平成7288日目
2008/12/21
【この日の民主党】
国民のくらしと雇用は、民主党が守り抜く! 菅代表代行
菅直人代表代行は21日夕方、東京都三鷹市を訪れ、山花郁夫・東京都第22区総支部長とともに、JR三鷹駅南口デッキで演説を行った。
最近、市内各地区で集会を連続開催した山花総支部長は、市民から寄せられているさまざまな意見を紹介。「ほとんどの市民は、定額給付金を消費に使わず、貯蓄に回したいと考えている。景気回復には実効性を持たないどころか、800億円を超える事業経費を掛けて、2兆円を配ろうとするなど、無策も甚だしい」と厳しく批判。「国民所得の増大が無ければ、景気は浮揚しない。いま日本を襲っている雇用危機を克服するためには、直ちに自公政権を終わらせなければいけない。すべての勤労者の地位を強固なものとし、可処分所得を増やしていく政策を進める以外に、国民生活を救済する方法はない」と、政権交代によって、一人ひとりの暮らしを確実に守っていく決意を強く表明した。
また、菅代表代行は、政府が第2次補正予算案の提出を政局化したことを挙げ、「予算の提出は、憲法上内閣にのみ認められているところ、野党に議論を呼びかけることもなく、責任を放棄した。雇用対策も、景気対策も、何もやる気がない。国民生活の危機には無関心で、政権の延命を図ることがずっと重要だと思っている」と批判した上で、「民主党が中心になって提出した緊急雇用対策四法案の審議を、衆議院でも粛々と行い、いずれ国民の審判を仰ぎたい」と述べ、早期の衆院解散・総選挙に追い込んでいくことを強調した。
演説を終えた菅代表代行と山花総支部長は、歩行者天国で賑わう三鷹駅南口の中央商店街を練り歩いた。
ある商店主は「年末年始が近づき、売上を伸ばさなければならない時期なのに、本当に景気が悪くなってしまった。政治が変わらなければだめだ」と語り、あるサラリーマンは「週末も、年末年始も、経済的余裕が無くなってしまって、自由に出かけることもできない。政治の力でこの国民的不安を希望に変えてほしい」と、菅代表代行、山花総支部長に切実に訴えた。
市民の願いに応えるべく、菅代表代行は多くの市民と握手を交わし、地元で活動する山花総支部長へのさらなる支援を呼びかけた。終始、沿道からはたくさんの声援が届いた。《民主党ニュース》
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【サッカー・クラブW杯】マンチェスターユナイテッド、初優勝
サッカーのクラブ世界一を争うトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)最終日は21日、横浜市の日産スタジアムに6万8682人の観衆を集めて行われ、決勝は欧州覇者のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が南米王者のリガ・デ・キト(エクアドル)を1−0で退け、初優勝した。昨年のACミランに続いて欧州勢が世界一に就いた。最優秀選手にはマンチェスターUのルーニーが選ばれ、チームは賞金500万ドル(約4億4500万円)を獲得した。
マンチェスターUは後半早々に退場者を出して10人となったが、同28分にルーニーが決勝ゴールを奪った。3位決定戦はアジア王者のG大阪が、北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)を1−0で破った。日本勢の3位は浦和に続いて2大会連続。《共同通信》
【与謝野馨経済財政担当相】消費税「10%に段階的に引き上げ」
与謝野馨経済財政担当相は21日、税制抜本改革の柱となる消費税率引き上げについて「(上げ幅が)5%(となる)まで段階的に実施する」と述べ、現在は5%の消費税を10%に引き上げていく考えを示した。民放テレビの番組で語った。
政府は社会保障と税制の中期プログラム取りまとめに向け、与党と調整中。政府案には2011年度から消費税を含む税制改革を行うことを明記している。
経財相は「11年度に(一気に)5%上げると経済に大きなショックになる」と指摘。「(毎年)1%ずつ上げるとか、(11年に)2%、(その後に)3%(上げる)」などの案を示した。《共同通信》