平成1408日目

1992/11/15

この日のできごと(何の日)

【ロシア、チェチェン】兵力撤退に合意

15日夜のタス通信によると、チェチェン、イングーシ両共和国の国境地帯でにらみ合いを続けているロシア軍とチェチェン部隊が、16日を期して兵力を撤退させることになった。

それによると、15日にイングーシの首都ナズラニで行われたシャフライ臨時行政府長官(ロシア副首相)とチェチェン指導者との会談で兵力相互撤退に関する合意が成立した。ロシア軍がどこに撤退するかなど詳細は明らかでないが、この合意成立により、一触即発の緊張状態にあったチェチェンとロシアの対立はひとまず緩和されるとみられる。

ロシア連邦からの一方的離脱を宣言しているチェチェンは、隣接するイングーシに展開したロシア軍の一部がチェチェン領内に侵入していると非難。ドゥダエフ・チェチェン大統領は14日、イングーシとの国境地帯に戒厳令を布告したほか、ロシア軍の撤退まで臨戦態勢を取ると宣言、ロシアとの対決姿勢を前面に打ち出していた。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【峯岸みなみさん】誕生日

【大相撲九州場所】8日目

大相撲九州場所8日目(15日・福岡国際センター)全勝の関脇武蔵丸に土がつき、1敗を守った大関曙、小結琴錦の3人がトップに並んだ。武蔵丸は立ち合い、若花田の変化に続く押しに屈した。曙は安芸ノ島を右四つから寄り切り、琴錦は久島海を右のすそ払いで下した。

関脇貴花田は小結旭鷲山に突きで快勝し、4勝4敗の五分の星とした。かど番の大関霧島は休場し、来場所での関脇転落が決まった。《共同通信》

【ゴルフ・尾崎将司選手】今季6勝目

VISA太平洋クラブ・マスターズ・ゴルフ最終日(15日・太平洋クラブ御殿場=7072ヤード、パー72)前日、首位に並んだ3人の中から、70で回った尾崎将司が抜け出し、通算12アンダーの276でこの大会19年ぶり2度目の優勝を遂げた。賞金2700万円を手中にし、今季の獲得額を1億8417万余円に伸ばした。尾崎将は今季ツアー6勝目で通算59勝。

尾崎将は8番で2個目のバーディーを奪って首位に立ち、その後も2バーディーを重ね独走体制に。16番の連続ボギーで差が縮んだものの、71だった倉本昌弘、渡辺司、それに68で追い上げたベルンハルト・ランガー(ドイツ)を1打差でかわした。《共同通信》

【東京国際女子マラソン】

東京国際女子マラソン(15日・国立競技場発着、第一京浜平和島口折り返し42.195キロ)—世界選手権代表選考会を兼ねた大会に、内外の招待選手17人を含む100選手が参加。スピードランナーのリズ・マニッコルガン(英)が2時間27分38秒で初優勝。自己ベストには6秒及ばなかったも一ののフルマラソン2戦2勝となった。ベテランのカトリン・ドーレ(独)が2位、バルセロナ五輪金メダルのワレンティナ・エゴロワ(ロシア)は4位に敗れた。

日本勢では、33歳の浅井えり子(日本電気HE)が自己ベストを1秒更新する2時間31分41秒で5位に入ったのが最高で、昨年の優勝者、谷川真理(資生堂)は足のマメがつぶれたのが響き、6位に終わった。

レースは7キロ手前で集団から飛び出したマッコルガンが独走し、中間点で追うドーレ、エゴロワ、浅井らに2分20秒差。後半は独走の苦しさからペースダウンしたものの、ゴールまでこの差は縮まらなかった。最初の5キロを17分13秒でカバーするスタートには14人が集団を作っていたが、次から5キロごとに17分、17分4秒と続いたマッコルガンのスピードにだれもついて行けなかった。《読売新聞》

【サッカー第4回女子日本リーグ】

サッカー第4回女子日本リーグ最終日(15日)—読売ベレーザが3季連続で無敗優勝を飾った。東京・西が丘で行われた日産との最終戦で、読売は大竹奈美が62分に決勝ゴールを奪い、1-0で快勝。16勝2分けで勝ち点34とし、この日、日興証券に敗れた2位の鈴与清水に4勝ち点差をつけて3連覇を果たした。

最優秀選手には読売のMF高倉麻子主将が選ばれ、読売の竹本一彦監督に特別賞が贈られた。17得点、16アシストのノルウェー代表、リンダ・メダレン(日興証券)が得点、アシストの両タイトルを獲得、特別賞も受賞、最優秀新人には、榊原千華(鈴与)が選ばれた。《読売新聞》

【羽田孜蔵相】「安易な妥協しない」

自民党竹下派の小沢一郎・元幹事長グループの政策集団「改革フォーラム21」代表の羽田孜蔵相は15日、佐賀市内で開かれた同派衆院議員の後援会会合で講演し、綿貫幹事長による派内融和のための調停が難航していることに関連し、「話し合いはするが、新しい政治の道筋が見えなければ、厳しいものとなる」と指摘し、安易な妥協はしないとの考えを強調した。

このうえで、羽田氏は「お互い旗を掲げて競い合い、友情を残して協力し合うという道を選ぶことも否定できない」と述べ、改めて「羽田派」結成に踏み切らざるを得ないとの見方を示した。《読売新聞》



11月15日 その日のできごと(何の日)