平成1402日目

平成4年11月9日(月)

1992/11/09

【英ロ基本条約】調印

エリツィン・ロシア大統領は9日、公式訪問のため、ロンドンに到着、メージャー首相と昼食を挟み、2回にわたり会談した。会談後、両首脳は両国の友好と協力をうたう「相互関係基本条約」に調印した。両国間の国家条約の調印は1776年以来のこと。英国がソ連の崩壊後、エリツィン政権が民主化路線を進んでいると評価していることを示している。

両国はまた、経済協力協定などに調印、クレムリンと英首相官邸を結ぶホットラインの設置でも合意した。

エリツィン大統領はこの訪問で国内政治安定化への努力を英国側に説明し、経済改革や民主化に対する協力を求めるものとみられる。また、同大統領が先月下旬布告したバルト三国駐留ロシア軍の撤退一時停止措置をめぐり、北大西洋条約機構(NATO)などを中心に非難が高まっているなか、メージャー首相は同大統領に対し撤退の期限通りの実施を改めて迫ったとみられる。《読売新聞》



【サッカー・酒井宣福さん】誕生日

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【大相撲九州場所2日目】貴花田2連敗

大相撲九州場所2日目(9日・福岡国際センター)貴花田は土俵際の詰めをあせって、寺尾に敗れて2連敗。連覇と大関昇進が苦しくなった。大関カド番の霧島も、琴錦に完敗して連敗。曙は豪快な突き押しで三杉里を退け、武蔵丸は大翔鳳を四つ相撲で仕留めた。

この日から大関小錦が休場、来場所は五度目のカド番となる。これは昭和44年名古屋場所から、大関が二場所連続で負け越すと陥落する制度になって以来の最多タイ記録。また、大関陣が四場所続けてカド番を迎えるのは初めて。《読売新聞》

【臨時国会】開店休業に

国会は9日、佐川急便事件をめぐる証人喚問の扱いで与野党の主張が激しく対立して衆院予算委委員会の開会には至らず、1992年度補正予算案の審議に入れなかった。

竹下元首相、金丸前自民党総裁らの証人喚問実現を再優先する社会党など野党側の主張と、政治倫理審査会での釈明を前提とする自民党の立場にはかなりの隔たりがあることから打開の見通しは全く立っていない。

このままでは週内空転の公算が大きく、補正予算案の審議入りは来週にずれ込むとの見通しもでてきた。《共同通信》

【鈴木善幸元首相】「偉大な調整役を待望」

故川島正次郎・元自民党副総裁の二十三回忌の集いが9日夕、東京都内のホテルで開かれ、鈴木善幸・元首相、二階堂進・元副総裁、綿貫幹事長、山下徳夫・厚相ら約400人が出席して故人をしのんだ。

最初にあいさつした山下氏が「川島さんから『派閥は政党であってはならないし、数を頼みにしてはならない。20人もいればいい』と言う話を聞いた」と故人の思い出にこと寄せて、派閥政治むき出しの党の現状を批判すれば、鈴木氏も、「川島さんは厄介な問題が起きると進んでまとめ役を買って出た。偉大な調整役を待望してやまない」と、混乱続きの政局をチクリ。さらに二階堂氏は「川島さんは政治家として立派だっただけでなく、人間として尊敬された」―。

次々と飛び出す先輩政治家の苦言にさすがの綿貫幹事長も返す言葉がなく、政局に触れずじまいのあいさつに終始した。《読売新聞》

【兵庫件尼崎市】社会党市議11人が総辞職を表明

兵庫県尼崎市議会の社会党・市民連合(小柳久嗣幹事長、12人)は9日、公費で会派の観光旅行をした責任を取り、党籍のない1人を除く11人全員が議員辞職すると表明した。また、実際の旅行が1泊2日だったのに、事前に旅費を受け取る際、2泊3日の水増し申請をしていたことが新たに明らかになった。

尼崎市役所内の記者会見で、小柳幹事長らは「革新政党としてあるまじき不祥事で、市民に率直におわび申し上げたい」と陳謝した。辞職の時期については「支持者の理解が得られるまである程度の期間が必要だ」とした。《共同通信》



11月9日のできごと