平成9514日目

2015/01/25

この日のできごと(何の日)

【米印首脳会談】

オバマ米大統領は25日、インドを訪問しニューデリーでモディ首相と首脳会談し、米企業によるインドでの原発建設を可能にするための協力で合意した。海洋進出を続ける中国を念頭に、アジア太平洋とインド洋地域の安定へ連携することでも一致した。

温室効果ガスの削減に向けて双方が努力することも確認した。オバマ氏のインド訪問は2010年に続き2回目で、米大統領が在任中にインドを複数回訪れるのは初めて。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【大相撲初場所】千秋楽

大相撲初場所千秋楽(25日・両国国技館)単独史上最多となる33度目の優勝を決めていた白鵬は、鶴竜との横綱対決を寄り切りで制し、一昨年夏場所以来の15戦全勝を果たした。11度目の全勝優勝で、自身の持つ最多記録を一つ更新した。鶴竜は10勝5敗だった。

豪栄道は大関同士の対戦で琴奨菊を寄り倒し、13日目からの3連勝で勝ち越して初のかど番を脱出した。琴奨菊は9勝止まり。横綱日馬富士は大関稀勢の里を一方的に押し倒し、2人とも11勝4敗だった。

小結栃煌山は負け越し。関脇逸ノ城は9敗目を喫した。照ノ富士が玉鷲を退けて勝ち越し、初の三賞となる敢闘賞に輝いた。十両優勝の北太樹は敗れ、13勝2敗だった。《共同通信》

【中舘英二騎手】引退式

中舘英二騎手(49)の引退式が25日、全レース終了後に中山競馬場のウイナーズサークルで行われた。「ありがとう、ナカダテ」とファンの声が飛び、中舘は「勝ったレースより、負けたレースの思い出がいっぱい。でも、いい騎手人生でした」とあいさつした。

「逃げの中舘」と呼ばれた同騎手は1984年にデビュー。JRA通算1823勝、G1の3勝を含む重賞30勝を挙げた。3月に調教師として開業する予定。《共同通信》

【大阪国際女子マラソン】

世界陸上選手権(8月・北京)の代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンは25日、大阪市のヤンマースタジアム長居発着で行われ、31歳のタチアナ・ガメラ(ウクライナ)が2時間22分9秒で制し、1998~2000年のリディア・シモン(ルーマニア)に次ぐ2人目の3連覇を達成した。ロンドン五輪代表で27歳の重友梨佐(天満屋)が2時間26分39秒で日本勢最高の3位に入った。

エレナ・プロコプツカ(ラトビア)が2時間24分7秒で2位に入り、4位は渡辺裕子(エディオン)。初マラソンの城戸智恵子(キヤノンAC九州)が5位と健闘し、野尻あずさ(ヒラツカ・リース)は16位だった。《共同通信》

【高知県宿毛市】95歳夫、88歳妻を杖で殴り殺害

88歳の妻を杖で殴ったとして、高知県警宿毛署は25日、宿毛市のT容疑者(95)を傷害容疑で現行犯逮捕し、発表した。妻は病院に搬送され、約1時間後に死亡した。

署によると、T容疑者は25日正午ごろ、自宅1階の居間で妻のSさんの頭を木製の杖で複数回殴った疑いがある。Sさんが動かなくなっため、2階にいた息子が119番通報した。T容疑者は「妻が浮気していると思い、口論になった。腹が立ったので後頭部を2~3回、杖で殴った」と容疑を認めているという。《朝日新聞》

【政府】熊本で地方創生フォーラム

政府主催の2回目の「地方創生フォーラム」が25日、熊本市内のホテルで開かれ、九州・沖縄の各地で活動する団体や企業の関係者が地域活性化について意見交換した。

石破茂地方創生担当相は講演で「地方創生を実現しなければ、この国の将来は極めて厳しいものになる。全ての方々に参加してほしい」と訴えた。

鹿児島県鹿屋市にある、やねだん(柳谷集落)自治公民館の豊重哲郎館長は焼酎づくりなどによる自主財源が活動に不可欠と指摘。NPO法人島の風(沖縄県伊是名村)の納戸義彦理事長は古民家を活用した観光客誘致を紹介した。《共同通信》

【皇太子殿下】サウジへ出発

皇太子さまは25日、23日に死去したサウジアラビアのアブドラ国王の弔問のため、羽田発の政府専用機で同国の首都リヤドへ向けて出発された。政府特使の福田康夫元首相も同乗した。宮内庁によると、皇太子さまは王宮を訪れ、王室関係者に弔意を示される。ご滞在は約6時間で、26日午後に帰国される予定。《産経新聞》

【佐賀県嘉瀬町】太平洋横断を目指すガス気球が離陸

佐賀から太平洋を横断し、北米大陸を目指すガス気球が25日早朝、佐賀市嘉瀬町の市防災ステーションを飛び立った。5日程度で約9600キロ離れた米国中 西部ニューメキシコ州まで飛行する計画。成功すればガス気球による世界最長飛行距離と時間(8382・54キロ、84時間31分)の記録更新となる。《佐賀新聞》

【大阪府警】交際相手を殺害した25歳巡査長を逮捕

大阪市内のマンションで女性を殺害したとして、大阪府警は25日、阿倍野署地域課の巡査長、M容疑者(26)=大阪府寝屋川市=を殺人容疑で逮捕し、発表した。府警によると、女性はM容疑者の交際相手で、「別れ話がもつれ、カッとなって殺した」と供述しているという。《朝日新聞》

【1.25国会ヒューマンチェーン】

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画に反対する集会が25日、国会周辺であった。平和団体などでつくる実行委員会の呼びかけで約7千人(主催者発表)が集まり、手をつないで国会議事堂を囲む「人間の鎖」をつくった。《朝日新聞》

【山梨県知事選】後藤斎氏が初当選

任期満了に伴う山梨県知事選は25日投開票され、無所属新人の元民主党衆院議員後藤斎氏(57)=自民、民主、公明推薦=が、共産党の党県委員長花田仁氏(53)と無所属の元小学校教諭林祥三氏(67)の新人2人を破り、初当選を果たした。投票率は41・85%で過去最低。

自民党は独自候補の擁立が不調に終わり、後藤氏に相乗りを決めた。維新の党県総支部の支持も受けた後藤氏は、昨年84万人を割った人口を100万人に増やす構想を提唱した。

後藤氏は甲府市内の事務所で「任期の4年間に必ず山梨を再生し、全国そしてアジア全体にアピールしていきたい」と決意を述べた。《共同通信》

【ナイジェリア】ボコ・ハラムが州都襲撃

ナイジェリア北東部ボルノ州で25日、イスラム過激派ボコ・ハラムとみられる武装集団が州都マイドゥグリを襲撃し、政府軍と大規模な戦闘になった。フランス公共ラジオなどが伝えた。双方に死傷者が出ているもよう。軍は戦闘機を出動させ、市内には外出禁止令が出されたという。

ロイター通信は治安当局者の話として、政府軍が武装集団を撃退したと伝えた。

ボコ・ハラムは北東部の町や村の襲撃やテロ、拉致を繰り返し、勢力を拡大しているが、マイドゥグリは政府軍が防衛していた。人口80万人以上のマイドゥグリが陥落すれば、北東部のボコ・ハラムの実効支配が加速する恐れも。《共同通信》

【国連安保理】湯川さんの「殺害」非難

国連安全保障理事会は25日、「湯川遥菜さんが(過激派の)イスラム国に殺害されたとみられることは遺憾であり強く非難する。安保理は後藤健二さんの即時解放を要求する」との報道声明を発表した。

声明は、すべての国連加盟国が日本など関係国に協力し、国際法と、テロに反対するこれまでの安保理決議に基づき、湯川さんらに危害を加えた者の責任を追及し、処罰しなければならないとしている。

声明はさらに、安保理として湯川さんの親族と日本政府に対する「深い同情」を表している。《共同通信》

【ウクライナ情勢】米長官、ロシア外相と電話協議

ケリー米国務長官は25日、ロシアのラブロフ外相と電話で協議し、ウクライナ東部マリウポリで24日に親ロシア派がミサイルで民間人を攻撃したとあらためて非難した。ロシアが事態を放置して、こうした攻撃が続けば「ロシアの払う代償が増えるだけだ」として、対ロ追加制裁をちらつかせた。

国務省によるとケリー長官は、親ロ派による一連の攻撃は「あからさまな停戦合意違反」だと指摘し、即時停戦と重火器の撤収の必要性を訴えた。《共同通信》

【フィリピン】警察部隊30人死亡−イスラム勢力と交戦

フィリピン南部ミンダナオ島で25日、反政府イスラム武装勢力バンサモロ・イスラム自由戦士(BIFF)と警察の特殊部隊が交戦し、警察側の少なくとも30人が死亡した。警察当局が明らかにした。

交戦があったのはマギンダナオ州ママサパノで、逮捕状が出ていた人物の拘束に向けて動いていた警察の特殊部隊と、銃撃戦になった。2002年にインドネシア・バリ島でテロ事件を起こした東南アジアのイスラム過激派「ジェマ・イスラミア(JI)」の幹部を警察が追跡していたとの情報もある。

BIFFは、昨年フィリピン政府と包括和平に合意した最大のイスラム勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)から分派。包括和平を認めておらず、政府との間で交戦を繰り返している。《共同通信》

【エジプト】反政府デモ

エジプトで2011年のムバラク政権打倒につながる反政府デモが始まった「革命記念日」の25日、13年のクーデターで追放されたモルシ元大統領の支持者らが各地で一斉に抗議デモを行った。ロイター通信によると、治安当局との衝突などで少なくとも15人が死亡した。

モルシ氏を追放した軍出身のシシ大統領は治安の安定を重視し、強権体制を復活させる中、モルシ派を中心にくすぶっていた不満が噴出した形。

この日は首都カイロのタハリール広場などが封鎖され、治安部隊が厳戒態勢を敷いた。モルシ氏の支持者や革命を主導した若者の勢力が小規模なデモを繰り返した。《共同通信》



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