する労働組合「なのはなユニオン」は19日、運営するオリエンタルランドに対し、新型コロナウイルスの感染拡大を受け臨時休園中の休業手当を求め要請書を提出した。

ユニオンによると、非正規の従業員は休園前、「勤務シフトは明日から全て解消される」とだけ説明され、休業時の補償の有無は不明だという。

過去に休業手当が支払われた際は、基本時給の6割の金額を基に算出され、諸手当は考慮されなかった。「6割は労働基準法の最低保障。生活できないので10割を補償してほしい」と要請した。《共同通信》



【大相撲春場所】12日目

大相撲春場所12日目(19日・エディオンアリーナ大阪)横綱白鵬が関脇正代に寄り切られて2敗目を喫したため、1敗を守った平幕碧山が単独トップに立った。碧山は御嶽海を押し出した。

横綱鶴竜は小結遠藤を上手投げで下して2敗を保った。大関昇進を目指す関脇朝乃山は隆の勝を押し倒して10勝目を挙げた。一人大関の貴景勝は竜電を突き落として星を五分に戻した。

碧山を1差で追う2敗は白鵬、鶴竜、朝乃山の3人。十両は琴勝峰が2敗で首位に立った。《共同通信》

【日経平均終値】1万6552円83銭

19日の東京株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の失速が懸念され、日経平均株価(225種)は続落した。中国や韓国などアジアの株式市場が総崩れとなり、投資家の心理を冷え込ませた。終値は前日比173円72銭安の1万6552円83銭で、約3年4カ月ぶりの安値を付けた。

2012年11月以降、上昇を続けた「アベノミクス相場」の上げ幅のほぼ半分が吹き飛んだ。相場の先行きに一段と慎重な見方が広がる可能性がある。

19日の東証株価指数(TOPIX)終値は12.38ポイント高の1283.22。出来高は約30億1700万株。《共同通信》

【NY株式市場】反発

19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比188.27ドル高の2万0087.19ドルで取引を終えた。トランプ米大統領が表明した売上高の急減にあえぐ企業に対する支援への期待から、買いが優勢となり、節目の2万ドルを回復した。

新型コロナウイルスの感染拡大で、14日までの週の失業保険申請件数が急増。雇用悪化が顕在化したとの見方から、前日からの下げ幅が700ドルを超える場面もあった。相場の底入れは見通せない。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は160.74ポイント高の7150.58。《共同通信》

【野党】71議員が消費税5%提言

立憲民主党などでつくる野党会派の有志議員71人が賛同人となった勉強会が19日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、消費税率の5%への減税を求める提言を発表した。感染の終息後も法人・所得税制を見直して財源を確保し、5%を継続すると提案。会派内の立民と国民民主、社民各党の党首に提出した。

勉強会は「日本の未来を立て直す公平な税制を考える会」。立民の福田昭夫衆院議員、国民の岸本周平選対委員長、無所属の江田憲司衆院議員らが名を連ねた。

呼び掛け人の福田氏は「経済の大きな落ち込みが考えられ、消費税率を緊急的に引き下げる必要がある」と訴えた。《共同通信》

【兵庫県警尼崎東署】勤務中、交番内で性行為

兵庫県警尼崎東署に勤務する30代の男性巡査部長と20代の女性巡査が勤務中、交番で性行為をしていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、巡査部長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分に、巡査を本部長訓戒処分にした。

捜査関係者によると、2人は上司と部下の関係で、男性巡査部長は妻子があり、女性巡査は独身。いずれも同じ交番に勤務していた。昨年12月、巡査部長が食事に誘ったことを機に交際が始まり、今年の1~2月、交番の休憩室で複数回にわたって性行為をしたという。

今年2月、関係者から「2人が不倫している」などと連絡を受けた県警が調査していた。県警は、事件や事故などの処理業務に支障はなかったとしている。《神戸新聞》

【上皇陛下ご夫妻】皇居を退去

上皇ご夫妻は19日、代替わりに伴う引っ越しのため、皇居・吹上仙洞御所を退去された。31日まで葉山御用邸(神奈川県葉山町)と御料牧場(栃木県高根沢町)に滞在し、同日、仮住まい先となる高輪皇族邸(東京都港区)に入られる。最終的に赤坂御用地内に転居するまで、最長約1年半を過ごされる。

19日午前10時過ぎ、ご夫妻を乗せた車は吹上仙洞御所を出発し、桜がほころび始めた皇居内をゆっくりと走行。側近によると、上皇さまが在位中、宮中祭祀に臨んできた宮中三殿周辺や、ハゼの研究で使われた生物学研究所などを回われた後、乾門から皇居を後にされた。乾通りでは多くの職員らが拍手で見送り、ご夫妻は笑顔で会釈して応じられた。これに先立ち、天皇ご一家と秋篠宮ご一家も、見送りのため皇居を訪問された。

吹上仙洞御所は上皇さまのご即位に伴い皇居内に新築され、上皇ご夫妻は平成5年12月から約26年間に渡り生活を送られた。宮内庁は4月以降、天皇ご一家のご入居に向けた吹上仙洞御所の改修を始める。ご一家が皇居内に移られた後、現在の赤坂御所が上皇ご夫妻のお住まいへと改修される。《産経新聞》



3月19日のできごと