平成、令和の「その日のできごと」を元年から順に記しています。
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1989 平成元年1月25日(水)
平成18日目
【浅香唯さん】シングル「TRUE LOVE」発売
【社会党・土井たか子委員長】竹下内閣との対決を強調
社会党の土井委員長は25日、党大会終了後、大会会場の東京・一ツ橋の日本教育会館で記者会見、リクルート社からの献金問題で長谷川峻前法相に次ぎ原田憲経済企画庁長官も辞任したことについて「竹下内閣はリクルート内閣だ。他の野党と協力し再開国会冒頭から竹下内閣と対決し、政治責任を徹底追求する」と述べ、竹下内閣と全面的に対決する姿勢を強調した。《読売新聞》
【竹下登首相】解散「念頭にない」
竹下首相は25日午前、首相官邸で行われた民放テレビ番組の録画撮りの中で、リクルート献金問題での原田経企庁長官辞任に関連して「これに打ちひしがれることなく、一歩下がり腹を据えて政治改革を当初方針通り進め、国民の政治不信を拭い去る努力をしていく」と強調、政治改革推進への決意を強調した。
野党側が「内閣総辞職」を求めていることに対しては衆院の解散権とともに自らの出処進退は「いずれも首相の専属事項」と指摘して、総辞職の考えがないことを明らかにした。《共同通信》
1990 平成2年1月25日(木)
平成383日目
【アビアンカ航空52便墜落事故】
米航空当局によると、25日午後9時45分ごろ、ニューヨーク州ロングアイランドで、コロンビアのボゴタ発メデジン経由ニューヨーク行きコロンビア国営アビアンカ航空52便のボーイング707型機(乗客142人、乗員7人)がジョン・F・ケネディ空港へ着陸する直前、墜落した。
現地警察当局によると、この事故により多数の死者が出たが、少なくとも80人の生存者がいる模様。目撃した地元住民の話として、同機は高級住宅街わきの木々が生い茂った丘に墜落したという。《読売新聞》
【海部俊樹首相】田村前衆院議長と会談
海部首相は25日、田村元・前衆院議長と都内の料理屋で会談した。この中で、田村氏は総選挙後の政局に関連して「(自民党が)過半数議席を確保したなら海部首相(の続投)だ。首相の責任とか、安定多数とか、そんな議論をしている場合ではない」と述べ、自民党が過半数を割らない限り海部首相が続投すべきであると強調した。
これは渡辺美智雄元政調会長らが「公認候補で260議席をとらなければ勝ったといえない」などと勝敗ラインを引き上げる形で、首相の責任を取りざたしていることをけん制したものとみられる。《読売新聞》
1991 平成3年1月25日(金)
平成748日目
【湾岸戦争】イラク、ペルシャ湾に大量の「原油」
米国防総省は25日、イラクがクウェート沖のシーアイランド海上石油基地とクウェートのアフマディ港に停泊中の原油タンカー5隻から故意に原油を流出させていると発表した。流出量は少なくとも数百万バレルと推定され、その一部は既にサウジアラビアの港町カフジ沖60キロにまで達した。《共同通信》
【海部俊樹首相】「湾岸貢献は当然」
海部首相は25日午後5時すぎから、第120通常国会再開に当たって衆院本会議で施政方針演説を行い、湾岸戦争ぼっ発で揺れる世界情勢を受けた日本の外交課題、内政への所信を明らかにした。
首相はイラクのクウェート侵攻を厳しく非難するとともに、米国を中心とする多国籍軍の武力行使への「確固たる支持」を改めて表明、日本の貢献は「当然の責務であり、怠れば国際孤立化への道を歩む」と強い危機感を表明した。《共同通信》
1992 平成4年1月25日(土)
平成1113日目
【全豪テニス女子単】モニカ・セレシュ選手、2年連続2度目の優勝
テニスの全豪オープン第13日は25日、メルボルンのナショナル・テニスセンターで女子シングルス決勝を行い、第1シードのモニカ・セレシュ(ユーゴスラビア)が第7シードのメアリジョー・フェルナンデス(米国)を6−2、6−3で破り、2年連続2度目の優勝を飾った。《共同通信》
【WBAフェザー級タイトルマッチ】浅川誠二選手、戴冠ならず
世界ボクシング協会(WBA)フェザー級タイトルマッチ12回戦は25日、韓国・仁川室内体育館で行われ、世界タイトル初挑戦の同級8位浅川誠二(神戸)はチャンピオンの朴永均(韓国)に9回1分43秒KO負けし、王座奪取に失敗した。朴は3度目の防衛に成功した。《共同通信》
1993 平成5年1月25日(月)
平成1479日目
【森田童子さん】シングル「ぼくたちの失敗」発売
【明石海峡大橋】主塔完成
>平成10年の完成を目指す世界最長のつり橋、明石海峡大橋の神戸市側の主塔建設現場で25日、塔の最上部に鉄製の水平材を取り付ける最後の作業が行われ、工事開始以来約10カ月で巨大な主塔が完成した。《共同通信》
【宮澤喜一首相】憲法改正考えず
国会は25日午後1時すぎから衆院本会議で各党の代表質問に入り、社会党の山花委員長、自民党の三塚政調会長、公明党の石田委員長が内政、外交全般にわたって宮澤首相の見解をただした。
首相は与野党間で高まっている憲法改正議論について「国民の中に具体的にどうするかコンセンサス(合意)ができているようにみられない」と指摘した上で「現在、憲法改正は考えていない」と明言した。《共同通信》
1994 平成6年1月25日(火)
平成1844日目
【全豪テニス】伊達公子選手、初のベスト4進出
テニスの全豪オープン第9日は25日、メルボルンで女子シングルス準々決勝などを行い、第10シードの伊達公子選手(ヨネックス)が四大大会の日本選手では21年ぶりのベスト4進出を果たした。《共同通信》
【社会党・村山富市委員長】解散反対を表明
社会党の村山委員長は25日午後、国会内で記者会見し、政治改革法案が今国会で廃案に終わった場合の衆院解散論について「解散ができるような状況にはない。不況の時に(政治的)空白をつくるべきではない」と表明。「少なくとも(1994年度)予算が成立した後の情勢で判断すべきだ」と述べた。
法案不成立時の細川首相の責任問題については「責任は全然ないとはいえない」としながらも、当面は景気対策と予算編成に全力を挙げ、解散見極めと同様に予算成立後に改めて判断すべきだとの考えを示した。《共同通信》
1995 平成7年1月25日(水)
平成2209日目
【阪神大震災】被災企業で給与支給
阪神大震災(兵庫県南部地震)被災地の8割前後の企業が25日、震災後初の給与支給日を迎えた。地震で一時、機能がまひした企業もあったが、手作業で準備するなどして対応、多くの企業が予定通り支給した。
この日、JR東海道線の不通区間の一部で運転を再開。電話も作業対象の4分の1まで復旧するなど、交通機関やライフラインの回復も急速に進んでおり、市民生活は全体として「再生」の軌道に乗りつつある。《共同通信》
【新進党・小沢一郎幹事長】村山首相を批判
新進党の小沢幹事長は25日午前、国会内で記者会見し、阪神大震災の政府対応について「人命救助以上、自衛隊がどうだ、こうだという観念的議論が優先している。これは人にやさしい政治ではない」と述べ、震災発生初期段階での自衛隊出動の遅れを批判した。
さらに小沢氏は「社会党は自衛隊の災害出動さえ治安出動につながると反対し続けてきた。そういう体質をもった政権だからますます自衛隊の活用の後れを取った」と指摘、長年「反自衛隊」の立場をとってきた社会党の体質にも起因する、との考えを強調した。《共同通信》
1996 平成8年1月25日(木)
平成2574日目
【橋本龍太郎首相】議員辞職要求を拒否
国会は25日、衆参両院本会議で橋本龍太郎首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が行われ、与野党が政府の住宅金融専門会社(住専)処理策についてただした。
同日午前の参院本会議では、新進党、公明などでつくる平成会の大久保直彦会長が、橋本首相の蔵相在任当時(1990年3月)に出された土地融資に関する総量規制通達から住専を外したことへの責任を追及、議員辞職を迫った。
首相は「景気回復を本格軌道に乗せ、わが国の金融システムの安定化、内外の信頼を取り戻すことで責任を全うしたい」と述べ、辞職要求を拒否した。《共同通信》
1997 平成9年1月25日(土)
平成2940日目
【大相撲初場所14日目】大関若乃花関、7場所ぶり3度目の優勝
大相撲初場所14日目(25日・両国国技館)大関若乃花が14連勝で7場所ぶり3度目の優勝を決めた。全勝の若乃花は1人1敗で追っていた横綱曙を豪快な右下手投げで破った。《共同通信》
【橋本龍太郎首相】韓国・金泳三大統領と会談
橋本龍太郎首相と韓国の金泳三大統領が25日午後、大分県別府市内のホテルで昼食会、首脳会談を行った。両首脳は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する政策について、南北朝鮮、米国、中国による4者会談の早期実現に向け、今後も日韓が緊密に連携して対応していくことで一致した。《共同通信》
1998 平成10年1月25日(日)
平成3305日目
【大相撲初場所】千秋楽
大相撲初場所千秋楽(25日・両国国技館)大関武蔵丸が平幕の蒼樹山を押し倒し、12勝3敗で7場所ぶり3度目の優勝を決めた。来場所に横綱昇進をかける。横綱曙は横綱昇進を目指した大関貴ノ浪を寄り切り、ともに10勝5敗。大関若乃花は関脇武双山を送り出して10勝目、敢闘賞の武双山も10勝5敗だった。《共同通信》
【社民党大会】閉幕
社民党の第4回定期大会は25日午後、前日に再選が承認された土井たか子党首を除く新執行部を選出するとともに、橋本内閣への閣外協力を当面継続することを柱とした1998、99年運動方針を採択して閉幕した。
新執行部人事は、与党折衝の中心となってきた伊藤茂幹事長が留任、政審会長に秋葉忠利衆院議員、院内総務会長には前島秀行衆院議員がそれぞれ選出された。新設の副幹事長に辻元清美衆院議員、政審会長代行に清水澄子参院議員が就任、土井色を強める布陣で土井党首は2期目のスタートを切ることになった。《共同通信》
1999 平成11年1月25日(月)
平成3670日目
【厚生省】「バイアグラ」を新薬として承認
厚生省は25日、性的不能治療薬「バイアグラ」(成分名「クエン酸シルデナフィル」)を新薬として承認した。個人輸入の急増などから医師の指示がないままでの使用が広がっていることに危機感を抱いた同省が、早く承認して適正使用を指導するべきだと判断、申請から6ヶ月という異例の早さでの承認となった。
医師の処方が必要な医療用医薬品として、ファイザー製薬(本社・東京)が早ければ来月にも製造・販売を開始する。同省は今後、医療保険を適用するかどうか検討するが、慎重な姿勢を見せている。《朝日新聞》
【小渕恵三首相】国連平和活動「武器、弾薬輸送は可能」
衆院予算委員会は25日、1999年度予算案の総括質疑に入った。小渕恵三首相は質問一番手の菅直人民主党代表への答弁で、国連平和活動の一環としての多国籍軍への後方支援について「武力行使と一体化でない態様の後方支援は認められる。具体的ケースで判断される」と述べ、武力行使と一体化されない範囲であれば武器、弾薬輸送でも憲法上は可能との見解を鮮明にした。《共同通信》
2000 平成12年1月25日(火)
平成4035日目
【自民党江藤・亀井派】自自合流は小渕首相らに一任へ
自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長、中曽根康弘元首相、亀井静香党政調会長らは25日、自民、自由両党の合流問題について都内の派閥事務所などで協議し、同派は前面に出ず、小渕恵三首相(党総裁)と森喜朗幹事長に対応をゆだねることで一致した。
これまで同派は、自由党の小沢一郎党首とのパイプ役として自自合流を積極的に働き掛けてきたが、自由党が衆院定数削減法案絡みで連立離脱の動きをみせている中、突出すべきでないと判断した。《共同通信》
2001 平成13年1月25日(木)
平成4401日目
【河野洋平外相】横領容疑で外務省元室長を告発
外務省元室長による機密費流用疑惑で河野洋平外相は25日、要人外国訪問支援室の松尾克俊元室長(55)が「公金」約3億1000万円を銀行口座に蓄積し、約5400万円を横領したとする調査結果を明らかにした。出処は首相官邸で受け取った内閣官房機密費としたが、外務省から官邸に「上納」される外交機密費との関係は明らかにせず「個人の犯罪」と位置付けた。
同日付で元室長を懲戒免職とし、業務上横領容疑で告発。河野外相は自らを含む外務省幹部計16人の減給など処分も発表した。《共同通信》
2002 平成14年1月25日(金)
平成4766日目
【農水省】雪印食品に行政指導
雪印食品関西ミートセンターが輸入牛肉を国産牛と偽り、狂牛病(牛海綿状脳症)の買い取り制度を悪用した問題で、農水省は25日、同社の吉田升三社長らを呼び、牛肉と牛肉加工品の製造、販売を当面自粛するよう異例の行政指導を行った。
この後、吉田社長は記者団に対し「(雪印乳業など)大株主の意向を聞く必要がある」としながらも「私の責任問題は近くはっきりさせる」と自らの引責辞任を初めて示唆した。《共同通信》
【田中眞紀子外相】NGO拒否「どっちを信じるのか」
アフガニスタン復興支援会議への非政府組織(NGO)出席拒否問題で、自民党の大島理森国対委員長は25日午前、田中真紀子外相を国会に呼び、鈴木宗男衆院議員運営委員長が圧力をかけたと認めた国会答弁に説明を求めた。外相は自らの発言に間違いないと主張、24日朝の外相と外務省幹部との打ち合わせでの出席者の発言を精査することになった。
大島氏は野上義二外務次官が打ち合わせで、鈴木氏の名前を挙げて外相に報告した事実がなかったとする小町恭士官房長作成のメモを基に事実関係をただした。外相は「事務次官が言ったこと、官房長がつくったペーパーと、国会議員のどっちを信じるのか」と反発した。
この後、外相は涙ながらに記者団に「次官らに電話したときも名前を挙げていた」と重ねて鈴木氏の関与を強調した。《共同通信》
2003 平成15年1月25日(土)
平成5131日目
【大相撲初場所】14日目
大相撲初場所14日目(25日・両国国技館)大関朝青龍が1敗を守り、2場所連続優勝を決めた。単独トップの朝青龍は関脇琴光喜を押し出して13勝目をマーク。2敗力士がいないため、千秋楽を待たずに優勝が決まると同時に場所後の横綱昇進を確実にした。《共同通信》
【前橋スナック銃乱射事件】
25日午後11時25分ごろ、前橋市三俣町3丁目の「すなっく加津」の男性客から「発砲事件。早く来い。けが人が出ている」と110番通報があった。前橋東署員らが駆けつけたところ、店の客ら6人が拳銃で撃たれ、血を流していた。4人は頭部などを撃たれ、病院に運ばれたが間もなく死亡。2人が重傷を負った。犯人はフルフェースのヘルメットをかぶった2人組で、徒歩で東方へ逃げた。
県警は殺人事件として26日、同署に特別捜査本部を設置、2人組の行方を追っている。重傷者の中に指定暴力団稲川会系の元組長がいることなどから、特捜本部は暴力団に絡む発砲事件に、たまたま居合わせた一般市民が巻き込まれた疑いがあるとみて捜査している。《上毛新聞》
2004 平成16年1月25日(日)
平成5496日目
【大阪国際女子マラソン】坂本直子選手が初優勝
アテネ五輪女子マラソン代表の国内選考レース第2弾2004大阪国際女子マラソンが25日午後、大阪市の長居陸上競技場をスタート、ゴールとする42.195キロのコースで行われ、坂本直子(23)=天満屋=が2時間25分29秒で初優勝。五輪代表の有力候補に名乗りを上げた。2位は千葉真子(27)=豊田自動織機=、3位は大南博美(28)=UFJ銀行=だった。《毎日新聞》
【大相撲初場所千秋楽】朝青龍関、5度目の優勝に華
大相撲初場所千秋楽(両国国技館)は25日、横綱朝青龍が大関栃東を押し出して初の15戦全勝。前日決めていた2場所ぶり5度目の優勝に華を添えた。全勝優勝は1996年秋場所の貴乃花以来、44場所ぶり。栃東は9勝6敗に終わった。《共同通信》
2005 平成17年1月25日(火)
平成5862日目
【NHK・海老沢勝二会長】辞任
NHKの海老沢勝二会長(70)は25日夕、麻生太郎総務相に05年度の予算案を提出した後、経営委員長に辞表を提出し、受理、承認された。元チーフプロデューサーの制作費着服など一連の不祥事や、その後の対応に視聴者の批判が高まり、受信料の支払い拒否・保留件数が増えていることなどから、経営責任を取る形になった。《朝日新聞》
【自民党・青木幹雄参院議員会長】「小泉首相、基本姿勢変えよ」
衆参両院は25日の本会議で、小泉純一郎首相の施政方針演説に対する各党の代表質問を行った。自民党の青木幹雄参院議員会長は、郵政民営化をめぐる小泉首相の姿勢について「改革を進めるためには、まずあなた自身のこの問題に取り組む基本姿勢から変えてもらわなければならない」と厳しく注文。「おれについて来いでは通らない。私たちは郵政担当相を選んだのではない」と、自民党内の反対派とも十分協議し、調整を尽くすよう求めた。《共同通信》
2006 平成18年1月25日(水)
平成6227日目
【仙台地検】副検事、被害女性を自宅に連れ込む
仙台地検は25日、知人女性への強姦未遂容疑で逮捕された仙台区検副検事のA容疑者(60)が、担当事件の被害者の女性を相談に乗ると偽って自宅に連れ込んでいたとして、強姦未遂事件と併せA容疑者を懲戒免職とした。
地検は「自宅の中で犯罪行為までは認められなかった」としている。強姦未遂容疑については被害者の告訴が取り下げられ、同日、不起訴処分とした。
地検によると、A元副検事は仙台区検に着任した02年4月以降、捜査を担当した事件で被害者の成人女性を取り調べた際、「相談に乗る」と、女性に同情したように装って自分の携帯電話の連絡先を教え、面会の約束をした上で自宅に連れ込むなどした。《日刊スポーツ》
【小泉純一郎首相】靖国参拝「中韓以外に批判ない」
小泉純一郎首相は25日の参院本会議で、自らの靖国神社参拝問題について「アジア諸国で中国、韓国以外に靖国参拝を批判する国はない」との認識を示し、靖国参拝が対アジア外交の障害になるとの指摘に反論した。
同時に、東アジア共同体の形成に向けて積極的に強調していく姿勢を強調「日米関係が緊密であることはアジア外交を戦略的に進める上でも極めて重要だ」との見解を重ねて示した。《共同通信》
2007 平成19年1月25日(木)
平成6592日目
【京都市】市内2件のホテルに使用禁止を勧告
国土交通省は25日、京都市内の「アパヴィラホテル京都駅前」「アパホテル京都駅堀川通」で構造計算書の偽造と耐震強度不足が確認されたと発表した。2棟は富山市の「田村水落設計」が構造計算を担当し、柱断面の計算結果などを改ざん。耐震強度は基準の8割未満という。
京都市は同日、建築主のアパマンションに対し、使用禁止を勧告した。同省によると、2棟はそれぞれ富山県と東京都の設計会社が設計し、田村水落設計が構造計算を担当。2003年8月に「京都確認検査機構」が建築確認を行った。「駅前」は地上10階建て、「堀川通」は地上11階地下1階建て。《時事通信》
【星野仙一氏】野球日本代表監督に就任
プロ、アマ合同の全日本野球会議・日本代表編成委員会(委員長=松田昌士全日本アマチュア野球連盟会長)が25日午前、東京都内のホテルで開かれ、08年北京五輪出場を目指す野球の日本代表監督に阪神前監督の星野仙一氏(60)の就任を正式に決めた。
星野氏は同午後に開かれた記者会見の冒頭、壇上で契約書にサイン。にこやかな表情で「アテネ五輪で日の丸を背負って必死に頑張る選手の姿を見て感銘を受けた。あそこに立ちたいという少年のような気持ちになった」と語った。また、野球界の大きな期待を背負っていることについては「アマもプロも全面協力するという環境を整えてくれた。ますます、プレッシャーはかかってくる」と心情をのぞかせた。《毎日新聞》
2008 平成20年1月25日(金)
平成6957日目
【福地茂雄氏】NHK新会長に就任
NHKの新会長に25日、外部から約20年ぶりに前アサヒビール相談役の福地茂雄氏(73)が就任、同日午前、職員たちに「強い気概で、目線を上げ、誇りを持って仕事に取り組んでほしい」とあいさつした。
福地新会長は冒頭、記者らによる株のインサイダー取引問題に触れ、「コンプライアンスという当たり前のことから始めなければならないところに、NHKの残念な現実がある」と指摘し、「報道や番組がNHKの生命線。その質を低下させるコストカットはしない」と語った。《朝日新聞》
【民主党】ガソリン値下げ一辺倒を転換
民主党は25日、道路特定財源の一般財源化と暫定税率廃止の方針に国民の理解を得るため全国街頭演説をスタートさせた。政府や地方自治体からの「ポピュリズム(大衆迎合主義)」批判に反論するとともに「ガソリン値下げ、だけでは誤解を生むとみて戦術転換を図る狙いがありそうだ。《共同通信》
【福田康夫首相】野党側に協議呼び掛け
衆院予算委員会は25日、福田康夫首相らが出席し経済・金融問題に関する集中審議を行った。首相は揮発油税などの暫定税率維持などを盛り込んだ税制改正法案に関し。年度内成立に向け野党側に修正を含む協議に応じるようあらためて呼び掛けた。《共同通信》
2009 平成21年1月25日(日)
平成7323日目
【大相撲初場所】千秋楽
大相撲初場所千秋楽(25日・両国国技館)3場所連続休場から復帰の横綱朝青龍が14勝1敗で並んだ横綱白鵬との優勝決定戦を寄り切りで制し、5場所ぶり23度目の優勝を果たした。優勝回数は貴乃花の22度を上回り、単独史上4位となった。白鵬は自身初の4連覇を逃した。《スポニチ》
【井口資仁内野手】ロッテ入団会見
フィリーズを自由契約になってロッテ入りした井口資仁内野手が25日、千葉市内のホテルで入団会見し「ホークス時代から打率3割、30本塁打、30盗塁を目標にしてきた。本年度もそれを目標に頑張りたい」と抱負を話した。5年ぶりの日本球界復帰。
「メジャーに比べキャンプインが早いから、早めに体をつくり上げた」と自主トレーニングでの順調な調整ぶりを強調。ロッテで期待されるリーダー役には「向こうでやってきたことを伝えられたら」と自覚も十分だ。《日刊スポーツ》
2010 平成22年1月25日(月)
平成7688日目
【横綱審議委員会】内館牧子さんが退任
女性初の横綱審議委員を委嘱された脚本家の内館牧子委員(61)が25日、両国国技館で開かれた初場所後の委員会で任期10年を終え、退任した。任期中、朝青龍の言動に「横綱は勝てばいいというものではない」と苦言を呈し、歯に衣着せぬ言葉で激励してきた。
最後の議題も朝青龍の場所中の泥酔騒動。「最後の場所に優勝して私を愛してくれていたとは思うが、それは横綱の片思い。アスリートとしては、150%好きだが、横綱としては認めない。今度問題を起こしたら引退勧告すべき」と最後まで内館節を響かせた。《読売新聞》
【鳩山由紀夫首相】名護市長選結果「一つの民意」
鳩山由紀夫首相は25日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)へ移設する現行計画に反対する新人稲嶺進氏が名護市長選で当選したことに関し「一つの民意の表れ」と受け止め、移設先については従来の方針通り5月末までに決める考えを重ねて強調した。《共同通信》
2011 平成23年1月25日(火)
平成8053日目
【米・オバマ大統領】一般教書演説
オバマ米大統領は25日、上下両院合同会議で一般教書演説を行い、米国は中国やインドに技術革新で後れを取りつつあると指摘。競争力を回復し今後も米国が国際社会での指導力を維持する考えを強調、国民に奮起と結束を促した。世界でも高水準にある米国の法人税率を25年ぶりに引き下げ、歳出を抑制する方針を表明し、技術革新やインフラ、教育への投資強化を通じて長期的な経済成長と雇用拡大を果たすと訴えた。
外交・安全保障面では核兵器を「最悪の兵器」と呼び、北朝鮮に核兵器放棄の約束を守るよう強く要求。「アジアの同盟国との関係を強化する」との表現で、日本や韓国との協調をうたった。
また年末の駐留米軍イラク完全撤退、7月のアフガニスタン撤退開始をあらためて表明。核開発を進めるイランは「かつてないほど厳しい制裁に直面している」として、国際社会の圧力が効果を挙げていると指摘した。
【菅直人首相】地域主権戦略会議を開催
1月25日、菅首相は官邸で、第11回となる地域主権戦略会議を開催した。この日の会議では、地域主権改革の今後の進め方や出先機関改革について話し合われ、地域主権戦略会議の下に「アクション・プラン」推進委員会を設置することを決定した。《首相官邸》
2012 平成24年1月25日(水)
平成8418日目
【渡辺謙さん】ダボス会議でスピーチ
スイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)の42回目の年次総会(ダボス会議)が25日、東部ダボスで開幕した。主要議題の一つ、東日本大震災について、俳優の渡辺謙さん(52)が会合で英語でスピーチし、「絆」の大切さを強調した。会合後、渡辺さんは「俳優として何を訴えられるのかを考えた」と語った。
渡辺さんは「行き場を失った人々に残ったのは、人が人を救い、支え、寄り添う『絆』という文化だった」と聴衆に語りかけた。また、東京電力福島第1原発事故にも言及。人間にコントロールできないエネルギーからの脱却を訴えた。《共同通信》
2013 平成25年1月25日(金)
平成8784日目
【アルジェリア人質事件】9人が無言の帰国
政府日の丸を描いた白い翼が、異国で非業の死を遂げた日本人を故郷に運んだ。プラント建設大手「日揮」(横浜市)の駐在員らが犠牲となったアルジェリア人質事件で、日本人の生存者7人や死者9人の遺体を乗せた政府専用機が25日早朝、東京・羽田空港に到着。岸田文雄外相や日揮の川名浩一社長ら関係者が見守る中、遺体が納められたひつぎが順次搬出された。一方、生存者は機体に横付けされたワゴン車に乗り込み、家族らとの面会に向かった。《産経新聞》
【小沢一郎氏】「生活の党」代表に就任
生活の党は25日午前、東京都内で党大会を開き、新代表に小沢一郎衆院議員を選出した。小沢氏は「『国民の生活が第一』に基づいた大義を最後まで掲げ、参院選では今のむちゃくちゃな政治をさせてはならない」と決意表明した。党大会に先立って両院議員総会が開かれ、森ゆうこ前代表が小沢氏を新代表に推挙。その後の大会で、出席議員の拍手で小沢氏の代表選出が承認された。
党大会では原発を遅くとも2022年までに全廃することや消費増税廃止を柱とする党の基本政策も決定。「日本の政治、行政、経済、社会の仕組みを一新する」などとする党綱領も決めた。生活所属の国会議員は現在、衆院7人、参院8人の計15人。《朝日新聞》
2014 平成26年1月25日(土)
平成9149日目
【アクリフーズ農薬混入事件】契約社員の男を逮捕
水産大手マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」の群馬工場(群馬県大泉町)で製造された冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、群馬県警は25日、食品に農薬を混入したとして、同工場の契約社員、A容疑者(49)を偽計業務妨害容疑で逮捕した。
安全管理が徹底していたはずの食品工場で農薬が混入し、食の安全への信頼が損なわれた問題は、従業員による意図的な混入の疑いが強まり、新たな局面を迎えた。逮捕容疑は、昨年10月3日~7日、同工場内で4回にわたって冷凍食品に殺虫剤の農薬を混入し、同工場に商品の回収や操業停止などを余儀なくさせ業務を妨害したとしている。《毎日新聞》
【安倍晋三首相】インド・シン首相と会談
インドのシン首相は25日、安倍普三首相と会談し、両国の原子力協定をめぐる交渉がここ数カ月で加速しているとの認識を示した。シン首相は会談後「核エネルギーの平和的利用に関する協定に向けた交渉は、過去数カ月で加速している」と発言。安倍首相も「早期妥結に向け」交渉を続けることで合意したと表明した。原子力協定で合意が成立すれば、日系企業のインド市場参入が可能になる。《ロイター》
2015 平成27年1月25日(日)
平成9514日目
【大相撲初場所】千秋楽
大相撲初場所千秋楽は25日、東京・両国国技館で行われ、すでに史上単独最多33回目の優勝を決めている横綱・白鵬は結びの一番で横綱・鶴竜を寄り切りで下し、全勝で自身の快挙に花を添えた。
同じ横綱として一矢報いたい鶴竜との一番は1分を超える熱の入った相撲。右下手を取りながら、左上手が一枚で攻めあぐんだ白鵬だったが、最後は頭を鶴竜の胸に付けて寄り切った。全勝優勝は11回目。《スポニチ》
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「まあバカかと言われるかもしれませんが、、、強い男の裏には賢い女性がいると。そんな意味で賢い奥さんに感謝したいです。以上です」
2016 平成28年1月25日(月)
平成9879日目
【フジテレビ】不適切な日本地図で謝罪
フジテレビは25日、22日に放送した「ヒデ&ジュニアのニッポン超安全サミット~知って得する身近なキケン回避法教えます~」で、不適切な日本地図を使用したとして謝罪した。
放送では、日本各地の害獣や害虫から身を守ることをテーマにした部分で、日本地図を使用。放送終了後、四国の部分がオーストラリアになっている、とインターネット上で指摘され、話題になっていた。
フジは「確認不足により、不適切な日本地図を引用してしまいました。お詫び申し上げます。今後はこのようなことのないよう、チェック体制を強化して再発防止に努めてまいります」との文章を番組ホームページに掲載した。《スポーツ報知》
【菅義偉官房長官】「11ある沖縄の市の中で、9人の市長は知事と行動をともにしない」
菅義偉官房長官は25日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市の市長選で与党が推薦した現職の佐喜真淳氏(51)が再選したことを受け、同飛行場の移設に反対する翁長雄志知事が掲げる「オール沖縄」を「実態と大きくかけ離れている」と批判した。
理由について菅氏は「11ある沖縄の市の中で、(宜野湾市を含めて)9人の市長は知事と行動をともにしない。一目瞭然だ」と説明。「沖縄の基地負担軽減に政府を挙げて全力で取り組みたい」と述べた。《毎日新聞》
2017 平成29年1月25日(水)
平成10245日目
【大相撲・稀勢の里関】横綱昇進
大相撲の大関稀勢の里(30)=茨城県出身、田子ノ浦部屋=の第72代横綱昇進が25日午前、正式に決定した。日本相撲協会が東京都墨田区の両国国技館で大相撲春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議後に臨時理事会を開き、全会一致で決めた。1998年夏場所後の3代目若乃花以来、19年ぶりの日本出身横綱が誕生した。
相撲協会は春日野理事(元関脇栃乃和歌)と高田川審判委員(元関脇安芸乃島)を使者として東京都内のホテルに派遣し、昇進を伝達した。稀勢の里は「謹んでお受け致します。横綱の名に恥じぬよう精進致します」と力強く口上を述べた。《共同通信》
【米・トランプ大統領】メキシコ国境の壁建設を指示
トランプ米大統領は25日、不法移民の流入を阻止するため、メキシコ国境に壁を「直ちに建設する」と表明し、国境管理強化を指示する大統領令に署名した。不法移民の一部に就労許可を与えるなど寛大だったオバマ政権の政策を転換し、摘発を徹底。大規模な強制送還に乗り出す構えだ。《共同通信》
2018 平成30年1月25日(木)
平成10610日目
【日本列島】日本海側を中心に大雪
日本列島は25日、強い寒気と冬型の気圧配置の影響で、日本海側を中心に大雪となった。全国的に気温が平年を大きく下回り、沖縄・奄美を除きこの冬一番の寒さとなった。冬型の気圧配置は27日ごろまで続く見通しで、日本海側は猛吹雪や大雪に警戒が必要だ。
気象庁によると、北日本(北海道、東北)の上空約千メートルには氷点下36度以下の寒気が流れ込み、東日本、西日本にも強い寒気が入った。
北海道喜茂別町では最低気温が氷点下31・3度を記録して1月の観測記録を更新。東京都心も48年ぶりに氷点下4度まで下がった。最高気温も全国的に平年より5度前後低い所が多かった。《共同通信》
2019 平成31年1月25日(金)
平成10975日目
【大阪地裁】あおり運転に殺人罪
堺市で昨年7月、あおり運転で車をバイクに追突させ、男子大学生を死亡させたとして殺人罪に問われた無職A被告(40)の裁判員裁判で、大阪地裁堺支部は25日、殺人罪の成立を認め、懲役16年(求刑・懲役18年)の判決を言い渡した。安永武央裁判長は「怒りに身を任せ、後ろから一方的に衝突して落ち度のない被害者を殺害した。厳しい非難に値する」と述べた。あおり運転で殺人罪が認定されるのは異例。
判決によると、A被告は昨年7月2日夜、堺市南区の大阪府道で乗用車を運転中、大学4年Bさん(22)運転のバイクに追い抜かれたことに立腹。車線変更してバイクを追跡し、時速96~97キロで追突して転倒させ、殺害した。《読売新聞》
2020 令和2年1月25日(土)
令和270日目
【新型肺炎】中国、発症者1287人に
中国政府は25日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が中国本土で41人となり、発症者は1287人になったと発表した。重症者は237人に上る。感染者は欧州とオーストラリア、マレーシアでも初めて確認され、日本や香港などを含め、世界で1300人を超えた。中国は25日、観光地の臨時休業や行事の中止が相次ぐ異例の春節(旧正月)を迎えた。
中国政府は感染阻止のため厳戒態勢を敷き、伝統的な縁日「廟会」は中止となった。上海ディズニーランドも一時閉鎖された。
中国メディアは25日、湖北省武漢市の病院の医師が同日死亡したと報じた。新型肺炎の疑いがあるという。
2021 令和3年1月25日(月)
令和636日目
【COVID-19】菅首相、全国民分のワクチン確保へ「周到な準備進めている」
菅首相は25日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスのワクチンを巡り、「安全性、有効性に関わる正確な情報を提供することが国民の信頼を高める」と述べ、副反応や承認手続きに関する資料を速やかに公開する方針を示した。
首相は「ワクチンは感染対策の決め手となる。市町村と連携し、接種状況などを管理するシステムを構築していくなど周到な準備を進めている」と強調。今年前半までに全国民に必要な数量のワクチン確保を目指すと改めて主張した。《読売新聞》
2022 令和4年1月25日(火)
令和1001日目
【中国・習近平国家主席】IOC・バッハ会長と会談
中国の習近平国家主席は25日午後、北京市内で国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談した。中国国営中央テレビによると、習氏は2月4日に開幕する北京冬季五輪について「国際社会の支持を得ている」と述べた。米英などによる「外交的ボイコット」を意に介していないことを示す発言とみられる。
バッハ氏も北京五輪について「国際的な幅広い支持を得ている」と述べ、「国際社会もスポーツの政治問題化に反対している」と主張した。《産経新聞》