カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年12月7日(日) 米・クリントン大統領、核戦略を見直し

    平成3256日目

    1997/12/07

    この日のできごと(何の日)

    【米・クリントン大統領】核戦略を見直し

    7日付の米紙ワシントン・ポストによると、クリントン米大統領は、従来の米国の核戦略を16年ぶりに転換し、米国の保有する核兵器は米国や同盟国の攻撃抑止に必要なだけの戦力に限定することを決め、国防総省と統合参謀本部に新たな核軍事戦略を構築するよう命令した。

    1981年に発足したレーガン政権以来維持されてきた、旧ソ連など敵対する核大国との持久核戦争に勝ち抜くことを想定した冷戦期の戦略を見直すもの。新戦略は報復攻撃を強調することで米国に対する攻撃抑止を目指す方向に大きく修正され、米政府高官によると、米国は今後一層の核兵器削減に踏み切ることができるという。《共同通信》

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    【ゴルフ・丸山茂樹選手】今季4勝目

    日本シリーズ日立カップ最終日(7日・東京よみうりCC=6983ヤード、パー71)混戦の中から、丸山茂樹が抜け出し、通算16アンダー、268で初優勝、賞金3000万円を獲得した。今季4勝目で、日本プロ、日本プロマッチプレーに続く、三つ目の日本タイトルとなった。通算は7勝目。獲得賞金は1億5177万6500円になり、ランク2位以上を確定した。

    丸山は風邪の影響で体調を崩し前半はイーブンパーで、スコアが伸びなかったが、後半4バーディーを奪いこの日67。2位は65の猛追をした尾崎健夫で、2打差の270。クレイグ・パリー(豪州)とエドアルド・エレラ(コロンビア)が3位を分けた。《共同通信》

    【福岡国際マラソン】

    福岡国際マラソンは7日、福岡市の平和台陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースに外国招待選手9人を含む117人が参加して行われ、アトランタ五輪王者のジョサイア・チュグワネ(南アフリカ)が大会新の2時間7分5秒で初優勝した。

    優勝タイムは今年の世界ランク2位、世界歴代でも10位の好タイム。雨に見舞われたが、チュグワネは20キロ地点でスパートし、後続を一気に引き離した。2位は早田俊幸(アラコ)。2時間8分7秒は日本人選手が国内で出した最高タイムで、日本歴代でも4位に相当する好記録。3位には2時間8分47秒で佐保希(旭化成)が食い込んだ。《共同通信》

    【平安高・川口知哉投手】オリックスと仮契約

    オリックスがドラフト1位指名した京都・平安高の川口知哉投手(18)=184センチ、76キロ、左投げ左打ち=の入団が7日、決まった。京都市下京区の同校を三輪田編成部長らが訪れて交渉し、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸840万円で仮契約を結んだ。背番号は既に「16」に決まっている。

    川口は「はんこを押して、オリックスの選手なんだという気持ちが強くなった。キャンプまでにしっかり練習できるように、下半身を中心に走って鍛えたい」と抱負を話し、三輪田編成部長も「将来のエース候補なので重大な責任がかかる。一流の選手に育てたい」と、あらためて大きな期待を寄せた。《共同通信》

    【カンボジア】反政府デモに1万人

    カンボジアの首都プノンペンで7日、野党クメール国民党のサム・レンシ−党首が反政府デモを行い、市民や僧りょら約1万人が参加した。1993年の新生カンボジア誕生後、最大規模のデモ行進で、来年5月の総選挙を控え、支配力を強めていたフン・セン第二首相に対する市民の反発が予想外に大きいことを示した。《共同通信》

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    12月7日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年12月6日(土) 安房トンネル供用開始

    平成3255日目

    1997/12/06

    この日のできごと(何の日)

    【安房トンネル】供用開始

    岐阜・長野県境の通年通行を実現する中部縦貫自動車道安房トンネルの開通式は6日、岐阜県上宝村平湯で行われ、午後3時から一般供用が開始された。着工から17年、火山地帯を貫く「世紀の難工事」の末に完成したトンネルは、富山ー東京間を最短距離で結び、将来の石川ー首都圏4時間構想も前進させるとあって、式典では石川県関係者からも観光、物流など経済波及効果を期待する声が相次いだ。

    中部縦貫道安房トンネルは全長4370メートルの安房トンネルと同383メートルの湯の平トンネルで構成する6300メートルの地域高規格道路で、長野県安曇村と岐阜県上宝村を結ぶ。総事業費は約860億円。岐阜ー長野間の国道158号安房峠越えの時間を従来の30分から5分に短縮し、積雪期も通行可能になった。

    岐阜県側の湯の平トンネル内で開かれた開通式には関係者ら約700人が出席し、瓦力建設相が「アルプスの土手っ腹に穴をあけるという夢のような話が実現した。飛騨、信州、北陸の交流が促進し、21世紀の均衡ある発展が期待できる」とあいさつ。来賓の藤井孝男運輸相、吉村午良長野、梶原拓岐阜、中沖豊富山の各知事、石川県関係者では沓掛哲男参院議員が祝辞を述べた。

    飛脚姿のボランティアランナーが東京からリレー形式で橋本龍太郎首相のメッセージを届け、テープカット、くす玉割りで悲願達成を祝った。この後、関係者は長野県側までパレードし、祝賀会に臨んだ。

    安房トンネルの開通により、富山から主要幹線道路を経て東京まで通年通行できるようになった。さらに今後、小松市と岐阜県白川村を結ぶ加賀飛騨トンネルが開通すれば、一気に石川東京間を4時間で結ぶことも可能となる。安房トンネルの通行料金は普通車片道750円、大型車1250円などとなっている。《北國新聞》

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    【慶応大・高橋由伸外野手】巨人と仮契約

    巨人がドラフト1位指名した慶大の高橋由伸外野手(22)=181センチ、79キロ、右投げ左打ち=の入団が6日、決まった。東京都内のホテルで末次利光スカウト部長が交渉し、契約金1億円、出来高払い契約金5000万円、年俸1300万円で仮契約を結んだ。背番号は24に決まった。

    ことしのドラフト会議の目玉だった高橋は巨人を逆指名したこともあって、この日の話し合いは未定だった背番号に終始。高橋は会見で「空いている中から選んだ。今まで着けていた人の印象があるが、早く自分の番号にしたい」と話した。この後、別のホテルで長嶋茂雄監督とも対面し「技に磨きをかけ、高いレベルでやってもらいたい」と激励を受けた。《共同通信》

    【Jリーグ・チャンピオンシップ】第1戦

    サッカーJリーグの年度王者を決めるサントリー・チャンピオンシップのジュビロ磐田―鹿島アントラーズ第1戦が6日、ジュビロ磐田スタジアムで行われ、磐田が延長後半のVゴールで3−2と完勝した。

    第2ステージを制した磐田は中山の2ゴールで2−0とリードしたが、後半17分にビスマルク、さらに43分にはマジーニョにゴールを奪われた。延長戦ではともにチャンスをものにできない展開が続いたが、延長後半14分、磐田の清水がゴールし、接戦に決着をつけた。第2戦は13日、カシマスタジアムで行われる。《共同通信》

    【ロシア】軍輸送機が住宅地に墜落

    ロシア東シベリアのイルクーツクで6日午後2時45分ごろ、空軍輸送機アントノフ124が離陸直後に住宅地に墜落、炎上した。非常事態省やインタファクス通信などによると乗っていた23人全員が死亡したほか、住民約100人が死亡したもようで、乗員らと合わせ120人前後が犠牲になった恐れが強まっている。負傷者も多数出ている。現場からは23遺体が搬出された。

    航空機の墜落で住民が巻き添えになった事故としては過去最大級の惨事となる可能性も出てきた。

    同機は近郊の航空機生産工場内の飛行場から戦闘機スホイ27二機を積み込んでウラジオストクに向けて飛び立った後、25秒ほどで墜落。住宅地の建物に接触しながら、4階建てのアパートに激突、炎上した。アパートは全壊、入居していた64世帯、約200人をはじめ、付近住民の安否が気遣われている。《共同通信》

    【インド】3カ所で列車爆破

    インド南部のタミルナド州とケララ州の3カ所で6日早朝、列車が相次いで爆破された。インド南部鉄道管理局は、爆発で計8人が死亡、48人が重傷を負ったと発表した。PTI通信は、70人近い負傷者が出たと報じている。

    この日は、1992年12月6日に北部ウッタルプラデシュ州のアヨドヤで起きたヒンズー教徒とイスラム教徒との大規模な衝突事件から5周年に当たる。 タミルナド州警察当局は、宗教過激派によるテロがあり得るとみて、5日に州内各地の活動家ら約5000人を予防拘束して警戒を強めていた。

    PTI通信によると、同日午前5時(日本時間同8時半)すぎ、タミルナド州の州都チェンナイ(旧マドラス)の南西約360キロにあるティルチラパリ駅構内に停車中の列車内で爆発があり、女性2人と子ども1人を含む4人が死亡。ほぼ同時刻ごろ、ティルチラパリの北西約120キロのエロードでも列車内で爆弾が爆発、2人が死亡した。

    さらにエロードの南西約190キロのケララ州トリチュールでは、列車内の爆発で2人が死亡した。

    アヨドヤ事件は、同地にあるモスクがヒンズー教の伝説の聖地の上に建てられていると主張するヒンズー教徒の過激派がモスクを破壊、これに怒ったイスラム教徒との間で流血の抗争に発展した。抗争はインド全土に広がり、約3000人が死亡したといわれる。《共同通信》

    【台湾・李登輝総統】対中政策「忍耐強く」

    台湾の李登輝総統は六日、対中政策の諮問機関である国家統一委員会の全体会議で演説、「『急がず忍耐強く』が現時点での(中台)両岸交流の原則だ」と述べ、対中投資などを慎重に進めるべきだとの従来の対中政策を再確認した。

    一方で「中断している双方の協議を早く再開すべきだ」とも表明、李総統の訪米を理由に1995年6月に中国側がキャンセルしたまま中断してい双方の交流窓口機関の定期協議再開を中国に呼び掛けた。

    対中政策の現状維持を訴えた李総統の演説は、「独立した主権国家」としての台湾の地位を内外に再認識させ、香港返還や対米改善を背景に台湾への統一攻勢を強めつつある中国に対抗するのが狙い。《共同通信》

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    12月6日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年12月5日(金) オウム真理教・松本智津夫被告、第60回公判

    平成3254日目

    1997/12/05

    この日のできごと(何の日)

    【オウム真理教・松本智津夫被告】第60回公判

    オウム真理教松本智津夫被告(42)=教祖名麻原彰晃=の第60回公判が5日、東京地裁(阿部文洋裁判長)で開かれ、元幹部早川紀代秀被告(48)は坂本堤弁護士一家殺害事件に先立ち、教団を批判した坂本さんらのインタビューの放映中止をTBSに求めた経緯などを証言した。 交渉前には教団側の反論を放映させる案も検討されたが、松本被告は「それは駄目だ」と放映中止にこだわり、許さなかったという。 早川被告はこのほか、一家3人の遺体を静岡県富士宮市の教団施設の床下に埋める提案があったという元幹部岡崎一明被告(37)の供述について「(修行中に死亡した信者)Mさんの遺体をどうするか話し合った際と記憶を混同している」と指摘した。 また、遺体を埋めた後、松本被告から教団施設に呼び戻された状況なども証言。実行グループ6人のうち、犯行時に手袋を忘れた早川被告や坂本さん宅にプルシャ(教団バッジ)を落とした元幹部中川智正被告(35)ら3人に対し、松本被告は「ドジな3人はすぐ帰れ」と厳しくしかったという。

    いずれも前日に続く国選弁護団の反対尋問(5回目)に答えた。早川被告は入廷直後、松本被告をじっと見詰め、小さく頭を下げた。「いまも信じている部分が転「ある」と証言してきた複雑い」な心境をうかがわせた。 松本被告は記憶の混同を指摘した証言に「みんなそうしてください」とつぶやくなどいつも通り英語交じりの独り言を繰り返した。《共同通信》

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    【与党3党首】与党体制継続を確認

    橋本龍太郎首相(自民党総裁)、土井たか子社民党党首、堂本暁子さきがけ議員団座長の3党首は5日午後、国会内で会談し、平成10年度予算案編成に加え、政府の行政改革会議の最終報告に基づく行革関連の法案化作業にも自社さ3党体制で臨むことを確認した。

    首相は(1)省庁再編推進基本法案を次期通常国会中の来年3月までに提出(2)各省庁の設置法案を11年の通常国会に提出–と説明。土井氏が3党の意見を反映させるため「設置法案提出までの与党協議継続」を提案し、首相も「ぜひお願いします」と快諾した。

    土井氏が設置法案提出までの与党協議を求めたことは、社民党内のほか各党の路線論議にも影響を与えそうだ。《共同通信》

    【菅直人氏、羽田孜氏、細川護熙氏】政党連合を年内結成

    民主党の菅直人代表と太陽党の羽田孜党首、細川護煕元首相が5日、都内で会談し、来年夏の参院選や次期衆院選の選挙協力を行うため、非自民、非共産の「緩やかな政党連合」の年内結成を目指すことで合意した。

    将来的には菅氏が提唱する首相候補を統一した選挙連合「日本版オリーブの木」を模索するとみられる。来年1月召集の通常国会前に目指していた民主、太陽両党と民改連、無所属クラブによる統一会派の結成は、民主党内に異論が強いため断念した。今後はこの政党連合の下で、民主党を除く各党派の統一会派結成が検討される方向だ。

    細川氏と民主党の鳩山由紀夫、太陽党の畑英次郎両幹事長らは、政権奪取目指して先月発足させた懇談会を政党連合の準備委員会と位置付け、来週中に会合を開いて具体化に向けた作業に入る。

    政党連合は「分権主義」などの政策、理念を旗印とする方針。新進党にも党首選の結果にかかわりなく広く参加を呼び掛けるべきだとの意見が強く、当初の「小沢一郎党首抜き」の色彩は薄まりそうだ。このほか社民党、新党さきがけ、参院の公明にも参加を呼び掛ける。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・5日の自民党行革推進本部の会合で行革会議最終報告を説明した小里貞利総務庁長官は「党から貴重な提言をいただいた」と低姿勢で切り出した。だが新省庁の名称に不満を持つ出席者から「雇用福祉省から労働福祉省への名称変更は(かつて労相をやっていた小里氏が)勝手に決めた」と批判されると、「何を言っている」とぷっつん。「会議で決めたんだ」と大声で言い返し、押しとどめようとする武藤嘉文本部長からマイクを取り上げもみ合いになる場面も。「勝手に決めたんじゃない。各党の意見を入れて決めたんだ」と憤まんやるかたない様子。

    ○・・・この日の自民党総務会、昼食が用意されているのを知った亀井静香前建設相は「随分待遇がいいなあ。きょうは早く終わらせよう」、江藤隆美元総務庁長官も「私は食事が出た時は縷々言わないことにしている」と続けた。結局、このところうるさがたの発言が相次ぎ平均2時間かかっていた総務会は、現メンバーで最短の実質15分で終了。行革も一区切りがつきつかの間の休戦ムードだったが、気を良くした森喜朗総務会長は「毎回昼食を出さないといけないな」。《共同通信》

    【土井隆雄宇宙飛行士】地球へ帰還

    日本人宇宙飛行士、土井隆雄さん(43)の乗った米スペースシャトル「コロンビア」は米東部時間5日午前7時20分、米航空宇宙局ケネディ宇宙センターに無事帰還した。日本の宇宙飛行士第一期生に選ばれてから12年後の初飛行で日本人初の船外活動に挑んだ位土井さんは衛星回収という予定外の難しい作業に成功。2度の船外活動でクレーンやロボットカメラの機能を確かめ、来年始まる国際宇宙基地の建設に向けて大きな成果を挙げた。

    コロンビアから降りた土井さんは日本語で「本当に素晴らしいミッション(任務)を送ることができた。応援ありがとう」と元気に手を振った。

    コロンビアは11月19日に打ち上げられた。飛行時間は15日と16時間34分で向井千秋さん(45)の飛行時間を約22時間上回り、土井さんは日本人の宇宙滞在記録を更新した。飛行距離は約1000万キロ、地球を252周した。《共同通信》

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    12月5日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年12月4日(木) サッカーW杯・組み合わせ抽選会

    平成3253日目

    1997/12/04

    この日のできごと(何の日)

    【サッカーW杯】日本代表、初戦はアルゼンチン

    サッカーの1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会の組み合わせ抽選会は4日、マルセイユ(フランス)のベロドローム競技場で行われ、初出場の日本は一次リーグで、76、86年大会と優勝二度を誇るシード国アルゼンチン、初出場ながら強豪のクロアチア、やはり初出場のジャマイカと同じH組に入った。

    日本の初戦は来年6月14日午後5時半(日本時間15日午前0時半)からトゥールーズでアルゼンチンと、2試合目は20日の同時刻からナントでクロアチアと、一次リーグ最終戦は26日午後4時(同11時)からリヨンでジャマイカと対戦する。

    6月10日から7月12日までの大会には史上最多の32チームが参加。一次リーグは4チームずつの8組で行われ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。サンドニでの開幕戦は、前回優勝のブラジルースコットランドとなった。

    抽選会は、国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター事務局長を進行役に行われた。ブラジルや開催国フランスなどシード8カ国をまず振り分け、次にアフリカ・北中米カリブ海、欧州、アジア・南米の順に各国を振り分けた。アジア・南米グループの抽選では、同じ組に南米2チームが入るのを避けるため、アジアで最初に引かれた日本がアルゼンチンと同じ組に入った。《共同通信》

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    【政府】「省庁再編準備委員会」を設置へ

    政府は4日午前の臨時閣議で、中央省庁を1府12省庁に再編することなどを柱とした行政改革会議(会長・橋本龍太郎首相)の最終報告を最大限尊重し、直ちに再編の準備態勢に入るとの対処方針を決定した。

    併せて来春の省庁再編推進基本法案の国会提出に向け、首相を委員長に全閣僚をメンバーとする「中央省庁再編準備委員会」を設置。同法案成立後の「遅くとも5年以内、できれば2001年1月1日に新体制に移行開始を目指す」との政府声明も決定した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は行政改革会議の最終報告から一夜明けた4日朝、記者団から「よく眠れたか」と聞かれると「あんまり眠らなかった」とポツリ。ところが記者団が重ねて最終報告について尋ねると「あっ、そっちの話かい。国際通貨基金(IMF)の話かと思った。それだったらよく眠れたよ」と修正、どうやら韓国の金融危機に対するIMF融資が3日夜に決まり、その対応でゆっくり眠れなかったようだ。大蔵省の財政・金融分離問題で紛糾した前日までは終始むっつりしていたが、行革がヤマを越え、緊張感を失った様子。

    ○・・・民主党の菅直人代表はこの日の代議士会で、自民党が市民活動促進法案(NPO法案)などの参院審議で、平成会と民主党に違う説明をしていると指摘、「野党共闘を分断するもの」と批判した。さらに「参院自民党には『尊師』と呼ばれる方がいるが、『尊師』なら一つのことを民主党にも他党にも言い続けてほしい」と参院自民党の村上正邦幹事長を皮肉った。一連のオウム真理教事件を想起してか、会場から「それじゃ詐欺師だ」とヤジが飛び爆笑。管氏も「そうでなければ詐欺師か二枚舌になる」と締めくくったが、村上氏への憤りは納まらない。《共同通信》

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    12月4日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年12月3日(水) 行政改革会議・省庁再編で最終報告決定

    平成3252日目

    1997/12/03

    この日のできごと(何の日)

    【行政改革会議】省庁再編で最終報告決定

    政府の行政改革会議(会長・橋本龍太郎首相)は3日夕、首相官邸で会合を開き、国の行政組織を現在の22府省庁体制(国家公安委員会を含む)から1府12省庁(同)に再編成することを柱とする最終報告書を決定した。

    大蔵省の名称は首相の判断で「財務省」に変更。与党3党の協議で来年1月の通常国会召集まで決着が先送りされた大蔵省の財政、金融分離問題は「金融破たん処理、金融危機管理に関する企画立案は今後検討」とした。与党合意を踏まえ、防衛庁の「省」格上げ防衛施設庁の防衛庁内局化は見送った。

    このほか①郵政3事業の5年後の「郵政公社」移行②行政組織の効率化を目指した独立行政法人(日本型エージェンシー)制度の創設を確認。政府は来春に「省庁再編推進基本法案」(仮称)を国会に提出、平成13年1月からの新体制移行を目指す。

    政府は4日午前の臨時閣議で、最終報告を最大限尊重し、直ちに再編の増備に入る方針を決定。年内に「行政改革大綱」(同)を閣議決定するとともに、首相を委員長に全閣僚で構成する「中央省庁等再編準備委員会」を内閣に設置し、基本法成立後に「改革推進本部」に衣替えする。

    1府12省庁の新体制は自治、郵政両省と総務庁を一元化する「総務省」、建設、運輸、国土、北海道開発の各省庁を統合した「国土交通省」、通産省の機能を引継ぐ「経済産業省」、現在の環境庁に森林行政の一部などをする「環境省」など。「内閣府」は内閣官房と並ぶ首相の補佐組織で、各省の総合調整を担うほか「経済財政諮問会議」などを設置して沖縄対策、北方対策の担当相を置く。

    郵政公社は職員身分を国家公務員とし、独立採算制を基本に企業的な組織運営を目指すのが特徴だ。同時に①大蔵省資金運用部への預託廃止、完全自主運用②郵便事業への民間企業の参入に向けた具体的条件の検討―を明記した。

    3事業は、13年の再編時には総務省外局の「郵政事業庁」に移管。公社化は15年となる。独立行政法人は国の実施部門を企画立案部門から分離し、経営の効率化を図るのが目的。職員身分は国家公務員型と非公務員型の二類型をつくる。

    内閣機能強化策では、閣議での首相の基本方針発議一権を明確化す内閣法改正などが柱となっている。《共同通信》

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    【政界談話室】

    ○・・・新党さきがけの武村正義元代表はこの日、大蔵省の財政・金融分離問題が先送りになったことについて「(さきがけの主張する)完全分離の方向に大きく流れが向きつつあると見ている」と強気の分析。先送りの期限がさきがけの主張する年末から来年の通常国会召集時まで延びたことを記者団に聞かれると「自民党は3月までと言っていたのだから(逆に期限が)前倒しになったとともとらえることはできる」と反論。まるで譲歩したのは自民党と言わんばかり。

    ○・・・村岡兼造官房長官は3日午後の記者会見で、政府与党の財政構造改革会議の企画委員会が旧国鉄債務処理の財源としてたばこ税の引き上げ方針を固めたことに関し「会議は途中で抜けた。座長から(増税の)提案があったが、了承されたとは聞いていない」と、あいまいな答え。記者団が「増税なき財政再建の方針と矛盾しないか」とただしたが「まだ税調がある」。午前中も、大蔵省の財政・金融分離問題について「与党協議はもう終わったんですか」と記者に逆質問し、内閣のスポークスマン役を忘れて、都合の悪い質問にはほおかぶり。《共同通信》

    【小渕恵三外相】地雷禁輸へ合意づくり

    小渕恵三外相は3日午後(日本時間4日朝)、オタワで開かれた対人地雷全面禁止条約の調印式で演説、同条約の実効性を確保するため、来年1月から始まるジュネーブ軍縮会議での米国、中国、インドなど条約未調印の国を含めた新たな対人地雷禁止条約交渉の早期開催のその第一段階として「地雷の輸出禁止」に向けた関係国の合意づくりを目指す決意を表明した。

    外相はこの後、日本政府を代表して同条約に調印した。調印は条約交渉を中心となって進めたカナダなど3カ国から順次進められており、同夕までに日本を含めイギリス、フランスなど82カ国が調印、最終的に125カ国に達するとみられる。

    外相は演説で、地雷被害者をなくすための「犠牲者ゼロ・プログラム」と名付けた活動を展開し、「21世紀のできるだけ早期」に実現を図る考えを強調。

    対人地雷除去活動や地雷機牲者への支援策として①地雷除去関連機材や技術の供与②被害者の義肢製作、職業訓練などの技術協力③被害者の医療、リハビリ施設、機材の供与–などに充てるため「今後5年間をめどに100億円規模の支援」を実施する考えをあらためて表明した。

    また地雷埋設国の除去技術を共有するため来年5月にカンボジアで開催される国際会議を支援するほか、自動小銃などの過剰蓄積を規制する「小火器に関する国際専門家会合」を、来年中に東京で開催する意向を示した。《共同通信》

    【土井隆雄宇宙飛行士】二回目の船外活動

    米スペースシャトル「コロンビア」に乗った日本人宇宙飛行士、土井隆雄さん(43)は、米中部時間3日午前3時(日本時間同日午後6時)すぎから二回目の船外活動(宇宙遊泳)を実施した。

    クレーンと浮遊式ロボットカメラ「スプリント」のテストを目的とした船外活動は約5時間に及び、3日午前8時(同午後11時)に終了。土井さんは船外作業にすっかり慣れた様子で、今回の飛行の主な任務を完了した。

    白い宇宙服姿の土井さんは、衛星回収に挑んだ先月24日同様、ウィンストン・スコット飛行士(47)とコンビを組み、船内と船外をつなぐエアロック(気密室)のドアを開け、宇宙空間にさらされた貨物室へと泳ぎ出た。

    二度目なので体を慣らす時間は省略された。まず、宇宙基地で船外活動に使うクレーンの再試験を実施。

    スプリントの宇宙初試験は、スコット飛行士が足場を固定して静かに放出。スプリントは船内からのリモコン操作で貨物室の上を浮遊しながら、シャトルの船体や地球の画像を地球に送ってきた。

    乗組員は3日正午前(同4日未明)に就寝。今後は米東部時間5日朝(同夜)のケネディ宇宙センター(フロリダ州)への帰還に向けて準備に入る。《共同通信》

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    12月3日 その日のできごと(何の日)

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