平成3476日目

1998/07/15

【サッカー日本代表・岡田武史監督】W杯を終え帰国

サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会一次リーグで3戦全敗の責任をとって日本代表監督の辞任を表明した岡田武史氏が15日、W杯決勝トーナメントの視察を終え、成田着の日航機でパリから帰国した。

昨年秋のW杯アジア最終予選途中に急きょ就任し、日本をW杯初出場に導いた岡田氏は、W杯に日本人として初めて挑んだ重圧から解放され、穏やかな表情。現在の心境を「日本の3試合が終わった後は、多少ホッとした部分もあったが、帰国した今は特別なものはない」と説明。「結果は悔しいけど、やることはやったので満足してる面もある」と淡々と振り返った。《共同通信》



【大相撲名古屋場所】11日目

大相撲名古屋場所11日目(15日・愛知県体育館)横綱貴乃花が巌雄を危なげなく寄り切り、11戦全勝で優勝争いの単独トップを保った。1差で追っていた武蔵丸は、貴ノ浪との大関対決で押し出され、1敗力士は金開山を寄り切った平幕の琴の若だけになった。新横綱若乃花は肥後ノ海をすそ払いで下し、貴ノ浪、武蔵丸とともに9勝2敗で並んでいる。横綱曙は栃東に押し出されて3敗となり、優勝争いから後退した。栃東は初金星。新関脇千代大海は出島を豪快に突き出し、勝ち越しが決定。小結魁皇は武双山に押し出され、負け越した。十両は安芸ノ州が2敗を守った。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・首相後継の有力候補とされる小渕恵三外相は15日朝、都内の私邸でポロシャツ姿のまま新聞を取りに玄関に現れたが、待ち受ける数十人の記者、カメラマンに驚いた様子で「待っていても(出邸は)遅いぞ」と言い残し、再び邸内に。約1時間後に迎えの車に乗り込む際、総裁選出馬をただす記者団に「新聞に書いてあったが知らないな」とまるでひとごと。小泉純一郎厚相の出馬見通しにも「聞いてきてください」ととぼけた。外務省に登庁してからは夕方まで大臣室にこもりっきりで、次期首相への意欲をじっと押し殺しての一日。

○・・・社民党の伊藤茂幹事長はこの日、群馬県草津町で開かれた全農林定期大会で「参院選では(改選議席を)半減するという厳しい結果になったが、絶対にくじけない」と悲壮感漂うあいさつ。自民党の新総裁選びは「党内のことばかり考えて、昔と同じやり方だ」と批判、4年近く続いた自社さ体制の経験から「自民党はとても未来を託す政党ではない。私たちは連日連夜やっていたから骨身に染みた。反自民の立場を貫く」とばっさり切り捨てた。自社さ体制に埋没したことが社民の敗因とされるだけに、殊更に自民との絶縁を強調。《共同通信》

【バイアグラ】国内初の死亡確認

厚生省は15日、米国の製薬会社ファイザーが製造・販売し、日本でも個人輸入による入手、使用が増えている男性のインポテンス(性的不能)治療薬「バイアグラ」を服用した六十代の男性が7月上旬、死亡していたと発表した。15日朝、医療機関からの報告で分かった。

この男性は、併用の際の危険性が注意書きで指摘されていた心臓病薬を使っていた。米国では服用後の死者は約30人に上っているが、国内で死亡が確認されたのは初めて。《共同通信》

【自民党総裁選】小渕派、小渕外相の擁立を決定

橋本龍太郎首相(自民党総裁)の退陣に伴う後継総裁選びは15日、小渕派が梶山静六前官房長官を含めた幹部会議で、総裁選候補を小渕恵三外相に一本化する方針を確認した。一部から推す声が出ていた梶山氏は出馬を見送る公算だ。この後、綿貫民輔会長代理が外務省に小渕氏を訪ね、出馬意思を確認した。《共同通信》

【韓国・金大中大統領】北朝鮮に謝罪要求

韓国の金大中大統領は15日午前、青瓦台(大統領官邸)で国家安全保障会議を開き、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による潜水艇事件や武装工作員事件を「重大な挑発行為」と非難、北朝鮮に対し謝罪と再発防止など「納得できる措置」を要求することを決めた。

また、工作員侵入に備えた防衛体制の強化を関係当局に指示、国連安全保障理事会や米国、日本など通じ、挑発を中止させるため外交的圧力も強めていくことにした。南北交流・協力事業は並行して進めることを確認した。

積極的な経済交流を通じての南北関係改善を目指してきた金大中政権が、政経分離の原則は維持しつつも一連の事件に強硬姿勢を示したことで、経済交流は当面足踏みを余儀なくされそうだ。

16日には板門店で在韓国連軍司令部と北朝鮮の将官級対話が予定されており、韓国は安保会議の決定を受け、北朝鮮への抗議や謝罪要求を伝える方針だ。《共同通信》



7月15日のできごと