平成8379日目
2011/12/17
【北朝鮮・金正日総書記】死去
朝鮮中央通信は19日、北朝鮮の最高指導者で国防委員会委員長の金正日総書記が17日午前8時半(日本時間同)、現地指導に向かう列車の中で急性心筋梗塞で死去したと報じた。69歳だった。急性心筋梗塞を起こしたとしている。建国からほぼ半世紀、同国を率いた父親の故金日成主席から権力を継承し、親子2代にわたり統治した。
北朝鮮は独自の社会主義体制の支柱を失い、後継者の三男、金正恩氏を中心とした統治体制確立や核・ミサイル問題の行方が焦点となる。日本など周辺国を含めた東アジア情勢が重大な帰路に立たされるのは必至だ。
朝鮮中央テレビのアナウンサーは訃告を読み上げ「今日わが革命の陣頭にはわが党と群体の人民の卓越した領導者である金正恩同志が立っている」と正恩氏の権力継承を示唆した。
金正日氏は1942年2月16日、故金主席と故金正淑夫人の長男として生まれ、74年の朝鮮労働党中央委第5期第8回総会で後継者に決まった。94年7月の金主席死去後、3年間の服喪期間を経て97年10月に党総書記となり、98年9月、新たに「国家の最高職責」とされた国防委員長に選出、名実ともに全権を掌握した。
00年6月に韓国の金大中大統領(当時)と、07年10月に盧武鉉大統領(同)と南北首脳会談、02年9月と04年5月には小泉純一郎首相(同)と日朝首脳会談を行った。08年9月の建国60年の閲兵式を欠席し、健康不安説が取りざたされていた。《共同通信》
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【 PlayStation Vita】発売
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は17日、新型携帯ゲーム機「プレイステーション(PS)ヴィータ」を国内で発売した。高精細な5型の有機EL画面が特色。ライバルの任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」も対応する大型ゲームソフトが相次いで登場しており、クリスマス商戦を迎えて携帯ゲーム機2強が火花を散らす。
東京・渋谷のTSUTAYA(ツタヤ)の店舗では、午前7時の発売を控えて約130人が並んだ。希望小売価格は、無線LAN機能を搭載した機種が2万4980円、NTTドコモの第3世代携帯電話(3G)回線も使える機種が2万9980円。《共同通信》
【大阪維新の会・橋下徹代表】「年金制度はねずみ講」
大阪市長に就任する「大阪維新の会」の橋下徹代表は17日、大阪市で民放番組に出演し、国の年金制度について「根本的に変えないといけない。ねずみ講そのものだ」と批判した。
終了後、記者団に「現役世代に対する完全犯罪。継ぎはぎの、ばんそうこうの手当てみたいなやり方では絶対に持たない」と述べ、現在の賦課方式から積立方式に変える必要性を強調した。「なぜ政治家が(それを)感じないか」と不満も漏らした。
番組には民主党衆院議員の長妻昭元厚生労働相も出演。社会保障制度の在り方などについて意見を交わした。《共同通信》
【自民党・大島理森副総裁】福島原発事故収束宣言を批判
自民党の大島理森副総裁は17日、仙台市で記者団に対し、野田佳彦首相が東京電力福島第1原発事故の収束を宣言したことについて「事故は収束していない。首相はなぜ自身が(前面に)出て、事故に一区切り付いたような印象を与えるパフォーマンスをやったのか」と批判した。《日経新聞》
【細野豪志原発事故担当相】福島第一原発を訪問
細野豪志原発事故担当相は17日、東京電力福島第1原発の原子炉が冷温停止状態になり事故が収束したとの判断を踏まえ、同原発を訪問、収束作業に当たってきた現場の作業員らをねぎらった。視察後、細野氏は「30年以上にわたる廃炉に向けた難しい作業が待っており、継続できる体制を作って着実に進めてほしいと伝えた」と述べた。
事故から9カ月余りが経過し、収束作業が大きな区切りを迎えたことをアピール。18日には枝野幸男経済産業相らとともに福島市で福島県知事や地元市町村長らと会い、避難区域の見直しに関する政府側の考えを伝える。《共同通信》
【台湾総統選】最後のテレビ討論
来年1月14日の投開票まで1カ月を切った台湾総統選候補者3人による最後のテレビ討論会が17日行われ、与党国民党の現職候補、馬英九総統(61)、最大野党民主進歩党(民進党)の候補、蔡英文主席(55)、国民党との協力関係を解消した新民党の候補、宋楚瑜主席(69)が対中国政策などで論戦を交わした。
討論では、中国が独立派と警戒している蔡主席に対し、馬総統が「なぜ独立しないと言えないのか」と挑発。蔡主席は「台湾、中華民国は主権独立国家である」として、独立をめぐる問題は存在しないと反論した。
会場に招かれた労働団体幹部から「月給3万台湾元(約7万7000円)以下の労働者が(全体の4割の)約360万人に上っている」とワーキングプアの問題で質問すると、馬総統は、陳水扁前政権時代に比べ、低収入労働者の比率は減っているとかわし、各企業に対し「年末のボーナスを少しでも多く出してほしい」と呼び掛けた。
馬総統は、国際的な存在感を高めるため、2024年五輪に名乗りを上げる方針も表明したが、宋主席は「五輪を招致するというが、(金のかかる)大型活動が多すぎる。食べるものに困っている庶民もいるのに、何も感じないのか」と批判した。
米インターネット検索大手ヤフー台湾版のネット投票で「最も良かったのは誰」との質問に、討論会終了時点で65%が蔡主席を選び、16%の馬総統を大幅に上回った。《共同通信》
【この日の野田総理】
日韓首脳会談等-1日目-
平成23年12月17日、野田総理は京都迎賓館で、日韓首脳会談に出席するため来日した大韓民国の李明博大統領を出迎えました。
その後、懇談を行い、野田総理主催の夕食会を開催しました。《首相官邸》