平成8784日目

2013/01/25

【小沢一郎氏】「生活の党」代表に就任

生活の党は25日午前、結党大会を東京都内の憲政記念館で開き、小沢一郎新代表を正式決定した。小沢氏は記者会見で「もう一度政権奪取を目指す」と表明。大会では「消費税増税の凍結」「2022年までの原発全廃」を掲げた基本政策も了承した。28日召集の通常国会前に新たな体制を整え、夏の参院選への準備を進める。

大会での就任あいさつで小沢氏は「衆院選で仲間を失い責任を感じている。思い悩んだが、非常な決意をもって代表の責任を果たす」と強調。参院選に関しては「自民、公明両党が議席を占めると、やりたい放題の政治が行われる」と述べ、参院での与党過半数の阻止を目指す考えを示した。《共同通信》

生活の党は25日午前、東京都内で党大会を開き、新代表に小沢一郎衆院議員を選出した。小沢氏は「『国民の生活が第一』に基づいた大義を最後まで掲げ、参院選では今のむちゃくちゃな政治をさせてはならない」と決意表明した。党大会に先立って両院議員総会が開かれ、森ゆうこ前代表が小沢氏を新代表に推挙。その後の大会で、出席議員の拍手で小沢氏の代表選出が承認された。

党大会では原発を遅くとも2022年までに全廃することや消費増税廃止を柱とする党の基本政策も決定。「日本の政治、行政、経済、社会の仕組みを一新する」などとする党綱領も決めた。生活所属の国会議員は現在、衆院7人、参院8人の計15人。《朝日新聞》




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【中国・習近平総書記】日中関係改善に意欲

1月25日のできごと(何の日)

中国共産党の習近平総書記は25日、公明党の山口那津男代表との会談で、日中関係改善に意欲を表明した。安倍晋三首相について「高く評価している」と強調。安倍政権は中国新体制トップの習氏が歩み寄りの姿勢を示したことを歓迎し、自民党の高村正彦副総裁の訪中計画を含めた政治対話を加速させる方針だ。

菅義偉官房長官は25日午後の記者会見で、習氏が日中首脳会談について「真剣に検討する」と述べたことを受けて、「日本にとっても首脳会談を実施するのはいいことだ」と述べた。《共同通信》

【アルジェリア人質事件】9人が無言の帰国

政府日の丸を描いた白い翼が、異国で非業の死を遂げた日本人を故郷に運んだ。プラント建設大手「日揮」(横浜市)の駐在員らが犠牲となったアルジェリア人質事件で、日本人の生存者7人や死者9人の遺体を乗せた政府専用機が25日早朝、東京・羽田空港に到着。岸田文雄外相や日揮の川名浩一社長ら関係者が見守る中、遺体が納められたひつぎが順次搬出された。一方、生存者は機体に横付けされたワゴン車に乗り込み、家族らとの面会に向かった。

午前7時過ぎ、朝日で白く光った滑走路に停止した政府専用機から、アルジェリアに派遣されていた鈴木俊一外務副大臣や、現地で安否確認活動の指揮を執っていた川名社長らが姿を見せた。タラップの下では、岸田外相や加藤勝信官房副長官ら政府関係者、本社で連日報道対応を続けてきた日揮の遠藤毅広報・IR部長らが出迎えた。

厳しい寒さの中、関係者はいずれも黒いスーツとネクタイ姿。防寒着を身につけず、厳粛な表情を浮かべ、白いシートにくるまれた9人分のひつぎの搬出作業を見守った。

すべてが機内から運び出されると、手に白い花束を持った岸田外相、川名社長ら政府や日揮の関係者らが整列。献花し、黙祷をささげた。空港作業員もヘルメットを脱いで頭を下げる。その後、ひつぎはレッカー車にひかれ、滑走路から運び出された。

一方、生存者はタラップに横付けされたワゴン車に乗り込み、家族らとの面会のため空港を離れた。乗り込む際には、タラップとワゴン車の間で関係者が黒い傘を開き、乗り込む際に生存者の顔が見えないようにするなどの措置も取られた。《産経新聞》

【安倍晋三首相】拉致問題「在任中に解決」

政府は25日午前、北朝鮮による日本人拉致問題解決に向け、全閣僚をメンバーとして組織強化を図った「拉致問題対策本部」の設置を閣議で決定、初会合を官邸で開いた。本部長に安倍晋三首相が就き、第2次安倍内閣全体で拉致問題解決を目指す。首相は「北朝鮮による拉致は未曽有の国家的犯罪行為だ。私が最高責任者であるうちに、きちんと解決したいと決意している」と表明した。

同時に「一刻も早く拉致被害者の生還を実現するため、拉致問題が最重要課題と認識し、取り組んでほしい」と指示した。

副本部長には岸田文雄外相、菅義偉官房長官、古屋圭司拉致問題担当相が就任。専任の事務局長も置く。《共同通信》



1月25日 その日のできごと(何の日)