平成1409日目

平成4年11月16日(月)

1992/11/16

【自民党・金丸信前副総裁】入院

佐川急便事件で野党側から証人喚問を要求されている金丸信前自民党副総裁が目の手術のため16日夕、神奈川県小田原市立病院に入院した。金丸氏の入院は長期間に及ぶ見通しで、今国会に金丸氏を証人として喚問することは不可能となった。

一方、国会空転の事態打開を図るため衆院予算理事会を中心に与野党が断続的に折衝を続けた。自民党は同日夜の予算理事会で、竹下元首相の証人喚問には応じる方針を初めて公式に伝えたが、他の証人喚問要求については拒否した。

野党側は、竹下氏の喚問だけでは事件の全容解明には不十分と反発。補正予算審議入りに向けた与野党折衝は金丸氏の臨床尋問を実施するかどうかが最大の焦点となってきた。《共同通信》



【野球・山下斐紹さん】誕生日

【大相撲九州場所9日目】琴錦、1敗守る

大相撲九州場所9日目(16日・福岡国際センター)琴錦は、同じ1敗の武蔵丸を、もろ差しからの鮮やかな下手投げで破り、若花田を強烈に突き倒した曙とともに、給金を直した。2敗は、連敗の武蔵丸と、琴椿の2人。貴花田は5連勝で、初めて白星が先行した。関脇水戸泉は負け越し。《読売新聞》

【松下・小池秀郎投手】「行きたい球団はダイエー、ヤクルト、近鉄」

1990年のプロ野球ドラフト会議で1位指名されたロッテへの入団を拒否、社会人の松下電器入りした小池秀郎投手が16日、今年のドラフト会議に向け「行きたい球団はダイエー、ヤクルト、近鉄です。この3球団には魅力を感じています」と、入団を希望する球団名を表明した。さらに「ほかの球団に指名されたら松下に残る」と、2年前と同様希望球団以外の指名を拒否することを明言した。《共同通信》

【政界メモ】新聞がないと健康にいい?

○…15日の新聞休刊日のため朝刊がなかった16日朝、宮沢首相は出邸前に自宅近くの代々木公園を約1時間散歩、久しぶりに軽く汗をかいた。30年来、日課にしていたこの散歩、首相になってからはなかなか続かないが、「(休刊日で)新聞がないのは健康にいい。散歩する時間ができました」とご満悦。

○…一方の加藤官房長官は、予定通り出邸したものの、首相とは対照的に「新聞がないときびしい」とポツリ。連日、新聞をはじめとするマスコミの批判の矢面に立たされている首相と、そうでもない(?)官房長官とでは、毎朝の朝刊を開く気持ちもだいぶ違うよう。《読売新聞》

【米・クリントン次期大統領】項目別拒否権問題で議会と妥協示唆

ビル・クリントン米次期大統領は16日、リトルロックで民主党議会指導者とともに行った記者会見で、ホワイトハウス(行政府)と議会(立法府)の大きな争点になっている項目別(ラインアイテム)拒否権について、「(トム・)フォーリー議長の案は興味深い」と述べ、妥協が可能なことを示唆した。

項目別拒否権は、法案の一部だけ行政府の長が拒否出来るというもので、米国では州知事が拒否権を持つケースが多い。だが項目別拒否権のない大統領の場合は、一括拒否か署名かの選択しかない。このため共和党政権時代には、民主党主導の議会がしばしば、大統領が好む条項と嫌う条項を抱き合わせ法案にして突き付ける戦術をとった。

妥協案は、議会が項目別拒否権を認める代わりに、拒否権を行使された後で一院で過半数の賛成があれば、項目別拒否権を覆せるという内容。現行では拒否権を覆すには、二院で3分の2以上の賛成が必要だ。《読売新聞》



11月16日のできごと