1997 平成9年11月12日(水)のできごと(何の日)

平成3231日目

1997/11/12

【天皇皇后両陛下】中国・李鵬首相と会見

天皇、皇后両陛下は12日、公賓として来日中の中国の李鵬首相夫妻と皇居・宮殿「竹の間」で約20分間会談された。1989(平成元)年4月の夫妻の来日時と、92年10月に両陛下が中国を訪問した際に続き3回目の会見。

宮内庁によると、李鵬首相は皇太子ご夫妻の中国訪問を招請。陛下は「政府が検討します」と答えた。李鵬首相は、11日の橋本龍太郎首相との会見でも招請の意思を表明している。

陛下が「国交正常化25周年の年にお迎えできて、うれしく思います」と述べたのに対し、李鵬首相は「アジア太平洋地域の国同士として、世界の平和と安定に努力しなくてはなりません」などと応じたという。《共同通信》




【北朝鮮】拉致疑惑を否定

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問中の自民、社民、さきがけの与党代表団(団長・森喜朗自民党総務会長)は12日午前と午後の2回にわたり、朝鮮労働党との全体会議を宿泊先の平壌市内の百花園招待所(迎賓館)で開いた。

会議では、国交正常化交渉の早期再開のため環境整備に双方が努めることで一致した。しかし、訪朝団が日本人拉致疑惑の解明の必要性を指摘したのに対し、金養建・党国際部長は「虚偽のでっち上げで、われわれには関係のない問題だ」と強く否定、戦前の従軍慰安婦や歴史認識問題を持ち出して反論した。

金部長は日本人妻里帰り事業の継続・拡大に努力することを表明した。《共同通信》

【WBCフライ級統一王座戦】勇利アルバチャコフ選手、10度目の防衛ならず

世界ボクシング評議会(WBC)フライ級統一タイトルマッチ12回戦は12日、札幌月寒グリーンドームで行われ、チャンピオンの勇利アルバチャコフ(協栄)は暫定王者のチャチャイ・ダッチボーイジム(タイ)に0−3の判定で敗れ、10度目の防衛に失敗した。これで日本のジム所属の世界チャンピオンはいなくなった。

両者は1995年9月以来の再戦。勇利は昨年8月の防衛戦で右こぶしを骨折して長期休養。WBCが今年5月に暫定王座に就いたチャチャイとの統一戦を義務付けていた。勇利の戦績は24戦23勝(16KO)1敗。チャチャイは2度目の防衛に成功した。《共同通信》

【行政改革会議】独立行政法人化対象確定を見送り

行政改革会議(会長・橋本龍太郎首相)は12日夜、首相官邸で全体会合を開き、独立行政法人(日本型エージェンシー)化する国と対象機関について協議したが、12月3日に公表する最終報告では確定を見送る方向となった。首相が打ち出した新省庁の局や課の削減に関しても「努力目標」にとどめざるを得ないとの考えで一致した。

独立行政法人は、職員身分の扱いさえ最終合意していないのが現状で、移管する機関・業務の確定は、新省庁の部課局編成とともに、各省庁の検討にゆだねられることになった。《共同通信》

11月12日/のできごと

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