平成10051日目

2016/07/15

この日のできごと(何の日)

【トルコ】クーデター

トルコで15日、軍の一部によるクーデターとみられる動きがあり、イスタンブールや首都アンカラの路上には兵士の姿が見られ、戦闘機が低空を飛行した。市民らは身の安全を守ろうと急いで帰宅した。

ビナリ・ユルドゥルム首相は、政府権力の強奪を謀る違法行為だと述べた。現地報道によるとトルコ軍は「国の全権を掌握した」という声明を発表した。声明によるとクーデターは「憲法秩序と民主主義、人権、自由を保障して回復させ、最高法規を全土にいきわたらせ、崩壊した秩序を回復させるため」に実行されたという。《AFP》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【夏の甲子園・大阪予選】PL学園が初戦敗退

高校野球の甲子園大会で春夏合わせて7度の優勝を飾り、今夏限りでの休部が決まっているPL学園が15日、大阪府東大阪市の花園中央公園野球場で行われた全国選手権大阪大会の初戦の2回戦で東大阪大柏原に6-7で敗れた。

同校は2014年10月に新年度からの新入部員募集停止を決め、今大会に出場資格があったのは3年生部員11人のみだった。来春の部員募集予定はなく、活動再開の時期は白紙となっており、一時代を築いた全国屈指の名門は栄光の歴史に一区切りを付けた。《日経新聞》

【プロ野球オールスターゲーム】第1戦

プロ野球マツダオールスターゲーム2016は15日、ヤフオクドームで第1戦が行われ、全セが全パに5―4で先勝した。通算成績は78勝80敗10分け。最優秀選手(MVP)には本塁打と二塁打を放ったDeNAの筒香が初選出され、賞金300万円を獲得した。

全セは四回に坂本(巨人)の2年ぶりの本塁打で1点を先制。五回に筒香とバレンティン(ヤクルト)のソロで2点を追加。九回には新人の戸柱(DeNA)の適時打で2点を加えた。

全パは五回に長谷川(ソフトバンク)がソロを放つなど追い上げ、九回にも栗山(西武)の2ランで1点差としたが及ばなかった。《共同通信》

【WBCスーパーフェザー級タイトル戦】三浦隆司選手、王座復帰ならず

世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦が15日、米カリフォルニア州イングルウッドで行われ、33歳で同級1位の三浦隆司(帝拳)は王者ミゲル・ベルチェルト(メキシコ)に0―3の判定で敗れ、2015年11月に失った王座への復帰はならなかった。

三浦は1回にダウンを喫するなど序盤からペースをつかめなかった。中盤以降は攻勢に出たが、細かいパンチを受けて劣勢を覆せなかった。戦績は37戦31勝(24KO)4敗2分け、ベルチェルトは33戦32勝(28KO)1敗。《共同通信》

【この日の安倍総理】

ASEM首脳会合


https://www.kantei.go.jp/

モンゴルで15日に開幕したアジア欧州会議(ASEM)首脳会合はフランス南部ニースでトラック突入テロが起きたのに対応し、国際テロに関する共同声明を緊急発表した。「場所や目的などを問わず、全てのテロを強く非難する」と表明。「伝染するテロとの戦いで団結する意志を再確認した」と強調した。

2015年11月のパリ同時テロや日本人も犠牲になったバングラデシュ飲食店襲撃事件などを受け、ASEMでは当初からテロ対策を重要議題の一つと位置づけていた。南仏テロの発生で一段と重みを増した格好だ。会合の冒頭では首脳らが犠牲者を追悼し黙とうをささげた。

全体会議などでもニースでの事件への言及が相次いだ。ドイツのメルケル首相は「テロとの戦いでフランスを援護する」と発言。中国の李克強首相は「犠牲者に哀悼の意を表し、全てのテロと戦う」と語った。

ロシアのメドベージェフ首相は「テロは国境のないものになり、欧州とアジアの共通の課題になっている」と指摘。欧州連合(EU)のトゥスク大統領は「(フランス建国の理念である)自由、平等、博愛を祝う人々を襲った悲劇だ」と述べた。

安倍晋三首相も「罪のない人々を巻き込む卑劣なテロは決して許されない。卑劣なテロと断固戦い、根絶を目指す」と強調した。《日経新聞》


https://www.kantei.go.jp/

モンゴル訪問中の安倍晋三首相は15日、バングラデシュのハシナ首相と会談し、日本人7人が犠牲となった飲食店襲撃テロを受け、真相の徹底解明と、邦人の安全確保を要請した。実行犯の厳正な処罰も求めた。

ハシナ氏は「情報共有したい。あらゆる措置を取り、日本人が保護されるようにする」と応じた。安倍首相は「バングラデシュへの援助縮小はテロに屈することに等しい」と述べ、同国への政府開発援助(ODA)の継続方針を伝達。ハシナ氏は謝意を示した。《共同通信》

モンゴル訪問中の安倍晋三首相は15日、欧州連合(EU)のトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長と首都ウランバートルで会談した。日EU経済連携協定(EPA)交渉に関し、年内のできるだけ早期に大筋合意できるよう全力を挙げることを確認した。

首相は、会談後の共同記者発表で、新興国経済の減速や英国のEU離脱問題による世界経済の先行き不透明感が高まっているとの認識を示し「日本とEUが世界経済をけん引していく」と述べた。トゥスク氏も会談で「英国のEU離脱は、世界経済に影響する」と指摘した。《共同通信》

【英・メイ首相】スコットランド訪問

英国のメイ首相は15日、北部スコットランドの中心都市エディンバラを訪れ、スコットランド行政府のスタージョン首相と会談した。就任直後の訪問により、国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まった後に、スコットランド独立の是非を問う住民投票再実施を模索するスタージョン氏をけん制し、独立機運の再燃を封じ込める狙いとみられる。会談内容は不明だが、両者の主張は平行線に終わったもようだ。

13日に就任したメイ氏は14日に組閣を終え、新内閣が発足したばかり。就任演説でも、国民投票で露呈した英社会の分断の解消とともに、スコットランドを含む英連合王国の結束を重要施策の一つと表明している。《共同通信》

【米・ケリー国務長官】ロシア・ラブロフ外相と会談

ケリー米国務長官は15日、訪問先のモスクワでロシアのラブロフ外相と会談、フランス・ニースのテロを受け「世界が一つになった包括的な努力」が求められていると述べ、テロ根絶のため喫緊の具体的協力策が必要だと呼び掛けた。

ケリー氏は「シリアがテロリストの養成所になっている」とも強調した。ラブロフ氏は「ニースのテロを受け、より早期の現実的な対応が求められている」と応じた。

米メディアは米ロがシリアでそれぞれ実施するイスラム過激派に対する軍事作戦で、ケリー氏が米ロ協力案を提示すると報じている。《共同通信》



7月15日 その日のできごと(何の日)