令和270日目

2020/01/25

【新型肺炎】

中国、発症者1287人に

中国政府は25日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が中国本土で41人となり、発症者は1287人になったと発表した。重症者は237人に上る。感染者は欧州とオーストラリア、マレーシアでも初めて確認され、日本や香港などを含め、世界で1300人を超えた。中国は25日、観光地の臨時休業や行事の中止が相次ぐ異例の春節(旧正月)を迎えた。

中国政府は感染阻止のため厳戒態勢を敷き、伝統的な縁日「廟会」は中止となった。上海ディズニーランドも一時閉鎖された。

中国メディアは25日、湖北省武漢市の病院の医師が同日死亡したと報じた。新型肺炎の疑いがあるという。《共同通信》

中国、海外団体旅行を一時停止

新型コロナウイルスによる肺炎の発症者が拡大していることを受け、中国の旅行業界団体は25日、当局の指示に基づき27日から海外旅行を含む全ての団体旅行を一時停止すると発表した。航空券と宿泊を合わせた予約サービスも一時停止することで、国内外の個人旅行も一部制限する。

中国国内での団体旅行は24日に一時停止された。24日から春節(旧正月)の大型連休が始まったばかりで、日本への観光客にも影響が出そうだ。

中国共産党機関紙、人民日報によると、25日夜までに新型コロナウイルスによる肺炎の発症者は中国本土で1362人、死者は41人に上った。当局が原因不明の肺炎の発生を昨年末に公表してから1カ月足らずで1千人を超えた。

中国ではチベット自治区を除く全ての省・自治区・直轄市で発症者が出た。習近平国家主席は25日、共産党最高幹部の会議で「感染の蔓延が加速する深刻な情勢」にあると指摘。同会議は武漢市などの封鎖を行う湖北省に「さらに厳格な措置」をとるよう求めた。

これに関連し、米紙ウォールストリート・ジャーナルは25日、米政府が武漢在住の米国民や米外交官を退避させるためチャーター便を準備していると伝えた。

国内3例目を確認

厚生労働省は25日、18日に来日した中国湖北省武漢市在住の30代女性が新型コロナウイルスに感染し、肺炎を発症したと発表した。国内での確認は3例目。女性は発熱したが軽症だったため入院はせず、宿泊先のホテルに滞在し、外出を控えている。

一緒に来日した女性の子どもら3人や受診した医療機関のスタッフ、ホテルの従業員にせきや発熱などの症状は出ていない。これから症状が出る可能性もあるため経過を観察する。

女性は来日後の21日夜からせきと熱が出て、23日に東京都内の医療機関を受診。その後に国立感染症研究所(東京)などで検体を調べた結果、陽性と判定された。《共同通信》



【大相撲初場所】14日目

大相撲初場所14日目(25日・両国国技館)幕尻の徳勝龍が1敗で並んでいた正代との平幕対決を突き落としで制し、単独トップに立った。大関貴景勝が新関脇朝乃山に上手投げで敗れて3敗に後退したため、賜杯の行方はともに初優勝を目指す徳勝龍と正代に絞られた。朝乃山は9勝目。

千秋楽で徳勝龍が貴景勝に勝つか、負けても正代が御嶽海に敗れれば徳勝龍の優勝が決定。徳勝龍が負けて正代が勝つと優勝決定戦が行われる。

来場所の関脇転落が決まっている大関豪栄道は松鳳山に寄り倒され9敗目。関脇高安は栃ノ心を上手投げで下して5勝目を挙げた。

天皇、皇后両陛下と長女愛子さま(18)は25日、東京都墨田区の両国国技館を訪れ、大相撲初場所の取組を観戦された。両陛下の大相撲観戦は皇太子時代の2017年以来で、愛子さまの同行は約13年ぶりで3回目となった。

ご一家は幕内後半から2階の貴賓席で観戦。八角理事長(元横綱北勝海)の説明を聞きながら、結びまでの9番を観戦し、盛んに拍手を送った。

愛子さまは幼少時から相撲好きで、小学校入学前の06年9月と07年9月の場所を観戦。決着するたびに手元の取組表に勝敗を記入し、力士のしこ名や出身地なども覚えていたという。《共同通信》

【JR西日本】「ウエストエクスプレス銀河」公開

JR西日本は25日、大阪府吹田市の吹田総合車両所で、5月8日から運行する新しい長距離観光特急列車「ウエストエクスプレス銀河」を報道陣に初公開した。西日本の海や空をイメージした、紫を帯びた上品で落ち着いた青色「瑠璃紺」の外観が特徴。寝転がってくつろげる席などを設け、乗客がのびのびと過ごせるようにした。

6両編成の全席指定で、車両ごとに異なる仕様とした。グリーン車の個室や女性専用の席、車いすに対応した席がある。丸ごとフリースペースの車両もある。

9月までは京都駅や大阪駅と出雲市駅(島根県)を結ぶ夜行特急として運行。10月から大阪駅と下関駅(山口県)間を走る。《共同通信》

【京都市長選】れいわ・山本氏と共産・志位氏が応援演説

れいわ新選組の山本太郎代表と共産党の志位和夫委員長は25日、2月2日投開票の京都市長選で両党が推薦する新人候補の応援でそろって京都入りした。山本氏は演説で「多くの貧困を生み出しているのは今の政治だ」として与野党5党が相乗りで支援する現職候補を牽制(けんせい)。志位氏は「共産、れいわ、市民と力を合わせて頑張り抜く」と連携をアピールした。

山本氏は「中小・零細企業に厳しく、働く人々の首が締まっているのが今の京都の実態だ」と現職の市政運営を批判。「これを変えるには政治でやるしかない」と述べ、支持を訴えた。

志位氏も「(現職候補が掲げる)リニア中央新幹線誘致などに使うお金があるなら、暮らしに困っている市民のために使ってもらおう」と主張した。

志位氏は演説後、記者団に、首相主催の「桜を見る会」やカジノを含む統合型リゾート(IR)事業の問題に言及した上で「(安倍晋三政権は)全部逃げようとしているが、(京都市長選は)痛烈な審判になる」との認識を示した。

れいわと共闘する選挙戦に関しては「(両党の)相乗的な力が出ている」と強調した。

京都市長選は現職と、共産・れいわが推薦する新人のほか、元市議の新人が争う構図となっている。《産経新聞》

【自民党・石破茂元幹事長】CM規制を主張

自民党の石破茂元幹事長は25日、大阪市で開かれた党会合で講演し、憲法改正の是非を問う国民投票時に政党や団体が賛否を呼び掛けるCMに規制を設けるよう主張した。「金持ちの政党がばんばんCMを流せば勝っちゃう。金のある方が勝つ憲法改正はおかしい」と述べた。法規制と、放送事業者による自主規制のどちらを想定しているかは明確にしなかった。

現行の国民投票法は投票日の14日前から賛否の投票を促すCMを禁じている。立憲民主党などの野党は、CM規制の在り方を衆参両院の憲法審査会で先行議論するよう求めている。《共同通信》

【河野太郎防衛相】中東派遣の護衛艦視察

河野太郎防衛相は25日、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)を訪れ、中東海域に派遣される護衛艦「たかなみ」を視察した。出航を2月2日に控え、準備状況を確認するとともに、隊員や隊員の家族を激励。たかなみは2月下旬に活動海域に到着し、日本関係船舶の安全確保に向けた情報収集活動を始める予定だ。

視察後、河野氏は中東情勢について「緊張状態にあると認識しているが、これ以上エスカレートすることはないと思う。日本の原油の9割を依存する海域なので、情報収集活動により日本経済の生命線をしっかり維持したい」と記者団に述べた。《共同通信》



1月25日のできごと