平成1407日目

平成4年11月14日(土)

1992/11/14

【社会党・山花貞夫書記長】金丸氏入院の動きを批判

社会党の山花書記長は14日午前、NHKテレビの録画撮りで、佐川急便事件で証人喚問を要求している金丸前自民党副総裁が病気入院の動きを見せていることについて「今まで病気だという話は出ていなかった。真相究明から逃げようとしている自民党の姿勢を浮き彫りにしている」と批判した。

山花氏は収録後、記者団に対し、あくまでも金丸氏、竹下元首相の証人喚問を求めていく考えを強調した。また山花氏は録画撮りで、竹下元首相の責任について「政権づくりに暴力団や右翼の力を使ったの責任は大きい。議員辞職が当然の結論だ」と強調した。《共同通信》



【羽田孜蔵相】新党結成に慎重姿勢

自民党竹下派の小沢一郎・元幹事長グループの政策集団「改革フォーラム21」代表の羽田孜蔵相は14日タ、長野県上田市で開かれた後援会の会合で講演し、「国民は、経世会(竹下派)をつくろえとは言っていない。むしろ別れろという人が多い。仲間の中にもそう主張する人がいる、ということをこの10日ほど特に感じる」と述べ、新派閥結成を求める声が、世論、またグループ内に高まっているとの見方を示した。さらに「私は、すべてを燃焼させて、日本の政治にうねりを起こしたい」と述べ、政界再編への意欲をにじませた。

その上で、「自民党がだめなのは(政権)交代の受け皿がないからだ。しかし(受け皿作りは)そう簡単なものではない。何とか自民党をよみがえらせることが、今、大切だ。今は新しいものを産み出すための陣痛の苦しみを味わっている。時期だ」と述べ、新党結成には慎重な考えを示した。《読売新聞》

【南極観測船・しらせ】出港

第34次南極觀測隊(佐藤夏雄隊長)の隊員55人と、中国からの交換科学者1人を乗せた南極観測船「しらせ」が14日正午、東京・晴海ふ頭を出港した。12月下旬、昭和基地に入り、夏隊は来年2月下旬、越冬隊は再来年2月まで、観測・調査に取り組む。観測隊は、地球規模で問題化している温暖化物質や、日射量を減らす原因とされる。エアロゾルなどの硫黄化合物の状況を調べ、オゾンホールのメカニズムを究明するため、新たに五年計画で「南極大気化学観測計画」をスタートさせる。

出港をひかえた「しらせ」には、隊員を見送る家族や友人が大勢詰めかけ、デッキの上で記念写真を撮るなどして別れを惜しんだ。今回、外国人研究員として初めて越冬隊に加わり、オーロラ観測にあたる中国極地研究所員の楊恵根さん(27)は「素晴らしい成果をあげて帰りたい」と抱負を語っていた。《読売新聞》

【大相撲九州場所7日目】霧島6敗、休場へ

大相撲九州場所7日目(14日・福岡国際センター)ただ1人全勝の武蔵丸は強烈な右ノド輪で久島海を圧倒、押し出した。平幕の巴富士、春日富士が敗れ、曙、琴錦が1敗で追う展開となった。貴花田は若翔洋を下して3連勝、大関力ド番の霧島は全敗の水戸泉にも完敗、右足首を痛め、8日目から休場する。《読売新聞》

【ドイツ】改憲反対10万人集う

外国人難民排斥機運が高まるドイツで、基本法(憲法)16条改正に反対する大規模デモが14日、ボンで行われた。

人権擁護団体や環境政党などの呼びかけによるもので、ドイツ各地から約10万人が参加。市内をデモ行進し、続く集会では既成政党は、難民敵視の大連立を組もうとしていると、社民党(SPD)が党大会で16条改正にゴーサインを出そうとしていることを非難した。《読売新聞》



11月14日のできごと