平成8383日目

2011/12/21

【鳩山邦夫元総務相】自民復党願提出

昨年3月、新党結成を目指して自民党を離党した無所属の鳩山邦夫元総務相(63)=衆院福岡6区=が21日、自民党の谷垣禎一総裁宛てに復党願を提出した。鳩山氏の事務所は、地元後援会が復党を強く求めているためとしている。

今後、執行部で対応を検討するが、鳩山氏が離党時に党や執行部を批判した経緯もあり、党内には福岡選出議員を中心に復党への反対意見が出ている。

鳩山氏は衆院当選11回。1993年にも自民党を離党し、民主党などを経て2000年に復党。安倍内閣で法相、麻生内閣では総務相を務めた。

現在、福岡6区は自民党の公認予定候補者のいない空白区となっている。《共同通信》

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【大相撲】

日本相撲協会は21日、大相撲初場所(来年1月8日初日・両国国技館)の新番付を発表し、11月の九州場所で大関に昇進した稀勢の里を加えて、2010年夏場所以来の5大関となった。先場所の琴奨菊と合わせ、2場所連続で新大関が誕生するのは00年夏場所から秋場所にかけて武双山、雅山、魁皇が昇進して以来。

3連覇が懸かる一人横綱の白鵬は貴乃花に並ぶ22度目の優勝を狙う。大関陣では先場所11勝を挙げた把瑠都が東の正位に就いた。

関脇は東が4場所連続の鶴竜、西が豊ノ島が10年春場所以来10場所ぶりに復帰した。東小結の雅山は07年初場所以来の三役。大関経験者が十両転落後、三役に戻るのは史上初。若荒雄が新小結で、師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)が1994年10月に創設した部屋から初の三役力士となった。《共同通信》

【家政婦のミタ】最終回

松嶋菜々子さんが無表情な家政婦役を演じ、話題となったドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で、21日に放送された最終回の平均視聴率が関東地区で40・0%だったことがビデオリサーチの調査で22日分かった。ドラマで40%以上を記録したのは11年9カ月ぶり。関西地区では36・4%、名古屋地区は34・6%。近年、テレビ離れが指摘される中で、異例の大ヒットとなった。

ビデオリサーチによると、2000年以降のドラマでは、TBS系で00年3月に放送された「ビューティフルライフ」の最終回(関東地区、41・3%)に次ぐ高い数字。《共同通信》

【サッカー】

来季からJ2に降格する甲府は21日、日本代表FWハーフナー・マイクがオランダ1部リーグのフィテッセへ移籍すると発表した。フィテッセの公式サイトによると、契約は2014年夏までの2年半。DF安田理大(24)も所属している。

194センチと長身のハーフナーは9月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選の北朝鮮戦で日本代表デビュー。10月の同予選のタジキスタン戦で代表初ゴールを含む2ゴールを挙げた。

ハーフナーは「クラブの期待に応えたい。個人的には今より選手として成長したい」とフィテッセの公式サイトでコメントした。《共同通信》

【東京地検など】オリンパス本社などを一斉捜索

オリンパスの損失隠し問題で、旧経営陣が不正経理を主導した疑いが強まったとして、東京地検特捜部と警視庁捜査2課、証券取引等監視委員会は21日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で本社やK前会長(70)宅や、買収された国内企業3社など関係先の家宅捜索を一斉に開始、合同で捜査に乗り出した。

特捜部などはK前会長やY前常勤監査役(66)、M前副社長(54)の3人が中心的に関わったとみて、今後、押収資料の分析や関係者の聴取を本格化させ、年度内の立件を目指す。

関係者によると、捜索先は本社やK前会長ら損失隠しに関与した関係者の会社や自宅のほか、損失穴埋め分のために買収されて3社など数十カ所に上る見通し。《共同通信》

【大阪市・橋下徹市長】上京日程終える

「大阪維新の会」の橋下徹大阪市長は21日、東京都庁で石原慎太郎知事、猪瀬直樹副知事と会談後、東京都と大阪市が連携して東京電力と関西電力に株主提案権を行使する考えを明らかにした。

橋下市長は「東京と連携しながら、東電と関電で同じような株主提案をやる」と表明。関電の筆頭株主の大阪市と、東電の大株主の東京都が来年の株主総会でそれぞれ両社に提案し、可決を目指す考えという。どちらの提案にも電力会社の発電部門と送電部門を分ける「発送電分離」を盛り込む方針。橋下市長は連携の効果に関し「株主への説得力が全然違う」としている。

維新の会が成立を目指す「教育基本条例案」についても、石原知事が同様の条例案提出に意欲を示していると説明し、橋下市長は「東京と大阪から教育システムを変えにいく」と述べた。今後、愛知県の大村秀章知事にも協力を呼び掛ける。《共同通信》

「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長は21日午後、東京都の石原慎太郎知事やたちあがれ日本の平沼赳夫代表と東京で会談し、市長就任後初となった2泊3日の上京日程を終えた。

東京での与野党幹部、閣僚らとの会談では市長就任のあいさつ以外に、維新の会が実現を目指す「大阪都」構想など大都市制度について議論。会談の一部は公開で、記者団を前に各党幹部から協力の言葉を引き出した。

教育行政の改革や脱原発依存、震災がれきの受け入れなど、公約に掲げる施策についても関係省庁で意見交換し、首相官邸では藤村修官房長官と会談した。《共同通信》

【福島第1原発】40年で廃炉完了

東京電力福島第1原発事故で、1〜4号機の廃炉に向けて政府が設置した「政府・東電中長期対策会議」が21日、初会合を開き、燃料取り出しや施設の解体撤去など最長40年で廃炉を完了する工程表を決めた。

また工程表を着実に実施するため、政務官をトップとする運営会議と、高い放射線量の中で作業するロボット開発などを進める研究開発本部を設置することも決めた。

廃炉の工程表は、1〜4号機の原子炉建屋にある使用済み核燃料プールに貯蔵されている燃料の取り出しを2年以内に4号機から順次開始。もともと原子炉圧力容器内にあり、事故で溶けて外側の原子炉格納容器にも落ちたとみられる燃料は、10年以内に取り出しに着手し20〜25年後に終了。施設の解体撤去が終わるのは30〜40年後としている。

会合で枝野幸男経済産業相は「できるだけ前倒しして着実に進めることが大事。住民の帰還に向けて具体的な道筋を示すことが重要だ」と強調。細野豪志原発事故担当相は技術開発と人材育成を課題に挙げた。

事故収束の工程表「ステップ2」が16日に完了したとして、政府は同会議を新設し、枝野氏と細野氏が共同議長となった。今後は工程表に沿って、事故処理を進めることになる。《共同通信》

【政府】温室効果ガス「25%削減」見直し

政府・民主党は「温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で25%削減する」との目標を見直す方針を固めた。審議中の地球温暖化対策基本法案からもこの目標を削除して再提出する方針で、各党との折衝に入った。複数の関係者が21日、明らかにした。

東京電力福島第1原発事故を受けて削減の有力手段としていた原発の大幅増設が困難になり「達成はどう見ても不可能になった」(政府筋)との判断。新たな目標はエネルギー政策見直しと並行し来年夏までに決める。

だが25%目標は気候変動枠組条約の下での国際公約で、国内外から温暖化対策の後退への批判が出るのは必至。民主党内にも修正に異論がある上、目標を支持する公明党の反発も予想される。《共同通信》

【民主党・小沢一郎元代表】消費増税を批判

民主党の小沢一郎元代表を支持する3グループなどが合同で21日、小沢氏を会長とする勉強会「新しい政策研究会」の初会合を国会内で開いた。小沢氏は野田佳彦首相の消費税増税方針を念頭に「これまで訴えた政策理念を忘れては今までの政治の延長だ。現時点で国民の不信感は増幅されているのではないか」と批判し、無駄削減を優先すべきだとの考えを表明した。

会合には衆参両院の議員100人以上が出席。「数の力」を誇示して首相をけん制する狙いがあるとみられる。政府、与党は年内をめどに消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革大綱素案をまとめる方針。民主党内の最大勢力を率いる小沢氏が議論に参戦したことで、党内対立の激化は必至だ。

小沢氏は「国民のためのより良い政策を実現するため微力を尽くす」とも述べた。

勉強会は政府への政策提言を活動の中心とする方針。小沢氏支持のグループ外にも参加を呼び掛けており、党内には小沢氏の勢力拡大につながるとの警戒感も出ている。《共同通信》

【首相動静】

月例経済報告等に関する関係閣僚会議

平成23年12月21日、野田総理は総理大臣官邸で開催された、月例経済報告等に関する関係閣僚会議に出席しました。

12月の月例経済報告では、我が国経済の基調判断として、「景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで、緩やかに持ち直している。」としています。

先行きについては、「各種の政策効果などを背景に、景気の緩やかな持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害の影響に加え、欧州の政府債務危機などを背景とした海外景気の下振れや為替レート・株価の変動等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。」としています。《首相官邸》

消費増税「素案は年内」

野田佳彦首相は21日、首相官邸で民主党の藤井裕久税制調査会長と会談し、消費増税を含む社会保障と税の一体改革の素案を年内をメドにまとめる方針を確認した。年明け以降に持ち越せば、消費増税反対派を勢いづかせ、関連法案提出に向けた与野党協議への悪影響も避けられなくなる。首相は「年内」を求心力を維持するための防衛ラインとみている。

「安定的な財源確保の問題も含めて一体改革の素案を年内をメドにまとめる。協力を改めてお願いしたい」首相は21日の民主党両院議員懇談会で呼びかけた。首相は特別会計改革や公務員給与削減、国会議員の定数削減にも触れ「それぞれ不退転の決意で結論を出したい」と強調。行政改革、政治改革を優先すべきだとの消費増税反対派の意見に配慮してみせた。《日経新聞》

【上田馬之助さん】死去

元プロレスラーの上田馬之助さんが21日午前10時7分、呼吸不全のため大分県臼杵市の病院で死去した。71歳。愛知県出身。

大相撲を経てプロレス入り。竹刀などの凶器を使った反則技を繰り返す金髪の悪役レスラーとして活躍したが、1996年に交通事故に遭って下半身が不自由になった。引退後はリハビリ体験を元に、熊本市で身体障害者施設への募金活動に取り組んだ。《共同通信》



12月21日 その日のできごと(何の日)