カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年12月2日(火) 地下鉄サリン事件、松本サリン事件、訴因変更

    平成3251日目

    1997/12/02

    この日のできごと(何の日)

    【地下鉄サリン事件、松本サリン事件】訴因変更

    オウム真理教松本智津夫被告(43)=教祖名麻原彰晃=らの起訴事実のうち、地下鉄サリン事件で重軽症となった3794人の殺人未遂罪の訴因変更を検討してきた東京地検は2日、被害者を14人に絞り、残る3780人分の起訴を撤回することを決め、東京地裁に訴因変更を請求した。同時に松本サリン事件の重軽症者数も144人から4人に変更した。

    裁判の長期化を避けるのが狙いで、松本被告だけでなく、共犯被告についても訴因を撤回。松本被告については起訴した17事件のうち薬物密造など数事件の起訴を取り消すことも検討し始めた。オウム事件の裁判は大きな転機を迎えた。

    東京地検によると、地下鉄事件の殺人未遂罪の被害者として残るのは意識回復後も器質性精神障害が残り治療中の男性会社員らとなっている。加療期間が数カ月から数日程度の被害者の起訴が撤回された。松本事件では無酵素脳症で口も利けず、体も動かせない状態が続く会社員河野義行さん(47)の妻らが残った。

    東京地検は地下鉄事件の殺人未遂を立証するため、各被害者の陳述書や診療記録などを証拠提出したが、松本被告の国選弁護団などは証拠採用に同意しないと回答。3794人の証人尋問などが必要となったため、地検は訴因の撤回を検討してきた。

    また、松本被告だけでは裁判の均衡を欠くとの判断から共犯被告についても訴因撤回に踏み切った。

    松本被告以外で撤回されたのは地下鉄、松本両事件で新実智光、土谷正実、遠藤誠一、中川智正、林泰男の各被告。地下鉄事件だけは豊田亨ら8被告。松本事件のみは端本悟ら3被告で、計17人に上った。地下鉄、松本両事件でそれぞれ死亡した12人と7人の殺人罪の起訴はそのまま維持される。《共同通信》

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    【参院厚生委員会】介護保険法案を可決

    40歳以上の国民から保険料を新たに徴収し、寝たきりや痴ほうなどの高齢者に介護サービスを提供する介護保険法案が2日の参院厚生委員会で一部修正の上、賛成多数で可決された。3日の本会議で自民、社民、さきがけの与党3党と民主党、太陽など各会派の賛成で可決の運び。同法案は再び衆院に送付され、9日にも衆院本会議で可決、成立する見通し。《共同通信》

    【サッカー・トヨタ杯】ドルトムント(ドイツ)が初優勝

    サッカーのクラブ世界一を決める第18回トヨタカップは2日、東京・国立競技場でに約4万7000人の観衆を集めて行われ、欧州代表のボルシア・ドルトムント(ドイツ)が2−0で南米代表のクルゼイロ(ブラジル)を下し、初優勝した。欧州は3年連続で制し、通算成績は欧州の8勝10敗となった。

    ドルトムントは組織的な攻撃で優位に試合を進めた。前半34分にセンタリングをツォルクが決めて先制。さらに後半39分には、ヘルリッヒがゴールを奪い、試合を決定付けた。最優秀選手にはドルトムントのメラーが選ばれた。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は2日、国会日程を精力的にこなしたが、記者団には終始むっつり顔。対人地雷全面禁止条約の調印決定を受けた今後の対応を聞かれると「それは何度も言ってるじゃないか」とぴしゃり。介護保険法案に関する質問にも「今、(厚生)委員会で答えただろ」とだけ。首相周辺は「アジア太平洋経済協力会議(APEC)の外遊での時差ぼけが抜けていない」と解説するが、大蔵省の財政、金融行政の分離や防衛庁の「省」昇格問題で、与党間協議などがまとまらないことにいら立っている様子がありありだった。

    ○・・・新進党の二階俊博選対局長はこの日の同党総務会で、衆院宮城6区補選に新進党候補を擁立できなかったことについて「宮城県連の党員の大半は、離党した愛知和男氏の支持者だった」と述べ、不戦敗は愛知氏の責任だと言わんばかり。続けて「特に過疎地域での日常活動をするためには、(各支部に)千人の党員がいなければならない。足場がなければ立候補者擁立もできない」と強調。最後は「こういうことはいつまた起きるか分からない。党の立て直しにがんばろう」と呼び掛けたが、開き直りとも愚痴ともつかぬ「二階節」でけむに巻いていた。《共同通信》

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    12月2日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年12月1日(月) ’97日本新語・流行語大賞「失楽園」

    平成3250日目

    1997/12/01

    この日のできごと(何の日)

    【’97日本新語・流行語大賞】「失楽園」

    この一年の世相を映し、最も話題になった流行語を選ぶ「’97日本新語・流行語大賞」の表彰式が1日、東京都内で開かれ、新聞に連載中から話題となり、映画やテレビドラマにもなった「失楽園」が大賞に選ばれた。

    表彰式には言葉の生みの親である作家の渡辺淳一さんと映画で主演した女優の黒木瞳さんが出席。渡辺さんは「重い愛を描こうと格闘技のように体で書いた作品。こんなに受け入れられるとは夢にも思わなかった」などと話した。黒のスーツとネクタイ姿の黒木さんは「言葉の力はすごいと思いました。うれしいです」などと喜びを語った。

    大賞以外のトップテンには行政改革の一つとして五年後の公社化が決まった「郵政3事業」が入り、表彰された小泉純一郎厚相は「自分の主張してきたことが少しでも皆さんに理解していただければうれしい」などと述べた。

    発売以来品切れの店舗が続出した「たまごっち」、邦画で過去最高の観客動員数を記録した映画から流行した「もののけ(姫)」、時間という物差しで公共事業を見直すことを試みた堀達也北海道知事の「時のアセスメント」などもトップテンに入った。《共同通信》

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    【温暖化防止京都会議】開幕

    21世紀の世界を地理温暖化の脅威から救おうと、世界150以上の国、地域の代表が参加して気候変動枠組み条約第3回締約国会議(温暖化防止京都会議)が1日、京都市の国立京都国際会館で開幕した。10日までの日程で、先進国の二酸化炭素な温室効果ガスの排出削減目標を盛り込んだ新しい議定書をまとめる交渉を進める。

    法的拘束力のある削減目標の設定は世界初で、会議の結論は各国の経済活動やエネルギー需給構造などに大きな影響を与える。生活スタイルの変革も迫られそうだ。だが各国の利害の対立は激しく、交渉は難航が予想される。

    会議では議長に選出された大木浩環境庁長官が「温暖化問題の解決には国際的な戦略が不可欠だ。かけがえのない地球を守るため歴史的な決定が下されることを希望する」とあいさつ。

    ホスト国を代表して小渕恵三外相が「地球環境の再生には困難や痛みを伴うが、人類の歴史を変え得る10日間であることを自覚し、議論を十分尽くし、世界の人々が待ち望む最終合意に達することを切に希望する」と歓迎の演説を行った。《共同通信》

    【長野五輪・男子滑降】1765メートルに引き上げ決定

    長野冬季五輪組織委員会(斎藤英四郎会長)は1日、東京都内で正副会長会議を開き、紛糾してきた同五輪のスキー男子滑降スタート地点を標高1765メートルまで引き上げるとともに、一部で国立公園の第一種特別地域を通過する新コースを決めた。スタート地点引き上げを要求したスポーツ界と、自然保護を名目に拒否し続けてきた組織委の対立は、開幕まであと68日と迫った時点でようやく解決した。

    同会議に先立ち開かれた検討委員会(委員長・古橋広之進日本オリンピック委員会会長)が、コース設計者のベルンハルト・ルッシ氏の報告を基に最終案を協議。その結果①スタート地点は当初計画の1680メートルから第一種特別地域外の1765メートルまで引き上げる②新コースの大半は、特別地域外を通過するが、選手の安全確保のため2カ所だけ地域内を通るとする新コース案を策定し、正副会長会議に諮り、了承を得た。《共同通信》

    【新進党・党首選】鹿野道彦氏、公約発表

    新進党の鹿野道彦元総務庁長官は1日、衆院議員会館で記者会見し、党首選出馬に向けた公約に当たる「党改革方針」を発表した。「自民党と対峙し、政権を奪取できる新進党に再生するため党内民主主義の確立が必要」と、野党路線を明確にするとともに①五役会、総務会など党機関の権限の明確化②党財政の透明化③若い人材の登用④地方の声の吸収―を掲げた。

    小沢一郎党首の党運営に対し、党内に「意思決定手続きが明確でなく、強権的、秘密主義的だ」(若手)との批判があるのを念頭に、党運営の透明化に重点を置いたのが特徴だ。

    友党の公明が新進党合流見送りの方針を固めたことについては「公明との信頼関係が崩れてしまったのではないか。信頼関係を再構築するのが私の役割だ」として、当選後には公明の合流実現に全力を尽くす考えを表明した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】金融機関破たんで財政資金投入拡充へ

    衆院予算委員会は1日、北海道拓殖銀行や山一証券など相次ぐ金融破たんを受け、橋本龍太郎首相や三塚博蔵相らが出席して金融システム安定化策をめぐり集中審議を行った。

    この中で橋本首相は、信用組合破たんで預金保険機構が金融支援する際に、日銀の同機構への融資に政府保証するのを可能にする枠組みを設けているが、これを信組だけでなく銀行など一般金融機関の破たん処理にも適用するという自民党案について「当然そういう方向に行かざるを得ない」と明言。金融機関の破たん処理で財政資金(税金)投入の枠組みを拡充する考えを示した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は1日、衆参予算委員会の集中審議で「公的資金」の言葉を避けて「公的支援」を連発。再三にわたり「首相の言う公的支援とは税金投入のことか」と追及され、「私の言ってないことが、私の言葉として報道されている」と苦しい答弁を続けた。委員会の合間に、「公的資金が」と質問しかけた首相番記者が「いや公的支援が…」と慌てて聞き直すと、質問をさえぎって「ほら、(僕は公的支援と)言ったろう。僕は公的資金なんて言ってない。だから委員会で言葉を慎重にと言ったんだ」と鬼の首を取ったようなはしゃぎよう。記者団相手に、委員会の鬱憤晴らし。

    ○・・・新進党の神崎武法総務会長はこの日朝、議員宿舎を訪れた記者団に、小説家・楡周平氏の新作を見せ「実は発売前に手に入れて読んだ。面白いよ」と読書の勧め。「クーデターについて書いてあるんだが、日本の小説にしてはリアリティーがある」とべたぼめした。通りがかった自民党の太田誠一氏が「どんな本?」と興味を示すと、「仁義なき戦いについて書いてあるんだ」と紹介。新進党が党首選で、小沢一郎党首支持派と鹿野道彦氏支持派が争っている時だけに、温厚な神崎氏も『武闘派』に変身か。《共同通信》

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    12月1日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年11月30日(日) 与党3党幹事長「公的資金投入」で一致

    平成3249日目

    1997/11/30

    この日のできごと(何の日)

    【与党】3党幹事長「公的資金投入」で一致

    「自民、社民、さきがけの三党の幹事長は30日のフジテレビの報道番組で、金融破たん処理に対する公的資金の投入をするべきだとの考えで一致した。自民党の加藤紘一幹事長は「三党で明言している。住宅金融専門会社(住専)の時のつらい思い出は忘れて公的資金投入はやる。預金者保護が目的で、金融機関を助けるのではない」と述べ、あらためて公的資金投入の意向を示した。

    これに関連して社民党の伊藤茂幹事長は「どういう金を使うか。一般会計が一つの筋だ」と述べ、税金から投入するよう主張。さきがけの園田博之幹事長は「財政投融算と日銀特融でかなりのことができる」と述べ、与党間で公的資金の原資について違いをみせた。

    加藤氏はこの後出演したテレビ朝日の番組で、金融機関が自己資本比率を高めるために発行する劣後債、優先株を、公的資金で購入するとの考えについて「党内で議論しており、七対三でやるべきだとの意見が多いが、もうちょっと時間をかけて説得しないと無理だ。国民が納得するかがポイントだ」と述べ、結論を得るまでになお時間がかかるとの見方を示した。《共同通信》

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    【東京国際女子マラソン】

    東京国際女子マラソンは30日、東京・国立競技場を発着点とするコースに外国招待9選手を含む247選手が参加して行われ、伊藤真貴子(第一生命)が2時間27分45秒で初優勝した。この大会での日本選手の優勝は3年連続5度目。伊藤のタイムは、この大会での日本選手の最高記録だった。

    20度前後の高い気温の中のレース。伊藤は38キロ過ぎにスパートし、追いすがるジョイス・チェプチュンバ(ケニア)を振り切った。4月のロッテルダムで日本歴代2位の2時間26分3秒をマークして3位に入っている伊藤は、5度目のマラソンで初勝利。2位はチェプチュンバ。アトランタ五輪金メダルのファツマ・ロバ(エチオピア)は2時間30分39秒で4位に終わった。マラソン二度目の市橋有里(住友VISA)は6位だった。《共同通信》

    【ゴルフ・福嶋晃子選手】今季6勝目

    JLPGA明治乳業カップ最終日(30日・宮崎県青島GC=6437ヤード、パー72)前日首位の福島晃子が73で回り、通算5アンダーの283で大会初優勝した。9月の日本女子プロ選手権に続く国内二冠を達成した。今季6勝目。

    二年連続賞金女王を決めている福島は、優勝賞金1080万円を加え、年間獲得賞金額が9959万4094円となり、女子の歴代最高を記録した。

    福島はショットの不調に苦しみながらも要所で踏ん張り、2バーディー、3ボーギーにまとめた。2打差の2位は本山裕子。前日2位の塩谷育代は4位に終わった。《共同通信》

    【フィギュア・NHK杯】

    フィギュアスケートのチャンピオンズシリーズ第6戦、NHK杯国際競技会最終日は30日、長野市ホワイトリングで男子シングルの自由を行い、イリヤ・クーリック(ロシア)が初優勝した。ショートプログラム(SP)で3位につけていた本田武史(宮城・東北高)は6位に終わった。

    SP1位のクーリックは、最初のジャンプ以外はほぼ完ぺきな演技で自由でも1位だった。2位はスコット・デービス(米国)、3位は郭政新(中国)。岡崎真(福岡大)は9位、田村岳斗(宮城・東北高)は10位にとどまった。《共同通信》

    【W杯・ジャンプ】

    ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは30日、リレハンメル(ノルウェー)で個人第2戦(ラージヒル=K点120メートル)を行い、世界選手権ラージヒルを制した原田雅彦(雪印)が2回目に126メートルを飛び、243.8点で2位になった。優勝はヤニ・ソイニネン(フィンランド)で、122メートル、125.5メートルと2回ともK点を超えるジャンプで248.0点をマークし、W杯通算2勝目を挙げた。3位は29日の開幕戦で優勝し、2回目に最長不倒の129メートルを飛んだディーター・トーマ(ドイツ)だった。

    1回目2位につけた船木和喜(デサント)は、237.0点で5位。第1戦で3位に入った葛西紀明(地崎工業)は7位、岡部孝信(雪印)は8位だった。《共同通信》

    【土井隆雄宇宙飛行士】「天体写真期待して」

    米スペースシャトル「コロンビア」で飛行中の日本人宇宙飛行士、土井隆雄さん(43)は米中部時間30日朝(日本時間同日夜)、地上に送ってきたビデオリポートで地球や天体の観測について報告。少年時代から天体観測が趣味の土井さんらしく「天体写真にも挑戦します。期待してください」と笑顔で呼び掛けた。

    土井さんは、撮影に使うカメラや自分で撮ったビデオを見せながら「宇宙で真っ先に目にするのは地球。真っ暗な宇宙空間で青く輝いていて、何十億の人が住んでいるとは思えないほど静かです」と印象を語った。《共同通信》

    【秋篠宮文仁親王殿下】32歳に

    秋篠宮さまは30日、32歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、紀子さま(31)とともに東京・元赤坂の秋篠宮邸で記者会見し、この一年で印象に残ったこととしてペルーの日本大使公邸人質事件、インドネシアの森林火災などを挙げたほか「ロシアタンカーの重油流出で、回収作業に当たっていた方が亡くなられ、大変なことだった」と述べた。

    また、両陛下の公務についての質問には「母(皇后さま)も7月に病気をして入院した。(両陛下は)還暦を超えているし、無理はよくない。宮内庁には旅行の日程を軽くするとか検討してもらいたいが、天皇でなければ成り立たない行事もある。少し時間をかけて考えていく必要がある」と答えた。

    眞子さま(6つ)、佳子さま(2つ)の二人のお子さまについて、紀子さまは「絵をかいたり、絵本を一緒に見たり、工作をしたり。外では眞子は自転車に、佳子は三輪車に乗って元気に遊んでいます」と楽しそうに話された。

    「お子さまはあと何人ぐらい」との質問に秋篠宮さまは、盛んに笑いながら「ここしばらく考えていなかったことについて聞かれたので・・・」。続いて紀子さまが「仕事を大切にし、家のことをしながら子供を育てるのは24時間でも足りない。ほかのお母さま方も感じていることだと思いますが、本当に一日が早く流れます」と、にこやかな表情で付け加えた。《共同通信》

    【チェコ】内閣総辞職

    チェコのクラウス首相は30日未明、プラハで記者会見し、自らが党首を務める最大与党、市民民主党(ODS)をめぐる不祥事の貴任をとり、内閣総辞職を表明した。同日中にハベル大統領に辞表を提出した。

    ODSがスイスの銀行に秘密口座を開設し、国有企業を置収した外国企業から“寄付”を振り込ませていた疑惑が発覚。連立与党三党のうちODSを除く二党出身の閣僚8人がこれに反発し、首相の退任を求めて29日に辞任する事態に発展していた。

    ハベル大統領は、事態打開のため与党三党の党首会談を30日に開くよう要請、新内閣人事を協議する見通しだ。大統領は、現連立与党の枠組みを維持すべきだとの立場を明らかにしいる。

    ハベル大統領と組んで、共産体制崩壊後のチェコを率いてきたクラウス首相は、同国の欧州連合(EU)加盟交渉開始が決まる予定の12月のルクセンブルクでのEU首脳会議を目前に、在任約5年でその座を降りることになった。《共同通信》

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    11月30日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年11月29日(土) 台湾・統一地方首長選

    平成3248日目

    1997/11/29

    この日のできごと(何の日)

    【台湾・統一地方首長選】野党・民進党が圧勝

    台北、高雄の両直轄市を除く台湾の23県・市の統一地方首長選挙の投票が29日行われ、即日開票の結果、党綱領に独立を掲げる最大野党、民主進歩党(民進党)が、人口が最多で激戦区だった台北県など12の県・市を獲得、現有の7ポスト(うち1人は職権停止状態)から勢力を大幅に拡大させた。

    15県・市を押さえていた与党、国民党は8ポストしか取れず、半数以下に転落、大敗した。残りの3県・市は無党派が押さえた。

    与野党の勢力が逆転したのは中央・地方政界を含めて初めて。国民党の一党独裁から多党制の容認、さらに総統の直接選挙と一連の民主化を進めてきた台湾が大きな転換点を迎えたといえ、来年末の立法委員(国会議員)選挙や2000年の総統選挙にも大きな影響を与えよう。

    また、中央政局の運営を流動化させるだけでなく、台湾の対中国政策にも変化を及ぼすことになろう。

    民進党の許信良主席は29日夜、「選挙結果にとらわれず、与野党が協力して、中央、地方の建設を進めていくことを希望する」と述べ、将来、与野党の連立政権樹立を目指す考えを示唆した。

    一方、国民党の呉伯雄秘書長(幹事長)も同夜、記者会見し「選挙結果に大変」失望しているが、選挙民の決定を尊重しなければならない」と敗北宣言、責任を取って秘書長を辞任する意向を明らかにした。

    選管によると、得票率は民進党が前回の地方首長選挙の41%から43%に上昇、国民党は47%から42%名へと減少し、得票率でも逆転した。中国との統一を主張する新党は3.1%から1.3%に減少した。

    選挙期間中、国民党側は李登輝総統(党主席)ら大物が各地を遊説したが、治安悪化や腐敗に対する市民の不満という強い逆風をかわせなかった。民進党は、同党の次期総統選候補とされ、市民に人気の高い陳水扁台北市長を前面に出したのが功を奏した。《共同通信》

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    【500系のぞみ】東京乗り入れ

    銀色のボディーで先頭がジェット機のようにとがった新幹線「500系のぞみ」が29日、JR東京駅への乗り入れを始めた。東京〜博多間をこれまでより15分短い4時間49分で結び、初めて5時間の壁を破った。

    500系はJR西日本が開発し、今年3月12日に新大阪〜博多間でデビュー。長く伸びた先端の形で空気抵抗を減らし、全区間の半分を最高時速の300キロで走っている。ただ、この日から運行を始めた東海道新幹線区間では、カーブが多いため最高速度は従来と同じ270キロ。

    東京〜博多間は当面、一日3往復だが、徐々に本数を増やし、来秋には約半数が500系となる。JR西日本では「東京〜岡山、広島間や名古屋〜博多間などで航空機のシェアを奪いたい」としている。《読売新聞》

    【JR大糸線】復旧の日に強風

    1995年7月の豪雨災害で被害を受け不通になっていたJR大糸線の南小谷(長野県小谷村)〜小滝(新潟県糸魚川市)間(21.7キロ)が29日、約2年5か月ぶりに営業を再開した。長野・松本〜糸魚川を走る同線は再び一本でつながったが、この日は同村内で強風が吹き、一部区間で午前中、運転を見合わせたため、完全復旧は午後からとなった。

    南小谷、糸魚川両駅ではこの日朝、開通記念列車の出発式が行われ、くす玉を割るなどして、復旧を祝った。

    両駅間は、豪雨災害によって、地形が変わるほどの大きな被害を受けた上、一日約700人しか利用しない赤字区間とあって、一時は廃線も取りざたされた。しかし、両県が復旧の前提となる河川改修などの工事費を負担することで、JR西日本側も復旧に同意。長野五輪会場となる白馬村への関西・北陸方面からの観客輸送ルートとして、五輪前の開通を目標に工事が進められていた。《読売新聞》

    【Jリーグ・ナビスコ杯】鹿島が初優勝

    Jリーグナビスコ杯決勝(29日・カシマスタジアム)アントラーズがジュビロを圧倒、第1戦に続く連勝で、初優勝を決めた。アントラーズは前半、相馬とマジーニョのゴールで優位に立つと、後半も一方的に攻め立て、ジュビロを1点に抑えた。優勝したアントラーズに1億円、準優勝のジュビロには5000万円の賞金が贈られ、攻守に活躍したアントラーズのジョルジーニョが最高殊勲選手に選ばれた。

    アントラーズとジュビロは来月6、13日にJリーグ年度優勝をかけたチャンピオンシップ(第1戦は磐田)を戦う。《読売新聞》

    【橋本龍太郎首相】金融破たん「選別、淘汰やむなし」

    橋本龍太郎首相は29日、自民党の緊急金融システム安定化対策本部長の宮澤喜一元首相、加藤紘一幹事長と首相公邸でそれぞれ個別に会談し、金融不安解消に向けた公的資金投入問題など当面の対応策を協議した。

    首相は加藤氏との会談で、破たん処理対策について「一番重要なのは預金者の保護。金融機関の中で耐えきれないところは選別、淘汰されてもやむを得ない。この原則を守りたい」と表明し、公的資金の投入などは預金者保護を目的とし、経営の悪化した金融機関の破たん防止には使わず、業界全体を保護する従来の「護送船団方式」は取らない考えを強調した。

    首相との会談で宮沢氏は、金融システムへの不安解消に向けたリーダーシップを国民の前に鮮明に示すよう求めた。

    宮沢氏は12月1日に行われる衆院予算委員会の銀行、証券問題に関する集中審議で質問に立つ。宮沢氏の質問に答える形で橋本首相は、当面の金融不安解消に向けた基本的な考え方を表明する見通しだ。《共同通信》

    【土井隆雄宇宙飛行士】立花隆氏と交信

    米スペースシャトル「コロンビア」で日本人初の船外活動に成功した土井隆雄さん(43)が、日本時間21日午後6時すぎ、宇宙からNHKの番組に出演、評論家の立花隆さんとの交信で「船外活動でかなり細かい作業ができると感じた。国際宇宙基地の建設も大丈夫」と力強く語った。

    くつろいだラガーシャツ姿で登場した土井さんは「船内と船外では同じ無重カでも違いますか」との問いに「船内は壁に囲まれているが、外はすごいパノラマ。視界が開けるので、宇宙の中に一人で存在している感じがした」と宇宙の広大さに感動した様子だった。

    米航空宇宙局(NASA)が検討しているスパルタン衛星の再放出と船外活動による回収については「まだはっきりとした話を聞いていません」とだけ答えたが、「もう一度やりたいか」との問いには「チャンスがある限り、ぜひやりたい」と即答。「今度は、NASAが開発した個人用のロケットシステムで、命綱を使わずに飛んでみたい」と新たな挑戦に意欲を見せた。《共同通信》

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    11月29日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年11月28日(金) 公明、新進党への合流を見送り

    平成3247日目

    1997/11/28

    この日のできごと(何の日)

    【公明】新進党への合流を見送り

    旧公明党の参院、地方議員で組織する「公明」(藤井富雄代表)は28日、来年改選となる参院議員の新進党への合流を見送り、来年夏の参院比例代表選挙を独自で戦う方針を固めた。党大会に代わる中央委員会を来月10日をめどに開催、正式に決定する。

    8月に新進党の小沢一郎党首の要請に応じて先行合流させた選挙区選出議員3人の公認発表遅れへの不満に加え、低迷が続く新進党の現状では参院選は戦えないとの声が強まったためだ。今年2月の大会では参院議員11人(比例5人、選挙区6人)の合流方針を決定していた。地方議員を含む公明全体の合流見直しも確認する見通し。

    28日の常任幹事会では「参院比例選は公明単独で戦うのが当然だ」との意見が大勢を占めたほか、残る選挙区選出議員3人の合流見直しや、先行合流した3人の復党を求める意見も出た。しかし、いったん合流した議員の復党は困難との見方もあり、選挙区選出議員の扱いは中央委員会に向けてさらに論議する。

    藤井代表は幹事会後、記者団に対し、合流方針見直しについて「正式に決定する段階に来ている」と説明。ただ「新進党と決別するのではない。衆院の(選挙協力)関係は残っている」と述べた。小沢氏にも、こうした方針は既に伝えられているという。

    公明の支持母体である創価学会は新進党にとっても最大の支持基盤であり、新進党側には、公明の合流が見送られれば「夏の参院選で東京都議選並みの惨敗を喫しかねない」(幹部)との懸念が出ている。公明の「小沢離れ」の動きが表面化したことで、来月の新進党党首選にも微妙な影響を与えそうだ。《共同通信》

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    【三菱・RVR】フルモデルチェンジ


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    【財政改革法】成立

    赤字国債発行をゼロとするため、主要歳出ごとに抑制の数値を定め、財政の立て直しを図る財政構造改革法案が28日、参院本会議で自民、社民、さきがけなどの賛成多数で可決、成立した。橋本内閣が今国会の最重要法案と位置付けた同法案は、政府の目指した11月中の成立を実現、財政改革は具体的に動き出す。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】三塚博蔵相と協議

    橋本首相は28日夜、首相公邸で三塚蔵相と、金融不安への対応や景気対策などについて1時間余り協議した。三塚蔵相によると(1)預金者保護のために、公的支援を含めて早急に具体案を得るよう、一週間前に事務方にあらゆる選択肢の点検を指示した(2)財政構造改革法の下で、経済、金融情勢について最善の予算編成、税制改正を行いたい–と首相に報告。これに対し、首相は「万全を尽くしてほしい」と述べ、蔵相の方針を了承した。

    会談に先立ち、首相は公邸で記者団に、「財政構造改革法が成立したのはありがたい。その基本方針は変えるつもりはない」との見解を示した。《読売新聞》

    【政界談話室】

    ○・・・小里貞利総務庁長官は28日、地元鹿児島県の種子島宇宙センターからのH2ロケット打ち上げが成功したことについて「感無量だった」。行政改革会議の省庁再編案策定をめぐり与党側の意見調整に当たってきただけに、ロケット打ち上げと重ね合わせ「(行革を)打ち上げるのは簡単だが、まとめて上げて軌道に乗せるのは容易ではない」とも。行革会議はいよいよ来月3日が最終報告の決定日。いったん軌道に乗った衛星も時には軌道を外れる。周囲には「まだまだ気が抜けない」。

    ○・・・中野寛成新進党国対委員長はこの日、衆院予算委での石油卸商・泉井純一被告の証人喚問を受けた民主、太陽両党との国対委員長会談で冒頭、「山崎拓(自民党政調会長)の名前も引き出せた」と成果に満足げ。民主党の岩田順介氏が「泉井氏はあっけらかんとした人だ」と言えば、うなずいて「正直な人だ」と称賛。揚げ句は「(泉井氏の家が)私の家から歩いて5分とは知らなかった。私のとこには何も持ってこなかったな」。新進党では最近話題になるのは、分裂含みの党首選ばかり。自民党攻撃の糸口をつけた泉井氏は恩人?《共同通信》

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    11月28日 その日のできごと(何の日)

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