平成7277日目
2008/12/10
【この日の麻生総理】
参議院予算委員会
平成20年12月10日、麻生総理は、参議院の予算委員会に出席し、経済・社会保障についての集中審議に臨みました。
委員会において、平成21年度予算編成の基本方針についての質問を受け、麻生総理は「世界的な金融危機と景気後退が急激な下降線をたどっておりますので、国民生活と日本の経済を守ることを最優先として、生活者の暮らしを優先に考えて、生活者の暮らしの安心、そして金融経済の安定強化。これは主に中小小規模企業の資金繰りなどいろいろあります。そして、地方の底力が発揮できるように考えて、予算を三分野に重点的に配分するのを基本方針とさせていただいたところであります。」と答えました。《首相官邸》
参院予算委員会は10日、麻生太郎首相らが出席して経済と社会保障に関する集中審議を行った。首相は、金融危機克服に向けた経済運営について(1)生活者の暮らしの安定(2)中小零細企業の雇用確保につながる金融経済対策(3)地域活性化、を通じ内需拡大への転換を図る必要があるとの考えを示した。
首相は「これまでは中国や米国など景気が良かった地域への輸出、外需でやってきた」と指摘。内需拡大に向け2009年度税制改正で住宅ローン減税を拡大、延長する方針を重ねて示した。《共同通信》
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【整備新幹線】部分着工に転換
与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)は10日、北陸の金沢ー敦賀、北海道の新函館ー札幌、九州・長崎ルートの諫早ー長崎の未着工3区間について、それぞれ2009年中に着工を部分的に認可するよう政府に求める方針を固めた。
部分認可を求める方向となっているのは、北陸では金沢ー福井と敦賀駅舎、北海道では札幌ー長万部、九州・長崎ルートの長崎駅舎。
PTの津島雄二座長は週内にも与党案として取りまとめ、週明けにも政府・与党ワーキンググループの場などで協議し、政府・与党合意に持ち込みたい構え。ただ財源不足に対応するため与党が求めている工期延長には国土交通省は否定的な考えで、09年度の政府予算案にどう反映されるか不透明な部分も残っている。《共同通信》
【この日の民主党】
総選挙を経て国民の支持を得た政権が思い切った政策を実現することこそ必要 愛媛で代表
小沢一郎代表は10日午後、松山市内にある、ながえ孝子・愛媛県第1区総支部長の事務所を訪れ、日ごろの政治活動を激励するとともに、記者団の質問に答えた。
四国の情勢に関する問いには「愛媛で何としても4つの議席を与えてもらいたい」と表明。参議院選挙においても、四国で一番の大県である愛媛での友近議員の当選が大きな流れとなって、四国全県での勝利に繋がったとの認識を示したうえで、「ですから、やはり愛媛。そしてこの1区が先頭に立って、盛り上げてもらいたいと思う」と語った。
解散の時期について「マスコミの報道とは違うが近いと思う」との認識を示した小沢代表は、「いずれにしても選挙は内閣が権限をもっているので、いつになるかはわからないが、誰が見ても、このままズルズルといったら日本は本当に大変なことになってしまう」と分析。「やはり、有権者の、主権者の、国民の判断を仰いで、その国民の支持を得た政権が、思い切った政策を実現することが今こそ必要だと思う」と強調した。
首相はじめ自民党執行部批判を展開している自民党の塩崎議員の言動は、愛媛県第1区の有権者の選択に影響を及ぼすかとの問いに、「それは関係ないのではないか」と回答。現在の国民の皆さんの批判は自民党政権そのものが国民本位の政権ではなく、機能不全に陥り、腐敗しきっているという点に向けられていると指摘。「自民党政権ではダメだという、国民の皆さんの考え方だと思う。だから自民党内でごちょごちょしたからといって、それは国民の皆さんにも受け入れられないと思うし、私どももそのこと自体には何の関心もない」と語った。
さらに、麻生首相よりも小沢代表の方が首相にふさわしいとした世論調査の結果をどう見るか問われたのに対しては、「期待していただくのは大変ありがたく、身に余ることだと思っている」と発言。そのうえで、「国民の皆さんの期待に応えることができるように、私自身も、そしてみんな仲間できちっと頑張って行きたいと思う」と「国民の生活が第一」の政治の実現への決意を改めて表明した。《民主党ニュース》