平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。

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1989 平成元年7月15日(土)

平成189日目

【世界デザイン博覧会】開幕

「ひと・夢・デザインー都市が奏でるシンフォニー」をテーマにした世界デザイン博覧会が15日、名古屋市の三会場で同時に始まった。

名古屋市制百周年を記念する中心事業の一つで、11月26日までの135日間にわたり、熱田区の白鳥会場をメーンに、名古屋城(中区)、名古屋港(港区)の三会場で多彩な展示、催しが繰り広げられる。《共同通信》

【巨人・斎藤雅樹投手】11試合連続完投勝利

ヤクルト0-6巨人◇東京ドーム

斎藤がヤクルトを3安打に完封し、11試合連続完投勝利のプロ野球新記録をつくった。一回にいきなり3点をもらった斎藤はリラックスして投げた。

球威に自信があるのか速いテンポでどんどんストライクを取りにいき、ヤクルト打線を圧倒した。得点圏に走者を許したの五回の一死一、二塁のわずか1度。

鈴木(近鉄)を抜く新記録のマウンドは、今季5度目の完封というおまけをつけた13勝目だった。《共同通信》

1990 平成2年7月15日(日)

平成554日目

【大相撲・霧島関】初土俵以来15年目で初の休場

大相撲の東張出大関、霧島(31)=井筒部屋、鹿児島県出身=が名古屋場所8日目の15日から休場した。休場は昭和50年春場所初土俵以来、初めて。

霧島は前日(14日)の安芸ノ島戦で左太ももの筋肉を痛めて名古屋市内の病院で診察を受け「左大腿部筋筋膜一部断裂(肉離れ)の疑いで10日間の安静を要す」と診断されていた。《共同通信》

【全日本柔道体重別選手権】小川五段が2連覇、古賀四段が4連覇

北京アジア大会の代表最終選考会を兼ねた柔道の全日本体重別選手権は15日、福岡市民体育館で7階級(無差別は実施せず)に各8選手が出場して行われ、注目の95キロ超級は4月の全日本選手権2連覇の小川直也(中央競馬会)が関根英之(東洋水産)に優勢勝ちして2年連続3度目の優勝をした。

71キロ級は第一人者の古賀稔彦(日体大大学院)が決勝で酒井英幸(自衛隊)を判定で下して4年連続優勝。《共同通信》

1991 平成3年7月15日(月)

平成919日目

【NHK・島桂次会長】辞意表明

NHKの島桂次会長(63)は15日午後、東京都渋谷区のNHK放送センターで緊急記者会見し、衆院逓信委員会での虚偽答弁問題の責任を取り、辞任する意向を明らかにした。

島会長は会見に先立ち、竹見淳一NHK経営委員長と会い、口頭で辞意を伝えた。経営委員会はこれを受けて16日、臨時の委員会を開き協議する。《共同通信》

【ロンドンサミット】開幕

冷戦終結、湾岸戦争後の新国際秩序構造の道を探る第17回先進国首脳会議(ロンドン・サミット)は15日午後1時半、主会場となるロンドン市内のランカスター・ハウス玄関前での首脳歓迎式典で開幕、恒例となっている記念写真撮影の後、3日間の協議に入った。《共同通信》

1992 平成4年7月15日(水)

平成1285日目

【今給黎教子さん】ヨット単独航海世界一周に成功

単独世界一周航海を目指した今給黎教子さん(27)=鹿児島市=のヨット「海連」は15日午前8時すぎ、鹿児島湾口に設定されたゴールラインを通過。同日午後、鹿児島本港に上陸し、出発以来278日目に鹿児島市の土を踏んだ。

航海中はどこにも寄港せず、航行距離は約5万4000キロ。日本女性としては初の快挙となった。《共同通信》

1993 平成5年7月15日(木)

平成1650日目

【ららぽーとスキードームSSAWS】オープン

千葉県船橋市の東京湾ウオーターフロントに、世界最大の通年型屋内人工降雪スキー場、「SSAWS(ザウス)」が15日オープンし、徹夜組の若者など待ちわびたスキーファン約1000人が真夏の初滑りを楽しんだ。

ドーム型の天井にある94か所のノズルから噴出した霧が、ゲレンデに降り注ぐ間に雪になるという世界初のシステムを採用。“積雪40センチ”のゲレンデは長さ490メートル、幅70〜100メートルで、標高差80メートル、最大斜度20度。全体の広さは東京ドームの約3倍にあたる。室温はマイナス3度に保たれ、外の蒸し暑さとは無縁な銀世界が広がる。

近くの東京ディズニーランドに続く2つ目の大型レジャー施設の誕生で、年間150万人の入場を見込んでいる。《読売新聞》

【宮澤喜一首相】総選挙に強い自信

宮澤首相は15日、遊説先の滋賀県から帰京する東海道新幹線の車中で行われたインタビューで、「(自民)党がこれ以上弱くなってはいかんと(いうことで)結束している。そういう意味では(自民党の)危機を突破しようという結果になろうと思う」と述べ、18日の総選挙の投票結果の行方に強い自信を示した。

また、首相は「日本の社会主義は世界でも珍しい左(翼イデオロギー)だ。それが政治をやることには黙っていられない。戦後、われわれ(自民党)が頑張ってきたことがひっくり返されてはたまらない」として、社会党を含む「非自民・非共産」連立政権樹立の動きをけん制した。《読売新聞》

1994 平成6年7月15日(金)

平成2015日目

【信金職員誘拐事件】被害者の死亡を労災と認定

昨年8月に甲府市内で起きた信金OL誘拐殺害事件で甲府労働基準監督署は15日、被害者のA子さん=当時(19)=の死亡を労働災害と認定し、遺族に通知するとともに遺族補償一時金と葬祭料を支払った。

遺族が昨年11月、A子さんの死は業務上の災害に当たるとして、同労基署に労災申請をしていた。同労基署によると誘拐殺害事件の被害者の労災認定は全国で初めて。《共同通信》

1995 平成7年7月15日(土)

平成2380日目

【大相撲名古屋場所14日目】横綱貴乃花関、2場所連続10度目の優勝

大相撲名古屋場所14日目(15日・愛知県体育館)横綱貴乃花が2場所連続10度目の優勝を決めた。

貴乃花は“1差”で追う大関武蔵丸を肩透かしで下して13勝1敗。大関若乃花が横綱曙に突き出されて3敗となり、2敗が消えたため、優勝が決定。優勝10回は横綱栃錦らと並んで史上6位。《共同通信》

【社会党・田辺誠元委員長】村山首相を批判

社会党の田辺誠元委員長は15日、山口県徳山市の同党推薦候補の街頭演説で、村山首相について「一生懸命やっておられる。なかなか大変なことだけれど、それだけでは日本のトップとしては若干足らないのではないか」と批判した。

さらに「新進党とも十分連絡を取り、政策の合意を行い、今よりもっと明朗な政治体制をつくればみなさんにとって喜ばしい結果になると思う」として、参院選後、新進党と連携していく考えを示した。《読売新聞》

1996 平成8年7月15日(月)

平成2746日目

【東京HIV訴訟】川田龍平さんら55人が和解

輸入血液製剤によるエイズウイルス(HIV)感染の責任が争われた東京地裁(市川頼明裁判長)の東京HIV訴訟で、5−7次提訴の原告77人のうち55人について15日、原告と国、製薬会社5社との間で和解が成立した。55人の中には実名を公表した大学生の川田龍平さん(20)も含まれている。《共同通信》

1997 平成9年7月15日(火)

平成3111日目

【酒鬼薔薇聖斗事件】15歳少年を再逮捕

神戸市須磨区の小学校6年生、A君(11)殺害事件を捜査していた兵庫県警須磨署捜査本部は15日、3月に女児2人が死傷した連続通り魔事件の殺人、殺人未遂容疑と、2月の女児殴打事件の傷害、暴行容疑で中学3年生の少年=殺人、死体遺棄容疑で逮捕=を再逮捕した。刑事処分の対象外の16歳未満の少年の再逮捕は極めて異例。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】1000校の児童・生徒と対話

橋本首相は15日、首相官邸で国際通信網「インターネット」を通じて全国一千校の小中高などの児童、生徒と対談した。文部省が初めて企画したもので、マルチメディア教育の普及が狙い。米国でもクリントン大統領が学校でのインターネット利用に熱心で、4月に同様の試みを行っている。

首相はパソコンに接続されたテレビカメラに向かい全国7府県の児童、生徒から質問を受けた。愛知県の中学3年生から「学校週5日制になると宿題が多くなって生活がハードになる。授業内容を減らしてもらえないか」と聞かれ、「僕の娘も中3で同じような質問を受ける。小杉文相に工夫してもらうように言う。私も勉強ばかりしていた方じゃないから」と回答。

別の生徒からの「ゴミを投げ捨てる人からは罰金を」との提案には「一人一人処理する心がけが大事だ。法律で強制する日本にはしたくない」と答えていた。《読売新聞》

1998 平成10年7月15日(水)

平成3476日目

【バイアグラ】国内初の死亡確認、心臓病薬と併用

厚生省は15日、米国の製薬会社ファイザーが製造・販売し、日本でも個人輸入による入手、使用が増えている男性のインポテンス(性的不能)治療薬「バイアグラ」を服用した六十代の男性が7月上旬、死亡していたと発表した。15日朝、医療機関からの報告で分かった。

この男性は、併用の際の危険性が注意書きで指摘されていた心臓病薬を使っていた。米国では服用後の死者は約30人に上っているが、国内で死亡が確認されたのは初めて。《共同通信》

【サッカー日本代表・岡田武史監督】W杯を終え帰国

サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会一次リーグで3戦全敗の責任をとって日本代表監督の辞任を表明した岡田武史氏が15日、W杯決勝トーナメントの視察を終え、成田着の日航機でパリから帰国した。

昨年秋のW杯アジア最終予選途中に急きょ就任し、日本をW杯初出場に導いた岡田氏は、W杯に日本人として初めて挑んだ重圧から解放され、穏やかな表情。現在の心境を「日本の3試合が終わった後は、多少ホッとした部分もあったが、帰国した今は特別なものはない」と説明。「結果は悔しいけど、やることはやったので満足してる面もある」と淡々と振り返った。《共同通信》

【自民党総裁選】小渕派が小渕外相の擁立を決定

橋本龍太郎首相(自民党総裁)の退陣に伴う後継総裁選びは15日、小渕派が梶山静六前官房長官を含めた幹部会議で、総裁選候補を小渕恵三外相に一本化する方針を確認した。一部から推す声が出ていた梶山氏は出馬を見送る公算だ。この後、綿貫民輔会長代理が外務省に小渕氏を訪ね、出馬意思を確認した。《共同通信》

1999 平成11年7月15日(木)

平成3841日目

【浅香光代さん】野村沙知代氏を再告発

1996年の衆院選に立候補した野村沙知代さん(67)が学歴を詐称したとして、女優の浅香光代さん(68)が東京地検に告発したが不受理となった件で16日、浅香さんの所属事務所は、15日午後、東京地検に再び告発状を出したことを明らかにした。

法務省や東京地検には、15日から16日にかけ、一般市民からの抗議電話が殺到した。《共同通信》

【小渕恵三首相】「有事法制は重要な問題」

小渕恵三首相は15日午前、防衛庁で開かれた自衛隊高級幹部会同で訓示し、わが国が直接武力攻撃を受けた際に自衛隊の活動を円滑にするための有事法整備について「政治判断にかかる問題で、今直ちに法制化することは考えていない」とした上で「有事法制は重要な問題と認識しており、国会の議論、世論の動向を踏まえて適切に対処していきたい」と述べ、法整備化の重要性を強調した。《共同通信》

2000 平成12年7月15日(土)

平成4207日目

【伊豆諸島・新島】震度6

15日午前10時30分ごろ、伊豆諸島の新島で震度6弱、伊豆大島差木地で震度5弱、神津島や横浜などで震度4の地震があった。震源地は新島・神津島近海で、震源の深さは約10キロ。マグニチュード(M)は6.2と推測される。揺れは関東、東海地方を中心に広範囲で観測された。《共同通信》

2001 平成13年7月15日(日)

平成4572日目

【ゴルフ・丸山茂樹選手】米ツアー初制覇

15日終了の米プロゴルフ、ミルウォーキー・オープンで31歳の丸山茂樹がプレーオフを制し、念願のツアー初優勝を飾った。日本選手が世界最高レベルといわれる米ツアーで勝ったのは、1983年の青木功(ハワイアン・オープン)以来。《共同通信》

【小泉純一郎首相】京都議定書のボンでの合意「できない」

小泉純一郎首相は15日午前、米国が離脱表明している地球温暖化防止のための京都議定書の批准問題に関し、16日からドイツ・ボンで始まる気候変動枠組み条約第6回締約国会議(COP6)再開会合での最終合意は「できない」と明言した。《共同通信》

2002 平成14年7月15日(月)

平成4937日目

【長野県・田中康夫知事】失職を選択

田中康夫長野県知事は15日記者会見し、自らの不信任決議を可決した県議会を解散せず、失職の道を選択すると表明した。

さらに「引き続き知事としてふさわしいかどうか信を問うことが私に与えられた選択肢だ」と述べ、知事選に再選出馬し、県民に信を問う考えを明らかにした。

これにより同知事は16日午前零時に自動的に失職した。議会の不信任で都道府県知事が失職するのは初めて。反知事の議会主要会派は対抗馬の人選を進めているが、難航している。《時事通信》

【宮路和明厚生労働副大臣】入試口利き問題で辞任

宮路和明厚生労働副大臣(61)=自民=は15日、厚生労働省で坂口力厚生労働相と会い、帝京大医学部入試口利き問題の責任を取り辞任する考えを表明、小泉純一郎首相あての辞表を提出した。首相は辞表を受理、政府は持ち回り閣議で宮路氏の辞任を了承した。《共同通信》

2003 平成15年7月15日(火)

平成5302日目

【プロ野球オールスター第1戦】

全セ(原辰徳監督)4-4全パ(伊原春樹監督)

2003年プロ野球サンヨーオールスターゲーム第1戦、全セントラルー全パシフィックは15日、大阪ドームで行われ、4−4で引き分けた。通算成績は全セの60勝71敗8分け。最優秀選手には高橋由(巨人)が選ばれた。

全パは三回に谷(オリックス)のソロ本塁打で同点。五回に松井(西武)のソロ本塁打で勝ち越すと、六回にはカブレラが特大の2ランを放って4−1とリードを広げた。

全セも一発攻勢で反撃。七回に代打高橋由が2ランを放って1点差。さらに九回の2打席連続本塁打で追いついた。《共同通信》

【 MLBオールスター】ア・リーグ7-6ナ・リーグ

米大リーグの第74回オールスター戦は15日夜、シカゴのUSセルラー・フィールドで行われ、日本人選手はマリナーズのイチロー外野手(29)と長谷川滋利投手(34)、ヤンキースの松井秀喜外野手(29)と初めて3人が出場。

新人でただ1人先発メンバーに選ばれた松井は、2回二死一塁の球宴初打席でア・リーグ初安打となる左前安打を放った。試合はア・リーグが7−6で逆転勝ちした。《共同通信》

2004 平成16年7月15日(木)

平成5668日目

【民主党・菅直人前代表】四国巡礼を開始

民主党の菅直人前代表が15日、酷暑の中、菅笠(すげがさ)に白装束、手にはつえの伝統的な遍路スタイルで四国八十八カ所巡りを始めた。「自分を見つめ直したい」と語り、10日間で室戸岬を目指すという。

菅前代表はこの日朝、徳島県鳴門市大麻町の一番札所霊山寺に姿を現した。短く刈り上げたヘアスタイルに、通り掛かった人から驚きの声も。

自身のホームページに同日付で「この3カ月間、年金未加入問題、代表辞任など大きな出来事が続いた。今後何をするにしても一度立ち止まって見つめなおす時間が必要」と記している。

四国八十八カ所巡りは弘法大師の遺徳を慕って歩くことから始まったと言われ、1カ所参るたびに一つずつ煩悩が消滅するとされる。

菅前代表は国民年金未納問題で「国民の不信感を高めた」として5月に代表を辞任した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】首相の職務は「難行苦行」

「大したもんだね。私も首相を辞めたら何箇所か回ってみたいね」小泉純一郎首相は15日夕、民主党の菅直人前代表が遍路スタイルで四国88ヶ所巡りを始めたことについて、首相官邸で記者団に感想を述べた。

「何か感じることがあったんじゃないか。自分を見つめ直すことはいいことだ」と菅氏の心境に理解を示した首相。ただ「首相をやっている限りはこの職責自身が難行苦行。修行のつもりで改革に向けて全力投球したい」と付け加えることも忘れなかった。《共同通信》

2005 平成17年7月15日(金)

平成6033日目

【法の華事件】元代表に懲役12年の判決

宗教法人「法の華三法行」(解散)の修行代などの名目で約1億5000万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元代表福永法源被告(60)に、東京地裁の青柳勤裁判長は15日、懲役12年(求刑懲役13年)の判決を言い渡した。共犯とされた元職員は懲役4年(求刑懲役6年)とした。

判決理由で青柳裁判長は「病気などの悩みを抱えた被害者に『足裏診断』と称する面談をし、衝撃的な言葉を浴びせ不安を駆り立てた。修行すれば病気は治るなどと虚言をろうして、法外な金をだまし取った犯行は巧妙悪質だ」と述べた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】郵政法案参院審議入り「誠意持ち対応」

参院郵政民営化特別委員会は15日、郵政民営化関連法案の総括質疑を行い、実質審議入りした。小泉純一郎首相は「民営化しても今までの郵便局のサービスはなくならないことをじっくりと国民に披歴し、大方の理解を得るよう丁寧に誠意を持って対応していきたい」と強調した。

自民党内で郵政民営化関連法案への反対が根強いことについて「国会ではかなり反対論がでているが、国民の多数は民営化を支持し、わたしの進める改革に信頼を置いてくれている」と、世論の支持に自信を示した。《共同通信》

2006 平成18年7月15日(土)

平成6398日目

【小泉純一郎首相】ロシア・プーチン大統領と会談

小泉純一郎首相は15日夜、ロシアのプーチン大統領とサンクトペテルブルクの郊外で会談した。両首脳の会談は11月の大統領来日時以来となる。

会談の冒頭、首相は「日ロ間の貿易額は5年間で倍増している。平和条約を結べばもっと伸びる」と平和条約締結へ向けた交渉促進へ意欲を表明。大統領は「私たちもそれを望んでいる。平和条約を含む二国間の問題について(両国)政府、議会などあらゆるレベルで対話が続いている」と強調した。《共同通信》

2007 平成19年7月15日(日)

平成6763日目

【安倍晋三首相】栃木県を遊説

参院選公示後、最初の日曜日となった15日、台風4号襲来の中、各党党首は全国各地の街頭に立ち、格差、憲法、年金問題などを訴え、支持を求めた。たた一部党首は台風の影響で予定していた遊説を取りやめた。

安倍晋三首相(自民党総裁)は宇都宮市の商店街を栃木選挙区の自民党候補者とともに歩き、主婦らにアピール。その後、栃木県鹿沼市の工業団地で「私たちは新しい国の礎を着々とつくりつつある。さらに改革を含め、成長の成果を地域や家計に拡大していく」と強調した。

民主党の小沢一郎代表は台風の影響を考慮し、鹿児島県内などの遊説を事前に変更し、改選三人区で2議席獲得を狙う神奈川、埼玉両選挙区の民主党候補事務所を訪問。スタッフらに「選挙は投票箱が閉まるまで(勝敗は)分からない」と激励した。《共同通信》

2008 平成20年7月15日(火)

平成7129日目

【全漁連】燃料高騰で全国20万隻が一斉休漁

高騰する燃料価格に抗議し、全国漁業協同組合連合会など主要17漁業団体が15日、一斉休漁に突入した。漁業者による大規模な「全国ストライキ」は初めてで、全国の約20万隻が参加。県内では玄海と有明海の合わせて約4500人、3500隻が出漁をとりやめ、原油高にあえぐ現場の窮状を訴えた。《佐賀新聞》

【福田康夫首相】社会保障費圧縮を指示

福田康夫首相は15日、額賀福志郎財務相を首相官邸に呼び、2009年度予算の大枠を示す概算要求基準(シーリング)について協議、社会保障費の自然増を2200億円圧縮し、公共事業関係費を前年度当初予算比3%減とするよう指示した。いずれも08年度と同じで、厳しい歳出削減路線を継続する。《共同通信》

2009 平成21年7月15日(水)

平成7494日目

【民主党・岡田克也幹事長】麻生内閣不信任案「効果的だった」

民主党の岡田克也幹事長は15日午前、都内の会合で、与党の反対多数で否決された内閣不信任決議案に関し「効果的だった。麻生太郎首相を代え、新しい顔での選挙はできなくなった」と指摘した。自民党内の「麻生下ろし」を封じ、内閣支持率低迷の麻生首相との間で衆院選を優位に戦うという民主党が狙う筋書きが成功しつつあるとの認識を示した発言だ。

さらに首相に批判的な中川秀直、武部勤両元幹事長、塩崎恭久元官房長官の名を挙げ「苦笑いしながら不信任案に反対票を投じた」と皮肉り「何度も『顔』を代える自民党の姿が、国民には『政権政党としての矜持を失った』と映っている」と批判した。《共同通信》

2010 平成22年7月15日(木)

平成7859日目

【7/15岐阜県豪雨災害】

15日午後8時頃、岐阜県可児市土田で、名鉄広見線高架下の道路が1メートル30の高さまで冠水し、立ち往生した車から出た同市内の女性と、別の車の男性が、増水した可児川に流されて行方不明となった。

可児川と高架下は約50メートル離れているが、水があふれてつながった状態になっていた。同署などがポンプで水を吸い上げるなどしたところ車5台が水没していた。救助ボートを出し、2人のほかに流された人がいないか確認を急いでいる。

同市では可児川の水位が上がり、氾濫(はんらん)する恐れが出てきたことから、15日午後8時15分、市内全域の約3万8000世帯に避難勧告を出していた。《読売新聞》

【陸山会事件】小沢氏の不起訴は「不当」

小沢一郎民主党前幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件のうち、2007年度報告書分を審査していた東京第一検察審査会は15日、政治資金規正法違反の疑いで告発され、2月に不起訴となった小沢氏について「不起訴不当」とする議決を公表した。《共同通信》

菅直人首相は15日、民主党の小沢一郎前幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件のうち、2007年分について検察審査会が小沢氏を不起訴と議決したことに関し「検察審査会という性格上、私の立場であれこれコメントするのは控えたい」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。《共同通信》

2011 平成23年7月15日(金)

平成8224日目

【最高裁】懲戒呼び掛け、橋下氏が逆転勝訴

橋下徹大阪府知事が就任前に弁護士として出演した民放のテレビ番組で山口県光市母子殺害事件の弁護団を懲戒請求するよう呼び掛けた発言をめぐり、弁護団のメンバーら4人が損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(竹内行夫裁判長)は15日、360万円の支払いを命じた二審判決を破棄、請求を棄却した。橋下氏の逆転勝訴が確定した。

呼び掛けが不法行為に当たるかが上告審の主な争点。判決は発言について、弁護士の懲戒請求が広く誰にでも認められている点を重視し「発言は懲戒請求そのものではなく、視聴者の判断に基づく行動を求めた内容だ」と判断した。《共同通信》

【菅直人首相】「脱原発は私の考え方」

菅直人首相は15日午後の衆院本会議で、13日の記者会見での「脱原発」表明に関し「私の考え方を申し上げた」と述べた。午前の閣僚懇談会でも「私的な思い」と釈明しており、政府方針ではなく個人的見解として軌道修正を図った形だ。ただ会見では原子力政策見直しは「総理の責務だ」と強調していただけに、整合性が問われるのは必至。与野党幹部からは国の基本政策をめぐる迷走発言に批判が相次いだ。

首相は参院本会議では「政府としては、原発依存度を段階的に下げていくことにしている」とも説明。政府は閣僚から脱原発表明に異論が出されたことを受け、閣僚懇談会を開き意見交換する。《共同通信》

2012 平成24年7月15日(日)

平成8590日目

【星出彰彦宇宙飛行士】搭乗の「ソユーズ」打ち上げ成功

国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在に臨む星出彰彦さん(43)ら3人を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が15日午前8時40分(日本時間同11時40分)、バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。約9分後に高度約200キロの地球周回軌道に入り、日本時間17日午後にISSにドッキングする。《時事通信》

【共同通信世論調査】81%が小沢新党に「期待しない」

共同通信社が7月14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、小沢一郎元民主党代表が結成した新党「国民の生活が第一」に期待していないとの回答が計81.8%に上った。期待しているとするのは計16.5%にとどまった。

一方、野田内閣の不支持率は前回6月下旬の調査から5.7ポイント増の60.0%に上り4月下旬の調査と並び最も高くなった。

支持率は前回より1.8ポイント減の28.1%だった。小沢氏の新党への期待が高まらない一方、民主党分裂を招いた首相の政権運営にも批判が根強いといえそうだ。《共同通信》

2013 平成25年7月15日(月)

平成8955日目

【兵庫県養父市】大雨で208世帯608人に避難勧告

兵庫県養父市南部の大屋地域では、15日午前1時5分から雨が降り始め、1時間に最大雨量55ミリを観測。この大雨の影響で同市は午前9時半、同市関宮の計208世帯608人に避難勧告を発令した。《朝日新聞》

【安倍晋三首相】9条改正に意欲

安倍晋三首相(自民党総裁)は15日に放映された長崎国際テレビ番組のインタビューで、将来的な憲法9条改正に意欲を示した。「われわれは(憲法)9条を改正し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」と述べた。自衛隊を軍隊として位置づける必要性も強調した。

首相は、参院選で経済政策を優先する姿勢を強調するため、公示後はテレビ番組などで改憲についての積極的な発言が少なく、街頭演説などを含めても具体的な改憲内容に言及したのは珍しい。インタビューは12日、長崎市内のホテルで行われた。《共同通信》

2014 平成26年7月15日(火)

平成9320日目

【ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター】USJにオープン

魔法の世界に飛び込もう–。大阪市のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は15日、人気映画「ハリー・ポッター」の世界を再現した新エリアをオープンした。

同日朝、開業を祝う式典が行われ、主人公ハリーのライバルでマルフォイ役の俳優トム・フェルトンさんらが登場して呪文を唱えると、魔法使いの村「ホグズミード村」の住人が現れ、来場者の仲間入りを歓迎した。

映画の世界さながらの街並みに歓声が上がり、感極まって泣きだすファンも。いち早く入場しようとゲート前で徹夜した人もおり、オープン前に約3000人が並んだ。《共同通信》

【サッポロ極ZERO】発泡酒に変更して再発売

サッポロビールは15日、第三のビールとして販売してきた「サッポロ 極ZERO(ゴクゼロ)」を、発泡酒に変更して再発売した。製造方法をめぐる国税当局からの情報提供要請をきっかけに、税率の高い区分に変更したためで、実勢価格で20〜25円程度値上がりした。《共同通信》

2015 平成27年7月15日(水)

平成9685日目

【安全保障関連法案】衆院平和安全法制特別委員会で可決


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集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案は15日午後、衆院平和安全法制特別委員会で採決が行われ、与党の賛成多数で可決された。採決時に維新の党は退席。民主党は離席したが議場内でプラカードを掲げるなどして議事進行に抵抗した。法案は16日にも衆院本会議に上程・可決され、参院に送付される見通しだ。

安倍晋三首相は採決に先立つ締めくくり総括質疑で「政治家は国民の命や幸せな暮らしを守る大きな責任を有する。必要な自衛の措置とは何かを考え抜かなければならない」と強調。北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出など安全保障環境の変化を挙げ、「もはやどの国も一国のみで自国を守ることはできない。切れ目のない対応を可能とする法制が必要だ」と訴えた。

民主党の長妻昭代表代行は「国民の理解が得られていない中、強行採決は到底認められない」と反発。維新の党の下地幹郎氏は「国民に充実した審議ではないと解釈されてもしようがない」、共産党の赤嶺政賢氏も「採決は受け入れられない」と批判した。《産経新聞》

*野党議員はテレビカメラを意識しながら反対と絶叫、マスコミ各社「反対デモ」報道するも「賛成デモ」報道せず。

2016 平成28年7月15日(金)

平成10051日目

【トルコ】クーデター

トルコで15日、軍の一部によるクーデターとみられる動きがあり、イスタンブールや首都アンカラの路上には兵士の姿が見られ、戦闘機が低空を飛行した。市民らは身の安全を守ろうと急いで帰宅した。

ビナリ・ユルドゥルム首相は、政府権力の強奪を謀る違法行為だと述べた。現地報道によるとトルコ軍は「国の全権を掌握した」という声明を発表した。声明によるとクーデターは「憲法秩序と民主主義、人権、自由を保障して回復させ、最高法規を全土にいきわたらせ、崩壊した秩序を回復させるため」に実行されたという。《AFP》

2017 平成29年7月15日(土)

平成10416日目

【劉暁波氏】遺灰を海へ

中国当局により拘束中の13日に死去したノーベル平和賞受賞者、劉暁波氏の実兄、劉暁光氏が15日、遼寧省瀋陽市のホテルで記者会見し、劉暁波氏の遺灰を同日の「海葬」で海にまいたことを明らかにした。

劉氏の親族は、自宅がある北京の墓に埋葬することを希望していた。墓が民主化要求運動の“聖地化”することを警戒し、当局が海葬に同意するよう強いた可能性がある。国際社会から劉氏への対応に批判が集まる中、習近平指導部が強引に幕引きを図った。

劉氏の葬儀への参加を当局に許可されなかった義兄、劉トウ氏は北京で共同通信の電話取材に応じ、当局を厳しく非難した。《共同通信》

2018 平成30年7月15日(日)

平成10781日目

【西日本豪雨】死者217人に


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警察庁は15日、西日本豪雨の被災地での死者が14府県の217人に上ったと発表した。共同通信のまとめでは、依然として1府4県で22人が安否不明となっており、甚大な被害が出た岡山県や広島県などでは安否不明者の捜索が続いた。

総務省消防庁によると15日正午現在、16府県で約5200人が避難生活を続けている。

警察庁によると、死者の内訳は広島106人、岡山61人、愛媛26人、京都5人、山口、高知、福岡各3人、兵庫、佐賀、鹿児島各2人、岐阜、滋賀、鳥取、宮崎各1人。

5日以降の共同通信のまとめでは、死者は計209人で、安否不明者は広島15人、岡山3人など。《共同通信》

【サッカーW杯】フランスが2度目の優勝

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は15日(日本時間16日午前0時)、フランスとクロアチアによる決勝戦がモスクワのルジニキ競技場で行われ、フランスが4-2でクロアチアを下し、20年ぶり2度目の優勝を果たした。《読売新聞》

2019 令和元年7月15日(月)

令和76日目

【韓国・文在寅大統領】「日本経済に被害」

韓国の文在寅大統領は15日、日本政府による半導体材料の輸出規制強化措置を巡り、韓国企業が日本への依存から脱し、技術の国産化を進めることで「結局は日本経済に大きな被害が及ぶことを警告しておく」と強調した。大統領府での会議で述べた。

文氏は、日本の措置は「両国関係発展の歴史に逆行する」と非難。「韓日経済協力の枠組みを破壊するものだ」と訴えた。文氏の見解表明は3回目で、発言のたびに批判のトーンを強めている。《共同通信》

【三菱重工】賠償協議に応じず

韓国人の元徴用工や元朝鮮女子勤労挺身隊員らが三菱重工業に損害賠償を求め、勝訴が確定した訴訟を巡り、原告らの支援団体は15日、三菱重工が回答期限の同日までに賠償協議に応じる意思表明をしなかったと明らかにした。今後、差し押さえた韓国内の同社資産の売却を裁判所に申請する見通しだ。

原告側は三菱重工に対し「被害者が高齢のため(賠償を)先延ばしにはできない」(代理人)として、15日までに賠償協議に応じるよう求めていた。元徴用工らの一連の訴訟を巡っては、原告側が日本製鉄(旧新日鉄住金)と不二越の韓国内の資産売却を既に申請している。《共同通信》

2020 令和2年7月15日(水)

令和442日目

【COVID-19】東京都、感染警戒レベル最高に

東京都内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、都は15日午後、専門家らを交えたモニタリング(監視)会議を開いた。警戒レベルを4段階で評価している感染状況について、これまでの「感染が拡大しつつある」から、最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げた。

前回の会議が開催された9日以降、都内の1日当たりの感染者は6日連続で100人を超えている。10日には過去最多の243人に上り、14日までの週平均の新規感染者は173・7人。緊急事態宣言下の最大値だった4月14日時点の167・0人を上回っている。感染経路不明者も大きく増えている。

一方、現時点では重症患者の増加傾向が見られないことなどから、医療提供体制は2番目に深刻な「体制強化が必要」を維持。小池百合子知事は15日午前、報道陣に「感染状況は拡大しており、厳しい状況にある」との認識を示した。《読売新聞》

2021 令和3年7月15日(木)

令和807日目

【自民党・林芳正元文部科学相】衆院くら替えを表明

自民党岸田派(宏池会)の参院議員、林芳正元文部科学相(60)=山口選挙区=は15日、山口県宇部市で記者会見し、次期衆院選山口3区へのくら替え出馬を正式表明した。将来、党総裁や首相を目指すため「ハードルを越えなければならない」と強調した。3区には自民現職で二階派(志帥会)の河村建夫元官房長官(78)も立候補する意向で、保守分裂選挙が確実となった。

二階俊博幹事長は公認に関し、現職を優先する方針を示しており、林氏がくら替え出馬した場合、処分も辞さない考えだ。ただ、林氏は「決意を貫きたい」と無所属でも立候補すると強調した。準備が整い次第、参院議員は辞職する。《産経新聞》



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