平成1406日目

平成4年11月13日(金)

1992/11/13

【体操・池谷幸雄選手】「最後の全日本になると思う」

男子体操の日本のエース、池谷幸雄(日体大)は13日高松市で、全日本選手権(14、15日・高松市総合体育館)の開会式終了後「最後の全日本になると思う。団体戦はもちろんだが、個人のタイトルも狙いたい」と語り、今季限りで競技の第一線を退く意向を表明した。

今後の進路については「来週中にも皆さんにきちんと報告できると思う」と話したが、テレビリポーターなどのタレントに転身するものとみられる。《共同通信》



【ゴルフ・第1回アマチュアマッチプレー選手権】初代女王に東尾理子選手

第1回アマチュア・マッチプレー選手権最終日は13日、千葉県我孫子GC(パー72)で男女の決勝を行い、男子(36ホール)は片山晋呉選手(日大)が、女子(18ホール)は元プロ野球西武投手、東尾修氏の長女で16歳の東尾理子選手(東京・帝京高2年)が初代チャンピオンの座に就いた。《共同通信》

【大相撲九州場所6日目】曙に土

大相撲九州場所6日目(13日・福岡国際センター)大関曙は突っ張って出たが、土俵際で大翔鳳に逆転負け、初黒星を喫した。武蔵丸は栃乃和歌を問題にせず全勝を守り、平幕の春日富士が敗れたため、単独トップに立った。曙、琴錦、巴富士、春日富士の4人が1敗。貴花田は大関カド番の霧島を押し出して2連勝。霧島は5敗となった。《読売新聞》

【ボクシング】イベンダー・ホリフィールド選手、王座失う

ボクシングの統一世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦は13日、ラスベガスのトーマス・アンド・マックセンターで行われ、挑戦者のリディック・ボウ(米)がチャンピオンのイベンダー・ホリフィールド(米)に3-0の判定勝ちを収め、新王者となった。

ボウはデビュー以来、負け知らずの32連勝(27KO)。ホリフィールドは4度目の防衛に失敗した。

試合は開始直後から激しい打ち合いとなった。ホリフィールドのスピードある連打に対し、ボウは力強い右のパンチで対抗。終盤の10回、右アッパーでダウン寸前に追い込み、11回には右ストレートでダウンを奪って、勝利を決定的にした。

採点は2人が117-110で、もう1人は115-112。ボウより体重が約14キロ軽いホリフィールドはパワーの差に泣き、初黒星を喫した。《共同通信》

【秋の園遊会】1800人が出席

天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が13日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、宮沢首相や閣僚、各界の功労者など約1800人が出席、紅葉の御苑を楽しんだ。

今年9月、スペースシャトル「エンデバー」に乗って宇宙実験などをした毛利衛さん(44)は「真っ暗な宇宙の中に地球は青々と神々しく、生命をはぐくむ水の惑星だと感じました」と説明。陛下は「その実験でいろいろいい成果が生まれてくるでしょう」とねぎらいの言葉をかけられた。陛下は、バルセロナ五輪の金メダリスト、岩崎恭子さん(14)にも「少し落ち着かれましたか」と話しかけられ、中学の制服姿の岩崎さんは「もう普通の生活に戻っています」と緊張気味に答えていた。《読売新聞》

【渡辺美智雄外相】漢詩和訳も“ミッチー流”

天皇、皇后両陛下ご訪中の成功を祝う楊振亜・駐日中国大使主催のレセプションが13日タ、都内の中国大使館で開かれ、首席随員を務めた渡辺美智雄外相に江沢民・中国共産党総書記自筆の書が贈られた。書は揚子江の景勝地・「三峡」を詠んだ李白の詩「早発白帝城」で、天皇陛下がご訪中の際の「お言葉」で言及されたもの。

実は渡辺外相、二年前から江総書記に揮ごうを頼み、「三回ばかり。催促した」とか。それだけに「大変な達筆だ」と相好を崩し、「サルの群れがギャーギャー鳴くのが終わらないうちに揚子で江を下り……」てと、“ミッチー流”の邦訳をして、会場をわかせていた。

【金丸信氏】証人喚問応諾へ

佐川急便事件の証人喚問問題で補正予算案の審議に入れず空転する国会は13日、午前中に衆院予算理事会が予定されていたが野党の反発が強く開会に至らなかった。こうした中で金丸前自民党副総裁が証人喚問に応じる意向を固め、同日昼、竹下元首相と会談したため事態が進展。午後3時すぎの理事会で混迷打開への協議が本格化した。

同理事会では自民党がこれまでの野党議員への逆喚問問題について「手続き上不備があった」と陳謝、竹下元首相の証人喚問要求に事実上応じる意向などを盛り込んだ5項目提案を正式に確認した。このため、週明けから証人の特定や喚問の日程などの協議を再開することになった。

しかし野党がそろって求めている竹下元首相と併せての金丸氏の喚問は、金丸氏の持病である白内障が悪化していることから、入院の見通しとなっており、喚問が実現するとしても臨床形式になる可能性もある。《共同通信》

【宮沢喜一首相】民社党・大内委員長に陳謝

宮沢首相は13日、首相官邸で民社党の大内委員長と会談し、暴力団との関係が取りざたされたことをめぐって自民党が大内氏の証人喚問を求めた問題について、「現場は現場なりの考え方があってのことだが、公党の委員長に対して大変、配慮を欠いたものだった。党総裁として責任を深く感じている」と陳謝した。

自民党はすでに証人喚問要求リストから大内氏をはずしているが、大内氏は「過去、現在を通じて、暴力団と交際したことは一度もない。私への証人喚問要求は、佐川疑惑究明のすりかえであり、卑劣かつ常軌を逸したものだ。私個人だけでなく、民社党の名誉を著しく傷つけるものだ」と首相に強く抗議した。《読売新聞》



11月13日のできごと